戦記絶唱シンフォギアの世界で俺は・・・復讐する   作:天空翔太

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今回は、主人公が使えるアイテム紹介とかです。前回の話から2年たった設定です。

ちなみに皆さんは好きな仮面ライダーはいますか?

私は、ダブル、鎧武、ビルド、ゼロワン、ギーツとかです。



私たちの息子が大人すぎる件

私の名前は嵐田 誠一(あらしだ せいいち) 27歳 物理学者だ。

 

 

最近、息子の真司(しんじ)がまだ6歳のはずなのに、あまりにも子供らしからぬ状態なのだ。

子供なら本来この年齢なら遊んでいることが普通なはずなのだが…

 

 

子供のはずなのに、なぜか朝ご飯を食べた後、幼稚園に行く時間になるまで新聞を読んでいる。最初は、新聞の端についてるマンガでも読んでいるのかと思い気にしなかったのだが、ある日、後ろから覗いてみると、政治や株価が載ってる記事しか読んでいなかったのだ。

 

 

私も新聞を読んだりしたが、でも読み始めたのは中学の頃だったので、この年で真剣に読んでいる息子が信じられなかった。最近では、ペンを手に取り、具体的な内容のメモまで書き出していた。

そんな姿を見てからは、あまりにも子供に見えない息子が心配になってきた。

 

 

そんな息子が私に、株をやってみたいと言ってきたのだ。

心配になったが、子供のやりたいことを抑制するのもよくないと思ったので、私はそれを承諾してしまった。

息子のここ最近の行動を見ていたので、どこまでできるのか見てみたいという好奇心が芽生えてしまったことも、承諾してしまった理由の一つである。

最初に専用のパソコンと10万円渡して、失敗してもいいから好きにしなさいと言って私はしばらく様子を見ることにした。

 

 

 

 

 

 

あれから1か月経ってどうなったのか気になった私は、息子に結果を見せてもらうと驚いた。

 

 

そこには()()()()()金額が表示されていた!!!!!

 

 

 

 

1か月でこんなに稼ぐことが出来るはずがない。何があった?一体どうやったらこんな風になるんだ?いくら頭がよかったとしてもこんな短時間でできるわけがない!?

考えても何もわからなかった私は、冷静になるために頭を押さえながら息子に、今日は体調が悪いから休むことを伝えて私は寝室に向かい気絶するように眠った。

 

 

 

 

 

 

「やべーな。やりすぎたか」

 

 

 

なぜこのようになったのかは1か月半前にさかのぼる。

 

 

 

 

 

俺は、朝の日課である新聞を読んでいた。もう6歳になってしまった。正直あと1年で動き出さないといけないのだが、神野郎の言ってた仮面ライダービルド?の能力やアイテムなどが来る気配などなく、行動を起こそうにも動くことが出来なかった。

 

 

仕方ないので、この世界の情勢を詳しく知るためにも新聞を読んで情報を集めている。

後は金を稼ぎたかった。正直、神野郎の言った能力をもらえたとしても結局、金がなければ途中で力尽きるだけだと思っているからだ。

 

 

そんなことを考えながら読んでいると、急に後頭部に衝撃が走った!!

 

 

「痛ってーーーーー!!!」

 

 

思わず叫んでしまった。幸い両親は出かけており、幼稚園も休みだったので、両親がすっ飛んでくることはなかった。

 

 

以前、階段から滑り落ちたことがあり、その時の両親の行動がすごかった。

すぐに病院に行かないとと言いながら、父さんは、俺を車に乗っけて母さんがもうスピードで、運転したせいで病院についた頃には、俺は死にかけていた。

後ろからパトカーが何台も来ていたはずだが、それすら振り切るようなスピードを出していたらしい。なんて危ないことをしているんだ!!!うちの親は!!!

 

 

「おぅえええぇぇぇぇええええええええええぇ」

 

 

おかげで、目が回り気持ち悪くなってしまい、病院の前で盛大に吐いてしまった。

 

 

もうあんなのはこりごりだったので、あれ以来けがをしないように慎重に行動している。

思いっきり叫んでしまったが、両親がすっ飛んでこないことに再び安堵し何が後頭部にあたったのか確認するために周りを見回すと、でっかい段ボールが1つと大きなサイコロのようなものがあった。

 

 

それを見て俺は驚いてしまった!!!

 

 

「なんで上から()()()()()()()()が降ってくるんだよ!!!」

 

 

「驚いている最中悪いけど、説明していいかな?」

 

 

「お前!神野郎か!!!」

 

 

「正解!そしてごめんね。本当なら君の目の前に送る予定だったんだけどミスっちゃった。

てへぺろ(・ω<)」

 

 

「ふざけんなよ!!!マジで痛かったからな。あとどこにいる。出てこい!!!」

 

 

「ごめんね~。気軽にそっちに行けないから声だけ君の頭に流してる状態っていえばわかるかな?」

 

 

「くそ!お前は本当に俺を怒らせるよな!!!」

 

 

「今回は本当に申し訳ない。お詫びに今送った中身と能力について説明するから聞いてほしいな」

 

 

「はあ、これ以上は話が進まないからお前の言うことを聞くが、許したわけじゃないからな」

 

 

「ありがとう。それじゃあまず段ボールに入ってる方から説明するよ。

中身はパンドラパネルの白と黒、ロストフルボトル10本、エボルボトル全5種類

ドラゴンマグマフルボトル、ノースブリザードフルボトル、クロコダイルクラックフルボトル

ビルドドライバー&スクラッシュドライバー各2個ずつ、エンプティボトル1ダースだね」

 

 

「結構いろいろ入っているんだな。待てよ。ナックルはないのか?マグマとブリザードはボトルだけあっても使いようがないだろ」

 

 

「それは安心してくれ。ナックルや専用武器、一部のアイテムとかはせっかくだから作れるように設計図()()用意しておいたから!」

 

 

「いや、完成してるのよこせよ!!性格悪いな!!!」

 

 

「いや~~~、それほどでもあるかも!!!」

 

 

「褒めてねぇよ!!!はあ、きりがなくなるから次行くぞ!パンドラボックスには何が入ってるんだ?」

 

 

「そんなにせかさないの。パンドラボックスの方は、フルボトル全60種類、ハザードトリガー、

エボルトリガー、エボルドライバー、トランスチームガン&スチームブレード各2個ずつ、あとはビルドフォンかな」

 

 

「かなり入ってるな。ただエボルドライバーって2つもいるのか?お前に刻まれた記憶だと頑丈すぎて壊れる気がしないんだが?」

 

 

「油断大敵だよ!いくら頑丈なエボルドライバーだってやばい攻撃もろに食らったらさすがに壊れるよ。それにそのベルトは複製はできないからサービスで2個にしてあげたってわけ」

 

 

「そういうところ()しっかりしてるんだな。ついでに聞いておきたいんだがこの世界にあるものでドライバーやフルボトルって作れるものなのか?」

 

 

「その点は安心していいよ。この世界の技術と道具で作れるように設計図に詳しくまとめておいたから」

 

 

「…わかった。最後に1つだけ聞いていいか?」

 

 

「なんだい?」

 

 

「俺が転生したことを俺以外の人間に教えると何かペナルティみたいなものは存在するのか?」

 

 

「いや、特にないよ。話したらだれかが死ぬとか、何かを失うとか、君が想像しているようなものはないよ」

 

 

「意外だな。お前ならてっきりそんな感じの仕掛けを付けそうだと思ったんだけどな」

 

 

「ひどいな~。私がそんなことをするわけがないだろう。まったく。まあ、とりあえず私はやることを終えたから帰るよ」

 

 

「おう、とっとと帰りやがれ!!!」

 

 

「帰る前に2つアドバイスしておこう。1つ目は、君の能力をうまく使えば60本のフルボトルは君の予想以上の力を発揮するから頑張るといい。2つ目は、ペナルティはないけど気軽に転生のことは伝えないほうがいいよ。下手したらただの中二病みたいに見えるからね!」

 

 

「ご忠告どうも!!!」

 

 

「それじゃ、チャオ!」

 

 

 

 

 

 

そんな出来事があり俺は、仮面ライダービルドの能力とアイテムを手に入れることが出来た。

能力に関してはほとんど説明されなかったがなんとなく理解することが出来ている。

 

 

「さて、それじゃあ中身を確認していきますか」

 

 

あの神野郎のことだからまだ何か仕掛けている可能性もあるので、念のため確認する。

そうして確認していくと、ある1つのボトルが目に入った。

 

 

「これって……、もし俺の思い通りに使えるならかなり使えるな」

 

 

俺はそのボトルを手に取りある1つの考えが浮かんだ。

 

 

「試してみるか」

 

 

 

それから1週間後

 

 

「父さん。お願いがあるんだけど、今、大丈夫?」

 

 

「問題ないよ。で何がしたいんだい?真司?」

 

 

「株をやってみたいんだ。だからパソコンと始めるお金がほしいな~って」

 

 

「……本当にやりたいのか?株を?」

 

 

「うん!!!」

 

 

「……わかった。パソコンとお金は用意しておく。あと1つだけ言っておく。失敗してもいいからな」

 

 

そう父さんに言われた数日後、パソコンと軍資金10万円を渡された。

さすがに今からやろうとしてることを見せるわけにはいかないので、自分の部屋でこっそりとやることにした。

 

 

「さあて、実験を始めようじゃないか」

 

 

俺は、あの時目についたウォッチフルボトルを持ち、片手でそれを振りながら株を始めた。

 

 

 

 

 

 

そして今、父さんにパソコンの画面を見せると、父さんは頭を押さえながら、体調が悪いから休むと言って部屋から出ていくのを見送った。

 

 

「やべーな。やりすぎたか」

 

 

俺はウォッチフルボトルを使い、時を加速させる能力で()()を見ることに成功した。そして未来を見ることで得た情報と株の知識を使うことで、バカみたいに稼ぐことに成功してしまった。

正直言って、ズルをしているのはわかってはいるのだが、いつ大金が必要になるかわからないので用意しておくことに越したことはないだろう。と思いそのまま続けて稼ぐことにした結果、今のような状況になってしまった。

 

 

「父さんには悪いことしちまったな。最近仕事ばっかりで疲れてるのに。

……待てよ。このまま起きなかったらやばいな。材料があれば簡単なメシくらいなら作れなくもないが、この体だとキッチンが使えないな。水があれば3日は耐えられるが、さすがに何日も持たないぞ。俺がいくら()()()()体でも空腹は感じるからな。」

 

 

冷静に考えると、このままだと死ぬことが出来ずに空腹状態がずっと続くと思った俺は、疲れている父さんには悪いが一刻も早く目覚めてほしいと願うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

 

 

「済まないな。こんな夜遅くまで起こしてしまって」

 

 

あの後、父さんは十数時間寝た後、リビングに来て俺を見つけると何も食べさせていないことに気づいたのか、急いで食事の用意をしてくれた。

 

 

「大丈夫だよ。父さん。僕もいきなりあれを見せて悪いことをしたと思ってる」

 

 

「いや、真司のせいじゃない。対応できなかった私のせいだよ。……念のために聞くけどあれは現実(マジ)か?」

 

 

現実(マジ)だよ」

 

 

「そうか……………。真司、いったいどんなやり方をしたらこんな芸当ができるんだ?

お前は子供にしては、思考が大人の考え方すぎるんだ。(私たち)の遺伝でこんな風になるわけがないし、いったいお前は何なんだ!?」

 

 

そういって父さんは、今までの違和感に対して確認するかのように俺に向かって叫んだ。

 

 

「……父さんは、僕が今からいうことを信じられる?」

 

 

内容次第(もちろん)だ。真司。お前は俺の大切な息子だ。信じてるさ」

 

 

 

 

その言葉を聞いた俺は、ある程度省きながら俺がこの世界に転生した人間であること、この世界の行く末を知っていること、俺には能力があること、フルボトルのこと、神野郎に復讐しようとしていることを父さんに話した。

 

 

 

 

 

 

「……整理させてくれ。真司は、元々は別の世界の人間であり、転生するときにこの世界がどうなるのか知ることになって、これから起きる災厄な出来事を防ぐために動こうとしているといった感じの認識であってるか?」

 

 

「大体そんな感じだよ、父さん。ちなみに僕の妄想とかじゃないからね!」

 

 

「いや、大丈夫だ。言い方が悪いがこれで納得がいった。真司がなぜこんなにも大人じみた考えをしていたのか、どうして息子が遠い存在に見えてしまっていたのか。

ちなみに母さんにはこのことを話したことはあるのか?」

 

 

「母さんにはまだ話してないよ。母さんは優しいから僕の言うことを妄想だと思いそうだったからね。それに母さんはあれ以来、目を覚ましてないしね」

 

 

「母さんはそんな風に思うわけがないと言いたいところだが、優しすぎるからなあの人は……。

2年前に事故にあってからずっと………眠ったままだからな。……それでこれからどうするんだ。真司」

 

 

「……正直に言えば、母さんを助けたい。でもほかの人を見捨ててまで母さんを助けたいとは思わない。そんなことをしたら、きっと母さんは悲しむだろうから」

 

 

「……わかった。なら私は真司のやりたいことを尊重する。そのうえで私にできる全力でお前を手伝おう」

 

 

「……いいの?僕のやろうとしていることは結果的に人を救うだけであって、最終的にはこの世界を消すかもしれないんだよ。僕を手伝うってことは、もう二度と普通の生活に戻れなくなるかもしれないんだよ!!!」

 

 

「それをいうなら真司だってそうじゃないか。

大事な息子が、一人で戦ってるのに私には普通の生活を送れと!?ふざけたことを言ってるんじゃない!!そんなことになるくらいなら私は、世界だって敵にしてでも大事な息子を助けるに決まっているだろう!!!」

 

 

そういって父さんは、俺のことを殴った。だけど殴られたはずなのに不思議と痛みは感じなかった。それから少しすると、落ち着くためにと言ってホットミルクを持ってきた。

 

 

「ありがとう。父さん」

 

 

「いや私のほうこそすまんな。殴ってしまって」

 

 

「…おかげで、僕はどれだけ大切にされているのか、改めて知ることが出来たんだから!」

 

 

「……それで、これからどうするんだ?真司の言う通りなら、あと1年後に雪音夫妻と娘のクリス君がバルベルデで……」

 

 

「もちろん助けに行くよ。ただ、俺の能力が知られると周りの人にも危害が及ぶからここを離れようと思う」

 

 

「別にそのことに反対はしないがいいのか、ここには響君と未来君がいるはずだが…」

 

 

「あの2人なら僕がいなくても数年は何とかなるよ。ただ何も言わずにいなくなるのはまずいだろうから、声はかけていくけどね」

 

 

「真司がそれでいいなら私は止めはしない。問題はいつここを離れるか、どこに拠点を立てるかという点だな」

 

 

「実は作ってほしいフルボトルとアイテムがあるんだ。それが完成してからここを離れるのはダメかな?」

 

 

「ここを離れるのには時間がかかるからそれは構わないが、拠点の準備はどうするんだ?」

 

 

「拠点に関しては当面は、キャンピングカーを少し改造して使えば問題ないと思うよ。

本格的な拠点は、いったん落ち着いてから考えればいいと思うよ」

 

 

「……ほかにいい案も浮かばないからしばらくはそれでいくか。詳しい話はまた明日にしよう。今日はもう遅いからな」

 

 

「わかった。それじゃあお休み!父さん!」

 

 

俺は、父さんが本格的に手伝ってくれることを内心喜びながら眠ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

「はあ……本当に夢みたいな話だな」

 

 

 

 

 

私は、真司が話してくれた内容を整理しながら、1人だけになった静かなリビングで考えことをしていた。

息子の話では、この世界は数年後には、ノイズという人だけを殺す特異災害(バケモノ)が現れる。

そいつらを倒す手段は、特殊な歌による力でしか倒せないだなんてアニメみたいな話が確実に起こることだと……

 

 

嘘みたいに思えてしまったが、真司はありえないほど冷たい声でそのことを話した。……信じざるを得なかった。

 

 

それに最終的には真司が、この世界を消すかもしれないとまで言ってきた。

さすがにそんなことが起きるとは思いたくないが、神に復讐すると言った時の……あの顔がどうしても頭から離れなかった。

 

 

いったい何が正しいことなのか、私は息子(真司)の復讐を止めるべきなのか、復讐を止めて救うことが出来るはずの命をあきらめることが正解なのか、わからなくなってしまった。

 

 

息子のことを信じて、()()()といったことが正しいことを祈って…… 私は眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、これから君がどのように行動するか楽しみでしょうがないよ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




書いてたら思ったよりも長くなっちゃいました!小説を書くのは難しいことを実感してきました。
次回はいよいよ雪音夫妻を救いに行きます!!!

果たして真司君は救うことが出来るのか!?
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