戦記絶唱シンフォギアの世界で俺は・・・復讐する 作:天空翔太
無茶しないと良いんですけどね・・・
あと今回は奏も少しだけ登場します。
さて、これからどうなることやら
あの戦闘からようやく一週間がたった。
おかげで、体もだいぶ回復してきた。さすがに戦闘は厳しいが、軽く動くぐらいなら問題ないな。
マスターは、俺との戦闘を、現在制作中のオートスコアラーの戦闘データの参考にするつもりらしい。確か、彼女達4人の実力は、ファウストローブ無しのサンジェルマン達と互角だったはずだ。
それじゃあ過剰戦力にならないか?
そんなことを考えていた俺に、マスターから予想外の提案があった。
「おい真司!貴様料理がうまいそうじゃないか?ちょうど良い。オレのためにメシを作れ」
マジか。いったい誰から……プレラーティか!あいつのことだから孤独なマスターに対して弟子でマウンティングしようとしたってところか。
まったく、あの陰キャなロリメガネ野郎め……!絶対にいつか見返してやる!!
「フン。そんな風に考えているうちは、到底無理なワケだ」
…何か聞こえたような気がするが、気のせいか。…きっと幻聴に違いない!!
はあ、面倒だが、マスターの機嫌を損ねるのもまずいからな。さっさと取り掛かるか!
そういえば、ここに食糧庫はあったのか?
俺は、背中に寒気を感じながら、マスターのために食糧庫を探し始めた。
僕の名前はエルフナイン。シャトーを完成させるために作られたホムンクルスだ。
僕たちホムンクルスは、一刻も早くシャトーを完成させるために、黙々と作業に取り組んでいた。
そんなある日、僕たちと見た目はそう変わらないのに、異様に大人びた少年が現れた。
彼は何かを探して迷っているように見えた。とても怪しかったが、僕は声をかけることにした。
「すみません。貴方は一体ここで何を探しているんですか?」
怪しい少年は少し慌てた様子で答えてきました。
「えっと…食料庫って何処にあるか、知ってるか?」
え?えっ??なんと彼は食料庫を探していました。僕たちホムンクルスには食事は不要なのに、
一体なぜ探しているんだろう……?
事情はわからなかったけれど、僕はとりあえず場所を教えることにした。
「えーっと、この先の通路を左に曲がって、まっすぐ進むとある小部屋がそうですよ」
「ありがとうな。マジで助かった!!俺の名前は嵐田 真司。パヴァリア光明結社から派遣された錬金術師だ。これからよろしくな!」
なんと、彼がキャロルの言っていた、噂の
「僕のなまえはエルフナインです。キャロルからシャトーの建設の指示をされた、ホムンクルスの一人です」
「エルフナインか。いい名前だな!さっきはありがとうな。どこを探しても見つからなくて困ってたところなんだ」
「お役に立てたならよかったです。それじゃあ僕は、建設の続きをするので」
そういって立ち去ろうとすると、彼は、僕の頭をなでながら、優しくこう言ってくれました。
「さすが、キャロルのホムンクルスってだけあって、エルフナインの声も綺麗だな」
彼はそういって僕を誉めてくれました。
何故だろう。はじめて言われたからなのか、不思議と僕の胸は、なぜかぽかぽかと暖かくなりました。…それと同時になんだか懐かしいものを感じました。
「じゃあ、俺は行くけど、あまり無理するなよ!」
エルフナインと別れた俺は、急いで食糧庫に向かった。そしてたどり着いたとき、中にあるものを確認すると、穀物と野菜がいくらかあるだけだった。…いくら何でもこれはだらしなさすぎだろ マスター!はあ、この分だと、食糧管理もしないといけないのか。
まあ、これだけの材料があれば、今回は何とかなりそうだ。
それにしても何を作るか? ・・・前にサンジェルマン達に振る舞ったら好評だったあの料理にでもするか。マスターに食べさせる料理を考えながら、キッチンに向かった。
あのあと、問題なく調理に取りかかることができた。作ったのは、俺がこの世界で初めて一人で作った中で、最も自信のあるオムレツだ。ふわとろに仕上げるまで、最初はかなり苦労したこともあり、俺にとっては苦い思い出のある料理でもある。
「マスターー食事が完成したぞ!はやくきてくれーー」
俺がそう呼びかけると、少し遅れてやってきたマスターは、心なしか顔が赤かった気がした。
ホムンクルスも風邪を引くことってあるのか?まあ、時期的には秋も終わり、冬が近づいている。人間の俺と同じなら、わからなくもないんだが。
だからといって風邪なんてひいたら、サンジェルマンにしばかれるからな。
……体調管理には、気を付けないとな。
「…ああ!話通り、良い匂いだ。冷めぬうちにいただくとしよう」
マスターがそう言ったので、俺も一緒に食べることにした。
でも、なんでだろうな。マスターが少し素直なような………多分、気まぐれだろう。
もしくは、俺の勘違いなだけで、純粋に食事は好きなだけか?
それなら、あとで建設現場のみんなにも食べてもらうか。さっきの礼もしたいしな。
「マスターの好きな料理を教えてくれれば、いつでも俺が作ってやれるぞ?」
「フン。いつか気が向いたら教えてやる」
マスターはそう言うと、空になった食器を片付けていた。
よっぽどお腹が減ってたんだな。意外と多めに作ったのに、すぐに食べ終わってたからな。
俺も早く食べ終わって、みんなに料理を持っていくとするか!
一週間前、結社から来た
オレに対して腕試しを申し込んで来たので、自信をへし折ってやろうと戦ったが……予想以上にやりあえた。結社の骨のある奴等に少し及ばん程度だったが、活動用の躯体では、本気は出せなかった。だが、それでもなかなか楽しい戦闘となった。
周囲の地形が原形を留めていないことからも分かる通り、オレが昂ぶりつつもなお食い下がるその実力は本物だった。オレは少なからずヤツの実力を認めていた。みがけば光る、原石として。
久しぶりに腹が減ったオレは、メシを作るよう命じた。
だが、オレは迂闊にも食料庫の場所を伝え忘れていた。運よくエルフナインと出会えたことでヤツは事なきを得たようだ。
しかし別れ際、ヤツはとんでもないことを言ってのけた。
「さすが、キャロルのホムンクルスってだけあって、エルフナインの声も綺麗だな」
…つまりそれはオレの声が綺麗ということか?
他人に褒められるのは…………悪い気分ではないな。
だが、いざヤツに食事へ呼ばれた時、オレはなぜかヤツの顔を直視できなかった。
そしてしまいには、
「マスターの好きな料理を教えてくれれば、いつでも俺が作ってやれるぞ?」
そう抜かすのでオレはこう返した。
「フン。いつか気が向いたら教えてやる」
…それが精一杯だった。オレは逃げるように、食器を片付けた。
…さて、俺の
俺は、トランスチームガンを使って、日本の長野県にある皆神山へ向かった。
ーーー 長野県皆神山にて ーーー
「…遅いぞ、もうすぐ発掘作業に入るところだからな!間に合わなかったらどうするんだ!!」
「ごめん。分身がしっかり機能してるか確かめてたらつい・・・」
「はあ、…それで、今回は
「
「…わかった。そしたらあとは打ち合わせ通りでいいんだよな?」
「それで大丈夫だよ」
「なあ、真司。やっぱり他に方法はないのか?これでは、彼女があまりにも……」
「言ったはずだよ、父さん。俺の知ってる流れから外れると今後どう影響するかわからないからこうするしかないんだって!」
「…そうだったな、じゃあまた後でな。死ぬなよ、真司」
「父さんのほうこそ、自分の命を優先して動いてね」
そういうと、息子は姿を消していた。私も覚悟を決めないとな……
しばらくすると真司が言った通り、桜井教授が、お手洗いと称して一人になった。
私はそれを合図に、ほかの職員にばれないように、こっそりとその場を離れた。
「…本当に現れるとはな、できれば夢であってほしかったんだが」
「そんな都合のいいことはあるわけないから。行くよ!父さん!」
「ああ!」
ノイズからみんなを守るために、懐からドライバーを取り出して装着した。
父さんは2本のフルボトルを、俺はナックルを取り出して、スロットに挿し込んだ。
『忍者!』『コミック!』『BESTMATCH!』
『ボトルドーーン!!』『リゾルヴサンダー!! !』
『Are You Ready?』
「「変身!」」
『忍びのエンターテイナー!ニンニンコミック!イェイ・・・!』
『電撃襲来!!』『リゾルヴサンダー!!!』
『バリバリバリバリバッリーン!!』
「さてと、時間がないからさっさと倒しますか!」
俺は、鎧を身にまとうのと同時に刀を作成して、近くのノイズを切り倒していった。
『四コマ忍法刀!』『分身の術』
父さんは、ビルドのニンニンコミックフォームにおける専用武器《四コマ忍法刀》を取り出し、ボルテックトリガーを1回押して、7人に分身してそれぞれノイズを倒していた。
俺がサンジェルマン達に鍛えてもらってる間に、父さんも相当訓練をしたのかその場にいたノイズは、あっという間に灰になっていた。
「これで最後だ!」
父さんが最後のノイズを倒した瞬間、そこには赤髪の少女がいた。
少女は涙をこぼしながら、俺たちが来た道の反対側を指さして叫んだ。
「あっちで、大きな崩落が起きて……家族が瓦礫の下に閉じ込められちゃって……!ノイズも現れて、わたしひとりじゃどうにもできないの……お願い……助けて、あたしの家族を……!」
「どうした?
「
「わかった!…お嬢ちゃん。俺が、
「ビルド!この子を早く安全な所へ!」
「わかった!」
ビルドは赤髪の少女をしっかり抱きかかえると、無言で俺たちが来た道を一気に駆けていった。
赤髪の少女が、ビルドに抱きかかえられて外に出た瞬間――背後から轟音が響き渡り、発掘現場は音もなく瓦礫に埋もれていった。
そして次の瞬間、少女を抱えていたはずのビルドの姿は、まるで煙のように消えていた。
この後、瓦礫の中から赤髪の少女の家族が現れることはなかった。
少女に「必ず助ける」と言ったリゾルヴの姿も、二度とそこから現れることはなかった。
「“かならず助ける”なんて……言わないでほしかった……」
瓦礫を見つめる少女の瞳には、もう涙は残っていなかった。
「どうして……どうして約束してくれたんだよ……信じた分だけ、壊れるのに……」
小さな手が拳を握り、震える。
「家族も…………いなくなっちまって……あたしだけが残された……それって、罰なの……?」
その声には怒りも悲しみもこびりついていた。
「だったら最初から、誰も助けないでよ……そんな優しさがあるくらいなら、あたしも一緒に潰れてた方がマシだった……!」
崩れた空を見上げた少女の顔は、あまりにも静かで、苦しすぎるほど幼かった。
――その姿を、遠くから見つめる影がひとつ。
わずかに揺らめいたその存在は、次の瞬間、何もなかったかのように消えていた。
…シャトーに戻った俺は、一息ついたあと、静かに目を閉じた。
分身を見つけると、そいつの体にそっと触れる。
すると、その体は音もなく崩れ落ち、分身はその役目を終えた。
残された余韻の中、俺自身の意識が身体へと流れ込み、感覚がひとつにまとまっていく。
「…ありがとうな」
俺は静かに呟いたあと、わずかに口元を引き締める。
「さて、そろそろ俺の番だ――この先は、俺の手で切り開く」
俺は、改めて決意を固めたところで、マスターの呼ぶ声が聞こえた。
俺はすぐにその声を頼りに、足を速めた。
どうでしたか?
本当ならもう少し長くしようかと思ったのですが、難しくこのような形になりました。
それと戦闘シーンは難しくてうまく書けませんでした。
終わり方に違和感を感じる方がいるかもしれませんが、次回頑張るので、許してください。
さて、次回は、キャロルがガチギレ!?
いったい何があったんでしょうか?
1話の長さはどれくらいが好きですか?
-
1話を濃密にして話数を少なくする
-
このままでいい
-
1話を短くして話数を多くする