white&black   作:ラムネ特効薬

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闇が復活するのは、人間にとっての希望なのか、それとも絶望なのか。


闇の覚醒1

〜〜山田side〜〜

「やばいやばい!!」

 

また、あの教師につかまんのだけは勘弁!!!

 

「はいはい。静かにしよーね」

 

呆れた顔をしながらも着いて来てくれてる真守。

とりあえず叫ぶのをやめて、走ることに集中しようとした時、

 

「っつ!!」

 

すごい頭痛がした。

いやいや、なんなんだ??……っく!どんどん激しくなってきやがる。とりあえず走…らな……いと………。

 

 

気付くとそこはあたりが真っ暗な空間。座ってるのかも立っているのかもわからない空間。

 

『早くいかなくちゃ。』

 

どこに?

 

『弟たちが待っている。』

弟?兄弟がいるのか?

 

『この世界を正さなくちゃいけない。』

 

それってどういう・・・

 

『君と僕は同じ存在。』

 

同じ何んて、俺が二人いるのか?

 

『すべては君たちが望んだことさ。』

 

君たちって?

 

『僕たちの名は------。』

 

え?何て言った?あ、だんだん明るくなって…………。

〜〜山田side out〜〜

 

日が沈んできた時分、言い換えると、学生の嫌っている授業が終わる時分。保健室にて、一人寝ていた山田が目を覚ます。

 

「………あ……ここ……」

 

と声を出すが、誰もいないためか、返事がない。

仕方なくまだだるい身体を起こしあたりを見回す。

 

「なんで、保健室?俺、走ってて……」

 

「そうです。走ってて、転んで、意識失っていたのですよ。」

 

誰もいないはずの保健室に聞こえる声。聞いたことがないはずなのに、懐かしい。

声が?いや、雰囲気というか姿は見えないが、雰囲気が懐かしいのだ。

 

「意識を失っていたところを、高島という少年が運んできたのです。」

 

姿の見えない、でもどこか懐かしい声は、続ける。

 

「さて、あなたは一度目の覚醒で何を戻しましたか?」

 

気温が一気に下がった感覚に陥った。

何を知っているのだこの男は。

 

 

「『待たせているんだ。仲間を。』とか『すべては君たちが望んだことさ。』とか。」

 

山田の返答に姿の見えぬ声の主はクスッと笑う。

 

「これで、第一段階はクリアです。わたしの名はあなたはブレイこれで、一つ人から離れた。」

 

それだけいうと気配が感じられなくなった。それと同時に保健室の扉が空いた。

 

「たーろー!起きた「うるさい。」いでっ!」

 

どうやら高島と氷山の二人のようだった。

山田も返事を返そうと二人の方を向くと、

 

「っつ!」

 

さっきほどではないが、頭痛のせいでうずくまってしまった。

その姿を見た高島と氷山は慌てて山田をベットに寝かす。すると、落ち着いたようで、再び寝息を立てはじめる。

 

「…………レイ…ト………ダレ…ン……」

 

寝言で山田がこう言った瞬間、高島と氷山に頭痛が襲った。でも、それは一瞬だけだった。

 

「いった……なんだ、今の。」

 

「知らない。……レイトとダレンか……」

 

二人は心に何かの違和感を覚えながらも、なにかわからずにいた。

 

 

 

 




最近迷走中です。
お久しぶりの更新になってすみません。ラムネです。
これからちょくちょく手直ししたりするかも……
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