〜〜山田side〜〜
「やばいやばい!!」
また、あの教師につかまんのだけは勘弁!!!
「はいはい。静かにしよーね」
呆れた顔をしながらも着いて来てくれてる真守。
とりあえず叫ぶのをやめて、走ることに集中しようとした時、
「っつ!!」
すごい頭痛がした。
いやいや、なんなんだ??……っく!どんどん激しくなってきやがる。とりあえず走…らな……いと………。
気付くとそこはあたりが真っ暗な空間。座ってるのかも立っているのかもわからない空間。
『早くいかなくちゃ。』
どこに?
『弟たちが待っている。』
弟?兄弟がいるのか?
『この世界を正さなくちゃいけない。』
それってどういう・・・
『君と僕は同じ存在。』
同じ何んて、俺が二人いるのか?
『すべては君たちが望んだことさ。』
君たちって?
『僕たちの名は------。』
え?何て言った?あ、だんだん明るくなって…………。
〜〜山田side out〜〜
日が沈んできた時分、言い換えると、学生の嫌っている授業が終わる時分。保健室にて、一人寝ていた山田が目を覚ます。
「………あ……ここ……」
と声を出すが、誰もいないためか、返事がない。
仕方なくまだだるい身体を起こしあたりを見回す。
「なんで、保健室?俺、走ってて……」
「そうです。走ってて、転んで、意識失っていたのですよ。」
誰もいないはずの保健室に聞こえる声。聞いたことがないはずなのに、懐かしい。
声が?いや、雰囲気というか姿は見えないが、雰囲気が懐かしいのだ。
「意識を失っていたところを、高島という少年が運んできたのです。」
姿の見えない、でもどこか懐かしい声は、続ける。
「さて、あなたは一度目の覚醒で何を戻しましたか?」
気温が一気に下がった感覚に陥った。
何を知っているのだこの男は。
「『待たせているんだ。仲間を。』とか『すべては君たちが望んだことさ。』とか。」
山田の返答に姿の見えぬ声の主はクスッと笑う。
「これで、第一段階はクリアです。わたしの名はあなたはブレイこれで、一つ人から離れた。」
それだけいうと気配が感じられなくなった。それと同時に保健室の扉が空いた。
「たーろー!起きた「うるさい。」いでっ!」
どうやら高島と氷山の二人のようだった。
山田も返事を返そうと二人の方を向くと、
「っつ!」
さっきほどではないが、頭痛のせいでうずくまってしまった。
その姿を見た高島と氷山は慌てて山田をベットに寝かす。すると、落ち着いたようで、再び寝息を立てはじめる。
「…………レイ…ト………ダレ…ン……」
寝言で山田がこう言った瞬間、高島と氷山に頭痛が襲った。でも、それは一瞬だけだった。
「いった……なんだ、今の。」
「知らない。……レイトとダレンか……」
二人は心に何かの違和感を覚えながらも、なにかわからずにいた。
最近迷走中です。
お久しぶりの更新になってすみません。ラムネです。
これからちょくちょく手直ししたりするかも……