探究者の為の世界樹 作:ロングコート
智神ジル 黒服直属の少女でありゲマトリアでは「ユグドラジル」と呼ばれている。使用武器はトレンチボーイナイフが格納されたアサルトライフル「スレイプニル&グングニル」モデルはAK-47。かつて、マエストロの実験によって元々の神秘に加え複製された恐怖が宿っている(そのためヘイローが背中に二つ浮いている形で見える)。射撃術も天下一品で、スナイパーライフルも扱える。普段は他の生徒と遜色無い姿だが、激昂時、ゲマトリアの面々と会う時、自らの正体を明かす時に異形の姿を見せる事がある。黒服と会う前の記憶が無く、異形の姿が過去と関係が有るらしいが、生い立ちは未だ謎に包まれている。
1章プロローグ 「智神ジル」
「ここで一度、ゲマトリアは解散いたします。」
キヴォトスの某所、突如として起こった色彩の襲撃から命からがら撤退を行い、襲撃により重傷を負ったマエストロ殿の蘇生を行った我が主人、黒服がそう宣言した。無理も無い、私達ゲマトリアが所有していた「デカグラマトン」のパス、ミメシス、聖徒の交わり、ライブラリー・オブ・ロア等といった秘儀を根こそぎ奪われてしまった。例えるならば牙と手足をもがれた獅子に近い。私自身、かなり戦闘は出来るがゲマトリアの強さの本質は此等の秘儀にある、それがない状態でどうこうできるわけが無い。だが「様子を見てまた再結成」「それまで自由の身」と言っていたのでそう遠くない未来、また何時もの日常が戻って来るだろうと思った。そうしてマエストロ殿と別れた時、黒服に質問をした。「黒服さん、シャーレの「先生」とその生徒達は、この危機を打ち破れるのでしょうか?」黒服「いや、彼等だけでは打ち破れ無いでしょう」「では、ということは私達の力が必要である、と?」黒服「ええ。その為に今、先生の元へ向かっている所です。そこで私が知っている"本船"の情報を知らせる事でようやく打ち破れるでしょう」「言い切りましたね、まぁ貴方が再三彼を私達へ勧誘する程だ、当然ですか。」黒服「クックック…まぁ貴女のおかげで今こうして生きて、奴等に一泡吹かせる鍵になれる。感謝していますよ。そして我ながらとんでもないものを作り出したと思います、"ユグドラシル"」ユグドラシル「お褒めに預かり光栄です」黒服「当たり前です。なにせかの…死の神からの襲撃にて殿(しんがり)を務め、尚且つ五体満足でおるのですから、自分の力を卑下し過ぎです。」ユグドラシル「それはどうも。………暫く自由の身ですか…何をしましょうか…」黒服「…それではこの危機を乗り越えられたらですが、指令を出します。」ユグドラシル「というと?」黒服「クックック…これから貴女には、何処かの学園に在籍してもらいます。何処に行くかは貴女に任せましょう。」思いもしなかった事だが、確かに学園には興味があった。この際だ、この指令、受けましょうか。ユグドラシル「拝命致しました」黒服「それでは宜しくお願いします。ところで名前はどうします?"ユグドラシル"ではかなり浮くどころか先生にも怪しまれるでしょう」ユグドラシル「なら…」
智神ジル「ジル…"智神ジル"なんてどうです?」黒服「クックック…それでは改めまして宜しくお願いします、智神ジルさん。」
To be continued
こんにちは、作者です。初めての投稿で拙いものになっていると思います。恐らくキャラクターのエミュがうまくいかなかったり文章が読みにくかったりとするかもしれません。ですが、できる限り物語を投稿出来るように頑張ります。それでは次の物語で会いましょう。