探究者の為の世界樹   作:ロングコート

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ジョジョって、キャラクターが発する罵倒が秀逸で面白いよね。


1章18話 異形の怪物"3"

トリニティ 部室会館

ズオオオオオオ

ストッ

 

ジル「カチカチカチカチ…」

 

ティーパーティーモブ「うわあああああ!!!」

 

正実モブ「で、出たぁぁぁ!」

 

イチカ「み、みんな!落ち着くっす!!」

 

ヒナタ「あの怪物、かなりボロボロです!」

 

イチカ「先輩達がアレをここまで…やっぱり凄い…!」

プルルルル、プルルルル

 

イチカ「電話、ツルギ先輩から…」

ピッ

ツルギ「イチカ!奴が現れたか!?」

 

イチカ「は、はい。」

 

ツルギ「奴の弱点は口の中だ!そこを攻撃すれば隙が生まれる!私達が来るまで粘るんだ!」

 

イチカ「わ、分かりましたっす!」

ピッ

 

イチカ「奴は今どうしてるっすか?」

 

ヒナタ「何故かずっと棒立ちをしていて…あっ!」

 

イチカ「あれは!手榴弾!まずい!」

手榴弾のピンを抜く。しかし投げる先は。

 

ヒナタ「またワープホール!?」

 

イチカ「みんな!撃ち方用意!奴の口内に撃つっす!」

幾千の弾幕が襲いかかって来る。だが口の中に攻撃が行かなければいいだけの話

 

イチカ「せ、背を向けて口の中に攻撃が来ないようにしてる…!」

そして、手榴弾を粗方投げ終えた私は彼女らにこう告げる。

 

ジル「もう、助けは来ない。」

 

イチカ「なっ!」

 

ヒナタ「ええっ?!」

一方その頃

 

ハスミ「あの怪物、私達との戦いで不利と見るやイチカ達を狙うだなんて!」

 

サクラコ「ですがあそこにはイチカさんの他にもマシロさん、ヒナタさん、マリーさん、ハナエさん、セリナさんもいます。そうやすやすと全滅はしないでしょう。」

 

ツルギ「だがあの怪物、何を仕掛けてくるか分からない…一刻も早く部室会館へ…!」

すると

ズオオオオオオ

彼女らを包み込むようにワープホールが現れた。

 

ツルギ(前後左右に4つ、上に一つの計5つ!何処だ、何処から来る…!?)

しかし現れたのは…

ヒューン…

ハスミ「しゅ、手榴弾!」

 

サクラコ「私達を…包み込むように!」

 

ツルギ「まずい!間に合わ―」

ドゴォォォォォ!!!!!

 

 

イチカ「!?何、今の爆発は…!?」

 

セリナ「あそこは…トリニティスクエア!!」

 

マシロ「せ、先輩達がいた場所!!」

 

ズアアッ!!

イチカ「ッ!?」

瞬間、悍ましい覇気が彼女らに襲いかかる。

 

ジル「間髪入れずに最後の攻撃!正真正銘最終奥義で、全員潰す!」

 

イチカ(全員?此処にはシスターフッド、正義実現委員会、救護騎士団、ティーパーティーの兵士の大半が集まっている…軽く1000人は超えてるのに最後の一撃で仕留めれ切れるんすか?)

 

ジル「最終奥義"The End of Asgard"」

直後、私は黒紫のオーラを出しながらナイフでイチカに突撃する。

 

イチカ「!来たっすか!」

 

マシロ「!イチカ先輩!」

 

マシロとイチカが私の口を狙撃するも

バチィィ!

 

イチカ・マシロ「は、弾かれ―」

ズバァァ!

イチカ「カハッ!」

 

マシロ「イチカ先輩!」

 

ジル「まずは…。」

数十人

ドォォォォ!!!

 

マシロ「きゃああ!」

 

正実モブ「うわぁぁぁぁ!!!」

 

マリー「イチカさん!マシロさん!」

 

シスターフッドモブ「う、撃てえええ!!!」

バチバチバチバチッ!!!!

 

ジル「セヤァァア!!!!」

ダダダダダダダダダ!!!!

 

ジル「そして爆ぜる。」

ドガァァァァァ!!!!!

 

セリナ「ヒナタさん!マリーさん!」

 

ジル「チェリヤァァァァ!!!!!」

ズガガガガガガガガガガ!!!!!

 

セリナ「ぐうッ!」

 

ハナエ「きゃああ!!」

 

ジル「そして、誰も居なくなる」

 

ドォォォォォォォォ……!

 

ジル「………」

彼女達の弾丸は終ぞ届かなかった。そして私は行かなければならない、ミカとナギサの元へ…。

 

 

 

―――――――――――――

 

ミカ「ナギちゃん…何この爆発音…。」

私、桐藤ナギサはミカさんと共に部室会館の個室に避難されていた。応急処置が施され、部屋もベットも置いてある個室にされてあった。

 

ナギサ「大丈夫ですよミカさん、彼女達は強く聡いトリニティの生徒。"あの時"とは違うのですから。」

   ・・・

ミカ「あの時…ねぇ…。」

すると。

ズオオオオオオ

ミカ・ナギサ「!?」

 

ジル「お久しぶり…でもないですね…、ミカさん、ナギサさん…。」

 

ナギサ「う、嘘ですよね…?」

 

ミカ「ナギちゃんは関係ない!殺すならパテル派トップの私を殺して!」

 

ジル「…いや、大丈夫。もう害意や敵意は無いよ…。」

 

ナギサ「え…??」

 

ジル「時にミカ、質問が有る。」

 

ミカ「質問?」

 

ジル「君の大切な友人達がゲヘナの生徒に虐められたら、どうする?」

ゲヘナの奴等を皆殺しにする…とは答えられなかった。質問者がそのゲヘナの人間だったから。

 

ジル「意地悪な質問をしてしまい済まなかった。恐らく私がした事と同じ事をするだろう。怒りに囚われて。」

 

ミカ「……」

 

ジル「私も囚われて、事の重大さに気付くのが遅かったと思う。頭を冷やしてよく考えればナギサさんはこの件に全く関係ないし、責任取らせるにもあんな事をしなくても良かった。そうすればこんな惨劇にならずに済んだ…申し訳無かった。」

 

ナギサ「ジルさん…」

            

ジル「直ぐに負傷した生徒の手当てに人員を割くといい。恐らく次会う時は、"包帯まみれ"の姿かもしれんが…そちらの傷も早く治るように祈っておくよ。」

ズオオオオオオ

 

――――――――――――――

 

ミカ「……」

 

ナギサ「……」

 

ミカ「…ナギちゃん…。」

 

ナギサ「…何ですか。」

 

ミカ「どうして、こんな事になっちゃったんだろうね…?」

 

ナギサ「…調査しましょうか。」

 

ミカ「何を?」

 

ナギサ「イブキさんを、襲撃した犯人を…。」

少女の目には決意と怨嗟が宿っていた…。

                 To be continued




どうもこんにちは、作者です。これにて誰もが不幸になる戦いは幕を下ろしました…こんなんでハッピーエンドになるのかと思いましたが何とかプロットができたので、まぁなんとかなります。
最近はカーズのジョジョ立ちを真似するのが趣味ですが、ジョジョ立ち結構難しいですね~。少女の怨嗟は何への怨嗟でしょうか…それでは次の物語で会いましょう。
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