探究者の為の世界樹 作:ロングコート
ちなみにタイトルは「探究者の為の世界樹」と書いて「われらのためのユグドラシル」と読みます。
ジル「シャーレへの内部干渉方法の確保…ですか…」
黒服から指令の目的を伝えられた私はそれを反芻した。確かに私達は外部から干渉できても、内部から干渉する手段が無かった。それを確保する事で私達の一員に入ることを促す事が出来るかもしれない…そうと決まれば早速どの学園に行くかを決めなければ。
黒服「それでは何処の学園に向かいますか?」
ジル「個人的にミレニアムが良いと思う。」
黒服「…………………それはなぜ?」
ジル「まずミレニアムには「デカグラマトン」を追う「特異現象捜査部」なるものがあります。そこに入ることが出来れば元々持っていたビナー、ケセド、ホドのパスだけでなく他の預言者のパスも手に入る可能性が出てきます。」
ジル「それだけでなく、ミレニアムには「名も無き神」の技術が反映された武装「アビ・エシェフ」なるものがあるではないですか。そのデータを回収出来れば棚ぼたではありませんか?」
黒服「…………確かに一理ありますね………ところで」
ジル「はい、何でしょう」
黒服「あなた…ミレニアムが科学に重きを置いているのを知っているでしょう」
ジル「はい、それがなにか?」
黒服「あなた文系脳ではないですか。」
ジル「アッ」
黒服「果たしてあなた…ついて行けるのですか??」
ジル「……………(図星)」
黒服「別のところにしましょう」
ジル「面目ない……面目ない……!」
黒服「人は誰しも得手不得手はあるものです。」
ジル「じゃあ……トリニティかゲヘナか…」
黒服「あなたはどちらにします?」
ジル「う〜ん…ゲヘナかなぁ〜。」
黒服「それはまたなぜ?」
ジル「まずトリニティで先生とお近づきになるにはハードルが高すぎる、そこに到達するまでに、聖園ミカといったキヴォトス最強格を相手にしないといけないし、仮に力づくで突破しても、先生が近づいてくれるとは限らない…その点ゲヘナには対抗馬が殆ど居ない。それに雷帝の遺産なるものがありますし…」
黒服「そうですか……雷帝の遺産……ですか………」
何か考えている姿をしていたが、向かう学園は決まった。
ジル「それでは智神ジル、ゲヘナ学園に向かいます。」
黒服「それでは良い報告を待っています。クックック…」
そうして一旦黒服と別れた私は、裏口入学の手段を模索していたが、偶々アテが有ったのでそこに頼む事とした。
そして私はそのアテが居る事務所の前に立ち、電話を鳴らした。
アル「はい、便利屋68、陸八魔です。」
ジル、「突然すみません、智神ジルと申します。仕事の依頼をしたいのですが、今空いてますかね?」
アル「ええ、空いてるわ。」
ジル「それでは5秒後にチャイム無らします。1…」
アル「え!?ちょ…ちょっと待って!ハルカ!速くお迎えを!」
ハルカ「は、はい!アル様!」
ピンポーン
アル「ど、どうぞ」
そうして用意された椅子に座る
アル「あなたが仕事の依頼…ッ!?」
ムツキ(えっ?見間違い?)
カヨコ(あの娘のヘイロー、おかしくない?)
見間違いではなかった
何故なら本来一人ひとつしか持っていないヘイローを…
アル(なんで2つあるように見えるの?)
その少女はヘイローが2つ有ったから。
To be continued
どうもこんにちは、作者です。最近体調が優れず投稿が遅れてしまいましたm(_ _)m次はどのような物語になるのでしょうか。それでは次の物語で会いましょう