探究者の為の世界樹   作:ロングコート

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最近のあにまん…荒れまくってない?


2章4話 雷帝に関する記録と証言"連邦生徒会編"

有力校による全体会議 当日

各校の生徒会長や治安維持組織の長など錚々たる面子が揃っていた。

 

リン「現時刻を持ちまして、これより対雷帝の全体会議を始めます。」

会議を取りしきるのは連邦生徒会長代理 七神リン。そして元雷帝の両翼である羽沼議長の2人。

 

ナギサ「待って下さい、マコト議長、あの方は?」

 

ニヤ「確かに一人足りませんねぇ。」

 

マコト「一人足りない?」

 

キサキ「そうじゃ、おらぬではないか。雷帝と接触した者の一人であり、トリニティを単騎で壊滅寸前にまで追い込んだ

"万魔殿の異形将"智神ジル。あやつがいないではないか。」

 

マコト「何ぃ!?アイツ…知らぬ間にそんな異名で言われてたのか。」

 

チェリノ「単騎で三大校の一角を襲撃し蹂躙した異形の怪物…嫌でも話題になるわ。別にトリニティが弱いというわけではない、奴が規格外というだけだ。」

 

ミカ「……」

 

ツルギ「……」

 

マコト「ジルならアテが有るから少し遅れると言っていた。訳あって多くは語れないがそいつが言うにはこの中の何人かは知っている人間だぞ。」

 

ホシノ「それって…!」

 

すると出席してる生徒会長の一人、調月リオが口を開いた。

 

リオ「彼女の事は確かに気になるけど、今は雷帝への対策を考えないと行けないでしょう?」

 

ニヤ「ニャハハ、確かにそうでした。」

 

"えっと…皆に聞きたいんだけど、その雷帝って人、どんな人だったの?シェマタの件で只者じゃあない気はしてるんだけど…。"

 

ホシノ「うへ〜、確かにおじさんも気になるかな〜。スオウから少し聞いたけどエデン条約が雷帝対策、そしてキヴォトスを混沌に陥れたって何?」

 

ナギサ「…彼女、霹靂神ゼラはゲヘナの元生徒会長なのは分かりますよね?」

 

"うん。"

 

ホシノ「それと、ゲヘナに鉄拳政治を行っていたとも聞いてたよ。」

 

ナギサ「彼女がトップにいた時代はゲヘナで最も大人しく、そして最も恐怖に包まれた時代でした。」

 

ナギサ「そんなある日、連邦生徒会長から"エデン条約"の話が上がりました。」

 

"エデン条約!"

 

ホシノ「エデン条約は対雷帝の奇策って聞いた…でもその真意って何?」

 

リン「私が説明しましょう。エデン条約"ETO"はゲヘナの風紀委員会、トリニティの正義実現委員会を「エデン条約機構」として合併する目的の元作られました。これにより自治区間での犯罪者の引き渡しの手続きを省くこと、そして必要に応じ片方の組織から必要な分の人員要請が出来るようになります。」

 

リン「これを利用し雷帝を「キヴォトスを危険に晒している」という名目でトリニティの正義実現委員会とゲヘナの風紀委員会を動かし雷帝を討伐する…」

              ・・・

リン「それがエデン条約の目的でした。」

 

ナギサ「元々ゲヘナとトリニティは長年いがみ合っていましたが、雷帝を排除出来るのであればその手に乗らぬ選択肢はありませんでした。それはパテル派の人間もそうでした。しかし…」

 

"しかし?"

 

ナギサ「条約締結が差し迫ったある日、キヴォトスを震撼させる事態が発生しました。連邦生徒会を標的とした雷帝単独のクーデターです。」

 

"!?"

 

ホシノ「えっ!?」

 

リン「雷帝の要求はエデン条約の廃止、自らの権威が脅かされる訳ですのでこの暴挙に出るのも不思議では有りません。しかし相手は連邦生徒会、連邦生徒会長直々に自治区中からクーデター鎮圧の要請が出されました。その時ホシノさんにも要請を出しましたが、当時の生徒会長である梔子ユメさんに断固拒否されましたが、集まったのは風紀委員会、正義実現委員会、C&C、百花繚乱紛争調停委員会…その他武闘派組織が要請に動きました。」

 

ホシノ「うへ〜、それはひとたまりもないね。私も一時期連邦生徒会にケンカ挑もうとしてたけど、しなくて良かったよ〜。それで?どうだった?まぁ言うまでもなく―」

 

ヒナ「……」

 

ネル「……」

 

ツルギ「……」

 

ナグサ「……」

 

ミカ「……」

 

ナギサ「……」

 

アコ「……」

 

ミネ「……」

 

ニヤ「……」

 

キサキ「……」

 

チェリノ「……」

 

 

マコト「……」

 

 

ホシノ「う、うへ〜?どうしちゃったのさ皆、急に黙りこくっちゃって。」

 

"ど、どうしたの?"

 

リン「このクーデター、私達はキヴォトス中の戦力を動員し雷帝の鎮圧に動き、そして…」

 

 

リン「敗れました。」

 

"ええっ!?"

 

ホシノ「嘘でしょ!?その中に風紀委員長ちゃんもいたんだよね!?なのに負けたの!?」

 

リン「それほどまでに彼女の強さは絶対的で、絶望的なものでした。」

 

"そ、それでどうなったの?"

 

リン「連邦生徒会長が直々に出撃、三日三晩の死闘の果てに引き分けになり、双方全治三週間の怪我で幕を下ろしました。そしてそれは、エデン条約は事実上無意味なものへと成り下がった事を意味していました。」

 

リン「しかしその後雷帝は突如として失脚。マコト議長が引きずり下ろしたと聞きましたが…。」

 

マコト「なに、弱った所を攻め込んだだけよ。」

 

ホシノ「で、でもその時は皆1年生だったし、3年生となった今ならきっと勝て―」

 

???「勝てませんよ、絶対に。」

 

???「羽沼議長、遅れてすみません。」

二人の人物が入ってきた。警戒が強まる中、羽沼議長は。

マコト「良い良い、ジルだけでなくお前も来たのか、黒服。」

 

"!?"

 

ホシノ「ッ…!黒服!!」

ホシノが咄嗟に銃を構える。それに対して私も銃を構える。

 

ジル「銃を下ろせ、そうすれば此方も下ろす。分かったな?」

 

ホシノ「何しに来たの?」

 

黒服「そう睨まないで下さい。もう貴女には興味ありませんので。」

 

"…マコト"

 

マコト「あぁ分かってる、何故こんな奴と仲良くなってるの…だろう?」

 

"あれだけ言ったよね?"

 

マコト「私は自らの野望のためには手段を選ばない…それは一番分かってるだろう、先生。」

 

"………"

 

ジル「別室で黒服に聞いた、雷帝が何者なのか。それを皆に聞かせる。」

そう言い私はボイスレコーダーを取り出した。

 

ジル「今流すのは黒服が知っている雷帝、霹靂神ゼラの情報。それは。」

 

 

ジル「雷帝が宿す神格。」

 

ホシノ「!!」

                 To be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうもこんにちは、作者です。
これトリニティ編というより連邦生徒会編ですね。後で編集入れます。
次回はゲマトリア編。雷帝の神秘について語らねばなるまい。
それでは次の物語で会いましょう。
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