探究者の為の世界樹 作:ロングコート
STRIKER
攻撃タイプ 神秘
防御タイプ 軽装備
EXスキル「ゲヘナ・イシュ・ボシェテ」
扇状に攻撃力の2659%のダメージを与える
ノーマルスキル「終幕・イシュ・ボシェテ"Origins"」
扇状に700%のダメージを与える
パッシブスキル「ゲヘナのOG」
攻撃力と命中率を25.8%上昇
サブスキル「LOCKS.IN」
自分とSPECIALとNPCを含む味方全員に爆発特攻と貫通特攻と神秘特攻と振動特攻を常時78%付与
意識が朦朧とする中、見えたのは、天に浮かぶ光輪がくっきり見える青天だった。ゲマトリアが提案した秘策、それは神秘の雷雲を桁外れの"恐怖"の力で相殺するものだった。相反する力をぶつければ、そのような芸当も可能だ。しかし問題なのは、その力を何処から持ってくるのか。そこで登場するのが絶大な神秘を宿す"ヒノム・クリスタル"だ。ヒノム・クリスタルの力を用いて、強制的にもう一方のヒノム・クリスタルを反転させ、絶大な"恐怖"の力を生み出す。これを繰り返し、キヴォトスを覆う雷雲を消し去るのに必要な量の力を集めて、それをミサイルに乗せ発射、そして今に至る。
ジル(やっとか。遅いぞ…黒服。)
千載一遇のチャンス…こんな所で無駄にしてたまるか…!
ジル「……カチカチカチカチ…!」
私は力を振り絞ってゆっくりと起き上がる。それを見て…
ゼラ「もう立ち上がるか、不気味な咬合音を響かせやがって。」
ゼラもまた、終幕・デストロイヤー"Origins"を構える。
ゼラ「最終ラウンドだ…!」
ネル「ここが正念場だ!戦い抜くぞぉぉ!!!」
刹那、キヴォトス最強格達による一斉砲火が始まる!しかし、自らの最大の武器を取られてなお…ゼラは…雷帝は…!
ゼラ「武器を一つ潰した所で、蟻が蟻地獄に勝てるかぁ!」
ズガガガガガガガガガ!!!!!
天蓋を作り一斉砲火された弾を弾き飛ばしただけでなく、その勢いのまま反撃に出た!
ネル「ガァァ!!!」
ジル「グッ…!」
ミネ「ナグサさん!大丈夫ですか!?」
ナグサ「ミネさんの方こそ…!盾は耐えれそうですか…!?」
ミネの盾は限界に近かった。ヒビは多くでき、いつ砕けてもおかしくない所まで来ていた。
ミネ(盾も限界に近い…何処かで勝負に出ないと…!)
黄金の暴風雨が吹き荒れる中、ナグサはミネに語りかけた。
ナグサ「ミネさん…私のことは良いですから攻撃をお願いします
!隙は必ず作りますので!」
ミネ「!!…分かりました、よろしくお願いします…!」
ミカ「…ミネ団長が何かやるみたい。私も協力しなきゃ…!」
天蓋が一通り終わった、その時!
ミカ「やあぁぁぁぁ!!!」
ミネ「ミカ様!?」
ガシイッ!!
ゼラ「ッ…腕を離せ。」
ミカ「離さない!また天蓋が作られたらもう…!」
事実、今の天蓋により大半の戦闘員の銃は破損している状態にあった。故に今、ここで決着をつけなければ敗北は必至だった。
ゼラ「離さないのなら、零距離射撃を浴びせるまで…!」
凶銃がミカに向けられる、そして引き金を引こうとした、その時
!
ズガァン!
ナグサ「撃たせない…!」
ゼラ「銃を弾いたか…だがもう一丁があ―」
ズガァン!
ヒナ「これで終わり…!」
ゼラ「ならば殴って…。」
ガシイッ!
ツルギ「離さねぇよ…ケヒッ。」
ミネ「皆さん!ありがとうございます!そしてこれが最後の…」
「救護ォォォ!!!!!」
…しかし。
ゼラ「…………」スゥゥゥ…
「ゴォォァァァァ!!!!!!!」
ミカ「ゴッ…!」バタッ…
ツルギ「アギッ…」バタッ…
ミネ「グゥウウウ!!!」キーン
ゼラは突如、人が発する者とは思えぬ咆哮を放ち、腕を掴んでいた二人の意識を刈り取った。しかし距離があったミネは辛うじて意識を手放さなかった、だが…
ゼラ「…………LOCKS.IN」ギンッ!!
ミネ「!?」
ゼラは上空にいるミネに向き直り、左手の拳を固めた。そして固めた拳をミネの盾に放ちそして…
バガァァァン!!!
ミネ「なあっ!?」
ナグサ「!危ない!」ズガァン!
放たれた白の弾丸、それをゼラは
ゼラ「ふん…」
バシイィン!
ナグサ「弾を、盾を殴った後の左手ではたき落とた…!?」
そして空の右手で
ガシイッ!
ミネ「ガッ!!?」
ミネの首根っこを掴み、そして…
ドゴォォォォォン…!!
ミネ「ッ……。」ガクッ…
後頭部を地面に強烈に叩きつけた!
ネル「まだ…まだだ…!」
しかし、僅かの間回復したネルが、這ってでも戦おうとする。
しかし…
ゼラ「シュッ…。」
ダン!
ネル「グッ!」
後頭部を踏みつけられダウン、そして鎖に繋がれた2つの銃の一方の銃口を掴み
ゼラ「フッ…。」
グンッ!!バキィッ!!!
ナグサ「ゴッ!」
弧を描く様に振り投げ、ナグサの側頭部を殴りつけた。
ゼラ「……全く、大人気無い…。」
ズダァン!
ゼラ「…まだ動けるか。」
ホシノ「避けられた…!」
ヒナ「でも、注意は引けた…。」
ズオオオオオ…
ゼラ「ん…?」
後ろから、誰かが迫る…。それは誰か?
ジル「"殺神"グングニル…!」
…私だよ!
………しかし、この世は何という無情か…。
ゼラ「フッ…。」
ナイフが刺さるより先に起こったのは…
ジル「ガハァッ…!」
…ゼラの逆サマーソルトキックだった…。
ホシノ「…そんな。」
ヒナ「………」
最後の勝機が消え去り、アビドス最強とゲヘナ最強の顔に、絶望と諦めの2色が現れた。
だが…誰も彼もが絶望をしている訳では無い。
ジル「………シムナ・スマッシュ。」
ゼラ「……!」
ズガァン!
ホシノ「!!」
ヒナ「やった…!」
最後に放たれた英雄の名を冠する弾丸は、雷帝の後頭部に直撃した!
ゼラ「…中々やるわね、まさか一撃入れるとは。」
ホシノ「…う、うへ〜。まだ全然ピンピンしてるよ〜。」
マコト「戦車隊!雷帝を討ち取れぇぇ!!!」
議長が命令する。しかし…ゼラが取った行動は。
ゼラ「…降参。」
一同「!?」
それは、降参だった。
To be continued
どうもこんにちは、作者です。皆さんお久しぶりです、帰ってきました。まさかワイルドハントから新規キャラ実装が来るとは…
このリハクの目を持ってしても…それとアリウス編が9月中旬に開始すると聞いて、敬愛する越前氏の御友人が心配になります。
次回は決着後に起こる衝撃の展開が待ち構えています。
それでは、次の物語で会いましょう。
小ネタ
ゼラが言った「LOCKS.IN」ですが、元ネタは「スキビディトイレ」シリーズに出てくるGトイレ5.0とダッチェスの集中・臨戦モード時のセリフが元ネタ。