探究者の為の世界樹 作:ロングコート
(*゚∀゚)
ゼウス追放戦から2日後の連邦生徒会
先の死闘により重傷を負った主戦力は多く、居たのはホシノ、ネル、ツルギの三名。他、戦力埋め合わせの為にアリウススクワッド、便利屋68、対策委員会、ゲーム開発部の面々が会議室の防衛にあたっていた。
アル「え〜と、本来その雷帝を打ち倒し追放させる所をジルがヒナたちを裏切り、その雷帝を自分の元々の組織に勧誘したのね?
」
サオリ「そうだ。しかし…なんて強さなんだ、雷帝は。あのヒナやツルギ…いや、キヴォトス全土の強者を同時に相手して互角以上の手傷を負わせるなんて。ミカも戦闘不能に陥っている。」
カヨコ「………」
ヒヨリ「私達…もし彼女、雷帝がここを襲ってきたら…生きて帰れますよね…!?」
ミサキ「ジルはゲマトリアに居る。そしてそのゲマトリアはかつてマダム…ベアトリーチェが所属していた組織。」
サオリ「…何か良からぬ予感がする。」
また別の防衛地点では
アリス「ちびメイド先輩のあんな姿…初めて見ました。」
モモイ「大丈夫だって!確かにユウカから生きるか死ぬかの境目と言われた時は気が動転しかけたけど、今はあんなに元気でもう前線に出ているし。」
アリス「…そうですね!ちびメイド先輩が負ける筈がありませんし、アリスはもう大丈夫です!」
ユズ「でも…ネル先輩があんな風な重傷を負ったのは事実だし……。」
モモイ「襲ってきたら…ねぇ…。」
シロコ「ん、ホシノ先輩…怪我はもう大丈夫?」
ホシノ「うん、もう大丈夫だよシロコちゃん。しかしねぇ、アイツは強かった…サシで戦えば確実に負ける。」
セリカ「ホシノ先輩にそこまで言わせるなんて…どんだけ強いのよ雷帝は!?」
ホシノ「少なくとも私や風紀委員長ちゃんで同時に襲いかかっても、一矢報いれるかどうか。初手からフルスロットルで来られたら…考えたくもないね〜。」
シロコ「………」
一方、連邦生徒会 会議室
ゼウス追放戦の戦後会議にて、それは起こった。
リン「…それでは戦後会議を…。」
ニヤ「ニャハハ。……まだ何人か来てませんが。」
ナギサ「…此方は聞きたいことが多くあるのに。」
この時、会議に参加していない組織があった。
リオ「自分達の身内の話なのに何故来ていないのですか…?」
"で、でも彼女達にも事情がある筈…"
チェリノ「自分達の面子を守る事情が?」
キサキ「…奴等に送った電報の返事は?」
リン「『申し訳ないが、自分達はこれ以上動くことは出来ない』と言われました。」
キサキ「………」
ニヤ「………」
バン!
各々が不満を募らせる中、堪忍袋の緒が切れたのはナギサだった。
ナギサ「ゲマトリアが裏切りました、ですがそれは良いです!問題なのは雷帝がゲマトリアに入ったことにより結果的に雷帝が野放しと言う結果になったという事ですよ!?その遠因は自分達の身内なのに!」
「何故ゲヘナがこの場にいないのですか!」
数刻前
ズカズカズカズカ…
ドォン!
アコ「マコト議長!!!どういう事か説明…を!?」
ヒナ「ど…どうしたの皆。」
強い勢いで万魔殿の扉を開けたヒナたち風紀委員会が見たのは、まるで通夜なのかと見違える程のマコト達の姿だった。
マコト「……ヒナか…、キキッ…こんな姿を見られてしまうとは、羽沼マコトの名も地に落ちたな…。」
イブキ「…ううっ…ジルちゃん…!」
イロハ「イブキ……」
サツキ「……ジルちゃん。」
チアキ「……………」
アコ「い、一体…何が?」
マコト「…ジルの部屋から見つかった手紙だ。これを見てからどうするか決めると良い。貴様らの事情も有るだろう、これを見ても尚、先生達の援護に向かいたければ向かうと良い。止めは断じてしないし協力する気もない、そしてジルを傷つける事はできん。」
そしてヒナたちは手紙を読んだ。
ヒナ「…………」
アコ「ジルも、裏切りにはこんな気分なのですね…。」
ヒナ「…こんな時、先生なら…。」
連邦生徒会 会議室
"とりあえずヒナ達に連絡してみるよ。"
プルルルル プルルルル
ヒナ「先生、どうしたの?」
"ヒナ?もし良かったらヒナだけでも来れないかな…?"
・
ヒナ「…ごめん、ジルの家を壊す様な事は…出来ない。」
"そ、そうか…なら仕方ないね。"
ヒナ「ごめん先生。」
ピッ
"ヒナに声を掛けたけど、来れないって…"
ナギサ「マコト議長に止められているのでしょうか…仕方ありません、私達だけで…」
すると…
ズオオオオオ
一同「!?」
突如ワープホールが現れ、中から出てきたのは…!
ゼラ「愛する後輩達とそれを誑かす大人さん!ごきげんよう!」
To be continued
どうもこんにちは、作者です。来ちゃいましたね…アリ夏。私は出涸らし未満の石でヴァニタスしてます。
次次回からゼウス追放戦で見せなかった雷帝の全身全霊が書かれますが、その前にゼラの先生への問答が挟みます。
それでは、次の物語で会いましょう。