探究者の為の世界樹   作:ロングコート

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制約解除決戦「雷帝ゼラ」
攻撃タイプ 神秘
防御タイプ 軽装備
EXスキル「ゲヘナ・イシュ・ボシュテ」扇状に攻撃力の1500%分のダメージ
EXスキル「アイギスの神盾」10秒間攻撃力が50%減少するが、10秒間防御力が500%上昇
EXスキル「オリュンポスの戯れ」自身のリロード時にランダムな地点に3箇所、リロードが終わるまで1秒間隔で攻撃力の600%分の落雷を発生させる(落雷を受けたキャラはダメージに加え、3秒間気絶状態が付与される)。」
EXスキル「アムブロシア」HPが半分を切った時に一度だけ発動。HPを全回復し全ステータスが300%上昇
EXスキル「ゲヘナ・ケラウノス」ATGが満タン時に極太のビームを発射。相手のHPの3000%分のダメージを与える。
EXスキル「差し込む勝機」グロッキーゲージが溜まるたびにATGが0になり防御力、会心抵抗率が300%減少
パッシブスキル「世界からの拒絶」自身のグロッキーゲージ上昇量が300%上昇」


2章15話 神殺し

ギュルルルズガガガガガガガガガ!!!!!

宙に浮く2丁のデストロイヤー"Origins"の弾幕がホシノ達を襲う

ホシノ「っ!避けて!」

 

モモイ「うわわぁっ!?」

 

セリカ「きゃあ!」

 

シロコ「セリカ!」ダッ

 

ゼラ「隙だらけ、だよ?」

ガシィッ!

シロコ「グェッ!」

 

ゼラ「フッ…。」

ドゴォン!!

シロコ「グウッ!!」バタッ…

 

"セリカ!シロコ!"

 

ノノミ「助けに行きたいけど…!」

 

ホシノ「攻撃を防ぐだけで手一杯…!」

ズダダダダダ!!ズダァンズダァン!!!

 

ゼラ「おっと…。」

 

ネル「アタシらを忘れないでくれよ!」

 

ゼラ「!もう起き上がったか。」

 

ツルギ「手を離せ…!」

 

シロコ「(注意が消えた…)今…!」バッ!

 

ゼラ「拘束を解いたか…。」

 

シロコ「お返しだよ!」ジャキ!

 

ゼラ「フン!」ゴシャ!

 

シロコ「グッ!(ここで頭突き…!?)」

 

ゼラ「アビドスに住む墓守共の牽制はもういいな、ネル君達にはもう一度倒れて貰おうか。」

クルッ、ズガガガガガガガガガ!!!!!!!

ネル「うおおっ!」

 

ホシノ「!弾幕がネルちゃん達の方へ!」

 

ツルギ「私達は大丈夫だ!この隙に…。」

 

ホシノ「!そうだね、任せてよ!」ズダァン!ズダァン!

 

ノノミ「お仕置きの時間です!」ドドドドド!

ゼラに迫りくるショットガンとガトリングガンの弾幕、それをゼラは…!

 

ゼラ「フゥゥゥゥ…。」バッ

ジジジジジジ……ピタァ…

ノノミ「!!弾が、止められた!?」

 

ゼラ「ハッ…!」

 

ホシノ「!!!ノノミちゃん!伏せ―」

ヒュンヒュンヒュンヒュン!!!!!

ノノミ「ううっ!!」

 

ホシノ「ガアッ!!」

手から張られた磁気のバリアに止められた弾丸が、主に牙を剥いた。

 

ネル「!お前ら!大丈夫か―」

 

ゼラ「心配してる暇なんてある?」

ズガガガガガガガガガ!!!!!!!

 

ネル「チィィ!!」

 

ツルギ「グオオッ!!」

 

ホシノ「駄目だ…歯が立たない…!先生だけでも逃げて!」

 

"で、でも"

 

ゼラ「そのピンクの言う通り、逃げた方が良いんじゃあないか?実際お前に今何ができる?」

 

リン「生徒会長の避難は完了しました、後は先生だけです!」

 

"……分かった、でもどうやって避難を…!?"

 

 

ギュルルルズガガガガガガガガガ!!!!!!

カンカンカンカンカンッ!!

アリス「うわーん!隙が見当たりません!」

 

ユズ「2丁の銃が本体への攻撃を牽制して、その本体は近接戦闘を。そして更にその銃はヒナさんと同じ物…実質ヒナさん2人があの人の護衛を務めているようなもの…!」

 

ミドリ「今はアリスの銃が遮蔽物になってるから助かっているけど、こんなのどうしたら!?」

 

モモイ「こ、こうなったら先生だけでも!行くよミドリ!ユズ!アリス!」

 

ミドリ「わかった、お姉ちゃん。」

 

ユズ「や、やるしかないね!」

 

アリス「護衛クエスト開始です!」

 

モモイ「リンさん!先生は私達が!リンさんも行きましょう!」

 

リン「!分かりました、よろしくお願いします!」

 

ホシノ「先生を…よろしく頼むね…!」

ゲーム開発部が先生を安全な場所へ移動してる最中、入れ替わる様に鉢合わせたグループがあった。

サオリ「な!先生!」

 

モモイ「え、え〜と…あなたは…。」

 

サオリ「錠前サオリだ。先生を安全な場所へ避難させるのか?」

 

アリス「そうです! 会議室では最強の裏ボスが暴れまわってます!レベルカンストのガチ勢が束になっても歯が立ちません!」

 

ミサキ「う、裏ボス?ガチ勢?」

 

ミドリ「す、すみません。アリスはこういう子でして。」

 

アル「そ、そうなのね。でも4人だけで大丈夫?」

 

ユズ「し、正直…怖い。」

 

モモイ「そ、それは分かるけど。」

 

アル「じゃあ私たちも護衛に加わるわ。サオリ…頑張ってね。」

 

サオリ「あぁ、達者でな。」

 

ヒヨリ「姉さんそれ死亡フラグです!」

そして便利屋は護衛に、アリウススクワッドはゼラとの戦いに戻った。

――――――――

ホシノ「ぐぅう…!」

 

ノノミ「うう…」

 

ゼラ「先のメンバーなら兎も角、全力の私にこのメンバーで勝てると思ってたのマジで?」

 

セリカ「…ハアっ!」ズドン!

 

ゼラ「おっと。」ヒョイ

 

セリカ「よ…避けられた。」

 

ゼラ「気絶したフリで不意打ちとはね、まぁ通用するわけないけど。」

ピシャアアアン!!

天井をも貫く轟雷がセリカに直撃した…!

セリカ「ギャアアアアああ!!」

 

ホシノ「セリカちゃん…!」

 

セリカ「がぁ…ァ…。」

 

ゼラ「まぁこんなものだろうとは思ってたよ。さぁて、あの大人の所へ向かおうか。」

そうして歩を進めようとした…その時!

 

ゼラ「?…手榴弾!」

ドォォォォン!

 

ゼラ「うおっと!」

 

サオリ「ハアッ!」

ドドドドドド!!

不意打ちの銃撃、ゼラはそれを背中の翼でガードをした

 

ゼラ「態勢が悪いとは言え、戦上手だ。」

ギュルルルズガガガガガガガガガ!!!!!!

 

サオリ「!伏せろ!」

 

ミサキ「くぅっ!」

 

ヒヨリ「うわぁん!」

 

アツコ「サッちゃん…!」

 

ゼラ「不意打ち見事、名も知らぬ少女!」ガシィッ!

 

サオリ「ッ!?離せ!」

 

ピシャアアアン!!

 

サオリ「グゥゥゥッ!!!」

 

ミサキ「リーダーを離せ!」ドォン!

 

ヒヨリ「離して下さい!」ダァン!

 

アツコ「サッちゃんを…離して!」ダダダダダ!

迫りくる弾丸の応酬…しかし。

シロコ「ッ…駄目…!」

 

ゼラ「フン…。」バッ

ジジジジジ……ピタァ…

ヒヨリ「!弾が…!?」

 

アツコ「止まって…」

 

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!!!

ヒヨリ「ぐぇぇ…!」

 

ミサキ「グウゥッ!!」

 

アツコ「ッ…!!!」

 

サオリ「み…んな…!」

 

ゼラ「人の心配してる場合じゃないぞ。」グンッ

ドゴォン!

ゼラはサオリの首根っこを掴んだまま、サオリの頭を思いっきり床に叩き付けた!

 

サオリ「ガァァ!!!」

 

ゼラ「!よく見たら君、あの時のバイトじゃん!雰囲気からして只者ではないと思ってたけど、…あの薄紫の娘が装備してる物に書かれてる校章…アリウスか。外にいた時、元々私への対策として打ったエデン条約の調印式でクーデターを起こしたらしいけどまぁこんな物では無理だろうね。そういえば青白い幽霊…ユスティナ聖徒は使えないのかい?」

 

サオリ(なんて実力だ…仮にユスティナ聖徒を動かせても勝てる見込みが見えない…!)

 

ゼラ「さぁて、そういえばアリウスはトリニティとゲヘナを憎んでたな。一つ聞こう」

 

サオリ「!?(な、何だこの目は…。」

 

そうしてゼラは絶対零度の視線を見せる

 

 

ゼラ「憎いか?ゲヘナの雷帝は。」

 

 

サオリ「……ああ憎いさ、姫たちを傷つけた貴様がなぁ!!!」

 

ゼラ「そうか。まぁここで殺す程でもないし、奴の元へ急ぐとするか。」ドンッ!

 

サオリ「ぐっ!うう…」ぐたっ…

 

ミサキ「リーダー…!」

サオリを気絶させ、歩を進めるゼラ。ゼラを食い止める砦がいなくなって辺りに静寂が訪れた…その時!

ゼラ「…!アレは!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

ゼラ「色彩…解釈されず、理解されず、疎通されず――ただ到来するだけの不吉な光、しかし何故今…。」

 

シロコ「…ん、まだ終わってないよ…!」

 

ゼラ「?」

―――――――――

"色彩!?"

 

リン「虚妄のサンクトゥムが顕現した時に到来した光が何故今…!?」

 

プラナ「…接続確認、これより強制転移シーケンスを発動します。」

 

"!"

 

シロコ「お願い…つよシロコ。先生を…守って…!」ガクッ…

 

ゼラ「…………」

――――――――

シロコ*テラー「何…この雷雲?キヴォトス全域を覆っているらしいけど、こんなの普通の雷雲じゃあ無い、そして…色彩も現れている。一体何が…。」

 

プラナ「お久しぶりです、シロコさん。」

 

シロコ*テラー「A・R・O・N・A…!一体何があったの…?」

 

プラナ「緊急、『霹靂神ゼラ』が連邦生徒会を急襲。小鳥遊ホシノさん、砂狼シロコさん及びアビドス廃校対策委員会が全滅、意識不明の重体です。」

 

シロコ*テラー「皆が…!?ゼラって何者…?そしてその人の目的は!?」

 

プラナ「シェマタを製作した張本人です。目的は恐らく先生の殺害。動機は分かりませんが現在のキヴォトスを大人により堕落しきった都市と見ているようで、彼女はそれを元のキヴォトスに戻すと言っていました。」

 

シロコ*テラー「先生の殺害…そんな事はさせない…!A・R・O・N・A!直ぐに転移を!」

 

プラナ「分かりました。ですがゼラはかつて『ゲヘナの雷帝』と呼ばれ恐れられた存在。そして、かつてキヴォトスの強者達が全員で挑み、そして敗れた実力者。シロコさんでも一筋縄にはいかないでしょう。」

 

シロコ*テラー「それでも負けない。心配無用。」

 

プラナ「そうですか…それでは、ご武運を…。」

―――――――――――

ズオオオオオオ…

 

ゼラ「?君は?」

 

シロコ*テラー「ん…お前に教える名前なんて無い。」

 

ゼラ「…雰囲気が違う。反転した者か?」

 

シロコ*テラー「それを知って何になるの?」

 

ゼラ「なあに、癌細胞は排除するに限るだろう?大方反転した者だな。」

 

シロコ*テラー「ん…正解。そして誰を排除するって?人が神に勝てるわけないでしょ?お前は私が…殺す。」

 

ゼラ「……どうやら学は無いようだ。」

 

シロコ*テラー「どういう事?」

                アヌビス

ゼラ「良いことを教えてやろうか…死の神。」

外の雷が激しさを増している。そして…

ピシャアアアンン!!

シロコ*テラー「!雷が天井を突き破り…銃に直撃した…!?」

 

 

ゼラ「この世にはな、『神殺し』という言葉がある。」

 

 

シロコ*テラー「…ん…殺せるものなら…殺してみろ…!」

               ころしあい

キヴォトスのテクスチャを超える「殺死合」が始まろうとしていた…

 

                 To be continued

 

 

 

 

 




どうもこんにちは、作者です。オラトリオ編が近くなってきました、もし新規アリウス(ミサキ姉みたいな人の方)の性格と精神が戦国無双シリーズの長宗我部元親みたいなものなら一気に最推しにエントリするかもしれません。楽しみですね。
それでは、次の物語で会いましょう。
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