探究者の為の世界樹   作:ロングコート

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イロハ(ホド)
外見はイロハそのものだが白髪になっており頭部には人間サイズのホドの頭部が取り付けられている。
イブキ(シロ&クロ)
外見はイブキをベースにシルクハットを被っており髪色は水色と紫色が混ざった白髪の魔法少女コスチュームで召喚したボールと烏を操れるが、時折瞳孔が黒より黒くなり狂気的になる。


3章9話 攻防(2)

イロハ(ホド)「(あの人が貸してくれた力のおかげで普段より格段に頭が冴えて戦いやすくなっています。ですが気を抜くと寝落ちしてしまいそうです。それよりイブキは大丈夫でしょうか?)」

 

イブキ(シロ&クロ)「見てみて〜黒い羽根〜!」

 

イロハ(ホド)「そ、そうですね…。」

 

イロハ(ホド)「(普段より何か…無邪気というか…狂気的になっていませんか?)」

時折狂気を顕現させるイブキに内心、不安と恐怖を感じるイロハ。

 

 

ミカ「うえぇ…血でベトベト…」

何とか身体に付着した烏の体液と肉を拭いていると…

ミネ「!ミカ様上!」

 

ミカ「え?って何このバッカデカいボール!?」

巨大なボールがミカを襲う!

イブキ(シロ&クロ)「いっけー!!」

絶体絶命…その時!

ズダァン!

 

アル「大丈夫!?」

 

ミカ「あ、ありがと…」

 

アリス「ここはアリスたちが食い止めます!」

 

モモイ「多勢相手なら任せて!」

 

ユズ「だ、だから皆さんは先に…!」

ガシャアン!

カァーカァー!

ミドリ「きゃあっ!」

 

モモイ「ミドリ」

ダァンダァンダァン!!!

ハルカ「死んでください死んでください死んでください!!!」

烏がどんどん死んでいく

 

イロハ(ホド)「うわぁ…これは掃除が大変ですよ…。」

 

イブキ(シロ&クロ)「ご、ごめんなさい…」

 

イロハ(ホド)「あ、イブキは何も悪くありませんよ。」

 

ハルカ「あ、アル様!ここは私も食い止めます!直ぐに追いつきますので先に行ってください!」

 

アル「ハルカ…!」

 

サオリ「ここは彼女達に任せよう!」

 

ムツキ「ハルカは大丈夫!ハルカはとっても頑丈だから!」

 

アル「…分かった!ここは任せるわよ!」

 

 

――――――――――――

ミカ「だいぶ中枢まで来たね…」

 

ヒヨリ「このまますんなりいってくれると助かりますけど…」

 

ムツキ「嫌な予感がするね、アルちゃん。」

 

アル「そうね…この流れは…。」

キュイイイ…

サオリ「!伏せろ!!!」

ズドドドドドド!!!!

ミカ「きゃあ!?」

 

ヒナ「……外したかしら…。」

 

ミサキ「空崎ヒナ…!」

 

イオリ「委員長!無理はしないでくれ!」

 

ヒナ「無理…?」

 

チナツ「はい、というか…目がヤバい事になっていますよ!?」

 

ヒナ「別に私は平気よ?」

 

アコ「本当に平気なのですか!?空元気は禁物ですよ!?」

本人は平気と言っているが、成り行きとは言え先生を監禁してしまった事に"シナシナ"になっていた。そこに…

 

ピシャアアアアン!!!

 

アツコ「うううっ!?」

 

サオリ「姫!!」

 

マコト(???)「キキキッ!どうした?いつものような覇気がまるでないぞ!!」

 

ヒナ「…マコト。」

 

アル「マコト…!って誰かしら?」

 

ムツキ「さぁ…?」

 

ミカ「あーっ!アイツ、ナギちゃんの目の前で狸寝入りしてた!」

 

マコト(セトの憤怒)「おお!覚えてたか聖園ミカ!そう!ゲヘナの真のリーダーとはこのマコト様のことよ!!そして!奴から受けた力により今!雷帝と対等の実力になったのだ!!これで誰も我が覇道を妨げる者は…居なくなったのだぁ!!」

 

ヒナ「サバを読まないでちょうだい。確かに雷は同じ強さかもしれないけどそれ以外はボロボロじゃない…。」

 

マコト(セトの憤怒)「そうは言うが空崎ヒナ、貴様もボロボロではないか?例えばアコ行政官、貴様は先生と犬の散歩プレイをしたそうではないか。」

 

ヒナ「!!!」シナ…

 

アコ「!?あ、あの狸何故それを!!??」

 

マコト(セトの憤怒)「そしてチナツ!どうやら温泉にて先生と混浴したそうではないか。」

 

チナツ「えっ!?何故知っているのですか!?」

 

ヒナ「!!!!」シナシナ…

 

マコト(セトの憤怒)「そしてイオリ!お前は先生からなんかその…色々とキモい事をされてるそうではないか!例えば落とし穴に嵌ってる所を写真に収められたりブラックマーケットに出回っている小学校時代の卒業写真を入手されたりな!」

 

ヒナ「!!!!!」シナシナァ!

 

イオリ「いや私だけ被害者側だよな!?シナシナになられても困るんだけどな!?」

 

マコト(セトの憤怒)「キキッ!どうだ空崎ヒナァ?私は貴様の部下の不祥事をこれてもかと知っているんだぞ?これで貴様はマコト様の下と認める筈だ!」

 

ミサキ「な、なんか…仲間割れしてない?」

 

ムツキ「この隙に攻撃したらワンチャン委員長倒せちゃう!?」

 

ヒナ「…………」ブツブツ

 

ミカ「……な、なんかブツブツ言ってない?」

 

ヒナ「……そうよね……それなら………やっちゃっていいわよね…」ブツブツ

キュイイインズドドドドドド!!!!!

 

アル「きゃあああ!?」

 

サオリ「くっ!!」

 

マコト(セトの憤怒)「ちょちょっと待てこっちは味方ぎゃあああ!?!?」

 

イオリ「い、委員長!?」

突如ヒナは無差別攻撃を開始。一周回って笑顔になったヒナがこう言った。

ヒナ「もういいわね!部下がこんなにやってんだから私が先生を監禁しても誰も文句言わないわよね!!決めた!ヒナ、先生を監禁する〜!!」

 

チナツ「幼児退行してませんか!?」

今の攻撃により巻き添えを食らったマコトはアフロになってへばってるのを尻目に満面の笑みで無差別の破壊を続けるヒナとそれに巻き込まれる他風紀委員。そこに…

パリィィィン!!

 

マコト(セトの憤怒)「ぎゃあああ!?!?」

 

ヒナ「?あなたたちはだぁれ?」

 

ミヤコ「コチラRabbit1、只今よりあんみつ作戦を開始します。」

 

サオリ「味方か?」

 

サキ「ああ、だが流石に三人(・・)だけではキツい。協力してもらうぞ。」

 

ミサキ「分かってる。」

 

マコトはRabbit小隊の突入により反対側の方向に飛ばされアフロが倍にでかくなり更にマヌケな姿勢でへばっている。巻き添えを食らった風紀委員も最早脅威ではないだろう。つまり…

 

アル「相手は委員長だけというわけね…。」

 

ミヤコ「…アルさんでしたか?アルさんは先に行ってください。」

アル「え…?」

 

サキ「協力してもらうぞとは言ったが事前に戦闘の様子を見た結果、奴相手にここで全滅するリスクも有ると考えた。だから先に向かってくれ。」

 

ミサキ「…私も、リーダーに先に行っててほしい。」

 

サオリ「ミサキ…!」

 

ミサキ「大丈夫、リーダー代理としての責務は全うするから。」

 

アツコ「大丈夫さっちゃん。ここが片付いたら直ぐに向かうから。」

 

ムツキ「ほらアルちゃんも!ここは私達に任せて!」

 

アル「みんな…。分かった!」ダッ

 

サオリ「必ず、先生を助けて帰ってくる!」ダッ

 

ヒナ「行かせないわよ!」ジャキッ

 

モエ「くひひ、全弾発射〜!!」

 

ドドドドォン!

 

ヒナ「くっ…!」

 

ムツキ「覚悟してもらうよ!風紀委員長!!」

 

―――――――――――

エンジンルーム【力の間】

サオリ「…遂に辿り着いた。」

 

アル「覚悟は良い?」

 

サオリ「勿論だ。」

 

ギイィ…

巨大な扉が開かれる音が響く。その最奥に待ち構えていたのは…

 

 

ゼラ「二人って…舐め腐ってんの???」

 

サオリ「おかげさまでな、本当は大所帯で叩き潰す予定が貴様が動かした手駒のせいでこんなに人が居なくなった」

 

アル「でも2人で来れたのは良かったわ。だって元々一人でも行こうとしてたもの。」

 

ゼラ「ハハッ、蛮勇もここまで極まると笑いが出てくるんだなぁ。さぁ来い、瞬で終わらせてやる。」

Originsが宙に浮きエネルギーが収束していく。

 

アル&サオリ「「(先生・カヨコ)を、返してもらう(は・ぞ)!!!」」

 

ゼラ「そうか…やれるものなら、やってみろ!!!」

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