探究者の為の世界樹   作:ロングコート

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3章10話 禁忌の鳴動

ダァンダァン!!!

 

ジル「!!!」

 

ホシノ「させないよ!」

発砲と同時に盾を構えての突進、ジルは後方へと飛ばされる。

 

ホシノ「(コイツは何がやばい…!放置するのは危険…!ここで無力化する!)」

その時、ジルが言葉を発する。

 

蜍輔¥縺ェ縲∵ュ「縺セ繧?

ホシノ「……………」

 

シロコ「ホシノ先輩!動いて!!」

ズドドドドドド!!!

 

ホシノ「ガハッ…!(え?な、何が起こって…)」

ホシノがわけも分からず動けなくなった直後、銃の攻撃で吹き飛ばされあろうことかシロコ達とは正反対の方向に吹き飛んで行った。

シロコ「ホシノ先輩!!!」

シロコ達はホシノの方へ駆け出す。しかし…

 

邨千阜繧貞シオ繧?

バチン!!!

シロコ「ぐっ!なにこれ…バリア!?」

ノノミ「!!?それでは…向こうに行けなくなってしまいました…!?」

しかしその背後には…

セリカ「……………」ジャキッ

シロコ「!ノノミ伏せて!」

ダダダダダ!

ノノミ「セリカちゃん…どうしてしまったのですか!?」

シロコ「よく分からない…でもこれだけは言える。」

セリカ「!!!」

ダダダダダ!

シロコ「まずはぶっ倒す…!」

 

サツキ(ゴズ)「催眠術は成功。後はあの金髪の娘に…」

 

シロコ「(ん…?今の声はまさか…)ノノミ、多分さっきの奴がノノミを狙ってる、気をつけて。」

 

ノノミ「わ、わかりましたシロコちゃ―」

 

サツキ(ゴズ)「貴女は万魔殿に従いたくな〜る…私たちと共に戦いたくな〜る…」

 

ノノミ「!!」

 

シロコ「ん、かかった。」

 

サツキ(ゴズ)「!しまっ―」

ダダダダダ!

サツキ(ゴズ)「きゃあ!痛い!痛いやめてちょうだい!」

コロコロ…

 

サツキ(ゴズ)「え…?」

ドォォォン…

シロコ「ん、一名撃破。」

サツキ(ゴズ)「戦闘は…畑違いなのよ…。」ガクッ

シュウウウ…

ノノミ「!!姿が変わっていきます!」

 

セリカ「う〜ん…あれ!?私は今まで何を…。」

 

シロコ「ん、セリカが戻ってきた、万々歳…ってわけでもないか。」

 

セリカ「ちょ、ちょっとシロコ先輩!私さっきまで何をしてたの!?」

 

ノノミ「世の中には知らなくて良いことがありますよ〜♢」

 

セリカ「うう〜…」

 

シロコ「それより…このバリアどうする?」

 

ノノミ「割れない上他の道も見つからないので…ホシノ先輩を信じるしかないですね。」

 

―――――――

ジル「カチカチカチカチ…」

 

ホシノ「ハァ…ハァ…!」

反転したことで得たジルの力は当に超越行為(チート)と呼ぶに相応しいものだった。文字化けした呪文を詠唱することにより相手の動きを封じたり攻撃を防いだり、結界を作り通路を遮断等の芸当ができるようになっていた。ホシノは決して弱くない、むしろキヴォトスでも最強と名乗れるほどであろう。しかし…理不尽な力を前にしては…その限りでは無かった。

 

ジル「……どうします?降伏するか…」

ガブッ

ホシノ「あぐっ!」

 

ジル「このまま果てるか。」 

 

ホシノ「誰が…降伏するがっ…!」

右腕を噛みつかれながらも銃身で殴りかかるホシノ。しかし…

 

蜍輔¥縺ェ縲∵ュ「縺セ繧?

 

ホシノ「……」

バキッ!

ホシノ「ぐああっ!!」

 

ジル「あまり動かないほうがいいですよ?右腕が千切れますので。」

ジルの異形の口がホシノの右腕から離れる。これ以上は無用な怪我が生まれるからだ。

ホシノ「ハァ…うグッ…!(こ、ここまでなの…?)」

ホシノの顔に絶望の色が浮き上がる。

 

―――――――――――――

サオリ「(分かっていた…分かっていたことだ…!!)」

 

アル「ハァ…!ハァ…!ま、まだよ…!!」

 

ゼラ「この雷帝を前にその気迫…認めよう。だが相手が悪いのは当然として…」

 

ピシャアアアアン!!

アル「ぎゃああガッガガあああ!!!!」

 

ゼラ「二人は舐め腐りすぎてんだろうが!!!」

落雷がアルを貫く。しかし…

 

アル「ハァ…ゲフッ…こ、この程度かしら…?カヨコも…ビビりすぎじゃない…大袈裟よ。」

 

ゼラ「どこに向かって話している。私はここだ。」

アルは挑発してみせるが向いている方向はゼラの方とは明後日の方向。

 

サオリ「失血か…!」

 

ゼラ「即席の罠は上等だったが、いい加減鬱陶しく思えてきたな…敗残兵の末裔が…!!」

ギュルルルズガガガガガガ!!!!!

 

サオリ「がああっ!!」

ズドォン

ゼラ「ッ…!まだ抗うか死に損ないが!!!」

 

アル「ええ…!何度でも…死に損なって…やるわ!!ハァ…ゲフッ…!!ハルカや…ムツキも…私の為に道中の敵を引き受けてくれたもの…!!」

 

ゼラ「そうか!いい絆だ!!だからこそ貴様を殺してその絆を滅ぼしてやろう!最期だ!何か言い残すことはないか!?」

 

アル「ええ!何度でも言ってやるわ…!!」

 

「私たちの、カヨコを…返せぇぇぇぇ!!!!!」

 

 

ゼラ「良い声だった、生涯忘れないだろう。では死ぬがい―」

 

 

ドゴォォォォン!!!!!!!

アル「!?」

 

サオリ「な、何だ…!?」

 

ゼラ「何だ…今の爆発音は…音の方向はヒノム火山…?」

ゼラが外の景色をみる。そこにあったのは途轍もない噴火を見せるヒノム火山と…

 

ゼラ「あれは…まさか!?!?」

 

その上に妖しく光る紫色の発光体だった…。

 

                 To be continued

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