探究者の為の世界樹 作:ロングコート
STRIKER
攻撃タイプ 神秘
防御タイプ 重装甲
EXスキル「殺神 グングニル」任意の方向に直線状に移動。移動途中に敵と衝突した時、衝突した敵に攻撃力の3000%のダメージを与える(移動はそこで止まる)
ノーマルスキル「シムナ・スマッシュ」四十秒毎に敵一体に対して攻撃力の700%のダメージ
パッシブスキル「万魔殿の補佐官」会心値を28.9%アップ
サブスキル「2つのヘイロー」味方全体に神秘特効を45%加算。自分は神秘、特殊装甲のいずれかを持つ敵から受けるダメージを50%減少
野次馬A「う、嘘だろ…」
野次馬B「アンタ、万魔殿に」
野次馬A「入るのか!?」
ジル「うん、ちょうど何処かの部活に入らなければって思ってたからね。」
ジル「それに…素性も殆ど知らぬ人間を政治の中枢に入れるバカなのかギャンブラーなのか分からない羽沼さんに惚れ込みましてね。」
イロハ「まぁここまでいくと流石にバカとしか言いようがありませんですがね…」
マコト「き、貴様ら!さっきから馬鹿馬鹿うるさいぞ!」
ジル「まぁそちらも私の学生証の新規発行、編入手続きなど忙しくなるでしょうから、正式な顔合わせは後日でどうでしょう?」
マコト「ならば三日後にまた会おう、その時には学生証だけでなく万魔殿制服もしっかり用意してやる、それまでに背中の傷を癒やしておくんだな。」
ジル「分かりました、今回は何から何までありがとう御座います。」
そうして野次馬達と羽沼議長ら万魔殿の幹部が出払った後の夜、私は一本の電話を入れた
プルルルル プルルルル
黒服「ジル、どうしました?」
ジル「こんばんは黒服、早速だが進展が起こった。」
黒服「ほう、それはどんな」
ジル「単刀直入に言うと、…ゲヘナの生徒会「万魔殿」に入る事になった」
黒服「クックック…いきなり飛ばしていますね、正直驚きました」
ジル「それは此方も同じです。ですが、ゲヘナ生徒会長の羽沼マコトさんが件の生徒会に入れって言ってきたものだから、最初「何いってんだコイツ」って思いましたもん正直」
ジル「だって普通に考えておかしくないですか?素性の知れない人間なんてグループの、ひいては政治の中枢に入れたくないでしょうよ普通、だけど彼女はうちに来いって言ったんすよ?これって器が広いだけなんですか?それともイカれてるんですか?」
黒服「まぁ間違い無くイカれてると言えるでしょう。ですが、彼女の決断のおかげで目的遂行がかなり容易になったんではないですか?」
ジル「それはそう、こりゃあゲマトリアの復活も早いかな?な~んて」
黒服「ちなみに死の神と比べどっちが大変でしたか?」
ジル「一概には決めれないけど…そもそもあれとは勝利条件が違うのもあるが、死の神は一撃一撃がかなり強いですが攻撃手段が意外とシンプルなものが多く、言っちゃえば"当たらなければどうという事ではない"しかし、ヒナさんのあれは殆どビームだった。それでいて威力も桁外れ…総合力で言えば死の神でしょうが、一点においては死の神をも凌ぐ存在と言えるでしょう。」
黒服「貴重なご意見、ありがとう御座います。さっきから此方に干渉している存在がいますしね、此処らでお暇させて貰います。」
ジル「そう…此方も外がやけに騒がしいような?それでは良い夢を」
そうして通話を切った時「もしかして…会話聞かれてたりしてないですよね?」
一方その頃
マコト「このマコト様の情報網をもってしても、奴の情報を掴めないとは…」
万魔殿へと誘って成功し、危険性が無いと思われるがやはり情報は欲しい。そのため今動かせる人員を用いて情報収集を行っているが中々尻尾を掴めない。そうこうしていていると
万魔殿モブ「議長、ジルさんの病室から電波が発信されてます。」
マコト「何!?すみやかに盗聴するのだ!」
少女盗聴中
マコト「な、何だこれは…いきなり人のことイカれてる奴扱い始めたと思ったら…黒服?ゲマトリア?死の神?何を言っているのだこいつらは!?」
万魔殿モブ「それにその死の神って存在は総合力でヒナ委員長を超えているって…どんな化け物なんですか…」
マコト「いや…恐らく死の神というのは最近アビドスで出没する覆面ライダーなる存在かもしれん…しかしゲマトリアというのが分からん。ジルが関係しているのは分かるが…一度シャーレの先生に連絡だ。」
数分後
万魔殿モブ「シャーレの先生に連絡してみました」
マコト「何て言っていた?」
万魔殿モブ「神妙な声で「ゲマトリアとは関わらないほうが良い、マコト達は今とんでもない事をしているから。もし何かあったらすぐにまた連絡して」と言ってました」
マコト「あの先生がそんな事を…しかし、そのゲマトリアというのは先生ですら危険視する程の組織なのか、つまり味方にしてしまえば先生の力を借りずともキヴォトスを征服出来るということか!」
万魔殿モブ「なるほど…!ってなんでそうなるんですか!先生もああ言っていますしやめておきましょうよ!」
マコト「何故だ?現にゲマトリアと思われるジルは現在私達に付くと言っている。利用しない手は無いだろう?」
万魔殿モブ「それは…そうですが」
マコト「ならやるべき事は一つ!奴の学生証と万魔殿制服をすみやかに用意するのだ!」
その夜、万魔殿議長の高らかな笑い声がゲヘナに響いた
翌日
今日はまさに快晴だった。空は真っ青で、小鳥達はよく鳴き、爆弾が爆発する音があちこちに聞こえている…ん?爆弾が爆発する音??
イロハ「おはようございます、ジルさん。」
ジル「ああ、こんにちは。所でまだミーティングの日では無いはずですが?」
イロハ「外を見れば分かると思いますが、ヒナ委員長の敗走を受け、現在ゲヘナの治安が急激に悪化しています。」
ジル「…つまりこの治安を何とかするために迅速に私を配属する予定を前倒しにしたのですか。」
イロハ「つまるところそういう事です」
ジル「分かりました、それでは生徒会室までご案内よろしくお願いします。」
少女移動中
マコト「よくぞ来た!我ら万魔殿へ!」
ジル「これがゲヘナ生徒会「万魔殿」の本部…それでは改めて挨拶を、智神ジルと言います、不束者ですがよろしくお願い致します」
マコト「それでは此方も改めて、万魔殿議長羽沼マコトだ。」
イロハ「私が戦車長の棗イロハです。」
チアキ「私は万魔殿書記の元宮チアキです!」
サツキ「万魔殿情報部長の京極サツキよ」色々と個性的な人が多いなぁ、そう思っていると
イブキ「マコトせんぱーい!イブキだよー!」
ジル「ん…あれは幼女?万魔殿には幼女も居るのですか。」
イブキ「はい!イブキです!」ビシィッ
ジル(か、可愛い!)
マコト「キキッ、今日から我らのメンバーになる、智神ジルだ、仲良くするんだぞ!」
イブキ「よろしくお願いします!ジル先輩!」
ジル「いえいえ、年齢は上でも万魔殿では新入りですからね。よろしくお願い致します、イブキ先輩。」
マコト「良かったなイブキ!これでお前にも後輩ができたぞ!」
イブキ「イブキに…後輩…やったあ!」パァー
ジル「イブキさんの笑顔、まさに天真爛漫ですね…他の皆も凄まじい浄化を受けて」
ズキンッ!!!
ジル「ぐうッ!!」
マコト「ど、どうしたジル!」
突然の頭痛が起こったかと思えば
ジル「な…何だ…?これは…」
……ギ………ゼ………ド………
…………マ゛…………イ゛………カ゚………
ジル「!!!っはあ!はあっ!はあっ…」
マコト「お、おい!大丈夫か!?」
ジル「え…ええ…、急に痛烈な頭痛が来て…でももう大丈夫です…。」
マコト「そ、そうか…大丈夫なら良いが…」
場が騒然としている中
万魔殿モブ「議長!ゲヘナ自治区東部で破壊活動をしている生徒が!そして給食部のフウカさんが美食研究会に拉致られました!」
マコト「何ィ!?…クッ、これもヒナが動けない影響か…!」
ジル「な、なんか物凄く治安が悪くなっていません!?」
イロハ「ゲヘナ風紀委員会の戦力、その半分は空崎ヒナさんが一人で占めています。事実、以前ゲヘナでパーティーを開催した時も、マコト先輩がヒナは姿をくらましたと発表した途端、治安が急激に悪化しました。それ故ヒナさんの離脱はつまり、風紀委員会の実質的な超弱体化。尚且つ、風紀委員会No.2の実力を持つイオリさんも治療中…風紀委員会は戦力面でほぼ機能停止に近い状態です。」
ジル「ううっ、それは私も他人事じゃないですね…実際離脱させた張本人だし。」
イロハ「現在、万魔殿からもリソースを割いて治安維持に動いてますが…正直追いついていない状態です…」
ジル「ならその治安維持、私に任せてくれないですか?」
一同「!!!」
ジル「そもそもこの事態になった一因は私ですし、その尻拭いが仕事になるのなら喜んで引き受けます。それに」
マコト「それに?」
ジル「私、とても強いですよ?ヒナ委員長に勝つぐらいには。」
マコト「キキッ、キキキッ!!!そうだ!そうであった!!今我々にはヒナに勝った強者がいるではないか!智神ジル!お前の初の仕事だ!治安を悪化させるテロリスト共を駆逐してこい!」
ジル「拝命いたしました。」
しかし、そのテロリストらが常軌を逸した狂人達が蠢く集団だとは、愚かにもまだ知らなかった
To be continued
どうもこんにちは、作者です。文字が多い分投稿に時間がかかってしまいました。今度の周年は何が来るんですかね?個人的には水着万魔殿が来てくれれば
最高にハイッてやつだぁぁぁぁ!!!!!
それでは次の物語で会いましょう