ドラゴンボール超→ドラゴンボールGT 作:匿名希望
『神と神』に『復活のF』アニメ版、漫画版『ドラゴンボール超』全部の設定や描写を混ぜて、そこに更にオリジナル設定ぶち込んで書いてるもんだから、読み手側からすると謎な部分が多いと思われる
オリジナル設定まとめたやつもたぶん出すね
1. 破壊神と予言の強敵(その1)
第7宇宙のド真ん中。
まるで枯れてしまった様な見た目の大樹がそびえ立つ『破壊神の星』と呼ばれる惑星で、跳ねた黒髪が特徴的な山吹色の道着に身を包んだ男『孫 悟空』と、紫色の肌で猫のような姿をした亜人の男『破壊神 ビルス』が対峙している。
「チッ·····」
それを遠くから眉間に皺を寄せ不満気な顔で眺めるのは、逆立った黒髪が特徴的な戦闘服と呼ばれる衣装に身を包んだ男『ベジータ』
「····ウフフ」
それとは対照的にどこか満足気な顔で眺めているのは、白髪に青い肌をした『天使 ウイス』
「へへっ、やっと本気で戦ってくれんだな!ビルス様!!」
「フッ、待っていたよ。僕の強敵と戦える、この日をね」
悟空とビルスはお互いに笑みを浮かべながら言葉を交わすと、構えをとる。
「だりゃあぁぁぁ!!!」
どちらから合図を送ることもなく、あるいは不意打ち気味にも見える程に勢いよく飛び出し、最初に仕掛けたのは悟空。
瞬きにも満たないような刹那の間に距離を詰めると、大きく振りかぶった拳を、そのままビルスの頬へ目掛けて振るう──
直前、更なる瞬間的な超加速でもって背後に回り込み、その背中へと叩き込む。
バシンッ!!
対するビルスは余裕の表情を崩さぬままに、まるで分かりきっていたかのように振り返ると、危なげなく悟空の拳を掴み取る。
「いいねぇ、初めて会った時とは比べ物にならないパワーだ」
「ウイスさんにうんと修行つけてもらって、スゲェ奴らともたくさん戦ってきたからな!」
「けど、まだまだこんなもんじゃねぇぞ!!」
少しの会話を挟んで1度仕切り直すと、今度は2人揃ってお互いへと飛びかかり、始まる拳と拳の応酬。程なくして音の速度など遥かに超えた2人の姿が世界から消える。
辺りにはぶつかり合う拳の音が響き渡り、そこかしこで巻き起こる衝撃。その余波だけで、並大抵のことではビクともしないハズの破壊神の星の大地が砕ける。
「うわぁぁぁ!!?」
しばらくそんな状態が続く中、大きなクレーターを作りながら地面へと叩き落とされた悟空が姿を現す。
続いて現れたビルスもクレーターの外へと着地すると、悟空が墜落したことによって発生した土煙を油断なく見据える。
土煙が晴れるまでの間戦いが中断し、再びの仕切り直し。
それまでの時間で体勢を立て直していた悟空は、今度は一呼吸を置いてからビルスへと殴り掛かる。
対するビルスはその攻撃を軽く身体を逸らすことで躱し、がら空きの胴へ向けてカウンターを叩き込む。
放たれた拳は一切の手応えを持たずにその身体を突き抜け、拳と重なった悟空の姿が一瞬の歪みと共に消え失せる。
バチッ!!
「グッ...!!」
同時に側頭部への衝撃を受けて、次はビルスが地面へと叩き落とされる。
先までとは動きを変化させ、見事にビルスへの攻撃を成功させたのはその身に薄く白銀のオーラを纏った悟空。
"身勝手の極意"
身体が勝手に判断し、その身に降り掛かるあらゆる危機を回避することが出来るという神の業。
宇宙の命運をかけた力の大会で初めて発動して以降、厳しい修行や様々な強敵との戦いを通して遂に自分のモノにしたコレを、悟空は変身を伴うことなく十全に発動して見せる。
「はああああ・・・・」
追撃の手は打たず、更に上の力を引き出すことを選択した悟空が気合いの声を上げながら全身に力を込めていく。
荒々しい黄金の気が吹き出し、次いで瞳が碧く染まり、髪は逆立ちながら金色に変化していく。
「はぁぁーーッ!!!!」
一際の大声と共に力を解き放つと、内には白銀のオーラを、外には吹き荒れる黄金の気を身に纏う。金髪碧眼となった悟空がニヤリと好戦的な笑みを浮かべながら構える。
超サイヤ人"身勝手の極意"
これまでの、身勝手の極意の精度を引き上げるためのものではなく
純粋なパワーアップと身勝手の極意とを完璧な形で掛け合わせた、今の悟空の『超サイヤ人』
「それじゃあ、僕も本気を出していこうかな!」
とうに持ち直し、しかしご丁寧にも変身の完了を待っていたビルスは、心底楽しそうに笑うと悟空に応えるように手札を切る。
「ぬぁぁあああーーーーっ!!」
コチラも同じように全身に力を込めながら雄叫びを上げる、すると一時的に周囲へ撒き散らされる絶大な圧力。
力の大会開催前に行われた全覧試合、他宇宙の破壊神たちとの戦いの際にすら見せることの無かった『気の解放』
禍々しくも神々しい紫紺の気。神の気特有の揺らめくようなオーラを纏ったビルスの戦闘力が大きく増した。