【人種】
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最多種。人間に最も近い種族。全ての種族と子を成せる基本種族。
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汎人の半分ほどの背丈しかない小さき人。牧歌的な性格が多い。
愛玩人ファニー)という蔑称もある。
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動物の特性を有する獣の民。最も多様。獣耳や尻尾、獣毛が特徴的。
獣性が強く、他種族より犯罪者が多いという偏見がもたれている。
一方で上下関係には素直で、上と定めた人物には極めて従順。
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魔族。勇者同行の功績で極東の土地を与えられイブキが八州を建国した武の國。
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長命種。
森人は枝角や葉毛で光合成することが可能。
清らかな水さえあれば他の人類諸族のように頻繁な食事はあまり必要としない。
晴れの日は日光浴しながら、曇りや雨の日などに口内摂取で栄養を取り込む。
断食を続けるにつれ人間性が薄れ、果てに自然の代弁者たる
※自然僧(ドルイド)
森人が自然信仰による自然との一体化した姿。仏教でいう即身仏、道教における仙人の類。
木霊と語らい緑を育む。自然の代弁者で、生物より星隷に近い存在だが、肉体に依存する。
※マナの果実
女性のエルンが恋をすると枝角から赤々とした林檎に似た果実――通称【恋の果実】を実らせ、恋する相手へと食させることで婚姻を結ぶ。
恋の果実には性欲を強化する、いわゆる媚薬としても用いられる他、身体機能の治癒・活性化などの医療目的でも重宝される大変希少な実。
恋の果実は初恋の時にのみ実るため、生涯に一度きりしか実らない。
これは性的欲求が薄い森人を繁栄させるために発達した生殖機能の一環であるため、森人以外が生で食した場合、過剰性欲で廃人になりかねない。
果汁一滴でも並の媚薬を遥かに上回る。その効果のため「禁断の果実(フォビドゥン・フルーツ)」とも呼ばれる。
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世界樹から流れ着いた半神の『ドヴォルグ』を祖とする土の民。
宝石<鉱石<岩石と階級分けされており、宝石は貴種で岩石は奴隷種とされる。
また彼らの体内で生成された生体鉱物は高い魔力伝導率であるため高値で取引される。
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水中で暮らす。半精霊。内海の乙女ヴィヴィアンの欠片とされる人魚姫たち。
よほど血が濃くない限りは陸棲だが、それでも頻繁に水分補給を要する。
水中での呼吸が可能で、水中での行動に阻害がない他、水面を歩くことも可能とされる。
肌色は色白く、淡い青みを帯びている場合が多い。
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【
地球の内界であるアガルタの外側。つまり地球の表層以降の宇宙を含む。
天穹の東とは始祖アサガミの出生地である日本を指し、アガルタでは神州とも称えられる。
忘れ去られた神々が復権を求め、再び天穹に返り咲くことを悲願とする。
勇者が招かれたのはそのため。
勇者の魂は天穹に繋がっており、彼の死を以て帰還する魂に便乗することで座標を特定し、膨大な魔力の一点突破で【神葬領域ニカイア】を突破するという計画。
物質社会の地球上で再び神話的世界観を蘇らせる。
しかし勇者は死せず、計画は失敗。理由は単純明快で彼が強すぎた。
血を分け、薄めていったのは【神性腫瘍・愛癌臓腑】を弱めるためとも言える。
【始祖アサガミ】
【神妃イグレイン】
魔族によって全滅しかけていた普人による唯一の国家であったアルビオン最後の姫。
マーリンと共に勇者を召喚し、彼が果てるメギドの丘まで付き添い続けた女性。
アサガミに恋し、愛していた。
魔王を斃し勇者の役目を果たした時にこそ想いを告げるつもりであったが機会には恵まれず、彼の骸に縋りつき、マーリンの企てに乗せられる形で彼の子を孕む。
三人の娘を生み落として落命した。後にその魂は転生する。
【夢幻の魔術師マーリン】
神々の案内役。全ての黒幕。落ちた神々に天穹への復権を提案した女夢魔。
神々は復権派と穏健派に別れ、相対した。マーリンは復権派のスパイとして穏健派に取り入り、イグレインを唆して勇者を召喚。
勇者の死をもって天穹に侵攻するはずが勇者は死せず、眠りについた後も殺せなかった。
【神性腫瘍・愛癌臓腑】を薄める為に血を分け、天孫族を構築した。
【三貴子】を生んで落命したイグレインの代わりに三貴子を育てた。
いわばイグレインは生みの親で、マーリンが育ての親といえる。
現在は神葬領域に封じられて身動きが出来ない。
ミルディは彼女が生み出した端末。
彼女の目的は混沌だったが、勇者との旅路で彼が語る星空に興味を抱いていた。
後に目的を果たして天穹の星空を仰ぐがつまらない。
そして最後に気付く。彼女が見たかった星空とは、勇者と共に見上げる夜空であったことに。
【三貴子】
始祖アサガミが神妃イグレインとの間に授かった三姉妹の天子。
後の天孫族の祖となる天孫の十三子を生み落とした貴き三人の神子。
長女にして聖女モルゴース。
次女にして巫女エレイン。
末女にして王女アルトリア。
しかし歴史に抹消されたもう一人の娘がいる。
三女にして魔女モルガン。
彼女こそが真実の三貴子で、アルトリアは天孫十三子の第一子。
モルガンを排したことで繰り上げられた。
【十三天孫子族(ラウンド・アーク)】
【光・光竜】アルトリウス
継承した祈りは「」
アークトゥルス/メリアドール/ペンドラゴン。竜人(ナーガ)の家系。
【秤・天秤】アグラヴェイン
普人(ヒュム)の家系。
【火・炎天】ガウェイン
鬼族(アジュラ)の家系。
【双剋】ガレス=ガヘリス
必ず双子、あるいは二面性を持つ特異な家系。ノルカ/ソルカは結合双生児。
【獅・獅子】ユーウェイン
獣人(ガウル)の家系。
レオンハルト/ライオンハート/牙のイアルヴァーンズ
【水・湖翠】ランスロット
水人(マリン)の家系。
【主な一族】レオデグランス(主流)/ニミュエ(個人)/ベンウィック(断絶)
三姫子が一柱、聖女エレインを母とするランスロットを祖とする。
レオグランス家、ニミュエ家、ベンウィック家の三家に別れたが、現在ベンウィック家は途絶しており、レグランス家がランスロット氏族の支族でも有力なボールス、ライオネル、エクター=マリスの三家を束ねている。
ニミュエ家は家系ではなく個人を示す。
というのもニミュエとはランスロットが妻として娶った湖の乙女――もとい貴婦人その人。
精霊であるがゆえに子を授かることのなかった彼女は悲嘆にくれ、哀れに思ったランスロットは人間の妻との間に生まれた我が子の第二の母とし、幼少期を彼女の元で過ごさせることで、その悲しみを癒した。
以来のランスロット家の子供は必ずニミュエの元で育てられ、剣と魔法と世の理を教えられて育ち、代々最高の戦士として輩出してきた。
ランスロット氏族の御意見番にして後見人とも言える存在。
精霊でありながら剣技を極めており、その技量は歴代のロードの座についたランスロットと同等、魔法を加見すれば凌駕する剣聖の域に到達している。
他には文明と自然の調停役であるトリスタン家と仲が良く、当主であるロード・トリスタンも彼女に敬意を払うほど。
本人はおっとりとした女性で、子煩悩で親バカ。
子供の自慢話を始めれば冗談でもなく年単位でマシンガントークを始めるが、見境無しというわけでもないので相手が眠ってしまえば昔語りを止め、揺籃の子守歌を紡いでくれる。
溺愛していたアグリアスの娘の安否に常に気をかけており、叶うなら妖精郷に連れ去って未来永劫永遠に子守をしたいと考えている。
精霊として先達であるヴィヴィアンの契約者であるアサガミには遠慮こそ見せるが譲らぬところは決して譲らない。泣くと周囲一帯の水位が上昇し、比喩でなく水没しかねない。
【聖・至聖】ガラハッド
天人の家系?
【緑・聖緑】トリスタン
森人(エルン)の家系。
【戦・武窮】ラモラック
強さこそを求める喧嘩馬鹿。蛮勇。十三人の中でも一番の激情家であったらしい。
ディナダンとは別種のトラブルメイカー。
用いるは拳のみ。求めるは最強のみ。
現在の首席は一メイルという小柄な体躯ながら武威を極めた小人(ファム)の女性。
【求・探究】パーシヴァル
小人(ファム)の家系。ローエングリン。冒険一族。
【蔵・宝蔵】ケイ
鉱人(ミラル)の家系。
【衛・近衛】ベディヴィエール
普人(ヒュム)の家系。
【宴・道化】ディナダン
普人(ヒュム)の家系。
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【災禍】モードレッド
祖に抱いた想いは「憤怒」、宿りし定めは「父殺し」
魔人(デモン)。
抹消された天孫であり、その当人。祖の娘でありながら父と禁忌を犯した魔女モルガンの胎から生まれた、最も色濃く呪いを継いだ末子。
千年もの間を神葬領域に封じられ、脱出後にグィネヴィアと出会い、彼女との間に魔王の精神を継承する娘ルキアを授かる。
現在は時計党の十二席に座し、黎明の二つ名を授かった漆黒の剣士。
【天孫族(アーク)】
【冠字(かんじ)】
天穹の東より召喚された勇者にして始祖アサガミが持ち込んだ文化遺産の一つ。
本来はただの漢字辞典だったが、表裏の狭間(ニカイア)を通った際に力を宿した。
現在は天孫の系譜だけが名前に用いることを許された真名。数万に及ぶ文字体系。
一文字で固有の意味を持つそれは魂に刻まれた印であるとされ、生まれる前から持っている。
本人の本質や方向性、属性などの端的に表す聖なる文字とされ、後天的に変えられるものではないし、変えた場合は本質が歪むとされるため改名は禁忌とされる。
本質を表す名前であるため、当人以外に意味を教えることはない。また、他人の冠字を教えることは禁忌とされる。
曰く、思い浮かぶのだとか。
また継承器を用いる時には、自らの冠字を唱える必要がある。
聖典壐字局〇〇〇〇が冠字を収集している。
「励起せよ、我が
【伝承・再臨(ロード・レガシア)】【伝承式(コード・レガシー)】【伝承器(レガシア)】
天孫の血を継ぎ、一定以上の力を有する者だけが発現できる神秘の結晶。
聖痕が輝き、詠唱と共に自らを定義する冠字を唱えることで発現する。
血と魔力を励起し、神葬領域へと接続アクセス。物質現象or異界法則として発生する異能。
一時的な神権乱用。
単に「
「励起せよ、我が徴(しるし)。『結(むすび)』の字(あざな)が天穹(てん)に連なる血を熾(おこ)す」「伝承・再臨(ロード・レガシア)――大いなる十神法(ウルスラグナ)」
「
臨界突破。
接続先にある神魔の力を完全に継承・超越することで到達する。
この位階に達するには血の濃度、資質・才能を要するため、青の血統でも極一部の才人のみが到達できる。王の権能であるかのごとき影響力を持つ。
進化ではなく神化。人から逸脱した存在への昇華。超人位階アデプト。神覚者。
この位階に達した瞬間、人間の枠組みから外れた超越者と化し、半神の如き能力を持つ。
肉体の容量を拡張することで、肉体そのものに神葬領域の力をダウンロードできる。
真の支配者(オーバーロード)。
【術式(コード)】と【精なる契(フェアリーテイル)】
いわゆる魔法、魔術などを指す。
以前は【精なる契(フェアリーテイル)】を結んだ【契約者(テイマー)】が精霊を介することで様々な現象を起こしたが、文明の発展に伴い精霊は彼らから離れていった。
そこで開発されたのが術式。意思ではなく理論でもって精霊種と同じように様々な現象を引き起こす。これによって人類は更なる発展を遂げ、精霊との繋がりはほとんど断たれたと言える。
術式は【魔導杖(ガンド)】の性能と術者の能力によって威力が変動する。つまり個人差がある。
一方、精霊を介した術式は魔導杖を用いた場合を遥かに上回る。ただし威力は精霊が出力できる限りであり、それ以上の性能をした【魔導杖】と術者ならば破られる。まずないが。
現在【精霊契約者(フェアリーテイマー)】は文明圏と関わらない長命種や自然僧(ドルイド)を除き、ほとんど存在しない。
特に文明圏内ではほぼゼロ。なのでミルディの存在はあらゆる意味で希少性が高い。
【時啓党(アイオーン)】
レムリア大陸全土で暗躍する謎の組織。
天制王国ログレスと都神連盟パンテオンの両国に根を巡らせている。
謎の多い組織で構成員はいずれも高い戦闘能力を有し、小国ならば容易に殲滅できる戦力を保有している。
【党主ミトラ】
時啓党の創設者。
≪天網計画≫と呼ばれる事業を成功させるために党を創設した。
絶滅大戦後に
【天網計画】
勇者の体内に封じられた神性腫瘍・愛癌臓腑を用いて神葬領域ニカイアを突破し、天穹へと進出するというもの。
そのためには勇者を殺さねばならないが、不滅の肉体と殺しの才を有する彼を害する手段が存在しない。なので過去の時代から当時の勇者を招いて自分で自分を殺させるしかない。
本当なら簡単なはずなのに、なんでこんなに難易度上がっているんだろう?ミトラは訝しんだ。
腹案として天孫族を広めることで天穹との繋がりを太くし、編み目を広げる。
天の落とし子の完成系たる天使の召喚も、天穹で現存する信仰対象でありながら葬られた地の底に招くことで経路を更に広げることが出来る。
【十二使徒(ナンバーズ)】
時啓党の最高幹部。
党主ソフィアの命令をこなす十二人の英雄・魔人。
【-指導者-】
運命の三姉妹(モイライ)の糸を操る天孫族の少年。
一話のメリアドールを操っていた張本人で、傀儡越しに自分の指を切り裂いたユートに強い関心を抱く。
【ⅩⅡ-黎明-】
漆黒の鎧で全身を覆った剣士で党内でも一、二を争う強者。
始祖アサガミに対して異常な執念を抱いており、必ず殺すと誓っている。
その正体は歴史に葬られた三貴子の一人、魔女モルガンが父アサガミと近親相姦を行い、授かった呪いの一粒種。
本当の名をモードレッド。魔王の記憶を継承したルキアの実父。
父を殺すことが本当の孝行であるとして、その因果を刻みつけられている。
黄昏に対する黎明。
あ
ああ
その他
【天下五剣】
聖剣(エクスカリバー)
天剣(ガラティーン)
絶剣(アロンダイト)
王剣(クレラント)
神剣(マルミアドワーズ)