黒服さんと…   作:KV-1S

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2話目です、いつも通り駄作になっております

もうちょい黒服側の話を書きたい


黒服さんの日記②

〇月‪✕‬日《3年目》こころ様はいつも以上に元気

 

 

こころ様がバンドを組んだ

 

 

もう一度言おう

 

 

"こころ様がバンドを組んだ"

 

……まぁ、良い事だと思う

 

 

──────────────────────

 

 

黒服の視線の先には、唐突に路上でパレードのようなことをし始めた一団(二人)

 

(お嬢様の唐突な行動に離れたつもりだったが…)

 

「先輩、なんかこころ様がスネアドラム抱えてた子(松 原 花 音)を連れて唐突な路上ライブしてます」

 

「…アレ大丈夫なんですか?」

 

 

さすがに現場だけでの判断も難しく、先輩黒服も黒服本人も唸る

 

 

『…多分大丈夫だと思うわ』

 

『そろそろ交代時間だから、引き継いで休憩したらまた後で来ましょう』

 

 

「(今この状況で引き継ぎして大丈夫か…?)分かりました」

 

 

─────────────────────

 

《Side:黒服視点》

 

 

 

「先輩、持ち場に戻りました、人が増えてます」

 

 

王子様系女子(瀬 田 薫 )が増えてます、スネアの子はまだ連れられてます…そろそろあの子が可哀想になってきました」

 

 

『…とりあえずそのままの位置で、様子を見続けて』

 

『何かあればまた連絡して、もし危なさそうだったら止めに行って』

 

『B班も待機してるから、非常時でなければB班に指示を出して対処させて』

 

 

「分かりました」

 

 

───ほら花音もっともっと盛り上げなきゃっ!

 

───ふえぇ…

 

 

なんか、小動物みたいだなぁ…

 

お嬢様は思ってたより人が集まらないって顔をしているな、このまま落ち着くだろうか?

 

 

───わいわいキャッキャッ!

 

 

あの人だかりは?一応確認するか

 

 

───やめて〜っ!

 

 

ピンクのクマ(ミ ッ シ ェ ル)だ、新しいマスコットか?

 

 

あ、こころ様に目をつけられた

 

 

「B班、こころ様がピンクのクマに目を付けました、マスコットっぽいので多分スタッフがいると思います」

 

「出来るだけスマートに対応お願いします」

 

 

『了解しました、買収します』

 

 

権力者(お金持ち)怖い

 

 

視線を戻すと、また別の少女(北沢はぐみ)がクマに飛びついてる、あれ首しまってない?

 

強く生きろ、中の人…

 

 

───あたし達とバンドのメンバーを探してるの!

 

───クマのいるバンドなんて珍しいね!

 

───クマ枠で採用!

 

 

バンドのクマ枠ってなんだ?*1

 

 

────────────────────

 

 

ミッシェルの中の人(被 害 者)ですが、その日のうちにやめたようです」

 

「買収した着ぐるみはどういたしますか?」

 

 

「とりあえず今はぬいぐるみ(ミッシェル)自体は保留だ、中の人については分かったら俺が謝罪に向かいます」

 

 

「分かりました、それと翌日バンドメンバーの方々がこちらにお越しになられるそうです」

 

 

「ふむ、とりあえずの身辺は先輩達にまかせるとしましょうか」

 

「俺はまたこころ様の監s…護衛をします」

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

花咲川"女子"学園…なんで入れるんだろう、考えたら負けか

 

さて…あの子は?こころ様に用があるようだが…

 

 

しまった、こころ様がいきなり移動を始めた、俺も移動しないと

 

 

………ふむ

 

 

とても…早いな…*2

 

 

「お嬢様の位置の共有をお願いします、最短ルートで行きます」

 

 

忍者のような黒服の姿はしばらく地域の話題の種になったという

 

 

─────────────────────

 

 

「どんだけ走るんだ…うちのお嬢様は…」フゥー…

 

 

久々にキツイ運動(おいかけっこ)だった…

 

 

「一日中…追いかけたのに…捕まらなかった」ゼー…ハァ…

 

 

そうだ、この少女(戦 友)に聞かなくては

 

 

「君はうちのお嬢様に…何か用があるのか?」

 

 

この子も良くここまで追い付けたものだ、本当に…

 

 

「あたしは…」

 

 

「ああ、息を整えてからでいいよ」

 

 

「ありがとう…ございます……あたしは奥沢美咲っていいます」

 

「…ミッシェルの中の人してました」*3

 

 

…ああ、やることは一つだな

 

 

「うちのお嬢様が大変申し訳ありませんでした」

 

そう言うと黒服は土下座を敢行した*4

 

 

「いえ…別に貴方が謝る事は…とりあえずバンドはやらないって弦巻さんと話をしないと」

 

 

お嬢様には申し訳ないがこの子を応援しよう

 

頑張れ奥沢さん、君ならできる

 

 

──────────────────────

 

 

「ダメだこれ…話が通じない…」

 

※3人の反応

「ミッシェルはクマよ?似てないと思うけど………(|ー|)?」

 

「ミッシェルはもっとピンクでモフモフでいい匂いだよ!(ỏ〇ỏ)」

 

「君は女の子なのだからクマだなんて強がらなくて良いんだよ(ー▽ー)」

 

 

「だ、大丈夫?」

 

 

「すまない、本当にうちのお嬢様がすまない…」

 

 

3人ともあそこまでバ…純粋だとはこのリハクの目を持ってしても(ry

 

 

「着ぐるみの中の人って言ったのにキグルミの人とはね…所で、あなたは誰なんですか?」

 

 

そういや自己紹介をして無かったな

 

 

「俺はこころ様の護衛…という名の監視をしている者だ」

 

「君が奥沢さんで…えっと…」

 

 

たしか、小動物…じゃなかった、お嬢様に最初に巻き込まれた子だったはず

 

「すまない、名前を聞いても良いか?」

 

 

「ふぇっ?わ、私は松原花音です」

 

 

「君も確かお嬢様に連れられていたな…」

 

「改めて、ウチのお嬢様がすまない」

 

 

彼女もお嬢様に巻き込まれた人の一人だ、謝罪くらいはするべきだろう

 

 

「そ、そんな、謝られるほどじゃないですよ!」

 

「そうですよ、別に黒服さんがミスした訳でもないんだし」

 

 

優しい子達だな、お嬢様の人を見る目は相変わらず確かだ

 

 

「そう言って貰えると少しは気が楽だな…」

 

「松原さんと奥沢さん、すまないがこころ様の所に行って頂いても良いか?」

 

 

「…まぁ仕方がないですね、分かりました」

 

 

───────────────────────

 

 

こうして別室で乙女達の会話を盗み聞くのは罪悪感がある、だがこれも私の仕事のひとつなので黙って受け入れるしかないのだ

 

 

 

『世界を笑顔にしたいからよ!』

 

『あたしは何よりも人の笑顔が大っっ好きなの!』

 

『だから世界を笑顔でいーっぱいにして溢れさせるのっ!』

 

 

お嬢様がバンドを組もうとしてる動機は…これか?

 

 

『いやでも、そんなことできるわけないでしょ』

 

『世界には戦争とか貧困とか』

 

 

正論…だな、痛いくらいに

 

世界にはどうにもならない問題が多い

 

 

『どうして? 』

 

『笑顔になりたくない人がこの世にいるの?』

 

『みんな毎日笑って楽しいのが最高でしょ?』

 

 

けど、彼女なら?或いは出来るかもしれないな

 

 

『わ…私は…現実的じゃない…ですけど』

 

『もし本当にそんなことができたら素敵だなって…思います』

 

 

…この後を察したから用意しておこう

 

 

「…楽器の用意をお願いします、ドラムとギターとベースをとりあえず1つずつ」

 

 

『私たちのバンドで』『世界を笑顔にっ!』『う〜ん、でも』『『『どうやって?』』』

 

『悩む前にまだ楽器も持ってないよね!!?』

 

 

ごもっとも…用意しといて正解だったな

 

 

 

 

 

『…こころ、今気づいたんだけれど』

 

『私たちはどんな音楽を奏でればいいのかな?』

 

 

(((この会議(準備)したのははなんだったんだ(の)…ッ!?)))

 

(…確かに曲については一切話してなかったな)

 

 

 

 

─────────────────────

 

 

色々忙しい一日だった、特に疲れた気がした一日だと断言出来る

 

だが、これからあのバンドがどう進むのかという楽しみはできた

 

初日の様子を見るとグダグダ感が否めないが、きっと彼女達なら大丈夫だろう

 

恐らく松原さんと奥沢さんに結構な負担があるだろうがな、色々な意味で

 

それに、奥沢さんがお嬢様のバンドに入るのかも未定だ

 

 

───俺個人としては、彼女にもバンドに入って欲しいと思う

 

 

しかし、入ったとしてその後は大丈夫だろうか、手伝える範囲は手伝おう、そうしよう、てかそうしないと多分二人がヤバそう、特に奥沢さん

 

 

俺の仕事は、あの5人の護衛になりそうだな

 

…御当主様に頼んでチームを増員してもらうか

 

もちろん俺の負担は増える…が、そんなことは苦にはならない

 

 

あの子達は、守護(まも)らないとね

 

 

 

 

 

「黒服さん…こんなに前から、こころちゃんと出会ったばかりの時から皆を大事に思ってくれてたんですね」

 

「……私、最初はドラムを辞めようとしてたんです」

 

「あの日はスネアを売りに行こうとして…でも、そんな時にこころちゃんに会って、またドラムを始めました」

 

「…私は、ハロハピの皆でバンドをしている今が…好きです」

 

「でも、そこにはあなたも居て欲しいんです」

 

「待ってますから、ハロハピの皆も他のバンドの皆も…そして私も」

 

 

─────また来ますね

 

 

少女は鞄から小さなクラゲのぬいぐるみを取り出すと、男の枕元に置き、部屋を後にした

 

 

*1
私にもわからん

*2
TIPS:弦巻こころの身体能力は極めて高い

*3
例のピンクのクマ

*4
黒服らしく角度、態勢、速度、深さ、全てにおいて完璧な土下座であった





黒服が関係するところは都度考えて書いてます、頑張ってキャラのロールができるくらいになりたいところ…

他のバンドの馴れ初めどうしよ(無計画の末路)


最後の方に登場するキャラが見ているのは日記ですね、最初の部分と最後の部分の2つです

回想は黒服君の記憶なので黒服視点ですね(基本的には)

話が更新される度、守ってきた女の子に日記を読まれるんだよねこの子、控えめに言って可哀想ですね(元凶)

幸運はランサークラスのEです

書き直し繰り返したので誤字脱字多いかもです(今更)
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