魔法先生ネギま!(裏) 作:Ahiru
2026年 4月7日 20:48
今年も去年と同じように、けれど去年とは違う桜が咲いた。
新学期を明日に控えた、その夜。
寮の大浴場で随分とはしゃいだ。友人の1人が『パイパイくんX』という怪しげなアイテムを取り出したことがきっかけだった。
某ECサイトで美容保湿ローションを購入したつもりが、見た目の似ている別の商品を間違ってカートに突っ込んでしまったと友人は言っていた。よく社内稟議が通ったなと突っ込みたくなるような商品名ではあるが、その字面が示す通り、当該部位に塗りたくることで劇的な豊胸作用が期待できるらしい。本当かよとは思ったけれど、胸囲に対して懸案のある自分としては、眉唾だとは理解しつつもその効用に
今すぐに試してみたい。私もグラマラスな曲線美を描いてみたい。
そんな折、体型に関する劣等感は特に抱いてはいないらしいその友人(推定Cカップ)が、周囲にいた不特定多数のクラスメイトに向かって「私は要らないからよかったら誰か使ってみる?」とか言い出した。
そうして1つしかない『パイパイくんX』を手に入れるべく、同じくボディラインが発展途上にある一部のクラスメイトたちとの争奪合戦が始まったというわけである。
結局、プールみたいな広さの湯船の中でかれこれ30分は駆け回っていただろうか。
さすがに長湯が過ぎたようで、少し
やってきたのは桜通りだ。
桜通りとは女子寮の南側にある遊歩道のことで、真っ直ぐに伸びた道を挟むように桜の木が林立している通りの俗称だった。並木道みたいに木々が一列に並んでいるわけではなく、ちょっとした林のように何十本もの桜が道の両側に植栽されている。だから、本来であれば向かって右側に寮の別館や集会用の講堂があって、反対側の緩やかな傾斜を下った先には4車線の車道が走っているのだが、隙間なく咲き競った桜の花が外の景色を覆い隠していた。
ぺたりぺたりと、煉瓦タイルの上をおばさんサンダルで歩く。
白い光が桜を淡く照らしていた。空を見上げればまん丸なお月さまが浮かんでいる。
その時、周囲でがさがさと枝が揺れた。びっくりして肩を跳ね上げ、息を飲む。音は止まってくれない。むしろ大きくなっている。何度も周囲を見渡した。桜の木々の奥はまるで煤を流したかのように真っ暗で、なにも見えなかった。
無性に怖くなって走り出した。音がどんどん追ってくる。
「きゃあっ!」
木々の隙間から黒い影が飛び出してきた。思わず悲鳴を上げ、尻餅をついた。
影がゆっくりと近寄ってくる。小さい。真っ黒な
「あ……いや……」
黒い影の口がにんまりと弧月を描いた。
「いやあああああぁぁぁぁーん!」
少女の悲鳴が桜通りに響き渡った。
◆
2026年 4月7日 21:02
からころという音がした。
「待て」
ヒミナに声をかけられ、少女に覆い被さる黒い影が首だけでゆらりと振り返った。
夜の桜通りは
その黒い影の背丈は小さかった。
小学生くらいの身長だ。顔は見えない。
「まさか、日本に
ヒミナが黒い影に近付いていく。からころという足音が響いた。
「お前が
ヒミナが言った。
「……ふっ、
小さな黒い吸血鬼の声は幼かった。少女の声だ。
その足元には哀れな被害者が横たわっていた。体操服を着た桃色の髪の少女だ。目立った外傷は見当たらない。ただし、吸血鬼による咬傷はすぐに塞がってしまうことで有名だ。恐慌に陥ったせいで気を失ったのか、あるいはすでに血を吸われた後なのか、被害者の見た目だけで判断することは難しい。
吸血鬼の少女は続ける。
「随分と都合よく現れたものだな。木の影で息を潜め、時機を窺っていたのか。……貴様はどこの出歯亀だ? 私になんの用があってこの場に立っている」
「ただの偶然だ」
嘲りを含んだ吸血鬼の言葉に、ヒミナは素っ気なく返した。
「私が吸血鬼を捜していたことは事実だがな。今夜は散歩をしていただけだ」
「……散歩だと?」
「姿を見せるかどうかもわからない生物を一見するために、わざわざ私が
「ぶち殺すぞ貴様」
とんがり帽子に隠れて見えないが、たぶん吸血鬼の少女の額には青筋が浮かんでいた。
「……貴様は〝イザナミの
浅い溜息と共に吐き出された吸血鬼の言葉に、ヒミナが足を止めた。
「……思い出せないのだが、お前も私と
「まさか、貴様のようなやつと顔見知りであって堪るか。初対面だよ。まったく、なぜ貴様がこんな場所に──……そうか、今朝の侵入者の正体は貴様か。ああくそ、タカミチめ。いい加減な仕事をしよって。なぜこのクソガキを追い返さなかった」
ぶちぶちと文句を垂れ流しつつ、吸血鬼は踵を返してその場から立ち去ろうとした。
「待て。確認しておきたいことが──」
ヒミナは背後から吸血鬼の小さな肩を掴もうと手を伸ばした。
「触るな」
だが、掌は空を切った。
半身に
煉瓦タイルの路面に叩きつけられる寸前、ヒミナは残った片足で地を蹴り、地上10センチの高さで体を回転させることによって吸血鬼の手から脱出に成功した。
膝を曲げ、着地し、ヒミナは顔を上げる。
吸血鬼が放り投げた小さなフラスコが目の前にあった。
「〝
吸血鬼の少女が呟く。
同時に、フラスコに詰められた禍々しい色の液体が反応し、硝子の容れ物を炸裂させ、中から鋭利な氷の刃が──
ヒミナは左腕を顔前に
「……握手にしては手荒だな」
ヒミナが眉を
「なぜ貴様がここにいる。
「院はもう辞めた。
「さぁな」
「人間ではなく、
「……なにが言いたい」
訝しげに吸血鬼が言った。
ヒミナは右腕を持ち上げると、手首から先を引っ込めた。ごそごそと袂の中を漁るような動きを挟み、次に右手が袖口から顔を出した時、その手にはりんごのロゴが刻まれた黒色のスマートフォンが握られていた。
ヒミナはじっとスマートフォンを見つめた。数秒の間の後、人差し指を使って、黒い板の側面にある複数の突起を順番にカチカチと押していった。それでもスマートフォンは反応しない。やがてヒミナは端末の背面を指で引っ掻き始めた。テレビリモコンの裏に刻まれた電池カバーの溝を探しているかのような動きだった。
「……おい、なにをしている」
「どうやら電池切れのようだ」
「貴様は初めてスマホを手に取ったおじいちゃんか。ディスプレイが点灯しないということは電源そのものが入っていないんじゃないか? まず右側にあるボタンを長押し──」
「侮るなよ。私だって機械が電気で稼働していることくらい理解している」
ヒミナが呟くと、その手元から一筋の紫電が走った。
途端、スマートフォンの背面に仕込まれたリチウムイオン電池が火を吹き、アルミニウム合金と強化ガラスで形成された外郭が内から弾け飛んだ。
発火は一瞬だったが、電解液が燃焼したせいでフッ化水素を始めとする有害ガスが噴出しているし、破裂したバッテリーは素手で触れれば皮膚が爛れるほどの熱を帯びていた。しかしヒミナは頓着することなく、何事もなかったかのようにスマートフォンを振袖の袂の中に戻した。そしていかにも迷惑だと言わんばかりの表情で
「……不良品を掴まされたか」
「私はもう帰るぞ」
呆れた声を漏らし、今度こそ吸血鬼の少女は踵を返す。
「そうだな、私の用も済んだ。好きにしろ。
「待て、どういう意味だ? 私の他に──」
吸血鬼が足を止め、振り返った。
「──と、言いたいところなのだが」
ヒミナが言った。
気配がどろりと変質する。
周囲の空気は
「──私に矢を向けておいて、楽に家路に着けるとは思うなよ」
ヒミナが小さな白い手を持ち上げた。氷の
吸血鬼の少女は不機嫌そうに舌打ちをした。
◆
2026年 4月7日 21:16
何度目かの蹴撃が空を切り、氷が砕け、電が散る。
ヒミナと吸血鬼が交戦を始めて約10分。幸か不幸か──恐らくは誰にとっても運がよかったのだろう──派手な音を聞きつけた
不意に吸血鬼の少女が足を止めた。
「潮時だな」
「……なんだと?」
ヒミナの眉がぴくりと跳ね上がる。
その白い頬は土で汚れていた。地面に何度か叩きつけられたせいだ。
この数分間、吸血鬼の少女は
たったそれだけの手札で、全身に紫電の蛇を纏い、大型重機みたいな膂力で大暴れするヒミナを相手取り、そして優勢を保ち続けた。
「無粋に騒ぎすぎだ。これ以上はさすがに人が集まる」
吸血鬼は周囲を見回し、呆れたように息を吐いた。
「まったく……。聞いてはいたが、とことん加減を知らん奴だな。どうするつもりだ、これ」
桜通りの街路は、まるで巨人が何度も
ヒミナはむっつり顔のまま答えた。
「それは責任の転嫁だろう。たしかに私にも非はある。しかし、この戦禍は私とお前の争闘によるものだ。つまり落ち度はお互いに平等に──」
「私は攻撃を
吸血鬼の少女は怒鳴ってヒミナの言葉を遮った。
「……しかし、私だって加減はしたぞ。もう夜半前だからな。なるべく静かに壊した」
「そうか、お前はまず隠れ家風のアンティークなカフェにでも行って『静か』の定義を学び直して来い。言っておくが、貴様がはしゃぎ回った音は数キロ先まで届いているぞ。デジベルだと
「わかった、では一発だけ殴らせろ。最初の〝
「ふざけるな! 拳銃ほどの運動エネルギーしか持たない〝
懐から試験管を取り出しつつ、吸血鬼は苛立ちを隠しもせずに吐き捨てた。
「これだから品のないクソガキは嫌いなんだ」
具体的な意図は読めずとも、なんとなく吸血鬼の少女が姿を
「待て──」
「私に構ってもらいたければ、もう少し常識を学んでから出直すんだな」
試験管が地に落ち、砕け、液体が四散する。
その瞬間、白い煙幕──いや氷霧が吸血鬼とヒミナを呑み込み、そして一帯を覆うほどに膨れ上がった。遮断されたのは視界だけではない。音や匂い、そして魔力感知さえも一時的に阻害する初歩的な撹乱魔法だった。
きっかり3秒後、凄まじい風切り音がした。
ヒミナが水平に腕を振るった音だ。たったそれだけで発煙筒みたいな濃度の霧が裂け、風に攫われて消えていった。
視界が晴れたその先に──やっぱり吸血鬼の姿はなかった。桜の葉がただ揺れて、そよそよと撫でるような音を立てている。
「……ふむ」
特に執着した様子も見せず、ヒミナは呟いた。雷が収まっていく。
「帰るか」
からころと音を立てて歩き始めた。
ヒミナは吸血鬼と
要するにヒミナは、桜通りの真ん中あたりで小さな吸血鬼と遭遇し、その片端まで場所を移しながら吸血鬼と戦っていたことになる。
当然、道を辿れば吸血鬼の少女が人を襲った現場まで戻ってくる。
「……」
体操服を着た桃色の髪の少女は、木の幹に
「……起きろ。風邪をひくぞ」
反応はない。すやすやと寝息が聞こえる。
ヒミナはその場でしゃがみ、少女の両頬を割と強めに引っ
「う、うーん……」
ヒミナは溜め息を吐いた。
なにを思ったのか、ヒミナは少女の背中──ちょうど肩甲骨の間あたりを掴んでひょいと持ち上げた。もちろん布を掴んだわけで、少女の体操服と下着がぶちぶちと音を立てながら上方向に伸び切って捲れ上がり、ささやかに膨らんだ乳房がたゆんと露わになった。
「きみ、そこでなにしてる!」
すると、スーツを着た細目の優男が駆け寄ってきた。ヒミナは知る由もないが、
「さっきここで大きな音が……って、その子をどうするつもりだ!」
教員は細い目をこれでもかと見開いて驚いていた。
ヒミナは平然とした様子で応じた。
「ちょうどいい。これは先刻、どこぞの不遜な吸血鬼に襲われていた女だ。私はこの件から手を引くが──学園が吸血鬼の討滅を考えているのであれば、残留する魔力を解析する価値はあるんじゃないか? だからお前が運べ」
「酔っ払いのお父さんが持って帰ってくる寿司折みたいに女の子を持つんじゃない! 後で絶対に訴えられるよその構図は!」
「すでに血を吸われた可能性はあるが……まぁ、息はしている。大事には至らんだろう」
「こっちに押し付けないでくれ! 立場上、見ちゃいけないものがさっきチラチラと──……あれ? ちょっと待って。……吸血鬼だって? き、きみは一体……?」
「そうだ。この学園の関係者であれば
「頭が
「……私の知ったことではないが、あの
「はっ……ま、まさかきみも妖怪の類なんじゃ……。雰囲気がすごく不気味だし。待てよ、ということはきみがなにかを伝えたい相手は妖怪の総大将──ぬらりひょんか! なんてことだ、すぐに学園長に報告をしなくては……!」
「いいからその総大将と連絡を繋げ。そして怒られろ」
◆
2026年 4月8日 4:12
ドイツ。ミュンヘン。
暦は早春だが、西欧の朝はまだ冷える。
吐いた
「吸血鬼の件ですが……」
電話の先は学園長だ。日本は今、ちょうど昼前といった時間帯だろう。
『報告書はもう読んだかの。
「……ほぼ黒でしょうね」
『まったくエヴァンジェリンめ。今になってなにを企んでおるのやら……』
タカミチには学園長が頭を抱える様子が容易に想像できた。
エヴァンジェリンとは、ネギが受け持っているクラスの生徒の名だ。
去年の11月頃だったか──桜通りの吸血鬼に関する
思い返してみれば間抜けな話だ。
疑念を抱かなかったわけではない。しかし、少なくともこの数年間、彼女は大人しく学園生活を送っていたはずだ。たしかに魔法の力によって学園都市に縛られている現状は本人の意に反しており、過去には人倫に背くような悪事を企んでいた時期があることも事実だが、それでも今はきちんと心を入れ替えて──……はいないだろうけれど、観念か諦念か、すっかりと丸くなっていた。だからこそ、まさかと思ってしまったのだ。
あと、ウチの生徒たちがこの手の
なんせ、吸血鬼の怪談話だけでなく、謎の無人駅に辿り着いたという体験談からボンタンアメの尿意抑制説、果ては破れないストッキングに関する陰謀論まで、あの子たちは目の前にスルメをぶら下げられたザリガニみたいな反射速度で話のタネに食らいついては盛り上がる。
(信憑性を精査しようにも、ウイルスの変異株のように次々と新しい噂話が発生するから追いつかない……っていうのは言い訳だな)
タカミチは嘆息を吐いた。
ともあれ、噂の吸血鬼の正体がエヴァンジェリンだと考えて間違いないだろう。
昨夜の件について、タカミチは事前にメールで報告書を受け取っていた。曰く、ヒミナの供述によると桜通りに現出した吸血鬼の性別は女で、ヒミナよりもさらに背が低く、そして足首まで届くほどの金髪の持ち主だったそうな。エヴァンジェリンの外面的特徴と見事に一致している。あと生意気で偉そうな性格だとも書かれていた。これもまぁその通りだ。
『タカミチが日本に戻ってくるのは3日後じゃったかの。その時でええから、エヴァンジェリンにワシのところに来るよう伝えてくれんか。それまでもう少し情報を集めて、外堀を埋めておくことにするわい』
「急がなくていいんですか? 生徒の犠牲が出ているようですが……」
『薄弱な証拠だけで口を割る相手じゃないからのう。今のところ重症者は出ておらんし、この件は任せなさい。なに、責任はわしが取る』
「……学園長」
『それにほら、もし濡れ衣だったらあいつめっちゃ怒るじゃろ。怖いじゃん』
「……学園長?」
学園長が咳払いを挟んだ。
『ところで、始業式での式辞やヒミナちゃんの編入処理で朝からバタバタしとっての。瀬流彦くんの報告書はまだ概要しか目を通せてないんじゃが……この
どう説明したものかと、タカミチは言葉に迷った。
「えぇと……それが昨日、ヒミナくんが随分と暴れたようで……。吸血鬼との交戦で、自動販売機をスクラップにしたり桜の木を何本もへし折ったりして、瀬流彦先生が到着した時には、桜通りの一部が空爆後のスターリングラードみたいになっていたとか……。寮にいた生徒の多くが激しい戦闘音を耳にしていますし、桜通りの真下にはガス導管が敷設されていたということにして、配管の老朽化による爆発事故という
『………………………………』
学園長が押し黙る。ヒミナを編入生として受け入れたことを後悔しているのかもしれない。
その時、タカミチのスーツの裾が男に掴まれた。
「てめぇ、なに呑気に通話してやがる……!」
男の手は血でべっとりと染まっていた。これでも30万円くらいするオーダースーツではあるのだが、深緑色のゼニア生地が汚れる光景を目にしてもタカミチの表情は崩れなかった。
この男は
ローブを身に纏った悪い魔法使いは、瓦礫の上に這いつくばったまま、息も絶え絶えといった様子でタカミチを睨んでいた。
なにやらとんでもない犯罪行為を画策していたらしく、ドイツの魔法協会から要請を受けて飛んできたタカミチに、つい先ほど疾風怒濤の勢いで鎮圧されたばかりだった。その周囲には、人気のない山懐にひっそりと造営されていたアジトの残骸と共に、ぴくりとも動かない仲間の悪い魔法使いたちが何人も転がっている。対照的にタカミチはまったくの無傷だ。
「ああ、すまない。まだ意識があるとは思わなかった」
苦笑し──タカミチは拳を振り下ろした。
きっと鋼鉄のハンマーで岩を叩き割れば、こんな音がするのだろう。
頬に拳を叩き込まれた悪い魔法使いは、一度だけ手足を
その頑丈さに感心すると同時に──心配にもなる。多少の無茶では死なないという自負があるせいか、ヒミナは自身の損傷に無頓着な嫌いがある。
あの子がなぜ吸血鬼を捜しに麻帆良学園へやってきたかは知らない。
けれど、噂の吸血鬼の正体がエヴァンジェリンだと早期に看破できていれば、タカミチは桜通りの件についてヒミナの介入を許可しなかった。それくらい危険な相手だからだ。力の大半を
実際、タカミチのスマートフォンに届いた報告書からも窺い知れる通り、ヒミナとエヴァンジェリンの顔合わせは友好的なムードではなかったようだし。
電話の向こうでは学園長が情けない声を出していた。
『タカミチ、自動販売機って何円くらいするか知っとる?』
「100万円前後だそうですね」