いや俺ら複数個性使えるだけでAFOとか知らないです   作:限界大学生ニム

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かなーり見切り発車です。よろしくお願いします。
パソコンで書いてるのでスマホ版の人は読みづらいかも。
すみません。


入試~USJ襲撃
1話 ロボ相手なんて負ける理由がないでしょ


 国立雄英高等学校Plus Ultra(更に向こうへ)】という校訓の下、No.1ヒーロー オールマイトや

No.2ヒーロー エンデヴァーを筆頭に数多くのプロヒーローを輩出している名門中の名門校だ。

 

 今日はそんな名門ヒーロー科の入学試験日。この物語の主人公であるこの男も無論会場にいた。

 

いや人多すぎぃ!!

 

 俺の名前は夢現 用斗(むげん ようと)。雄英高校ヒーロー科志願者の一人だ。今日はその入試日なのだが…

 

 いや人多くない?さっきまで吐きそうなくらい緊張してたのに驚きのままに叫んだら緊張感とかどっか行っちゃったわ。

あっ…変な目で見ないでください死にたくなります。

 

 受験に来た他の連中も多少は緊張してるだろーにわざわざ一斉に俺の方を見てきやがった。*1

なんやねんお前ら。ヨユーぶっこいてんじゃねえよ秀才どもがヨォ。

 

「いきなり大声で叫ぶのはやめてくれるかなぁ()()!となりにいる僕まで変な目で見られちゃうじゃないか!」

 

「お前もゆうて叫んでるからお互い様だぞ?()()

 

 このやかましい*2金髪は俺のいとこの物間 寧人(ものま ねいと)。こいつの個性は【コピー】で触れた相手の

個性を5分間使うことができるとかいう強個性だ。

個人的にはオールマイトにだって負けないくらいの化け物個性だと思っているんだが、

周りからは「スーパーヒーローにはなれない。」とか言われてた。

俺からしてみればどんだけそいつらの目は節穴なのかと言わざるを得ない。

なんてったってこいつの個性は…

 

キーンコーンカーンコーン

 

「おっと…ふざけてたらそろそろ試験開始時間だ。急いで向かおうか。」

「そうだな。急ぎつつ英単語でも確認していくか。」

 

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実技試験説明会場にて

 

 筆記試験が終わり、今は実技試験の説明が始まるのを待っている状況だ。

「なあなあ寧人。実技試験って協力しちゃダメとかってルールあったっけか?」

 

「うーん。どうだったかな?…ていうかなんでいまさらそんなこと気にしてんのさ?」

 

「ありだったら俺ら落ちる理由なくなっちまうし…面白くねえよなって思ってな。」

 

「…否定はできないね。そもそも同じ受験会場になるかわからないけどね。」

 

 何を隠そう俺らはこの日のために筆記試験はもちろん実技試験対策に個性伸ばし訓練を毎日2時間程度やっていた。その中で対ヴィランを想定したトレーニングもしていたのではっきり言って

しまえば主席合格だって簡単なのだ。さっき言いそびれたが訓練の中でこいつの個性はd

 

「受験生のリスナー!今日は俺のライヴにようこそ!エヴィバディSay HEYYYYYY!!」

 

シーン

 

 …二度も話を話を遮られたのは初めてだよ。どうしてくれようか。

まあ誰もレスポンスしなかったしプレゼント・マイクを恨むとして*3

いったん落ち着いて説明きくか。

 

 どうやら試験内容はロボを使った対ヴィラン想定の戦闘試験で倒す難易度によってポイントが設定されおりそれぞれ0〜3P。ただし0Pは受験生に倒せるレベルではない

いわばギミックなので無視を推奨と。

 

 いやマジで落ちる理由ねえなこれ。って思ってたらどうやら同じ中学の生徒は受験会場を

離されるらしい。まあそんなもんで俺らは止まんねえけどな。

 

「それではみんな。()()()()を。」

 

 そんなことを考えていたらもう移動するっぽいな。寧斗とは別会場だしここでお別れだな。

 

「寧人!主席合格狙ってかましたろうぜ!」

 

「フッ…言われなくても狙うさ」

 

そういって俺らはハイタッチして説明会場を後にした。

 

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夢現視点

 

 会場に着くと試験が始まるまでの間準備する時間が設けられた。

さてどうすっかな。周囲を見渡してみると深呼吸して精神統一する者、

体をあっためるためのウォーミングアップする者、

己の個性の調子を確かめる者など各々有意義に使っていた。

 

 正直言ってまだ手の内は明かしたくないし俺はいつ合図が来てもいいように集中しとくか。

 

 ・・・「はいスタートォ!」マイクによる突然のスタート合図が聞こえてきた。よし。行くか!

 

 俺はほおけたツラで合図の聞こえてきた方を見ている奴らを押し除けて

1番に市街地に入って行った。

 

「どうしたァ!実戦にカウント何ざねぇんだよ!一足先に走り始めたリスナーに続け続けェ!

サイはもう投げられてんぞォ!」

 

 マイクに発破をかけられて後ろから他の連中もついてきた。

まあ残念ながらその時点でもう負けてるようなもんだろ。

 

 少し走っていると早速ロボットの群れを発見した。そいつらは俺に気付くや否や口々に

 

『ヒョウテキハッケン!ブチコロスゾ!』

 

 なんて本当に入試なのか怪しいレベルの口の悪さで突進してきた。

バカ正直に真正面から来てくれるなんてありがたい話だねぇ。

なんも考えずに範囲攻撃でぶっ壊せるぜ!

 

「リアライズ・ドリーム!【プレゼント・マイク:ヴォイス】!」

 

 あの人の個性は特別外見に出るようなのじゃないし分かりづらいけどやれるはず!

 

「ラウドヴォイス!!!」

 

 俺が全力で叫ぶと音による攻撃でロボを殲滅した。

 

『コッチニエグイノイルゾ!カコメカコメ!』

 

「注文してないのにおかわりくれんのかよ!サービスいいね!」

 

 国立なだけあって金があるのかロボに積んであるAIも相当なものだ。

一体じゃ不利と判断して複数体で俺を囲んできやがった。

いろんな個性試してみたいし今度は機動力のある個性で…

 

「リアライズ・ドリーム!【ミルコ:兎】!」

 

 先程までとは打って変わって、耳やしっぽが生え足の筋肉が隆起する。

 

満月乱蹴(ルナラッシュ)!」

 

 よっしゃ!全部撃破!このまま主席合格までまっしぐらだ!

 

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試験終了1分前

 

 ふー。さすがに疲れてきたなぁ。ポイントも50は稼げてるだろうし限界も近いから

個性解除しとくか?…てかなんか振動感じるなぁ。地震か?そう思い周りを見渡すと…

 

なぁにあれぇ?

 

 え?なにあのサイズ?0Pあんなにでかいの?もう歩く災害じゃん。

絶対巻き込まれてるのいるでしょあれ。一応確認にいきますか。

 

「痛ったぁ…」

 

 ほんとに巻き込まれちゃってるよ!何やってんだ雄英!わざわざ金の卵を自ら

潰すようなことしやがって!しかも女の子だぞ!?銀髪で片目隠してる美人の!

捕まってしまえ教師陣(悪魔ども)

 

「大丈夫か!?今瓦礫どかすからな!」

 

 瓦礫をどかした俺は女の子を両腕で抱える。

 

「抱えられんのいやかもしんねぇけど、少しだけ我慢してくれな!」

 

「う…うん。よろしく。」

 

 了承も得たしあとは逃げるだけ!

 

『ニガスカヨ!コノボケ!』

 

 0Pロボの巨大な手が俺らに迫ってきやがる。マジでセーフティとかついてねぇのか!?

このままじゃジリ貧だし残った力全部使ってぶっ壊すしかねぇな!

誰か抱えられそうな受験者は…お!多分異形型の体格いい人いるじゃん!

 

「すまん!そこの毛むくじゃらの人!この子ケガしてて、一瞬抱えててもらえるか?」

 

「む!酷いケガですな!任されましたぞ!ですがあなたは何をしに?」

 

「俺はあのくそロボットぶっ壊してくらぁ!」

 

 銀髪の子を預けた後、ほかの受験者の制止を振り切り0Pに突っ込む。

女の子にケガさせといてただで済むと思うなよ?廃棄処分だ。粗大ごみが

 

「リアライズ・ドリーム!【エンデヴァー:ヘルフレイム】!」

 

 そう叫ぶと一瞬で体は熱を帯び、炎が噴き出してくる。

俺はいっきに跳躍しロボの顔のあたりまで炎を推進力にして飛び上がる!

 

「このごみくずが!俺の最大火力!受け取っとけ!!!」

 

「赫灼熱拳!ジェットバーン!」

 

 俺の手から放たれた超高温の炎は見る見るうちにロボを溶かし再起不能まで追い込んだ。

だがそれと同時に無理をしすぎたのか、俺の意識は闇に落ちた。

 

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物間視点

試験開始前*4

 

 さて、そろそろ用斗の試験が終わったころだろうか。まああいつの心配はいらないだろうし

僕は誰の個性をコピーするか決めようか。あいつの個性はかなり消耗が激しいしあくまで

何かあったときの保険としておこうかな。機動力のある個性と破壊力のある個性、

この二つさえあれば何も問題なく突破できるだろうし優先してコピーしようか。

 

 うーむ。とりあえず体を回転させてる人と、妙に拳の大きい子。この個性たちは

()()()()()()()強そうだ。わざわざ疑われるような行動をする必要もないしね。

すれ違いざまに触れておこうか。

 

 気づかれないように二人に触れてまもなく試験は開始された。

機動力は己の身体能力だけだし走り回んないとね!

 

 僕の個性は対象に触れてから5分間しか自由に使えない。だからその限られた中で

どれだけポイントを稼げるかの勝負だ。ほかの受験生と仲良くなんてできないし

僕の個性が触れることでコピーできるなんて知られたら誰も触らせてはくれないだろうしね。

 

 そうこうしているうちにロボを見つけた。周りにも受験生がいるし早い者勝ちだね!

僕はコピーした個性によって()()()()()()()()()()()()()殴りつける。うん。いい個性だ。

 

「えっ!?私の個性!?なんで…」

 

気づかれちゃったか。まあ仕方ない。今は試験に集中だ。

 

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試験開始5分後

 

「おっと時間かあ。」

 

 個性による制限時間が来ちゃったか。まあ今の段階で漁夫の利したりで30Pだからね。

ペースはいいしまた誰かの使わせてもらおうか。誰か近くに人はいるかな。

 

「あ!私の個性使ってた人!」

 

 最悪だ。よりにもよって一度個性を使わせてもらった子と鉢合わせになったか。

多分触らせてはくれないだろうしこのままだと問い詰められるな。逃げるか。

 

「ちょっと待って!必要ならまた個性使わせてあげるから!」

 

「え?今なんて…」

 

「だから!使わせてあげるからちょっと待って!」

 

 彼女の口から発せられた言葉に思わず足を止める。なんだ?この子。

使わせてあげる?下手したら不正行為にもなりかねないのに?どんなもの好きなんだ?

 

「あんたの個性!誰かの個性を使える個性なんでしょ!珍しいしすごい個性だから

ちゃんと話がしたいの!」

 

 驚いたな…まさか()()()と同じことを言うやつが他にいるなんて。

 

「ハハハッ!僕の個性がすごいだって!?どんな感性してるんだいきみぃ!」

 

「え?だって実際なかなかないし人の個性が使えるのはすごいでしょ。

てか時間ないし!何が条件なのかわかんないけど早く使えるようにして!」

 

「っ!?…よーくわかったよ!じゃあ手を出してくれないかい?」

 

 差し出された彼女の手にタッチしてまた使えるようにコピーさせてもらう。

まったく…試験中にライバルに絆されるなんてねぇ。

 

「後から礼を要求されても何もしないからねぇ!

ただ君の獲物は横取りしないようにはしてあげるよ!」

 

 はぁ…余計なお世話(ヒーロー)しやがって…まあ感謝しとくよ。

おかげでこのまま突っ走れる!

 

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試験終了後

 

 僕はあの後もロボを狩り続け最終的に70Pでフィニッシュだった。

終了後に個性を使わせてくれた彼女と少し話した。名を拳藤 一佳(けんどう いつか)というらしい。

個性について色々聞かれそうになったがどうやら用途が保健室に運ばれたと聞いたので

この場は連絡先の交換だけで済ませてもらった。

 

 僕の人生で二人目だな…ヒーローと出会ったのは。

*1
そりゃみられるでしょうよ

*2
どの口が言ってんだ

*3
「こいつはシヴィー!」

*4
レスキューポイントの採点を考えると会場ごとに試験時間ずらしてんじゃって思ったのでそういうことにしてます。




名前:夢現 用斗
性別:男
身長:182㎝
体重:72kg
個性:【ドリーム・カム・トゥルー】
見た夢の光景がそのまま現実になる。

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