いや俺ら複数個性使えるだけでAFOとか知らないです   作:限界大学生ニム

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ハイどうも。限界大学生ニムと申します。
いつもたくさん見てくださりありがとうございます。
これからも頑張りますのでよろしくお願いします。
ということで本編どうぞ。


13話 下剋上ってなかなかむずいと思うよ俺は

「第二種目は…騎馬戦よ!!」

 

 騎馬戦ねえ。普通の騎馬戦ならなんてことはないんだろうけど…

個性がある時点で普通にはならんし、何より雄英で普通なんてことはない。

 

「説明するわ。参加者は2人から4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ。

基本は普通の騎馬戦と同じだけど、一つ違うのが先程の結果に従い各自にポイントが

振りあてられること。」

 

 つまりは入試みたいにポイントで競うってわけか。その結果次第で次に進めるかが決まると。

…じゃあさっきの1位通過あんま関係ないのね。

 

「与えられるポイントは下から5ポイントずつになるわ。そして1位に与えられるポイントは…」

 

 210ポイントだろ?そんなのわざわざ言わなくったって…

 

「1000万!!」

 

 んん?計算間違えた?あれ?…なんでそんなことなるんよ?

 

「つまり…上位の奴ほど狙われちゃう下剋上のサバイバルよ!!

上を行く者にはさらなる受難を…雄英に在籍する以上何度でも聞かされるよ。

これぞPlus Ultra!!予選通過1位の夢現用斗君!!物間寧人君!!持ちポイント1000万!!

これよりチーム決めの交渉時間スタートよ!!」

 

「寧人?分かるよな?」

 

「ああ。もちろんだよ用斗。」

 

「「一時休戦としよう!!」」

 

 まあそうなる。みんなから狙われるのにここ二人で争ってたら漁夫られて終わるしね。

正味それが一番おもんないから!

 

 さあ誰を誘うか。基本は1000万と組むのは嫌だろうしいったん理想求めて彷徨いますかね。

まずは…

 

「俺と組まねえか?普通科の心操君。」

 

 俺の呼びかけに心底驚いた顔を見せる。そりゃそうだ。宣戦布告した相手から組まないか

と提案されたんだ。予想さえしてなかったろうさ。

 

「何も話すなよ。何が条件か分からねえからな。お前の個性…洗脳か催眠だろ?」

 

「っ!?」

 

「あたりみたいだな。ならますます欲しい。お前の個性は初見殺しだ。迫ってきた敵に催眠が

決まればそのまま逃げ切れてもおかしくないだろう?それにお前もいい成績残してヒーロー科

編入希望してんだろ?悪い提案じゃないはずだ。いいなら黙ってうなずきな。」

 

 数秒待って帰ってきた返事はYESだった。

 

「よし!決まりだな!正直お前の個性は魅力的だと思ってたんだ!一時的にだけどよろしくな!」

 

「ああ。よろしく頼むよ。どうせ作戦は逃げ切りだろ?ならほかのメンバーはどうする。」

 

「もう一人は決めてる。ただあと一人がなあ…」

 

 A組の中で逃げ切りに適した人物。それは…

 

「私と組みましょ!1位の人!」

 

「近いわ!誰やねん急に!」

 

「フフフッ…私はサポート科の発目明です!」

 

 発目?どっかで聞いたな…あ!サポート会社の人か!!

 

「なるほど!君が発目さんか!お母さんから*1話は聞いてたよ!…んで話は戻るけど

なんで俺なの?ほかにもいるじゃん。」

 

「夢現さんは1位じゃないですか!あなたと組むと必然的に注目度がナンバー1になるじゃないですか!そうすると必然的に私のドッかわいいベイビーたちがですね!大企業の目に留まるわけですよ!それってつまり大企業の目に私のベイビーが入るってことなんですよ!それでですね!あなたたちにもメリットはあると思うんですよ!」

 

「あの親にしてこの子ありって感じだなあ!何が何だか分からん!それになんで大企業に

こだわってんだ?お母さんの会社でいいじゃん。」

 

「母の会社にその話をしたら、同じような人が2人も居たら手に負えないと

断られました!それでほかの就職先を探してます!」

 

「まあその気持ちはわかる。よーくわかる。じゃあ組むか。サポートアイテムってのも

あって損はないし、何なら個性よりも予想しづらいだろ!」

 

「ありがとうございます!」

 

 んで話は戻して、A組の中で逃げ切りに適した人物それは…

 

「常闇!俺と組もう!」

 

 常闇踏陰。個性 黒影(ダークシャドウ)は基本的にどんな個性も有効打にならない

万能個性。彼ならどんな攻撃も絶えしのげるだろう。そういう意味で彼を選んだ。

 

「夢現か。組むのはいいが、なぜ俺なんだ?」

 

「はっきり言わせてもらうと俺お前の個性使えねえんだわ!だから替えが効かないと思ってな!

それに俺たちは逃げ切りが作戦。常闇の個性は常に俺らの死角を見張れる。どっから敵が来ても

安心できるんだ。だからお前がいい!」

 

「分かった。よろしく頼む。」

 

「よっしゃ!それじゃあ本格的に作戦会議始めっか!」

 

 一方物間は…

 

「よく承諾してくれたね!それじゃあこのメンバーで勝つための作戦を説明しよう。

まず円場と塩崎。君らの個性で僕らの周りを覆ってしまえば完全に防御可能だ。

やってくれるかい?」

 

「ええ。分かりましたわ。」

 

「了解だ!」

 

「最後に柳。君の個性は身近なものを動かせる。もし防御が破られたなら

その時は僕のことを逃がしてくれ。円場の個性を使って自分で防ぐこともできるからさ。」

 

「分かった。やってみる。」

 

「つまり、僕らの作戦はツルと空気凝固で防壁を作り、その中に閉じこもる。

もし破られたとしたらその時は緊急脱出。この作戦で逃げ切りを狙おう。」

 

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『よーし組み終わったな!?準備はいいかなんて聞かねえぞ!』

 

【夢現チーム】*2

夢現 心操 発目 常闇

 

【物間チーム】

物間 円場 塩崎 柳

 

【緑谷チーム】

緑谷 麗日 尾白

 

【拳藤チーム】

拳藤 取蔭 小森 回原

 

【鉄哲チーム】

鉄哲 黒色 骨抜 泡瀬

 

【小大チーム】

小大 凡戸 吹出 庄田

 

『さあいくぜ!残虐バトルロワイヤル!スタートォ!!!』

 

 開始と同時に寧人チームは防護壁を完成させた。

 

「はあ~なるほど頭いいな。逃げ切りじゃなくて守り切るのか。俺にその発想はなかったな。」

 

「感心してる場合か!全員こっちに向かってきてるぞ!」

 

「お?マジか!速攻寧人から取るの諦めたのかよ!やってらんねえ。心操頼んだわ。」

 

 そう頼むと心操は発目さんから受け取ったスピーカーを手に相手を挑発する。

 

「お前ら全員かかってきやがれ!取れるもんなら取ってみな!!」

 

「「「なめんな!!!」」」

 

「いいね心操!様になってるぜ!」

 

「ほめてんのか?それ。」

 

『あれ?おいおいほぼほぼ立ち尽くしてんぞ?どうした?動け動けェ!』

 

 はい!皆さんきれいに反応していただいてありがとうございます!

その場で固まっててください!今のうちに逃げますね!

 

「よっしゃ逃げようぜ!みんなジェットパック一斉噴射で上から抜けよう!」

 

「させるかよ…!」

 

あっぶねえ避けろ!!おいおいなんなんだ!今日は不意打ち食らってばっかだ!

こっちの身にもなれよ轟!!」

 

「知るか…お前には負けねえって言っただろ。」

 

 逃げようとした瞬間轟に妨害されましたとさ。んで速攻逃げらんないように氷で囲ってるし。

どんだけ俺のこと好きなんだこいつ。

 

「はあ~飛べたら楽なんだけどなあ…ミッドナイトに確認したらだめって言われたし。*3

…しゃあねえ奥の手使うか。まだ隠したかったんだけど。」

 

 俺の奥の手。今まで使ってなかったのは単に使えなかったから。つい最近みんなで訓練してる

ときに緑谷からの提案で使えるようになったんだ。見せてやるよ。

 

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クラス合同訓練にて

 

「緑谷かなり制御できるようになってきたなあ!いい調子じゃねえか!」

 

「うん!夢現君のおかげだよ!本当にありがとう!」

 

「いいってことよ!どうせ敵対すんのは体育祭の時だけだしな!ってか俺は何の特訓しようかな…

皆にアドバイスすんのはいいけどどうにも思いつかん。緑谷から見てなんかないか?」

 

「ええ!?う~ん基本的に非の打ちどころとかないしなぁ…個性の同時使用とかは?

物間君はよくやってるよね!」

 

「同時使用な。できたらいいんだけど今まで一回もできたことねえんだよ。数えきれないくらい

試して試行錯誤したんだけどな。やっぱ憧れがねえんからだろうな。最近も試したんだが

出来なかった。だから別の案頼むわ!」

 

「そうだなあ…そういえば夢現君って海外のヒーローの個性ってあんまり使わないよね。

何か理由でもあるの?」

 

「いや…理由とかねえ。シンプルそこまで考えてなかったわ…海外のヒーローねえ。

ありだなそれ。ありがとな!かえって色々調べてみるわ!」

 

「うん!役に立ったならうれしいよ!」

 

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「リアライズ・ドリーム!【スターアンドストライプ:新秩序(ニューオーダー)】!」

 

 調べんの大変だったんだぜ?アメリカが隠してるらしくてな。ただ個性使って戦ってる動画

がネットに転がってたのと、個性の名前だけは把握できたんだ。だから使わせてもらったぜ。

 

 俺は手を広げ空気に触れながら叫ぶ。

 

「"大気"!これより大気は俺の正面3メートルの位置で固まる!」

 

 そう宣言すると目には見えないが確かに存在する大気が轟チームからの攻撃を防ぎ始める。

やっぱアメリカナンバー1ヒーローの名は伊達じゃないね。

 

「轟君!これを突破は無理だ!他のチームを狙おう!」

 

「クソ…しょうがねえ…引き返すぞ。」

 

「帰っちまうのかよ。つまんねえの。」

 

 まあこっちとしてはあきらめてくれるなら好都合だ。幸い轟の張ってくれたフィールドも

あるからここにこもってれば時間切れまで行けるし…

 

「なめんじゃねえぞパクリ野郎ォ!!」

 

「今度はてめえか爆豪!!でもお前飛び越えてきたのはいいけど騎馬がついて来れてねえぞ?

…ってなるほど!瀬呂が回収するのか!でもそんな不意打ち続けててもこっちには常闇がいるん

だから早めに諦めたらどうだ?」

 

「諦めてたまるかよォ!!」

 

 この後も爆豪襲来→ダークシャドウが防ぐ→瀬呂回収を繰り返してるうちに

時間切れとなった。結果俺らは逃げ切り成功。寧人も同じく守り切るのに成功したようで

無事次に進めることになった。

 

「それじゃあ結果発表よ!みんなもうわかってると思うけど、今回通過できたのは

【夢現チーム】 【物間チーム】 【轟チーム】 【爆豪チーム】の4チームよ!」

 

 緑谷落ちたのか!?マジかよ…あいつもう個性バリバリ使えるようになってるからいける

と思ったんだけどな…

 

「私は棄権させてもらいます!先程の騎馬戦でどうやらサポート会社の方に十分

見てもらえたようなので!」

 

 何ともマイペースな人だなあ…まあでもサポート科が本気で勝ちに行く必要なんてないわけだし

目的が果たせたのならそういうのもアリか。

 

「分かりました。発目明さんの棄権を認めます!ただ、この後の種目では16名で

やらせてもらうわ。だから5位だった緑谷チームから1名繰り上げ通過とします!

さあ選んでちょうだい!!」

 

 ここまで協力して最後チームから一人代表選べってなかなか酷だよな。

そんな簡単に選べな…え?緑谷にする?あっそうですか…決めるの早いっすね。

 

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「ちょっともう始まっちゃってるわよ!?呑気に屋台見てないで早く!」

 

「あーはいはい!今行くよ!」

 

「ねえ見て!モニターに映ってる子!あの子じゃない?」

 

「確かに…写真と少し雰囲気違うみたいだけど多分あの子だね!それにしても雄英体育祭を

生で見れるなんて!楽しみだなぁ!ヒーロー冥利に尽きるね!」

*1
正確には上司の方から

*2
原作と違うチームのみ列挙

*3
ただ飛んで逃げるのはテクニカルとかじゃないしダメよ!




というわけで次回からトーナメント始まります。今回かなり原作と違うメンバーが
トーナメント進出になりましたが、先に言わせていただくと基本主人公2人の戦闘以外は
ガッツリ書く予定はないのでご容赦ください。…最後の二人組は誰なんでしょうね。
また次回お会いしましょう。お楽しみに。

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