いや俺ら複数個性使えるだけでAFOとか知らないです 作:限界大学生ニム
今回は少し間が空きましてすみません。久々に友達が地元に
帰ってきてたので遊んだり、もう白状しますが私の推しはAdoさんでして、
その半生を書いたビバリウムという小説を読んでおりまして
投稿が遅れてしまいました。
それなりに展開を考える時間はもらえたかなと思うので、
ミスなく投稿できればと思ってます。
それではどうぞお楽しみください。
選手控え室にて、俺は早々に上鳴対策が可能な個性を見つけたので
モニターで轟VS瀬呂の試合を見ていたのだが…
「ひどい試合だな!?」
引いちゃうくらいに一方的だった。瀬呂も別に弱くなんてない。アイツも特訓で
苦手な相性の個性に対しての戦法や警戒すべき作戦をしっかり考えていた。というか教えた。
でもあんな広範囲攻撃をかまされたらそんなもん通用するはずもない。
圧倒的力の差。これが影響して瀬呂のやる気がそがれたりしなきゃいいんだけどな。
んでそのドンマイコールやめない?流石にかわいそうだと思うよ俺は。
てか俺どうしよ。あれやられたらどう回避すればいいんでしょう?
「やあ用斗ォ!!様子を見に来てあげたよォ!!感謝するといい!!」
「ありがとう!できればそのまま回れ右して出てってくれるとありがたいな!!」
「随分と辛らつだね…」
「緑谷に麗日さんもいたのか!入れ入れ!!」
「やっほー夢現君!相変わらず調子は良さそうだね!」
「もちろん元気いっぱいだぜ!上鳴には申し訳ないけどはっきり言って余裕だし。」
「ホント流石だね。今回は誰の個性使うの?」
「まあ上鳴にばれても問題はないしな。今回はセメントス先生の個性かな。」
「まあコンクリなら電気の範囲攻撃も防げるしねえ。有効打にしかならないだろうね。」
「あとはシンプルに個性使いすぎるとあいつアホになるしな。マジで敗因が見当たらない。
…ってかそれよりやばいの轟な?あいつアホだろまじで。緑谷…頑張れな…?」
「そんな憐みの表情を向けないでよ…僕だって負けられないしね!」
「まあどうなるか分からんけど最悪腕ぶっ壊すくらいじゃねえと無理そうだしな。ところで
フルカウル?とかいう全身に個性使う奴できそうか?どうせ氷の処理に時間かかるし控え室も
荒らさなきゃ怒られないだろうから今見てやってもいいけど…」
「いや、もう敵同士なんだ。うれしい提案だけど断らせてもらうよ。いまいち馴染んでない
から見てもらいたい気持ちはもちろんあるんだけどね。」
「そうか…じゃあ体育祭終わったらまた特訓しようか。終わった後は寧人もやるだろ?」
「まあそれならいいかもね。けど打倒A組は終わった後も続くから覚悟してよねえ!!」
「はあ…だから帰ってほしかったんだよなあ。」
「あはは…」
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「エブリバディ!大変長らくお待たせしたぜ!
第2試合で氷漬けんなったステージもようやく乾いて次の試合!!
入試は主席合格!!予選は1位で騎馬戦も1位!!このまま総合1位なるか!?
合法チート!! ヒーロー科 夢現用斗!!
「相変わらずチート判定ですか…いい加減悲しいぜ。」
「俺よりましだろ…お前に比べてめちゃくちゃ簡単な紹介だったぜ?もうちょっと頑張って
くれてもよかったじゃねえかマイク先生…」
「まあ…ドンマイ。これから俺に負けるししゃあないと思えよ。」
「お前が強いのは認めるけどさ…そう簡単に行くと思うなよ!」
「ハイハイ…初っ端から全力放電だけはやめろよ?」
「第3試合 スタートォ!!」
「それってつまり…」
スタートの合図の直後、上鳴の体はバチバチと音を立て始める。
…特訓でもあれだけやめろって忠告したのになあ。
「止められねえってことじゃねえの!?無差別放電 130万ボルト!!」
まあもちろん俺はこの対策をしてあるし何なら始まる前から個性は使用済みなので
対処は余裕です。というわけで床に手を付けまして…
「本当に残念だよ上鳴…それじゃ防壁で簡単に防げちまう。」
コンクリを操作して防壁を作り、少し待つとアホの出来上がり。そのまま確保して試合終了。
個性はいいんだけどなあ…後で発目さんのとこ一緒に行ってやるか。
「瞬殺!!敢えてもう一度言おう 瞬殺!!」
「夢現君2回戦進出!!」
さてさて。それじゃあ席に戻って観戦しますかね。
「カムイさん!あの子サイドキックとして取りましょうよ!将来有望ですよ!」
「うむ…出来ればしっかり見たかったがな。てか仕事しろ。」
「本来は相性があるが、夢現の場合は相手によってより戦いやすい個性を使える。
いわば最強の後出し虫拳だ。」
「ああ。あれは何が何でも欲しいな。」
「いやああの子本当に凄いね!色んなプロヒーローの個性使っててめっちゃかっこいいし!」
「ちょっと他にもいい子探してよ?何人か指名してって頼まれてるんでしょ?
また怒られるわよ?」
「分かってるよ…でも今のところピンとくる子いないしなあ。
夢現君と後は結果を見てでいいんじゃない?」
「ちゃんと考えなさいよ!」
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自分の席に戻ると柳さんと拳藤さん。それから
「おつかれさま。瞬殺だったね。」
「うん。流石に対策は考えてたし割と余裕だったよ。」
「あまり調子に乗らないでよねぇ!まだ僕がいるんだからさァ!」
「マジで一回黙ってくれよ。本当に。」
と言い終わる前に拳藤さんの手刀が決まり、ようやく静かになった。
「悪いな夢現。本当だったら第1試合終わったらB組のとこに戻ろうと思ってたんだけど
柳1人で待たせるのもなんだか忍びなくてさ!今からこいつ連れて帰るから!
2人でごゆっくり!」
そう言って2人は去っていった。寧人はともかく拳藤さんは居てほしかったなあ…
流石に2人きりだと話しづらいというかなんというか。
「どうしたの?なにかあった?」
「いや!?なにもないよ!それより柳さんは第5試合だったよね。控え室行かなくていいの?」
「うん。芦戸っていう人の個性とかわかんないけど私はやること変わんないし、
基本何とかなる気がしてるから大丈夫かな。」
「一応聞いておくけど芦戸さんの個性とか俺に聞かないの?A組だし分かるけど…」
「だって夢現君そういうの嫌いでしょ?仲間思いだし。」
「まあ…そうだけど。」
「やっぱりそうだよね。夢現君のそういうとこ嫌いじゃないよ。」
「あ…ありがと。」
やっべえ!!今絶対キモい顔してる!!顔上げらんねえ!!でも今のはずるくない!?
普通に惚れるでしょ!!俺が意識しすぎてるだけかな!?誰か教えてほしい!!
てか早く次の試合始まってくれ!!いち早く意識をそらしたい!!
「さあ第4試合だ!!*1どんどん行くぞ!!頂点目指して突っ走れ!!
ザ・中堅ってカンジ? ヒーロー科 飯田天哉!!
「ん、始まったね。確か飯田って人は足についたエンジンで走り回る感じの個性だったよね。
どっちが勝つかな。」
「うーん。流石に飯田が優勢かな。確か円場の個性は空気凝固で基本自分から仕掛けるのには
向いてないし後手に回っちゃうよね。固めた空気も結局強い衝撃には耐えられないから蹴りで
壊れちゃうだろうし。」
「そっか。じゃあ円場は厳しいかな?」
「いや、飯田も消耗戦には弱いからいい感じで粘れればまた別かな。」
結構面白くなりそうだし、エンジンと空気凝固は使える個性だから見ておかないとな。
「円場君と言ったか?君のことはよく知らないが、良い試合にしよう!」
「気持ちのいいやつだな!こちらこそよろしくな!」
「第4試合スタート!!」
開始の合図と同時に飯田は加速して真正面から突っ込む。それに反応して円場は進路を
ふさぐようにして空気を凝固。そのまま防御とトラップの二役をこなせる位置を固め始める。
「始まって速攻を仕掛けるのはいい判断だったけど反応されちゃうとどうしようもないね。
それに対して円場はかなりいい展開に持ち込めてる。このままだと消耗戦に持ち込めるから
円場優勢かな。」
「私としては円場に勝ってほしいからこのまま消耗戦になると嬉しいんだけど…」
「流石に飯田も馬鹿じゃないから壊せるってことに気づくんじゃないかな。」
特訓の成果もあり飯田もかなり長い時間個性を使っていられるようにはなったが、
それでも走れなくなってしまえば厳しいのは事実。対処法を思いつけるかどうか…
(なんだ何にぶつかった!?何かを吹くような動作はあったがいったい何をしたんだ…?)
「なにが起こったかわからねえって顔だな!だが止まってて良いのか?」
「クッ!いったん離れなければ!」
(よしよし。そのまま離れててくれ。)
何が起きたのかも分からないため飯田は警戒して離れ、そのまま周囲を走りながら
作戦を立てる。しかし、個性が分からないため何か妙案が浮かぶこともなく、そのまま
3分が経過した。
(走っている間何かをしてくることはなかった。つまりあちらから何か武器を作ったりできる
個性ではない。察するにその場の空気を固めるくらいだろう。問題はどうすれば消えるのか…
時間経過か壊せばいいのか。試してみるしかない!)
「2回目の突進か!?さっきと同じ結果になるだけだぜ!」
「そうでもないさ!!」
飯田は近づくまで個性による加速を使わず、固められた空気の直前まで来たところで
加速を利用した蹴りを放った。
「やはり壊せるんだな!そうと決まれば…前進あるのみだ!!
「ばれたか…でも簡単に突破させはしない!!」
壊されては固め、壊されては固めと繰り返していたが先にガス欠が来てしまったのは…
円場だった。
(クソ…固めるのが間に合わない!壊されるのが早すぎる!!)
「これで終わりだ!!」
空気の壁を壊した後、勢いそのままに円場を場外まで押し出すことに成功した。
「円場君場外!!飯田君2回戦進出!!」
「あんまり迫力はなかったけどいい試合だったね。どっちに転んでもおかしくなかった。」
「うん。円場惜しかった。勝てそうだったのに。」
「消耗戦に弱いのはどっちも一緒だったんだね。って次柳さんの試合じゃない?」
「そうだね。まだわかんないけど多分勝てると思う。頑張るから見ててね。」
「うん!こっからしっかり見てるよ!頑張ってね!」
…すっげえかわいいんですけど。何あの子。もう怖い。
「夢現てめえ調子乗りやがって…オイラはまったくいい雰囲気になれねえのによお…」
「そういうとこだろうな…原因は。」
「ふざけんじゃねえー!ゴフッ!?」
「あっ…やべ。」
とびかかって来たので反射でボディブロー入れちまった…まあいっか!2:8ぐらいで
こいつが悪いし!当分寝ててくれ峰田!!
「ク…クソがァ…」
次回は第5試合 芦戸VS柳 から始まります。
やっぱり戦闘シーンって字だけで表現するの難しいですね。
これからもっと頑張ります。
そして完全にたまたまですが東日本大震災の日に投稿となりました。
私自身はあまり被害が大きかったわけではないのですが、
東北に住んでいるので地元を見ていまだに傷は消えないな
と思いつつ過ごしています。
最後に暗い話題ですみません。ですが東北民として触れないわけにも
行かないなと思いまして後書きでさせていただきました。
亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
それではまた次回お会いしましょう。
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