いや俺ら複数個性使えるだけでAFOとか知らないです   作:限界大学生ニム

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普段は18時投稿なんですが今週はリアルが忙しく遅れました。
かなり急いだのでミスあるかも。ぜひ教えてください!
それでは第3話お楽しみください!!


3話 いくら日本一のヒーロー科でも初日から除籍するぞはヤバいって

四月某日 雄英高校最初の登校日

 

「寧人おはよぉ~。」

 

「おはよう。相変わらず朝に弱いなぁ用斗は。」

 

 入試から一か月もたっていない四月初旬。俺は眠い目をこすりながらキッチンで料理をしている

寧人を横目にリビングに向かう。なんで寧人が料理してんだって?そりゃ同棲してるからよ。

 

 何を隠そう俺らの出身地は神奈川県。対して雄英は静岡県にあり、さすがに通うのはつらい。

そういうわけで母さんの「だったら寧人君と同棲すればいいじゃない!家賃も安く済むし!!」

という鶴の一声に寧人両親もノリノリだったのでこうなりましたとさ。

俺らはもちろんいやである。誰が野郎と同棲して喜ぶんだ。

 

「今日から学校か~。もうちょっと寝てたいよぉ~。」

 

「用斗は寝たら起きないからダメ。いいからさっさと飯食って学校行くよ。」

 

 そういって寧人がテーブルに朝飯をおく。俺は料理ができないので全部寧人任せである。

ホントに感謝してますハイ。

 

 それから一時間もせずに準備を終えた俺たちは学校に向かっていた。

 

「よっしゃ!やっと眠気も覚めてきたぜ!フルスロットルじゃい!」

 

「あーはいはい。どうでもいいからさっさと学校向かうよ。」

 

「別にちょっとふざけあってたって間に合う距離と時間なんだしゆったり行こうぜ。」

 

 引っ越しを終えてから俺らは通学路を速攻で確認したので迷わずに向かえる。

まあそもそも徒歩十分とかいう激近物件を借りてるので迷う心配なんてないけどな。

 

 さて、そうこうしてる間に着いちゃいました雄英高校。いやぁ近いって素晴らしい!!

 

「改めてみると超がつくほど立派だよなここ。」

 

「噂によるとここの校長が自費で改築することもあるらしいよ。」

 

「えぇ…?それって国家予算レベルで金掛かるんじゃないの?尊敬通り越して引くわ。

自費でそんだけ出せるって生涯年収どうなってんだよ。」

 

 校長先生こわ…とか言ってドン引きしてると始業が近くなり人が集まってくる。

そこに知ってる顔があったので少々寄り道してから教室に行くことにした。

 

「よっ宍田!おはよ!」

 

「ムッ!夢現氏!入試ぶりですな!相変わらず元気そうで何よりですぞ!!」

 

「お前もな!一緒に教室まで行こうぜ!できれば同じクラスだといいんだけどな!」

 

 そういって三人で教室に向かう。できれば()()()とも話せたらよかったんだけど…

まあ後からいくらでも話せるしいっか!クラスも一緒かもしんないし!!

 

──────────────────

──────────────────

数分後 教室前にて

 

「やめておいてかないでよ!!寧人ォォォ!!!」

 

「仕方ないだろ!!クラス別なんだからさぁ!!」

 

 ハイ見事に俺だけ別クラスでした。マジでごみ。もう教室の中に結構な人数いるっぽいし

ドア開けた時に知らない人に見られんのすごいヤダ!!

 

「ここに入学してる時点で優しい人しかいないし、心配ご無用ですぞ!」

 

「いやその優しさがつらい!!頼むからちょっとだけそばにいてよぉ!!」

 

「もう時間なるから!!僕は行くからね!!」

 

「私も行きますぞ!!武運を祈りますぞ!!」

 

 あいつらホントにおいていきやがったぁ。ホントにどうしよぉ。コミュ障にはつらいよぉ。

入試の時は緊急時だったから宍田とも話せたけどこうなると話は別なんだよなぁ…。

めっちゃ明るくいく?いやでも変な奴だと思われたら死ねるしなぁ。*1

むしろクールキャラで行く?でも話すの好きだから今後話せなくなるのつらいしなぁ。

てかなんでA組だけ21人なんだよ!攻撃力上がってんじゃん!どうすんだよぉ…。

 

「あっ!そこに立ってるってことはA組の人だよね!!」

 

「ヒュッ…ゴホッゴホッ!!いきなり後ろから話しかけんじゃねぇよ!」

 

「えっ…ごっ、ごめん」

 

 マジで心臓止まるかと思ったわ!このもじゃもじゃ頭め!…まあちょうどいいや。

一人知り合いができれば何とか本調子で話せるし。

 

「よし。お前を雄英における友人第一号に任命する。」

 

「いきなり何!?態度が豹変しすぎだよ!」

 

「一人でも知り合いがいれば心持ちが変わるんだよ!拒否権とか無いから!

つーわけでよろしく!俺は夢現 用斗!!」

 

「強引だね!?僕としても友達がいれば心強いし、まあいいや。

僕は緑谷 出久(みどりや いずく)!よろしくね夢現君!!」

 

 言質とったぜ!こうなりゃ俺のターンだ!テンションマックス!!

 

「それじゃあ教室に入ろうか!怖い人たち居ないといいなぁ。」

 

「この高校に入学してる連中な時点でそんな人いないだろ。早く入ろうぜ!」

 

 まったく…そんなことでビビんなよ。*2そんな連中居るわけねぇだろ。

ここはヒーロー科なんだから。ヴィラン養成所でもない限r

 

「机に足をかけるな!雄英の先輩方に申し訳ないと思わないのか?」

 

「思わねぇよ!!てめぇどこ中だよ!!端役がァ!!」

 

「…ヴィラン養成所???俺ヒーロー科に入学したはずじゃ…」

 

「あってるよ夢現君。かっちゃん…僕の幼馴染が勘違いさせてごめんね。」

 

「あいつと幼馴染!?…辛かったろ。後でいっぱい話聞いてやるからな。」

 

「勝手に哀れまないでくれない!?まあつらいこともあったけど。」

 

 こんなにいい子そうな人間なんだからヴィラン志望ならドラ1みたいなやつとは

死ぬほど相性悪いだろうしたっぷり苦労話聞いてやるよ。

 

「俺は私立聡明中学出身の飯田 天哉(いいだ てんや)だ!」

 

「聡明?くそエリートじゃねぇか!!ぶっ殺し甲斐がありそうだなぁ!!」

 

 俺は死んだ目で声を絞り出す

 

「緑谷さん」

 

「ハイなんでしょう」

 

「本当に彼と幼馴染だったんですか?ただのクラスメートだったとかではなく?」

 

「本当に幼馴染でしたよ」

 

「ぶっ殺し甲斐とか言ってますが本当に?」

 

「本当に。神に誓って僕はうそをついてないです」

 

 なんであんな奴入学させてんだよ雄英さんよぉ。どう見たってヴィランじゃねぇか。

素行とか見ないんですか?何十年前の高校ですら素行不良で落としてたのに?

 

 対して飯田とか名乗ったほうはヒーローの模範解答みたいな性格ですねぇ。

本当に素晴らしいと思いますよ俺は。とか思ってたら近づいてきやがりましたけども。

明らか緑谷の方見てんな。俺はアウトオブ眼中ってか?ウケねぇわ。

 

「俺は私立聡明中学の…」

 

「聞いてたよ!あっとぉ…僕緑谷。よろしく飯田君。」

 

「緑谷君。君はあの実技試験の構造に気づいていたんだな。俺は気づけなかったよ。

悔しいが君のほうが上手だったようだ。」

 

「えっまじで!?緑谷スゲーじゃん!!」

 

「誤解だよ!僕気づいてなかったし!!」

 

「ああ!そのもさもさ頭は!!地味目の!!」

 

「うわ!?」

 

 めっちゃビクッてしてた。やっぱ俺と同じ匂いがするな。同類(コミュ障)か?

てかしゃべりかけてきた子めっちゃ可愛いじゃん!!なんだお前リア充かよ爆破しろ。

 

「プレゼントマイク先生の言ってた通り受かってたんだねぇ!

そりゃそうだ!パンチすごかったもん!」

 

「いやぁあの!…ホホホホントに!…ああああなたの直談判のおかげで!僕はぁ…その…」

 

 リア充ではなくくそナードでした。こんなんがリア充なわけないのでしっかり友人として

付き合ってあげましょう。

 

「そういえば君の名前をまだ聞いてなかったな!」

 

「ん?俺か?俺は夢現 用斗だ!よろしくな飯田!」

 

「お友達ごっこしたいならよそへ行け。ここはヒーロー科だぞ。」

 

 ん?なんか下のほうから声が聞こえたような?…って

 

(((な…なんかいるぅー!!)))

 

「はい。静かになるまでに8秒かかりました。君たちは合理性に欠くねぇ。」

 

 え?なにこの人?完全に見た目が不審者のそれやん。あれか?雄英に住み着く精霊的な?

 

「担任の相澤 消太(あいざわ しょうた)だよろしくね。」

 

 担任!?この社畜レベル100みたいな人が?…あれ?この人イレイザーヘッドじゃね?

にしてもなんでこんなにくたびれてんだ?やっぱ教師生活大変なのかな。

 

「早速だがこれ着てグラウンドに出ろ。」

 

──────────────────

──────────────────

 

グラウンドにて

 

「「「個性把握テストォ!!??」」」

 

いきなりですか雄英さん!?まったく好き勝手やりますね!

 

「お前たちも中学のころからやってるだろ?個性使用禁止の体力テスト。

国はいまだ画一的な記録をとって平均的な記録を作り続けてる。合理的じゃない。」

 

 まあそりゃそうだ。あんなも前時代的記録は現代、ましてやヒーロー科では何の意味もない。

 

「実技入試成績のトップは夢現だったな。中学の時ソフトボール投げ何メートルだった?」

 

「確か60メートル後半ぐらいだったかなと。」

 

「じゃ、個性使ってやってみろ。円から出なけりゃ何してもいい。はよ。思い切りな。」

 

「わかりました。…誰の個性にしようかな~。まあ全種目いけそうなホークスにすっか。」

 

「リアライズ・ドリーム!【ホークス:剛翼】!!」

 

それと同時に背中から翼が生える。

 

「え?なんだありゃ!?ホークスの個性じゃねーか!!」

 

 いいねぇ!いい反応するじゃなーい!楽しくなってきた!

後は剛翼でボールを遠くまで運んであげるだけ!

 

「よいしょっと!」

 

 俺は全力というほど力を籠めることなく投げる。そして羽によって遠くまで飛ばしていく。

これ結構集中力いるんだよな。ホークスはどんだけスゲーんだって話ね。

 

「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段。」

 

 980mか…まあこんなもんかな。二回目もあるし出席番号的に全部後半にやるから

成績よかったやつの個性使えば無双できるっしょ。楽しくなってきたぜ!

 

「なにこれ面白そう!」

 

「個性思いっきり使えんだ!さすがヒーロー科!!」

 

「…『面白そう』か。君たちはヒーローになるための3年間そんな腹積もりで過ごすつもりか?」

 

 ながれ変わったな。確実にえぐいこと言うと思います。

みなさん心の準備はよろしいでしょうか。それでは参ります。

 

「よし。8種目トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し、除籍処分としよう。」

 

「「「はああああああああああ!!??」」」

 

 痛い耳があああああああ!?さっきと声量段違いじゃねぇか!?うるせぇよ!?

つーかやべーこと言うだろうとは思ってたけどそんなこと言う?入学初日から除籍にするは

許されざる呪文でしょ。

 

「生徒の如何は先生(俺達)の自由。ようこそ。これが雄英高校ヒーロー科だ!」

 

 

 

【第1種目:50m走】

 

『イチニツイテヨーイ…ドン』

 

 最高速で飛んでいく!!!

 

『1秒03』*3

 

「はっえぇなおい!?さっすがホークスの個性だ!てかあいつの個性どうなってんだよ!」

 

 流石にホークス越えの個性はなかったので剛翼で行きました。まあこんなもんでしょ。

多分ホークスならもっと速いんじゃね?知らんけど。

 

 

 

【第2種目:握力】

 

「540㎏ってすげーなおい!あんた名前は?その個性なんて言うんだ?」

 

障子 目蔵(しょうじ めぞう)だ。個性は複製腕という。」

 

「よろしくな!俺は夢現だ!すまんがさっそく使わせてもらうわ!」

 

「リアライズ・ドリーム!【障子 目蔵:複製腕】!」

 

「俺の個性を!?誰の個性でも使えるのか!」

 

「ごめんな!利用したみたいになっちゃって。後でジュースでもおごるから許してくれな!」

 

 それはそうと記録は…500㎏か。やっぱちょっと弱くなっちまうな。

あいつ俺より腕太いししゃあねえか。

 

 

 

【第3種目:立ち幅跳び】

 

「そりゃ剛翼で飛ぶだけですわぁ!!よっしゃー!」

 

「…面倒だから∞でいい。さっさと降りてこい。」

 

「「「∞!!??」」」

 

 あいかわらず元気ですね皆さん。いい加減にしろ。耳死ぬって。

 

 

 

【第4種目:反復横跳び】

 

 誰かいいのは…っと!?なんだあいつ。奇声発しながらとんでもねえ

勢いで記録伸ばしてんな!?パクろ!

 

「すっげえ記録だな!!名前は!?なんて個性なんだ!?」

 

「すっげぇくい付きだな。オイラは峰田 実(みねた みのる)!個性はもぎもぎ!よろしくな!」

 

「いい個性だな!!俺は夢現 用斗だ!さっそく使わせてもらうわ!!」

 

「リアライズ・ドリーム!【峰田 実:もぎもぎ】!」

 

 うわ~髪の毛が変わるって変な感じ~。早くなれないとな。

 

「あぁーー!お前ーー!!ずりーぞ!!」

 

「すまんな!後でジュースおごるから許してくれや!」

 

 まあ後は峰田と同じことをするだけですよね。

 

 

 

【第5種目:ボール投げ】

 

「死ぃねぇぇー!!」

 

「やっぱあいつヴィラン志望だろ。」

 

「誰がヴィラン志望だ!殺すぞ!!」

 

 にしても実力だけは本物だな。俺みたいに後押しするでもなく一撃であそこまで

持ってくんだから。それで705mはすげーよ。

 

 

「次緑谷。早くやれ。」

 

 緑谷は個性使わねえのか?この体力テストだと使えない個性とかか?

 

「緑谷の個性についてなんか知ってるか?知り合い?だったんだろ飯田。」

 

「残念ながらよくは知らないんだ。入試会場で一緒だっただけで。

ただ個性を使って0Pをぶっ飛ばしてはいたな。」

 

「そんなパワーがあるんだな。なら使えばいいのに。」

 

「いや、入試の時はぶっ飛ばした後に動けなくなるほどのケガを負っていた。」

 

 自壊するほどのパワーか。なるほど。だから使わない…いや、使えないのか。

 

「だあ!」

 

 気合入れて投げた割には大した記録じゃねえな。ってか相澤先生の髪が逆立ってんな。

おそらく個性使おうとして抹消されたか。お叱りを受けてますね。内容はわからんが。

 

「最小限で…最大を!!」

 

SMASH!!

 

 いやとんでもねぇパワーだなおい!!705mでヴィラン志望と同じ記録!!

なんなんマジ!?オールマイトかよ!!あっでも指壊れてんな。

この後の種目大丈夫なんかな。

 

「どーいうことだコラ!!ワケを言えデクてめぇ!!」

 

「ヘイ!落ち着け!!相澤先生が見てるとこで喧嘩なんかしたら除籍処分になっちまうぞ!」

 

「…ッチ!!クソが!!」

 

 あっぶねえ!!爆破されるとこだったぁ!!まったくヴィランムーブもいい加減にしろよな!!

 

「いい判断だ夢現。どんどん行くぞ。」

 

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 その後もなんやかんやで一位を取り続けてトータル成績ぶっちぎりの一位でしたとさ。

無限が二個出たのがデカかったな。ちなみにもう一個はボール投げね。麗日 お茶子(うららか おちゃこ)っていう

初っ端緑谷に話しかけてたカワイ子ちゃんの無重力(ゼログラビティ)使わせてもらいました。

 

「ちなみに除籍は嘘な。君たちの個性を最大限引き出す合理的虚偽。」

 

「「「はあああああああ!!??」」」

 

 いやだからうるせぇって。どんだけ声合わせんの好きなんだよ…にしてもやんないんだな。

マジでやったっておかしくないと思ってたんだけど。

 

「緑谷よかったな!!除籍第一号になんなくて!!」

 

「いやホントだよ…とりあえず保健室行ってくるよ。またあとでね。」

 

 今日のところは終わりか。寧人の方もおんなじ感じで一位だろうな。

今日帰ったら結果聞いてあおってやろ。

 

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──────────────────

 

物間視点

 

「「「個性把握テストォ!!??」」」*4

*1
入試会場で叫んでたこと忘れたのか?

*2
お前が言うな

*3
実際ホークスってもっと早い?教えてホリー!!

*4
圧倒的デジャヴ




次回登校初日B組編!!

投稿時間いつ頃がいいですか?

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