いや俺ら複数個性使えるだけでAFOとか知らないです 作:限界大学生ニム
前回はかなり久々の投稿だったにも関わらずかなりのUAとお気に入り登録してくれてる人数の
増加に大興奮してやる気に満ちている俺です。今後も見てくださると泣いて喜びますので
どうかお付き合いください。
今回は小説情報には書いてありましたが未だに触れていないヴィジランテの内容に
触れようと思います。ネタバレが気になる方は多分次回のヴィジランテを視聴後に
読んでいただくといいかと思います。それではどうぞお楽しみください!
「では!これにて屋内対人戦闘訓練を終了する!!みんな反省を次に活かすように!!」
「ありがとうございました!!!!!」
「ってオールマイト帰るの早えー!?なんか急ぎの用事でもあんのか?」
「教師だし色々あるんだろ…ってなんだなんだ!?お前ら!?」
オールマイトがとんでもない速さで去って行ったあと、俺の周りにはなぜだか分からんが*1
凄い人だかりができてしまった。
「お前活躍凄かったなあ!俺は
よろしくな!!」
「私は
「
「私は…」
「頼むから一人ずつ…一人ずつお願いだよぉ。助けて飯田ぁ!!」
(飯田なら…飯田ならきっと…!!)
そう願った声は俺に群がる人たちの間を抜けて、飯田の耳に何とか届いてくれた。
「み…みんな落ち着け!!落ち着くんだぁ!!」
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数分後
「まったく!誰だっていきなり大勢に囲まれちゃ驚いてしまうだろう!?
雄英生たるものしっかり相手の事情も考えて行動するべきだ!」
「こわかったよぉ!助けてくれてありがとう飯田ぁ!!」
「すまねえ夢現!普段結構明るかったから大丈夫なもんだとばっかり!!」
「私も軽率でしたわ…以後気を付けます。」
「グスッ…全然いいよお。ただちょっとびっくりしただけだし。これからよろしくね?」
「う…うん。よろしく。」
(ギャップがすごくて少しキュンとしちゃった…。)
「チッ…ギャップ萌え狙いやがって…オイラはまだろくに話せてもねえのにヨォ…!!」
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教室にて
話しかけてくれたみんなと挨拶を終えた後はみんなで訓練の反省会をしつつ
緑谷が帰ってくるのを待っていた。*2
「デク君遅いなあ…大丈夫なんかな。」
「うーん…あれだけのけがだとリカバリーガールの個性では全回復は厳しいだろうなあ…。
治癒力を高めるだけだからまずいかも。」
なんて心配していた時だった。不意に教室のドアが開き緑谷が入ってくる。
「緑谷来た!お疲れ~!」
切島の声につられて俺を含む何人かが緑谷を出迎える。
「やっぱケガ治しきれんかったんか…。安静にしろよ。」
「うん…ありがとう夢現君。あの…夢現君それよりかっちゃんは?」
「みんな止めたんだけどよぉ…さっき黙って帰っちまったんだ。」
それを聞いた瞬間、緑谷は爆豪を追って走って行ってしまった。
まああいつらにも事情はあるんだろうし何も言うまい。でも心配だし見守るくらいは
セーフだよね!!ってことで麗日さん含む何人かで窓から様子を見守っていた。
麗日さんはそれを見て男の因縁です!と断言していた。いや違うでしょ…多分。
「んじゃ俺はそろそろ帰るわ。また明日な!!」
「じゃあな!夢現!!」
そう言い別れた後、俺は寧人と合流して帰路についた。
「いやあ疲れた。訓練がというよりその後が疲れた。本当に。」
「僕の方も同じ感じだったよ。まったくまいっちゃうね。」
「とかいう割にうれしそうじゃねえの!俺には理解できねえけど。」
「まあ用斗は色々あるしねしょうがないよ。」
こんな感じの話をだらだらとしながら歩いていると、俺らに近づく影があった。
それは原作と呼ばれる世界において、本来ならば黒霧と呼ばれている男だ。
「やあ用斗君!久しぶりだなあ!」
「白雲兄ちゃん!!…いや、ラウドクラウドのほうがいいですか?」
「やめてくれよ今更!!そんな仲でもないだろ?二人とも元気そうで何よりだ!!」
猫のいる事務所を開き、ヒーロービルボードチャートでは毎回トップ10に入るほどの実力と
人気を兼ね備えるヒーローだ。彼との出会いは13年ほど前に遡る。
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13年前
「ぱぱ!あそぼう!」
「ごめんなあ用斗。パパこれから出動しなきゃなんだ。帰ってきたらまた遊んでやるからな!」
そんなどこの家庭でも見れるようなありふれたやり取り。
これが父と交わした最後の会話だった
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「まずいな!わかってはいたが俺ではサポートぐらいしかできそうにない!」
(それに夢で見た彼が見当たらない…!見つけて助けなければ…!!!)
そうして探し回っているとヴィランが何か個性を使い始めた
(あの下には子供たちもいる!守らねば…ってあそこにいるのは夢で見た彼か!?
であるならば子供たちは彼の個性で助かる…すなわち優先すべきは!!)
その時私は後先考えずに駆け出してしまっていた。不思議に思っていた。
なぜこの後が夢で見れなかったのかと。その答えが今、避けられぬ不幸とともに、
私の頭に振ってきたのだ。
そして、轟音を立てて崩れゆく建物の瓦礫から一人のインターン生を救ったヒーローは
その生涯に幕を下ろした。
俺が白雲兄ちゃんや相澤兄ちゃんとあったのは父の葬式だった。遺体も回収できなかったため
父の姿を最後に見ることもできず、ただ二度と会えないのだと説明され、泣きじゃくり、涙で
にじむ視界に映る、頭を下げ、謝罪の言葉を口にし続ける二人の姿はいやでも頭に残った。
それからというもの、俺と母は連日マスコミに追い回される生活だった。
家にいれば大勢で押しかけ、買い物に行っていれば見つけだし必ず質問攻めにされた。
「ヴィランの処罰はどうなってほしいか」だの「助かったインターン生に何を望むか」だの。
その経験からか、大勢に囲まれるとパニックになってしまうようになった。
まあそばに誰かいればマシなんだが。
そんな中でも年に一回二人は必ず線香をあげに来るようになった。
「「お邪魔します。」」
「白雲兄ちゃんに相澤兄ちゃんだ!!ねえねえヒーローごっこしようよ!」
「おっ用斗君久しぶり!相変わらず元気だな!いっぱい遊んであげるからな!
ただ先にお父さんに挨拶だけさせてな。」
「いつもこの子の相手してくれてありがとうね二人とも。あの人も顔を見れて喜ぶわ。」
「いいんですよお母さん。これくらいしか俺らにはできませんから。」
「ねえねえ二人はヒーローなんでしょ?」
「ああそうだぜ!すごいだろ!」
「じゃあねじゃあね?僕がヒーローになるまでいっぱいみんなのこと助けてね!
パパの夢だったんだ!僕も頑張るからさ!」
「…ああ。もちろん!!約束だ!!」
子供はいつだって純粋だ。その純粋さが時に刃物となることもある。
俺だって純粋な願いが白雲兄ちゃんにとって消えない呪いになるなんて思いもしなかった。
それからというもの、相澤兄ちゃんは表に立つことはないもののアングラヒーローとして、
白雲兄ちゃんは災害救助も対ヴィランもこなせる万能ヒーローとして、ヒーロー活動に
力を入れていた。特に白雲兄ちゃんの勢いは狂気を感じるほどのものだった。
その結果相澤先生は人気で劣りランクインすることはなかったものの、
白雲さんは当時最速となる20歳でヒーロービルボードチャートトップ10入りを
果たした。その時のインタビューで白雲兄ちゃんは
「家族にとってかけがえのない命と引き換えに生かしてもらった俺に、休む権利などない。」
と答え世間は騒然としていた。
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「いやあしかし雄英に入学するとはねえ!どう?楽しんでる?」
「そりゃもちろん!相澤兄ちゃんのクラスになって毎日楽しいよ!
なんか随分やつれてて心配になるけど…。」
「ハハハッ!ショータいっつも大変だって愚痴ってるからな!
うちの事務仕事もあるしなおさら!」
「白雲兄ちゃんも随分疲れて見えるけどちゃんと休んでるの?」
「ん?そう見えるか?まあぼちぼち休めてるよ。」
「俺との約束なんて気にしなくていいからちゃんと休んでね?
俺兄ちゃんと一緒にヒーローやりたいし!その前に倒れたら怒るからね!」
「そういってくれるだけで十分だ!じゃあパトロールの途中だしそろそろ戻るわ!
二人とも元気でな!またな!」
「うん…。じゃあね!」
そのまま白雲兄ちゃんは雲に乗ってどこかに消えてしまった。
「多分、あんまり休んでないんだろうね。あの人。」
「やっぱりそう見えるよね…はぁ…。」
俺との約束がプレッシャーになっていると考えるとどうしてもへこんでしまう。
なんであんなこと言ちゃったんだろう。
「今度マイク先生に相談してみればいいんじゃないかい?相澤先生も白雲さんほど
ではないにせよ負い目を感じているから頼むならマイク先生が一番だと思うよ。」
「うん…そうしてみるわ。」
その後俺は家についた途端一気に疲れが襲ってきてそのまま部屋で眠ってしまった。
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猫のいる事務所にて
「よおショータ。お疲れ。」
「ああ白雲。もう来てたのか…今日は早いんだな。」
「今日は割と平和な方だったからな!パトロールも早めに切り上げちまった!今は事務作業中だ!
てか聞いてくれよ!今日用斗君とあったんだ!相変わらず元気そうだったし何よりだ!!」
「ああ。俺もまさか用斗君を担当することになるとは思ってもみなかったよ…。
初っ端から優秀すぎて教師としては困っちまうくらいだ。」
「ハハハッ!優秀ならいいじゃねえか!俺らと一緒に仕事する日も近そうだな!!
あともっと休めって言われちまったよ。そんなに疲れてる感覚もなかったんだけどな…。」
「まあ長い付き合いだからな。分かっちまうんだろ…。なあそろそろ休んでも
いいんじゃねえか?用斗君がそう言ってくれてるわけだし。」
「俺もそう思うぜ白雲。お前ずっと頑張りすぎだ。このままじゃぶっ倒れちまうぞ!」
「ひざし、来てたのか…。そうは言っても休めねえよ…。目を閉じるとさ、
あの日のこと思い出しちまうんだ。だから何でもいいから忙しくしてたいんだよ。
人を助けて助けて、倒れるくらい限界まで働いて。それぐらいじゃねえと用斗君に
顔向けできねえ。」
「でもその用斗君が良いって言ってんだ!その要望に応えてやらねえでいいのかよ!
事務作業は俺らが変わってやるから!無理にでも休んでくれ!!」
「…わかったよ。すまねえなお前ら。」
「いいから休め…。じゃあまた明日な。」
「ああ。じゃあな。」
暗い表情の白雲を見送った後、俺はおすしを撫でながらデスクに腰を掛ける。
「事務作業まったく進んでねえじゃねえか…。バカ野郎…。」
名前:
ヒーロー名:共感覚ドリーマー
性別:男
身長:187cm
体重:92kg
個性:【予知夢】
前日に翌日起こる出来事を夢で見ることができる
それをそのまま映像として他人と共有することも可能
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