忘れかけてた夢をもう一度 作:シーブック マクロスを生涯推す
「??????????(宇宙猫)」
いけない、いけない。冷静になるんだ俺。
全く鞄の中から唐突に"コスモプラック"が出て来ただけで宇宙猫になってしまうだなんて。
ってなるわけないだろ!
おかしいだろ!なんで入ってるんだよ!入れた記憶なんて一つもないぞ!入れた記憶なんて...
あれ?確かアパート飛び出す時ほとんど何も見ずに荷物を入れなかったか?適当に詰め込んでいた記憶がこのタイミングで蘇ってくる。
あれたしかその時に時計を着けたはず...だよな?
まさかさすがに時計も変なの着けてるわけが...
嫌な気がしながらもおそるおそる確認してみるとそこには腕にしっかり巻き付いている"メビウスブレス”の姿が!
「(つд⊂)ゴシゴシ(;゚д゚)」
ちくしょう!なんてこった!
腕時計だけはまともなの着けてきてると思ったけど、全くダメじゃねぇか!明らかにサイズが違いすぎるだろ!気づけ!その時の俺!
恥も気にせず思わず1人でツッコミを入れてしまった。もういい歳したおじさんなのにこんなところ誰かに見られでもしたら...
「盾∥ji´。・д・)ジー・・・」
「...........」
えっめちゃくちゃこっち見てるじゃん。
なんか紫色の子めちゃくちゃ見てるじゃん。
しかもなんだろう、あの凄いゴツい盾。
おじさんめちゃくちゃ興味惹かれちゃうんだけど。あれで殴られたら凄い痛いんだろうなぁ。
「盾∥ji´。・д・) ´。・д・) ジー・・・」
うわ2人に増えた。新しくオレンジ色の髪の子が、紫色の子の横からにょっきりと出て来てこっちをじーと見てる。なんだろう、めちゃくちゃこっちを見る目がキラキラしてる気がする。
「おーい!」
このままだとラチが明かないので、先にこっちからアクションを起こす事にした。とはいってもこっちはいい歳したおじさんだし、絶対警戒されるだろうなぁ。
ここからだと声は聞こえないのだが、どうやら2人で相談してる姿が見える。5分くらい経っただろうか相談が終わったみたいだ。
お?なんかオレンジ色の髪の子が走ってこっちに来てるな。
悪いおじさんには見えなかったようだ。少し安心した。
あれでもなんか早くない?紫色の子置いてきぼりなんだけど。なんか目がキラキラになってるし、めちゃくちゃ笑顔なんだけど本当に大丈夫なのかな。おじさん怖くなってきたな。
「(ズサァー!!)」
うわ凄いよ、止まる時にズサァって言ったよ。
「はじめまして!私カルデアの藤丸立夏です!
それ凄くカッコいいですね!!」
「先輩!その明らかにお困りになられてるお顔をされています!」
これが今後長い付き合いになる2人、カルデアとの
ファーストコンタクトになるのだった。