G×S!夕陽が紡ぐ世界   作:乱A

36 / 36
(`・ω・)この番外編はスピンオフである「Tick! Tack!」の後日談であり、G×S!本編とは辻褄の合わない設定などが出てきますが、そこはさらりと受け流してください。



番外編 Tick! Tack!後日談3「さよならジャスティス」

 

横島達が過去の魔界から帰って来て数日後の夜……

 

「うふふ、ヨ、コ、シ、マ♪」

「タ、タマモ?な、何をするつもりじゃ…?」

 

タマモは楓達が寝静まったのを確認すると下着姿で横島に覆いかぶさって来た。

 

「何をですって?解ってるくせに」

「は、ははははは……」

 

 

番外編 Tick! Tack!後日談3「さよならジャスティス」

 

 

タマモは正直もう我慢の限界に達していた。

横島は自分には手を出さないくせに、ネリネや楓とはしょっちゅうしてるみたいだし、最近になって魔界からアイという女までやって来たのだ。

 

このアイという女も横島に対しラブラブモード全開でくっついている。

ネリネにアイの事を尋ねてみたらタマモのあまりの迫力に根負けしたのかネリネは隠し通さなければならない秘密まで話してしまったのだ。

 

横島ですら消えている記憶と思っている『あの出来事』さえも……

 

その事はタマモにとってあまりにも口惜しい事だったが逆にその事は横島の逃げ場を塞ぐ事でもあったので良しとした。

 

「今日こそは逃がさないわよ」

「だから何度も言ってるようにだな、お前がダメという訳じゃなくワイはロリじゃないから今はまだ…」

 

そこでタマモはニヤリと笑いながら止めの呪文を口にした。

 

「ねりね」

 

ビクウッ

 

横島は微妙な発音で悟った。この発音はひらがなだと。

それでも冷や汗をかきながら無駄な努力をするのが横島イズム。

 

「ね、ネリネ?ネリネがどうかしたのか?」

「誤魔化そうとしても駄目よ、ネリネ本人に聞いたんだから。「ねりね」が良くて私が駄目という事は無いわよね」

「だ、だからな、あれは…」

「無・い・わ・よ・ね♪」

 

タマモは答えを聞く前にもう、横島のパジャマのボタンを外し始めている。

 

横島自身、ねりねとの事は子供の姿とはいえネリネに間違いは無かったし、その想いを拒むことは彼女の存在自体を拒む気がしたからこその事だった。

だが、今のタマモにそれを言ってもただの言い訳にしかならなかった。

 

「ヨコ…、タダオ」

 

タマモはゆっくりと顔を近づけ、横島もそれを拒もうとしなかった。

 

「好きよ、タダオ」

「タマモ…」

 

横島から見ても今のタマモは綺麗だった、そして横島は諦めたかの様にゆっくりと目をつむった。

 

(よし、墜ちた♪)

 

そして二つの唇が重なった時、横島は自身の中の何処かで堅い物が砕ける音を確かに聞いた。

 

ジャスティス・崩☆壊

 

「いっただきま~す♪」

 

 

 

 

 

―◇◆◇―

 

翌日、横島はリビングにてネリネ、アイ、楓に正座をさせられていた。

 

「忠夫さま!これは一体どういう事なんですか?」

(いや、貴女が喋らなければこんな事には。大体何でねりねの時の事を覚えてるんですか?)

「忠夫くん。…男の子なんだから気持ちは解るけど、少しは歳の事を考えないと」

(貴女がそれを言いますか?…イエ、ナンデモアリマセン)

「タダくん。私、私ね……」

(楓さん。お願いですからその眼で刃物を握らないでください。マジお願いします)

 

ちなみに稟とプリムラは家を覆う異様な雰囲気から逃れる様にすでにこの場から逃げ出している。

 

そして、当のタマモ本人はと言うとは幸せそうな顔で横島のベッドの上で丸くなっていて、時折真っ赤な顔でクスクス笑っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、とある世界で人狼の少女が泣きながら遠吠えをしていたとかいなかったとか……

 




(`・ω・)ちなみに横島はその後、絞られた挙句に搾り取られたようです。
本格的にストックが切れました。
後日談編4は近日中には何とか……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ドラゴンクエストⅤ 転生したらパパスだった件。(作者:兎深みどり)(原作:ドラゴンクエストV 天空の花嫁)

駅のホームで子どもを助け、命を落とした現代人の男。▼目覚めた先は、ドラゴンクエストⅤの世界。▼しかも彼は、主人公の父パパスとして転生していた。▼この先に待つ未来を、彼は知っている。▼ゲマ。▼ラインハット。▼奴隷生活。▼サンタローズの崩壊。▼そして、パパスに待ち受ける死の運命。▼一度死んだ身で、パパスとしてもう一度死ぬなど冗談ではない。▼だが、幼い息子と出会っ…


総合評価:675/評価:6.95/連載:43話/更新日時:2026年08月12日(水) 08:00 小説情報

転生サトシの旅路(作者:ナノブ)(原作:ポケットモンスター)

これは、アニポケのサトシが一生を終えた記憶と、アニポケを見ていた人の記憶両方を持った転生者サトシが、波導と呼ばれるチートを駆使して行く旅路を記したもの。▼サトシ至上主義が書くポケモン小説です。▼作者はポケモンライト勢であり、にわかです。


総合評価:3960/評価:9.15/連載:36話/更新日時:2026年06月27日(土) 18:00 小説情報

キラ・ヤマトになってしまった… プラント√(作者:星乃 望夢)(原作:機動戦士ガンダムSEED)

旧『やめてよね、僕が准将みたいに出来るわけないじゃないか』、現『キラ・ヤマトになってしまった…』のIf√。▼もしもあの日、アスランと一緒にプラントへと引っ越す路があったのなら、世界はどんな風に変わっていたのか?▼ユーラシア連邦がティエレン教になったり、アズラエルが腹黒ヤクザビジネスマンになったり、オーブが世界最強武装中立国家になったり、イングリットがNTRさ…


総合評価:4673/評価:8.42/連載:5話/更新日時:2026年06月10日(水) 09:15 小説情報

​『逆襲のシャア』の総帥に憑依した元商社マン、アクシズを落とさず地球圏を支配する 〜静かに暮らしたいだけなのに、アナハイムと狂信者に神輿を担がれて逃げられない件〜(作者:なやむ)(原作:ガンダム)

「お願いだから、もうこれ以上俺(キャスバル)を神輿として担がないでくれ……!」▼目が覚めると、そこは宇宙世紀0090年代▼よりにもよって、グリプス戦役末期、ハマーン・カーンと一騎討ちに臨み、その後消息不明になっていた世紀のカリスマ、シャア・アズナブルーキャスバル・レム・ダイクンに憑依していた▼本物のシャアはすでに成仏してどこにもいない。残されたのは、ただ「早…


総合評価:12471/評価:8.79/完結:9話/更新日時:2026年07月28日(火) 18:00 小説情報

(魔界の)神様(に)転生!そして伝説へ…(作者:ぶーく・ぶくぶく)(原作:ダイの大冒険)

※本作は作者が読みたい原作改変を自給自足する趣味作です。感想や考察はありがたく拝見しますが、展開は作者の予定と趣味を優先して進めます。▼ 大魔王バーンに転生した男は、魔界の惨状を見て理解した。▼ この世界には救いが必要だ。▼ ただし、地上を消し飛ばす必要はない。▼ 地上と魔界を繋ぐギアガの大穴。▼ 魔界を潤す水と光。▼ ロモス統治、ハドラー育成、バラン一家保…


総合評価:11805/評価:7.67/完結:30話/更新日時:2026年07月24日(金) 19:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>