ソードアートオンライン 〜こちらアインクラッド解放軍攻略組~   作:シマート

4 / 12
そんな感じで

「ーー…っとまあ、そんな感じで俺たちは一層を突破したわけなんだよ。」

目の前にいる少数ギルド ーー『月夜の黒猫団』のメンバーに俺は語る。

「無理を言ってしまってすいませんでした。ありがとうございます。軍の攻略組リーダーのイスティさんからこんなお話を聞けるとは幸せです。」

リーダーのケイタが代表して礼を述べる。

「いや〜いいよいいよ。話すだけだし、そんなかしこまんなくても」

「あの…一つ質問が…」

「ん?なんだぃ?」

「途中で出てきた【地這う蛇】ってソードスキル、僕も両手棍なんですけど見たことも聞いたこともないんです。なんていうスキルなんですか?」

「あー、あれはな〜…

 

ーーーボス討伐の2~3日前、軍として街を見回るがてら狩りをしていると、道にNPCが倒れていた。その柔道着を着た爺さんのNPCーー《シハン》は、俺にこう言った。

「おぬし、いい体をしておるな。その力ならばこの力を与えよう。わしはもう腰が限界だ。跡取りを探していたのだ。」

 

そう言ってからシハンは笑いながら去ったが、俺の身体にはなんの変化もなかった。

だが、その日の夜、スキル欄を見ると、入れた覚えのないスキルがあったんだ。ーーー

 

「そ、そのスキルとは?」

「俺が今使ってるスキル、【護身術】だ」

「「「「「ご、護身術ぅ!?」」」」」

皆鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしている。

それもそうだろう。派手そうなスキルを期待していたのに

【護身術】だ。

「便利なスキルだが厄介な特徴がある。」

「厄介な特徴?」

「ああ、『このスキルでは敵のHPを原則的に減らせない。』だそうだ。」

「「「「「Oh!!なんてデメリット!!」」」」」

「お前ら、キャラがぶれてるぞ」

「す、すごいスキルですねぇ…」

「まぁその分ノックバック効果が高いし、かわしながらの技とかあるし、技名は無駄にかっこいいからな。あとは…

あ、そうだ。ユニークスキルだし」

「そ、そうですか…って、エエェエ!?」

「ん?どうした?」

「どうした?じゃありませんよ!!いまこのゲームでユニークスキルを持ってるのは【神聖剣】のヒースクリフだけですよ!?」

「そうだな。だがこれを公表すると面倒くさそうだしな〜」

(なんでそんなにノンビリしてるんだ…)

「ま、そんな感じだ。それじゃあ仕事行ってくっかなーお前らも帰り気をつけろよ」

「あ、はい!!ありがとうございました!!」

 

 

ーーーこうして、黒猫団との交流は終わったのだった。

現在の死者3874人、突破フロア数実に73。

そろそろ74層のボス戦になるだろう。




•••ハイ!!
というわけで、今回の話は雑談回でした〜
ですがこの話が、意外といろんな情報を持ってますよ〜
次はプロフィールです。色々書きます。
ではでは。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。