ソードアートオンライン 〜こちらアインクラッド解放軍攻略組~ 作:シマート
さあ今日は74層の攻略だ。
まだマップデータもあまりないため、とりあえず手分けして散策する事にしたのだが、あまりにも帰りが遅い班がいた。
「ったく、コーバッツの野郎は何してやがんだ…」
「まぁ仕方ないよ。彼は一つの事に向き合うと、他の事を気にしなくなるからね。」
ブツブツと言った俺の文句に、ディアベルが苦笑しながら答える。
「まったく、あんたはお人好しだな。」などと話しながら俺たちは休憩スペースについたーーのだが、
「キリト、アスナ、お前ら何してんの?」
目の前では、ダンジョンの迷宮区だというのにイチャついてるてるリア充が1組。ーーー何抱き合ってんだ。
「なななななななんでもないぞ!?あの…これは…その…なぁアスナ?」
「そそそそうよ!!これはなんでもないの!!」
2人は真っ赤な顔で話す。
「いや、別に俺は言い広めたりしねーって。お幸せにーーー「「だから違うって!!」」
2人に否定された。息ぴったりじゃん。
「ああそうだ。ここで軍の奴見なかったか?」
「ああそれならーーー
キリトとアスナいわく、コーバッツ隊は少し前にここに来て、キリトからマップデータをもらい、ボス部屋へ向かったという。
「そうか、ありがとよ。ーーーあの野郎、マップデータの独占とは隊旗違反だぞ。」
そんなことを話してるとこちらに近づく足音が。
「オッス。イスの字とディアの守。それにキリト…と…あ、あ、あ」
「どうも。クラインさん。お久しぶりです。」
アスナの方を見て硬直したクラインに、アスナは笑顔で挨拶を返す。だがクラインはまだ硬直したままだ。
「ーーーおい、なんか言えよ。ラグってんのか?」
キリトが肘でつつくと、クラインは早口で自己紹介を始めた。
「ひっ久しぶりですアスナさん!!私クライン、24歳どくしんーー」
最後に妙な事を口走ったクラインだが、すぐにキリトの方に向き直った。
「おい、どーいうことだよコリャ!?」
するとキリトではなくアスナが答えた。
「これからこの人としばらくパーティ組むのでよろしく。」
その発言を聞いた時、軍のメンバーや、クライン率いるギルド、《風林火山》から落胆の声とキリトへの憎しみの視線があがった。
そんなこんなで話しているうちに、時間はどんどんたちーーーふと、誰かの声が聞こえた気がした。
俺は聞き耳スキルをとっているからだろうか。誰もその声には気づいていない。だが、次の瞬間ーーー『ウワァァァア…』という叫び声が響いた。
「なんだ、何事だ!?」ーーー
現在突破フロア73層。死者3874人。
これから、地獄が始まる。
ーーとハイ。まあ今回はこんな感じです。
投稿がそこそこ遅れてしまい申し訳ございませんでした。
スマホで投稿しているのですが、スマホを取り上げられまして昨日投稿できませんでした。
基本休日に一話のスピードであげようと思っていますので、よろしくお願いします。
ではでは。