ウルトラワールド:Scramble Engage 作:おろさん
時は現在へ戻り、前回の件から一週間ほど経過した頃。
「我々ハ保護ヲッ、シトージャアアアアアアアアアアアアア!!」
「向イ風ブッ壊サイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!」
深夜の冬木市、商店街エリア。
展開された結界空間の中で、二体の侵蝕世怪人が咆哮を上げる。
「まさか侵蝕世怪人が二体同時に出てくるだけでも厄介なのに、随分と激しいわねぇ」
守護者メモリア、プリズマ、サファイアたちは、それぞれ戦闘態勢を整えていた。
虎のような外見をした人型『ジュウケン世怪』。
半身が黒、半身が緑の異形『シップウキリフダ世怪』。
ジュウケン世怪は地上を縦横無尽に駆け、圧倒的な速度で相手の体勢を崩しにくる。
一方のシップウキリフダ世怪は、竜巻を発生させて自らを宙へ浮かせ、空からの急襲を得意としていた。
「ゲキギャギャギャギャギャ!!!」
「カアアアアアアアアツ!!!」
ジュウケン世怪は走りながらヌンチャクを生成し、叩きつけるように振るう。
同時に、シップウキリフダ世怪は上空から拳を振り下ろしてきた。
「そこっ――!」
「当タランナリイイイ!!!!!」
「隙ありっ!!」
「遅キーッヒッヒッヒ!!!」
攻撃の隙を突こうとするものの、どちらも異様な反応速度でかわしてくる。
「これ、ちょっとマズいんじゃないの!? 相手の動きが早すぎて、ほとんど一方的じゃない!?」
「飛行能力を持つ敵を先に仕留められれば勝ち筋は見える……となれば、こちらも飛行能力を持つ指輪を――」
「え、飛行? あ、そっか。」
ウォークロックを相手取っている凛とルヴィアの会話を聞き、プリズマはぽんと手を打った。
「飛んじゃえばよかったんだね」
そう言った直後。彼女は普通に空へ飛んだ。
「え(・□・ )」
「( ◎皿◎)エ」
プリズマ以外の全員が完全に固まった。
「ちょっ、ちょちょちょちょっと!!何でいきなり飛べるようになってるのよ!!?」
「そ、そうですわ!!明確に飛行能力を付与する指輪とかならまだしも、それはそうと飛行は強固なイメージが無ければ浮くことすら難しいはず――」
凛とルヴィアがほぼ同時に叫ぶと、プリズマは空中で首をかしげながら答えた。
「え、だって……魔法少女みたいな戦う戦士って、だいたい飛ぶし。それにこの姿、鳥っぽいし。よく考えたらクロステラカイザーの時みたいに、飛べるかなーって……」
「な、なんて頼もしい思い込みっ……!!!」
凛は思わず頭を抱える。
「飛べる……そう言えば、私の姿も猫と鳥っぽい見た目だから……」
プリズマを見たメモリアが、半信半疑ながらも浮遊を試みる。
「そもそも、守護者が飛べないと断定した情報はありませんでしたね。」
「指輪そのものが魔術と別のものだったの忘れていましたわ……とはいえならばうまく活用するのみでしてよ、美遊!貴方のその守護者の姿も蝶のようですし――」
桜の発言にそう返しながら、ルヴィアがサファイアへ視線を向ける。
「……無理です。人は……飛べません。」
だがあっさりと断言された。
「な、なんて夢の無い……って、今さら何を言い出すのですか美遊!!クロスタルリングの力で出鱈目なことが起きているのですから案外――」
「あ、あれはクロスタルリングの力を、そのまま使っているだけなので……」
「なぜそこを切り離しますの!? 守護者の指輪もクロスタルリングの一種ですわよ!!」
「イツマデ待タセルウウウウウウウウウウウウ!!!」
「妙ニグダルナアアアアアアアアアアアア!!!」
ルヴィアが反論を重ねる中で、完全に放置されていたジュウケン世怪とシップウキリフダ世怪が痺れを切らして再突撃してきた。
「ルヴィアお姉様!! 話してる場合じゃありません、また来てます!!」
桜が叫んだ、その瞬間。
「飛べる飛べる……とにかく……私たちは飛べるうう!!――飛んだあああ!?ちょっと待って、コントロール利かなああああああああああっ!!」
飛行イメージを必死に組み立てていたメモリアが、突然空へ射出された。
凄まじい速度と突風を伴い、一直線にシップウキリフダ世怪の方向へ。
「エ、チョットマ――ゴジャッペ!!!?」
制御不能のまま激突。そのまま上空へ打ち上げられ、放物線を描いて軌道を変える。
【『メモリア』CROSS FINISH!!!!】
「何コノ展開イイイイイイイイイイイイイイイイ!!!???」
シップウキリフダ世怪は真っ二つに切断され、地面へ直撃。そして爆散した。
「ウ、ウソデショ……コワ……早ク逃ゲヨ――」
「残念、隙だらけっ!!!」
恐怖で逃走を図ったジュウケン世怪の頭上から、プリズマが急降下する。
【『プリズマ』BERSERKER IMPACT!!!!】
プリズマアックスセイバーU・アックスモード。その全力の一撃が脳天に叩き込まれ、地面へと叩き伏せた。
「人生デ最大ニ意味ガ分カランノオオオオオオオオオオオ!!!??」
叫びと共に、ジュウケン世怪も爆散。変貌していた二人の男女が、それぞれ地面へと投げ出された。
「……倒しちゃった……」
さっきまでの苦戦が嘘のような結末に、凛たちは言葉を失う。
「その気になれば、意外と何とかなっちゃったね」
プリズマは苦笑しながら着地し、変身を解除。ジュウケン世怪から抽出された『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のクロスタルリングを拾い上げた。
「蓮子さん、メリーさん、大丈夫?」
イリヤが呼びかけると、地面にめり込んでいた二人が何とか起き上がる。
「一応……なんとかね……」
「クロスタルリングも、無事ゲット。」
蓮子は『仮面ライダーW』の指輪を掲げて見せた。
「勝てたのは良いとして……後で特訓が必要ですわね。特に美遊、空を飛ぶ訓練は必須ですわ。」
「蓮子さんとメリーさんは制御面。イリヤちゃんも調整が必要ね。」
ルヴィアと凛は、既に次を見据えていた。
「それも良いのですが……少し、お話よろしいです?」
「話? 今度は何――」
クロスタルプロテクターの結界が解除された直後、背後から声がかかる。
だが、よく考えてみると完全に聞き覚えのない声だ。
「どもなのです」
振り返った二人の前にいた娘。
二本のアホ毛を持つ黄髪ショート、丸い黒縁眼鏡、水色がかった瞳。深緑のブレザーにメンズスラックスの男装、スチームパンク風アクセと黒いマフラーという外見と装い。
なのだがそれはそれとして、背中から脚元にかけてふよふよと揺れる、黒い腕のようなものが六本生えているという、そんな妙な少女だった。
「……だ、誰!? いきなり何なのよ!?っていうかその黒い手もだけど、どこから出てきたの!?」
「どこって、地中なのです」
「え……はい?」
「あなた……何者?今の出方的に、まさか守護者?それとも――」
困惑する凛とルヴィアを他所に、変身を解いた美遊が尋ねる。しかし少女は首を横に振る。
「ノンノン、不正解なのです。ボクは守護者でも、指輪の契約者でもないのです。関わりはありますけどね。あと、クレイジークロック側でもありません。本当に。」
怪しさは増す一方だったが、少なくとも関りがあることは間違いなさそうだ。
「とりあえず本題を言うのですが……ざっくり言うと、会わせたい人がいるのですよ」
少女が切り出したその言葉に、イリヤは首を傾げる。
「会わせたい人……?……もしかして、私たちより前に守護者になった人?」
「事前に情報を得ているとは、さすがなのです」
少女は満足そうに頷いた。
「……ねえ、そういえば残りの二人の守護者って、どんな人たちなの?」
今度は蓮子が桜の方を見て問いかける。
「詳しいことは、どちらも本人から口止めされていまして……ただ、変身者はいずれも男性だそうです」
桜は申し訳なさそうに前置きしてそう答えた。
「というわけで、明日の日曜に――」
黒い六本腕のその少女が約束を取り付けようとした、その時だった。
「ガガガガガ!!」
突如として、無機質な咆哮と共に謎の軍勢が姿を現す。だが、それはウォークロックではない。
「……メダロット?」
「うおお、初めて生で見たけど……」
ウスバキトンボ型のメダロット『ドラゴンビートル』と、猫型の『ペッパーキャット』。それらが、合計十三体も現れていた。
どう見ても正規の管理下にはない野良メダロットだ。
「な、なんか様子がおかしいような――」
イリヤがそう呟いた瞬間、彼女の横をレーザーが掠める。そしてそのまま直撃した一体が爆散した。
「……あ・の・さぁ……ボクが大ッッッ事な話をしてる最中に、脈絡もなく割り込むんじゃねェのデスっ!!」
ぷんすかと怒る少女の背中や脚部から伸びた六本の腕が一斉に動き、レーザーが雨のように放たれる。
それに反応したのか、野良メダロットたちもエネルギー弾や格闘攻撃で応戦してきた。
「え、えええ!? なにこれ、急に!?」
「というかメダロットって……人を攻撃できないんじゃなかったっけ……?」
突然の戦闘に、蓮子とメリーは完全に困惑していた。
「無理矢理操られた野良メダロット、なのですか。だったら、目には目を歯には歯をの精神で行くのです」
そう言って彼女はスマホを取り出し、メダロッチを起動した。召喚されたのは、歯車を模したメダロット『カタカタマワール』。
「……状況は妙ですが、手短に済ませましょう」
「向こうもメダロット……資料で見たことはあるけど、実物はあんな感じなのね」
「AIとどっちが性能良いのかしら?」
完全に置いていかれつつも、蓮子とメリーは妙なところで感心していた。
その間にも戦闘が行われ、カタカタマワールの『カウントアタック』が発動し、敵のパーツは次々と破壊されていった。
そして大した時間も経たず、全ての野良メダロットが機能停止。
「速攻・大勝利ィ!!この程度、このボク――『
名乗りを上げた少女センリツは、完全に上機嫌だった。
「……なんというか、急展開すぎて理解が追いつかないけど……凄いですね」
そこへ、イリヤが近づいてくる。
「ぬ、おお! 分かっているのですね、尊きお方!」
「と、尊い……?……ちょっと待って、なんで写真撮ってるの?」
センリツがスマホを向けてきたため、イリヤは思わず引いた。
「……っと、その前に後始末なのです」
彼女は回れ右をして、倒れたメダロットのティンペットへ近づき、転がっていたメダルを拾い上げる。
「あの……話についていけてないんだけど、そのメダルって?」
「違法コピーのメダルなのです。多分誰かが野良に取り付けて操っていたのです。とんでもない事をしてくれるのですよまったく」
メリーの問いに、そう答えたセンリツは、改めて言った。
「改めて、明日の日曜に。会わせたい人と、その仲間を連れて来るのです。そこでちゃんと話をするのです」
カタカタマワールをメダロッチに戻しながらそう言い残し、彼女は黒い物質に包まれるようにして地中へと姿を消した。
「……嵐みたいな子でしたわね」
「本当に地中から出てきたし……」
「とはいえ……残り二人の守護者、そのどちらかと接触できる機会を与えてくれましたね。」
魔術師三人が話す中で、イリヤは考え込んでいた。そこで美遊に視線を向ける。
「ねえ美遊……その残り二人が私たちより先に守護者になったってことは……先輩、ってことだよね?」
「……そうなると思う」
「やっぱりかぁ……どんな人なんだろう。さっきのセンリツさん多分男装してたし、もしかして女装男子だったり……?」
「……それは、どうなの?」
美遊はそう返しつつ、先ほどの出来事を思い返していた。
『(佐鳥羽センリツ……かなり妙な存在だけど……それより――あの人の近くから、『あの気配』を感じた……ということは、まさか……『アレ』を……?)』
「……美遊?」
急に真剣な表情になった美遊を、イリヤは不思議そうに見つめる。
だだその表情の意味をイリヤたちが知るのは、まだずっと先の話である。
*****
翌日、日曜日。イリヤと蓮子、メリーの三人は街から少し離れた林の中を訪れていた。
「とりあえず、昨日の戦いを踏まえると……特訓は必要だよね、ってことで、人目につかなそうな場所を選んでみたんだけど……」
そう言いながら、蓮子とメリーは少し難しい表情をしていた。二人の視線の先には、空中を比較的自由に飛び回っているプリズマの姿がある。
「どうかな?何か分かったこととか、ある?」
プリズマがふわりと降りてきて、二人に尋ねる。だが、二人は揃って首を横に振った。
「うーん……飛ぶためのイメージ、っていうのかな。あと一歩で掴めそうなのに、どうしても霧がかかったままなのよね……」
「無意識に変に難しく考えすぎてるのかも。理屈で組み立てようとして、逆にピンと来ないというか……」
空中戦をスムーズにこなせるようになるため、先ほど一度、二人は守護者メモリアに変身して飛行訓練を試みた。
結果は散々だった。
上方向はまだしも、横移動の制御が効かず、勢いよく突っ込んでは木々に激突。もっと言うと、近くに住み着いていた野良メダロットに衝突もして怒られ、挙句上空へと吹き飛び、放物線を描いて地面に落下。
最終的には変身解除、という流れである。
容易く飛行できているイリヤからヒントを得られれば、と思っていたのだが、どうにも考えが固まらない。
「それならイリヤの飛ぶイメージを、そのまま参考にしてみるのがいいと思う」
そこへ、誰かが声をかけた。美遊だ。
「え?美遊? どうしてここに?」
「ルヴィアさんに言われて、私も飛び方を身につけようとしたけど……上手くいかなくて。それで、イリヤから教われば何か分かるかもしれないと思って、探していた」
そして、思い出したように続ける。
「イリヤ、あなたは昨日言っていた。魔法少女は飛ぶものだって。なら、その基になってる、はっきりしたイメージがあるはずだと思って……」
「元……?あー……それなら……」
イリヤは一瞬きょとんとし、やがて思い当たったように頬を掻く。すると、少し恥ずかしそうにスマートフォンを取り出した。
***
『雲の中に逃げても無駄だ! この空で散れ!!』
『\マジカル☆ブレードムサシ 第伍話「空の華」/』
派手な音楽と、派手なバトル演出。
二刀流の剣を操る魔法少女が、空を自在に駆け巡るアニメだった。
イリヤはサブスクアプリでその映像を美遊たちに見せている。
「……こ、これ……?」
美遊が戸惑いがちに呟く。
「う、うん……」
イリヤは小さく頷いた。
「私の魔法少女とかヒーローとかの飛ぶっていうイメージの大元、だと思う。正直、ちょっと恥ずかしいけど」
画面を見つめながら、美遊は困惑した表情を浮かべる。
「……航空力学も、重力も、慣性も、作用反作用も無視した動き……そんな……」
「そ、そこはアニメだから!固く考えずに見てほしいんだけど……!」
「やっぱり、フィクション由来のイメージだったのね」
「ということは、空想と現実の区別が曖昧になってる的な?」
「ちょっと待って、それどういう意味!?」
三人にツッコミを入れつつ軽いやり取りをした後、イリヤはふと二人に尋ねた。
「そういえば、蓮子さんとメリーさんは、飛ぶイメージってどんな感じなの?制御はアレだけど……飛べないわけじゃないよね」
「えっと……」
蓮子は一瞬考え、メリーと視線を交わしてから鞄を開いた。
取り出したのは、『ヨイヤミイーター・ルーミア』と題されたクロステラノベル。
「あ、それ……」
「クロステラノベル?見たことないけど、いつ手に入れたの?」
美遊が目を見開くと、蓮子が説明する。
「イリヤちゃんがあの巨大ロボットを倒した時に、私たちの手元に落ちてきたの……それで、このノベルを手に入れた時にね。ほんの少しだけ、思い出したの。記憶を」
「えっ……!?」
「本当に断片的だけど……私とメリーが、どうやって出会ったのか……それくらい。それと他にもぼんやり思い出したことがあって。多分それが私たちの飛行のイメージ……なんだと思うの」
「具体的にどんな……?」
美遊は驚きながらも、手を挙げてそう質問をする。
「はっきり覚えてるわけじゃないけど……二人の女の子が空を飛びながら、戦ってる光景が浮かんできたの。」
「でも本当にそれだけだから、イメージを凝り固めるまでには至らなかった……って感じかしら。」
二人は、少し情けなさそうに笑った。
「なるほど……じゃあ美遊はどう? このアニメを最後まで見たら、何か掴めそう?」
イリヤは美遊にそう聞くものの、本人は首を横に振った。
「多分、無理。原理が分からない。揚力じゃなくて浮力が必要なのは理解できるけど、それだけだと浮くだけで……移動するなら、重力ベクトルを制御する別の力が――」
「ストップストップ!ちょっと待って、ひとつ言わせて!」
イリヤはぶんぶんと手を振って話を遮りつつ、こう切り出した。
「美遊は何というか、難しく考えすぎなんじゃないかなって。頭が良いからこそ、理屈で見すぎてるというか……あ、それで思い出したんだけどさ。前に見たアニメで、こんな台詞があったの。『人の空想は、魔法事象の種を宿すものだ』って」
「何でアニメの台詞って思ったけど……物理事象じゃなくて?」
美遊が首を傾げる。
「うん。でも意味は近いと思う。今は実現できなくても、未来なら当たり前になる想像もあるってこと。それを物理って呼ぶか、魔法って呼ぶかの違いなんだって。正直よく分からなかったけど……つまり『考えるな!感じろ!』……みたいな?」
「……」
「あー、納得いかない顔してますねー……」
「いや……」
少し微妙な空気になりつつも、美遊は立ち上がった。
「完全には理解できなかったけど……考え方は、少し分かった気がする。戻って、もう一度練習してくる。何かあったらすぐ来るから」
そう言って、美遊はこの場を後にした。
「行っちゃった……」
イリヤが呟く。その横で、蓮子とメリーは顔を見合わせる。
「私たちも、もう一回やってみる?今度は、やり方を変えて」
「そうね。そもそも曖昧な記憶に頼りすぎてたのかもしれないし……」
こうして、蓮子とメリーは再び練習を始めることにした。
***
三分後。
「飛べ……らあああああ↑あああああ↓あああああ↑あああああ↓あああああ!!?」
メモリアに変身し、今度こそと浮かぼうとした……が、二秒も経たずそのまま上空へ吹き飛び、放物線を描いて街の方向へ飛んでいってしまった。
「え、結局なんで!?もうここまで来ると、飛ぶイメージの問題じゃない気がするんだけど!?……いやというか、あの方向って商店街!?ああもう、昨日のことがあるから移動手段用意しておいて正解だった……!」
原因がまったく分からない挙動に困惑するものの、イリヤは『マタラ・ド・ラ・ゲート』の表紙を開き、メモリアが飛んでいったであろう商店街へと急ぐのだった。
=クロスタルリングカセット=
『仮面ライダーW』
イラスト:風都タワー→仮面ライダーW
固定絵:ガイアメモリ(サイクロン、ジョーカー)
獲得者:蓮子&メリー
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』
イラスト:「獣拳」の文字と獣拳使いのシルエット→ゲキレッド
固定絵:ゲキタイガー
獲得者:イリヤ
=
『シップウキリフダ
使用指輪:仮面ライダーW
憑り付いた人物:過激な愛護団体
侵蝕スキル:飛んでいけるサイクロン
『ジュウケン
使用指輪:獣拳戦隊ゲキレンジャー
憑り付いた人物:過激な愛護団体
侵蝕スキル:ゲキ速タイガースピード