ウルトラワールド:Scramble Engage   作:おろさん

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見つめる狩人シンフォニー 03

 

 

「……」

 

 高く跳び上がった影が、交差点の中央へと着地する。

 

 金属の装甲が地面を踏みしめ、静かに砂埃が舞った。

 

 狩人――アイズ。

 

 そのまま一歩、また一歩と距離を詰めてくる。

 

「あれって、この前の……!!」

 

 その姿を見た瞬間、メモリア達の表情が強張った。

 

 先の戦いで、長人を倒し連れ去ったあの仮面の狩人。

 間違いない。

 

「……ふっ!!」

 

 アイズがタイムスナイパーの銃身を軽く振るう。

 

 次の瞬間、銃口から凝縮されたエネルギーが刃のように伸びた。

 

「わぁっ!?」

 

 横薙ぎに振るわれたエネルギー刃が、プリズマとサファイアを直撃する。

 

 強烈な衝撃に、二人の身体が大きく吹き飛んだ。

 

「GAAAAA!!!」

 

 それを見たアース世怪が咆哮を上げる。

 

 倒れた二人へと一直線に突進した。

 

「っと、じゃあ私達も行くよ」

 

「りょっかい」

 

 その様子を確認した謎の少女二人も、アース世怪の後を追うように走り出す。

 

「2人とも……!!」

 

 メモリアが思わず叫ぶ。

 

 プリズマとサファイアの元へ向かおうとした――その瞬間。

 

「ジカカカカカ!!」

 

 ウォークロック達が行く手を塞いだ。

 

 さらに。

 

「よそ見をしてる場合か……!!」

 

 ――バン、バン、バン!!

 

 アイズの銃撃が容赦なく降り注ぐ。

 

 援護に行こうとする動きを、完全に封じ込めていた。

 

「ああもう……ちゃっちゃと追い払わないと……!」

 

「悪いが雑兵はお前らが引き受けてくれ!あの女は少々厄介だ……!」

 

 そう言い残すと、ビビットとガイアは一気に前へ飛び出す。

 

「あっ、ちょっと……!!」

 

 凛達三人にウォークロックの相手を任せ、二人はメモリアの援護へ回った。

 

「叩き切る……!」

 

 アイズが一気に距離を詰める。

 

 タイムスナイパーの銃身から放たれたエネルギー刃が、刀のように振り下ろされた。

 

「早い……!!」

 

 メモリアはクロステライザーで受け止める。

 

 しかし。

 

 アイズはそのまま銃身で押し込み、力任せに薙ぎ払った。

 

「らあああっ!!」

 

 そこへ――

 

 ビビットが高速移動で背後を取る。

 

 だが。

 

「フン……」

 

「え、ちょっ、うっそ」

 

 振り向きざま、アイズはビビットの足首を掴んだ。

 

 そのまま軽々と持ち上げ――

 

 思い切り地面へ叩きつけるように放り投げた。

 

「……ハッ!!」

 

 次の瞬間。

 

 接近してきたガイアへ向けて、タイムスナイパーを連射。

 

「チッ……!!」

 

 ガイアはクロステライザーの刀身で弾きながら距離を詰める。

 

 そのまま格闘戦へ持ち込んだ。

 

 拳と刃。

 

 打撃と斬撃。

 

 だが――

 

 アイズはそれをすべて受け流す。しかしガイアも同様に防いでいく。

 

 互いに攻撃を防ぎ合い、戦況はほぼ互角だった。

 

 

***

 

 

「AAAAAAAAAA!!!」

 

 一方――

 

 アース世怪の突進を受け止める形で、プリズマとサファイアが交戦していた。

 

「GAAAAGIIIIIGUUUUGAAAAA!!!」

 

 獣のような咆哮を上げながら、アース世怪が両腕を振り上げる。

 

 次の瞬間。

 

 そこから噴き出した炎が、交差点一帯を焼き払うように広がった。

 

「すっごい激しい攻撃……!」

 

 プリズマは炎の奔流を横へ飛んで回避する。

 

 サファイアも地面を蹴り、低い姿勢で滑り込むように炎を避けた。

 

 アース世怪の攻撃は、明らかに制御されていない。

 狙いも定まらないまま、やたらめったらに炎を撒き散らしている。

 

 だが、その分――隙も多い。

 

「……はっ!!」

 

 タイミングを合わせて二人が同時に踏み込む。

 

 プリズマはセイバーを、サファイアはランサーを突き出した。

 

 鋭い突きが、ほぼ同時にアース世怪へ突き刺さる。

 

「GA……!!」

 

 見事なクリーンヒット。

 

 衝撃を受けたアース世怪は大きくよろめき、後退を始めた。

 

「今度こそ……!!」

 

 サファイアはそのまま追撃に入ろうとする。

 

 しかし――

 

「あれ……?待って!」

 

 プリズマが慌てて声をかけ、サファイアの肩を掴んだ。

 

「……?」

 

 サファイアは一瞬怪訝な表情を見せる。

 

 だが、すぐにプリズマの視線の先を見て――気づいた。

 

「どういう……っ、まさか……!」

 

 アース世怪の様子が、おかしい。

 

 全身を覆っていた侵蝕世怪人の装甲が、わずかに歪み始めていた。

 

「UUU……U……」

 

 苦しそうなうめき声。

 

 そして。

 

 赤黒い怪物の身体が、ゆっくりと崩れるようにほどけていく。

 

 装甲の隙間から――

 

 一人の人間の姿が現れた。

 

「えっ……?」

 

 二人は思わず声を漏らす。

 

 現れたのは。

 

「ガ……アア……!!」

 

 体格のいい、白髪の男。

 

 どこかで見た覚えのある顔だった。

 

 いや――

 

 見間違えるはずがない。

 

 その人物は。

 

 アイズに連れ去られていた――尾張長人、その人だった。

 

「な、何で、侵蝕世怪人に……!?」

 

 サファイアが驚きの声を上げる。

 

 プリズマは言葉を失った。

 

 尾張長人と特別親しいわけではない。

 だが、それでも彼が悪人ではないことは分かっている。

 

 それなのに――

 

 今、彼は確かに侵蝕世怪人へと変貌している。

 

 理解が追いつかなかった。

 

 だが。

 

 サファイアは、その理由にすぐ気づいた。

 

 そして、その瞬間。

 

「出来ちゃうんだよねー、これが。」

 

 背後から、軽い声が聞こえる。

 

 振り向くと――

 

 あの謎の二人組が立っていた。

 

 どこか警官の制服を思わせる、ヒラヒラした奇妙な衣装。

 

 彼女達は、苦しむ長人の背後に立っていた。

 

「基本的な侵蝕世怪人はね。

 だいたい、人間性を腐らせた人間の悪意から生まれる怪人なんだよ」

 

 黒髪の少女が肩をすくめながら説明する。

 

「でも実のところ、言い換えれば、自然現象みたいなもの。

 つまり――自在に作れるものじゃない」

 

「例外的な生成方法も存在するが……それでも効率は良くない」

 

 白髪の少女が静かに続けた。

 

「故に、我々は効率の良い生産方法を作った」

 

 そう言うと。

 

 長人の胸元から、ゆっくりと何かが浮かび上がる。

 

 それは――

 

 黒く歪んだ、奇妙な宝石。

 

「ある異世界には、人の心を強引に悪に変えるアイテムがある」

 

 黒髪の少女がその宝石を指差す。

 

「だから、それを取り入れてみた。

 まあ、その異世界の呼び名に倣って――」

 

「名を、ギャークジュエル」

 

 そう説明してすぐ、2人が名乗る。

 

「私達は『パトレボルシオン』。侵蝕世怪人生成の為に動くクレイジークロックの別動隊。私はリーダーの『シゲツ・リヴァース』。」

 

「ボクは『ヴァーレン・ランヴァース』。……メンバーってホントはもう1人いるけど、今ちょっと別件で不在。」

 

 二人はまるで世間話でもしているかのような気軽さで名乗った。

 

 だが――

 

 その言葉の内容は、あまりにも狂気じみている。

 

「ッ……グ……ガアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

 その時。

 

 長人の身体から浮かび上がっていた宝石が、強烈な光を放った。

 

 黒いエネルギーが長人の身体を包み込む。

 

【『繧ョ繝ウ繧ャ繝槭Φ(ギンガマン)』!!!】

 

 次の瞬間。

 

 再び装甲が形成され――

 

 アース世怪へと変貌した。

 

「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

 

 今度は、先ほどよりも明らかに強いエネルギーが溢れている。

 

 炎が暴走し、四方八方へと放たれ始めた。

 

「あー、また暴走?課題だよなぁここは」

 

 シゲツが呆れたように頭を掻く。

 

「仕方ないし、後は暴れてるの見学する」

 

 ヴァーレンも特に止める様子はない。

 

 二人は少し距離を取り、戦場を眺めるだけだった。

 

「また……早く止めないと――」

 

 サファイアはアース世怪へ踏み出そうとする。

 

 だが。

 

 横を見ると――

 

「っ……!!!っ……」

 

 プリズマの足が、完全に止まっていた。

 

 動けない。

 

 身体が震えている。

 

 それは――

 

 以前、ソルジャー世怪と戦った時と同じ状況。

 

 人間が、本人の意思と無関係に、無理やり怪物へ変えられている。

 

 そして、暴走するほどの強大な力。

 

 その光景が――

 

 あの時の恐怖を、イリヤの中で再び呼び起こしてしまっていた。

 

 

***

 

 

「頼むぞ2人とも!」

 

 連絡を受け、ガイアが叫んだ次の瞬間。

 

 空間に電子状のエネルギーが展開され、二つの転送光が戦場に現れた。

 

 そこから現れたのは――ありすと文香。

 

「狙いを定めて、こうです!!」

 

 ありすがフライパンを構える。

 

 その表面には炎がまとわりついていた。

 

 振り抜くと同時に、火炎弾が撃ち出される。

 

「油断はしません……!」

 

 文香は手にした辞書を開き、魔法弾を次々と放つ。

 

 さらに接近すると、辞書そのものを鈍器のように振り下ろした。

 

「ギルガルド!『ジャイロボール』!」

 

「ギルルッ!!」

 

 ガイアもモンスターボールを投げる。

 

 現れたギルガルドが高速回転を始め、そのまま体当たりを仕掛けた。

 

「……この程度……!!」

 

 しかし。

 

 アイズはそれらをすべて受け止め、強引に薙ぎ払う。

 

 だが――

 

 それで十分だった。

 

「今だ!!」

 

「外さないっ……!!」

 

 背後から。

 

 メモリアとビビットが同時に攻撃を放つ。

 

 それぞれの固有武器から、強力なエネルギー弾が発射された。

 

「……!!」

 

 だが。

 

 アイズは振り向きざま、タイムスナイパーでその銃撃を弾き飛ばした。

 

 爆発が交差点を揺らす。

 

「実際に戦うとここまでとはねぇ……!!」

 

 ビビットが苦笑交じりに呟く。

 

 すると。

 

「次のステップに行こう」

 

 アイズが静かに言った。

 

 取り出したのは――クロスタルリング二つ。

 

『サイバースライダーに乗るメガレンジャー→メガレッド』

『メガシップ』

 

『6色の流れ星→立花響』

『シンフォギア奏者達の武装』

 

 それをそれぞれタイムスナイパーへ装着する。

 

 銃身を軽く鳴らすと――

 

【『Megaranger(メガレンジャー)』】

 

【『Symphogear(シンフォギア)』】

 

 前方へ向けて引き金を引く。

 

 光弾が地面へ着弾し、二つの光の柱が立ち上がった。

 

 そして。

 

 光が形を成していく。

 

 現れたのは――

 

 赤いスーツの戦士『メガレッド』。

 

 そして、拳を構えた少女『立花響』。

 

 どちらも、本物ではない。

 

 だが、その姿と力を再現した――レプリカ。

 

「Pさんと同じ、召喚能力……!?」

 

 それを見たありすと文香が、思わず声を上げた。

 

「……行け。」

 

 アイズが静かに命じる。

 

 その声を合図に、召喚された二体のレプリカが一斉に動き出した。

 

 メガレッド(レプリカ)は『ドリルセイバー』を構え、一直線に斬りかかるように突進。

 立花響(レプリカ)も、ガングニールの武装を纏った拳を振り上げ、殴りかかろうと迫ってくる。

 

「っ、早い……!!」

 

 メモリアが思わず声を上げた。

 

 距離を取っていたはずなのに、一瞬で接近される。

 

「参ったなぁ、パワータイプはキツイみたいだ……!!」

 

 ビビットが苦笑混じりに叫ぶ。

 

 メモリアとビビットはそのまま接近戦へ持ち込まれ、防戦を強いられた。

 

 そもそも、この場にいるメンバーは――ガイアを除き、且つありすと文香を含めると、基本的に遠距離戦を得意とする者ばかり。

 強引に距離を詰めてくるパワータイプの相手は、どうしても相性が悪い。

 

「こうして相手する側になると、中々面倒だ……だが……!!」

 

 ガイアが前へ踏み出す。

 

「ドドッ……!!」

 

 同時にギルガルドが盾形態へ変化し、ガイアと連携して攻撃を受け止めた。

 

 重い衝撃が何度も盾へ叩きつけられる。

 

 それでも二人は踏ん張り、なんとか相手を押し返した。

 

「なら……」

 

 その様子を見ていたアイズが、次の手を打つ。

 

 彼女は召喚したメガレッド(レプリカ)へ、ゆっくりと銃口を向けた。

 

 タイムスナイパーから放たれたエネルギーが、メガレッド(レプリカ)を包み込む。

 

 すると次の瞬間――

 

 メガレッドの身体が変形し、サーフボード型のメカ『サイバースライダー』へと姿を変えた。

 

 だが、それだけでは終わらない。

 

 アイズがタイムスナイパーを、まるで指揮棒のように振る。

 

 すると――

 

 一機だったサイバースライダーが、次々と増殖していく。

 

 気づけば、その数は三十機近くにまで膨れ上がっていた。

 

「……ハッ!!」

 

 アイズが銃口を下へ振り下ろす。

 

 その合図と同時に、サイバースライダーの群れが一斉に突撃。

 

 まるでミサイルの雨のように、メモリア達へ襲い掛かった。

 

「えっ、ちょっ、ハァ!!!?」

 

「そんなのありですか……!!?」

 

 突然の攻撃にメモリア達が慌てる。

 

「倍増能力か……それで乗り物を無理矢理ミサイルみたいにしやがった……!!」

 

 ガイアが歯噛みしながら状況を分析する。

 

 すぐさまギルガルドへ指示を出した。

 

「キングシールド!!」

 

 ギルガルドが巨大な盾を展開する。

 

「ギルッ……ドッ!!?」

 

 しかし。

 

 次々と突っ込んでくるサイバースライダーの物量に、盾が押し負ける。

 

 爆発と衝撃の連続に耐えきれず、ギルガルドは弾き飛ばされた。

 

「ギルガルド!……っ、無理させちまったか……!!」

 

 ガイアはすぐにモンスターボールを取り出し、ギルガルドを戻す。

 

 だが、その隙を逃す相手ではない。

 

 立花響(レプリカ)が大きく踏み込み、拳を振り上げて襲い掛かってきた。

 

「っ……!!」

 

 ガイアは咄嗟に腕で受け止める。

 

 しかし衝撃は重く、体が大きく揺らぐ。

 

 状況は明らかに不利だった。

 

「次は……こうだな。」

 

 アイズが淡々と呟く。

 

 彼女は今度は、立花響(レプリカ)へエネルギーを浴びせた。

 

 すると――

 

 残っていたサイバースライダーが次々と飛来し、

 さらに顕現していたドリルセイバーまでもが引き寄せられる。

 

 それらが、立花響(レプリカ)の右腕の装甲へと合体していく。

 

 巨大な機械の塊のような腕が完成した。

 

 次の瞬間。

 

 その拳が――地面へ振り下ろされる。

 

 轟音と共に、地面が爆発したかのように砕けた。

 

「今度は合体って……さっきからリスペクトも何もないなぁ……!!」

 

 ビビットが叫ぶ。

 

 衝撃波で、ビビット達の身体が軽く吹き飛ばされた。

 

「試運転はこんなものか……む。」

 

 アイズが戦況を眺めながら呟く。

 

 その背後に、いつの間にか人影が立っていた。

 

「流石、私が作ったタイムスナイパー、そして私の自慢の妹だ。」

 

 棒人間の姿をした男――ドクター・エビテンだった。

 

「ドクター・エビテン……!?何でここに……!!」

 

 メモリアが驚きの声を上げる。

 

 エビテンは肩をすくめるようにして答えた。

 

「何でも何も、私の発明の成果くらいは見たいものだからな。」

 

 そう言うと、アイズの戦いぶりを満足そうに眺める。

 

「しかし、コロモのセンスも含めて性能をよく引き出しているものだ。流石我が妹。」

 

 かなり誇らしげな口調だった。

 

「い、妹……?」

 

 その言葉に、一同が困惑する。

 

 エビテンは軽く頷いた。

 

「……ああ、そうさ。彼女は我が妹コロモ。」

 

 そしてこの姿は、私が作った『タイムスナイパー』を使い『狩人アイズ』へと変身した姿。

 

 お前達のデータを取り入れてようやく完成したのだ。」

 

 まるで研究成果を発表するかのように語る。

 

「……兄者、まだやっておいたほうが良いか?」

 

 アイズが静かに尋ねる。

 

「ああ、引き続き見せてくれ。それに、そろそろアイツらが動くだろうし……」

 

 エビテンが少し呆れたように言った、その時。

 

 地面が――大きく揺れた。

 

 ドォン、と低い地響きが響く。

 

「何!?……って、あれって……!?」

 

 メモリア達が音の方向を見る。

 

 そこにいたのは――巨大ロボだった。

 

 ソウクレイザーとは違う。

 

 時計のような装飾こそ共通しているが、全体のデザインはどこかパトカーをロボットにしたような姿をしている。

 

「言った傍からか……」

 

 エビテンがそれを見て、呆れたように呟いた。

 

『あれ、ドクター・エビテン。来てたの?じゃあさっさとどいてよ。やっと私の愛機『レボルキング・マスパーマリサー』のお披露目なんだから。』

 

 巨大ロボ『レボルキング』のコックピットから通信が入る。

 

 声の主は――シゲツだった。

 

「っっっっ、ハァ……アホ言うな。こっちもタイムスナイパーの試し打ちで忙しいんだ。」

 

 エビテンは苛立ちを隠さず言い返す。

 

 その会話を聞いている最中――

 

「ちょっと待って、あのロボットのいる位置……」

 

 メモリアが顔色を変える。

 

「やっば、ガッツリイリヤちゃん達のいる位置!!」

 

 ビビットもすぐに気づいた。

 

 向こうには、まだアース世怪と戦っているはずのプリズマとサファイアがいる。

 

 だが。

 

 どちらもクロステラカイザーを呼び出していない。

 

 それはつまり――

 

 何かトラブルが起きている可能性が高い。

 

「っ、だったら私達が――」

 

 メモリアが走り出す。

 

「逃がすと思――」

 

 それをアイズが止めようとした、その瞬間。

 

「させるかよっ!!」

 

 横から一人の影が飛び込んできた。

 

 モードレッドだ。

 

 振り抜かれた剣が、アイズの銃身を弾く。

 

 アイズはすぐ反応し、防御した。

 

「あ、貴方って……」

 

「話は後だ!とにかくお前らさっさと急げ!!」

 

 モードレッドが叫ぶ。

 

「走れ!足止めくらいはこっちでなんとかなる!」

 

 その隙に、ガイアもメモリアへ声を飛ばした。

 

「……分かった!」

 

 メモリアは頷く。

 

 そして振り返らず、レボルキング・マスパーマリサー、そしてプリズマとサファイアのいる方向へ全力で走り出した。

 

 

 







=クロスタルリングカセット=
『電磁戦隊メガレンジャー』
イラスト:サイバースライダーに乗るメガレンジャー→メガレッド
固定絵:メガシップ
所有者:狩人アイズ(コロモ)

『戦記絶唱シンフォギア』
イラスト:6色の流れ星→立花響
固定絵:シンフォギア奏者達の武装
所有者:狩人アイズ(コロモ)



―――――

*注釈:本作品は、自著の文章をAI(ChatGPT等)で推敲・校正して投稿しています。ストーリーや台詞はすべて作者が作成したものですが、読みやすさ向上のために文章の整理を行っています。


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