艦これ戦争終結RTA   作:poox

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着任.mp1

 平和を取り戻すRTA、はーじまーるよー。

 

 

 

 キャラクリからタイマースタート。名前は星名(ほしな) 百々(もも)、略してほも君。

 性別はランダム、容姿もランダム。RTAに関係ないからね、しょうがないね。

 

 今回のレギュレーションである戦況は「劣勢」にして、最後は「生まれ」の設定です。

「元帥の子息」などにすると、初めから艦娘の好感度が上がった状態かつ横須賀鎮守府でコネスタートができます。「不細工のせいで女性不信」にすると、心の綺麗な艦娘たちとハートフルな愛を育むハーレムが拝めます。

 今回は『父親がエアレーサー』としておきましょう。開始すれば勝手にいい感じのバックグラウンドが出てきます。

 

 爆速でキャラクリを終え、早速スタート。

 世界観説明の演出はスキップします。戦況:劣勢では、「深海棲艦がつよくてシーレーンもうだめぽ……」ということを長々教えてくれます。

 ざっくり言うと、優勢下に置けているのが日本近海である通常海域1-1から1-6、2-1から2-3だけという、ガチの劣勢です。その他海域は完全に侵略されています。人類ざーこざーこ♡

 こんな状況で戦争終結できるの?とお思いの方々。馬鹿野郎お前俺は勝つぞこの野郎!

 

 

 

 提督が鎮守府に着任しました。狙い通り、最前線のブルネイ泊地です。なお出るまでリセしたので当たり前です(二〇敗)。

 前任者がカスだったようで鎮守府のムードは最悪ですが、クリアに支障はないので問題ありません。みんな死んだ目してて草。

 

 最序盤は艦娘の好感度稼ぎと資源集めに奔走します。

 

 とりあえず食堂へ艦娘を集めて護国の意志を説き、最低限の士気を確保します。

 前任者の話を探ると、どうやら相当の無能だったようです。

 艦娘たちにひたすら資源回収の命令を出し、資源が溜まったら全員突っ込んで海域攻略の指令。作戦も何もないので当然失敗し、罵り散らかしたあとまた資源回収の命令を出して……というムーブの繰り返しだった模様。暇を見つけては人格否定と罵倒に精を出したようで、まさにカスの鑑。

 ほも君が口を開くたびにみんなビクッ!ってなっててウケます。みんなお風呂にも入れてもらえなかったのかボロボロだし、ちょっとくさいです。かわいそ……。

 

 こんな悲惨な環境から一刻も早く彼女たちを救わなきゃ! さっそく地獄の資源回収クルージングを指示します!

 大発レシピで最低限の大発動艇を確保。なけなしの資源がゼロになってしまいました……。最低だな前任者。

 大発を搭載できる艦娘を適当に見繕って出撃させます。今回は第八駆逐隊がいたのでアサイン。改ですが、無理やり曳航させるので問題ありません。

 オラッこの航路通って資源探してこい! お前らが資源持ってこないと鎮守府終わりだからな!

 

 野次馬のように集っていた艦娘たちに解散を命じると、彼女らは抗議する気力もないのか「もう終わりだよこの鎮守府」みたいな顔で幽鬼のようにふらふら散っていきます。川内だけ「最低」と罵って出て行きました。その心意気や良し。次はお前にクルージング行ってもらうからな。

 

 

 先ほどの開発には、調理用の燃料やボイラーの燃料すらぶち込んでしまいました。愛すべき艦娘たちの晩御飯に温かいメシを提供するため、気合で焚き木を集めます。腰こわれる。

 昼から集め始めたのですが、結局夕方までかかりました。

 砂浜に艦娘を集め、適当に焚火で料理を作ってご飯とします。チャーハンつくるよ!

 できました。就任祝いのBBQ(チャーハン)だぞ! みんな踊れー!

 

 ……こんな殺伐としたBBQ、おじさん初めてだよ。

 

 喋らないくせに飯だけはしっかり食べる艦娘たちのせいで食材が足りなくなるハプニングが発生しましたが、素潜りで調達することでリカバリーできました。この鎮守府釣り竿もないのかよ。

 

 燃料ゼロでボイラーも回せないので、今日はシャワーも浴びずにみんなくさくてボロボロのまま寝てもらいます。

 停電もしていますが、どうせ寝るときは消灯するので問題ありません。走者の鑑、提督の屑。

 

 

   ◇

 

 

 一晩明けると、艦隊が燃料弾薬鋼材ボーキサイトを満載して帰ってきました。皆が信じられないような目で彼女らを見つめています。

 

「朝潮以下第八駆逐隊、帰投しました……」

 

 朝潮ちゃんまで変な顔をしています。かわいいですね。お前たちの成果だぞ。休んでヨシ! 

 ブルネイ泊地のあるボルネオ島のすぐ西、スマトラ島の東岸には集積地棲姫が生息しています。物資の集積場所はスマトラ島とバンカ島の海峡部にあって、ゲームでいう4-1の資源マスです。ブルネイ泊地からは手ごろな距離にあり、航路を選べば接敵も少なく済みます。

 朝潮ちゃんたちにはここの資源をくすねてきてもらったんですね。つまり空き巣です。

 

 

 

 ようやく初動に十分な資源が溜まったので、ここから一気にやることをこなしていきます。

 まずは燃料に余裕ができたのでボイラーを回します。

 

「入浴、してもいいのですか……?」

 

 ああ。湯船もあるぞ。

 榛名ちゃんが卑屈そうに聞いてきたので最大の笑顔で返してあげます。

 好感度の上がる音(幻聴)を確認してから、ドラム缶の開発に勤しみましょう。八隻分開発し、入浴を終えた適当な艦娘に集積地クルージングへ行ってもらいます。

 

 艦隊をアサイン後、今度は明石ちゃんに話しかけて技術ツリーの開発を進めます。

 ツリーは鎮守府の着任状況によって初期状態が変化するのですが、今回はひどいものでした。

 火力、雷装、装甲、回避、対空、対潜、索敵、その他が万遍なくLv.6。ちなみに上限は99で、使える技術が解放されるのはLv.10くらいからです。MMO初心者のスキル振りかよ。前任者くん、やめたらこの仕事? あ、もう辞めてるか(笑)

 

 今回は「その他」に全振りします。目指せLv.99。淫乱ピンクがドン引きしていますが、問題ありません。

 ついでにリアルスケール1/1零戦の作成をおねだりしておきます。前任者は君たちを罵倒するのが趣味だったと思うけど、私の趣味は飛行機に乗ることなんだよね。なるはやでよろしく。休日にごめんけど月曜の朝までな。死ぬ気で働け! 嘘だよ♡ 期限なんて気にしないで♡

 探りを入れてきますが、空き時間に作った食パンの耳ラスクを渡して懐柔しておきましょう。かつての鎮守府がブラックであればあるほど、艦娘たちは甘味に弱い傾向があります。

 

 

 

 通常は書類業務に忙殺されてここら辺で提督の一日は終了となりますが、百戦錬磨の走者である私には報告書など効いていません(無敵)。デスクワークはサクッと終わらせました。無限資源湧きどころについては、中央に内緒にしておきます。

 

 雑巾を装備し、きったねぇ鎮守府の掃除に精を出します。クソブラック鎮守府だったせいで誰も掃除まで手が回らなかったようです。こんな環境にいたら、心が減るんだよね。カアイソウニ……。

 ほも君の腰を犠牲に廊下を拭き上げていきます。ちなみに走者が本RTAで一番嫌いなのがここです。

 途中艦娘が手伝いにくるロスが発生しましたが、この後ノーミスなら世界記録なので続行します。

 

 

 夜が明けた着任三日目には鎮守府の清掃完了です……。

 ぬわぁぁん疲れたもぉぉん、と伸びをしていると、はかったように集積地クル艦隊が帰投しました。はかったので当たり前です。

 無傷の彼女たちにねぎらいの言葉をかけ、お茶と一緒にラスクを出してあげます。美味しいか? 美味しいだろ? 可愛いなあ艦娘は。ゆっくり休んでね。

 

 たっぷり視姦して走者の心を癒したあとは、第八駆逐隊の寝床を襲撃します。

 部屋中石鹸のいい香りだね♡ オラッ起きろ! クルージングの時間だ!

 

 心なしか顔から隈が減った朝潮ちゃんたちを送り出した後、さらにもう一艦隊出撃させます。今度は適当な軽い編成で、ブルネイ泊地沖東方面の哨戒任務をアサインします。

 十時くらいになったら、たとえ交戦中でも絶対に折り返して帰ってきてね。

 

 

 用が済んだので再び明石ちゃんの元へ向かい、技術ツリーを伸ばします。

「その他」がLv.10に到達したので、提督用のしょぼい一人乗りボートを開発できるようになりました。一応、そこらの船を装甲耐久で上回っています。

 

「何に使うんですかこんなの」

 

 乗って遊ぶに決まってるんだよなぁ。明石ちゃんドックに降ろして!

『は?』みたいな目で見つめてきますが無視します。一緒に遊びたいのかな?

 

 十時になったらボートで出撃します。旗艦、私!

 目的はフラグの回収です。随伴艦には榛名、川内、春雨、漣を選びました。好感度が低くても任務を全うしてくれる子たちです。ほも、出るぞ!

 

 榛名ちゃんにクソダサボートを曳航してもらいながら沖に出ます。予め哨戒を出しておいたおかげで海域は平和です。

 

「提督、電探に感が」

 

 哨戒艦隊のルートを外れてパラワン島方面へ回り込んでいくと、民間船舶が深海棲艦に襲撃を受けているとの報告が榛名ちゃんから上がりました。ボッコボコにされています。沈没も時間の問題でしょう。

 襲撃している深海棲艦は、走者アイでないと気づけないほどわずかですが、手傷を負っています。あたかも何者かに追い立てられてこの場所に辿り着いたが如くです。

 まるで、偶然哨戒していた艦娘と交戦したのち、逃げ出しでもしたかのような……。

 

 だから哨戒を出す必要があったんですね(小声)。

 

 

 

 艦娘にお願いして民間船舶を助けてあげます。なんと中には某有名出版社の会長一家が乗っていました。安全な航路のはずが突然襲撃を受けたとか。たまげたなあ。

 鎮守府まで運び、本土までの便を手厚く手配してあげます。荷物が全部沈んでしまったらしいので、着替えとか当座の現金も適当に分けてあげます。恩を売る(至言)。

 

 このランダムイベントは発生確率が低めですが、出るまでリセすれば100%となります。なりました。

 なお今回のような助けを出さない場合、海上で食料が尽きて会長一家は死んでしまいます。ほも君の行動は善行だった、いいね?

 

 

 終盤に向けた報道関係のコネの構築がこのイベントで完了し、最序盤でやることはすべて終了しました。

 あとはひたすらクルージングで資源を集め、来るべき海域攻略に備えていきます。

 現状うんこ製造機と化している大型艦たちにも死ぬ寸前まで働いてもらうからなぁ?




ほも君の性別容姿はお好きに想像してください。
ちなみに私は百合が好きです(先制攻撃)
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