私が、友達が変わらずにいられる世界へ 作:アルトリア・ブラック(Main)
【レベル】83
【仮名】アリアナ・ウール・ゴウン・オーウェル
【性別】女性
【種族】竜人
【好きなもの】本
【嫌いなもの】電子書籍
【役職】支援系魔法職
【スキル・能力】
・影の亡霊
シャドゥデーモンの上位互換。
・作家
魔法を使い、創造する。自分のレベルに関係なく、レベル100のモンスターも召喚可能
【詳細】
ゲームも勿論好きでナザリックの初期メンとして数えられていたが、人間関係がめんどくさくなり図書館に籠るように、本をコピペして図書館に入れてた。
結果的にナザリックの図書館の規模が桁違い
彼女も勿論戦うが、それよりも自分のNPCに任せた方が早い。
気づいたら異世界転生をしていた。
そんな展開はライノベではよくある展開で、分厚い異世界転生物の小説ではよく見る物語だ。
だからと言って自分がその世界に来るなんて思わないだろう。
「…あの斜線堂さん?」
「なーに?」
骸骨姿の友人が声をかけて来る
メルヘンかホラーか、はじめはよくわからなかったものの、第六階層で寛いでいた時に声をかけられる
明らかに顰めっ面をした骸骨に読んでた本を閉じる。
第六階層の森の中でハンモックに揺られながら本を読んでいた矢先、近くにモモンガさんが転移してくるのがわかる。
「…少しは手伝ってくれませんか?玉座の間に顔を出すくらい…」
「あら、そういうモモンガさんも、私を外に出してくれないじゃないですか、自分の我儘を通す前に他人の言い分も少し聞いてあげるのが理になっていると思いますけど」
「うっ…それはそうですけど…最近は王国との戦争の後で何があるか分からないんですよ」
「そんなの、最初っからそうじゃないですか、私のレベルが凄く低いのは認めますけど、支援系なら貴方にも負けないとは思いますけど…?」
ハンモックから起き上がり姿勢を直し、モモンガを見る。
「まぁ、私も人間関係に巻き込まれたくなくて本を読むのに集中できるから今の生活は結構好きですけど」
だから挨拶程度なら行きますよというとモモンガが安堵する。
ゲーム《ユグドラシル》が終わるその日まで、斜線堂奏はひたすらに図書館の本を増やし続けていた。
勿論、攻略サイトから抜き取った情報などは消去せず上の方や車庫の方に移動していた。
勝手に動かすのをモモンガさんは嫌がっていたが、車庫の方に綺麗に保存していると言ったら納得してくれた。
そもそも、キャラクターそのものもを消していなくなった人たちの物など単なる荷物でしかない。
なし崩しに続け、気づいたら異世界にいた。
その時、モモンガさんから言われたのはできるだけ外に出るのは控えてほしいと言われたこと、出るならば百レベルは2人は最低連れて言って欲しいと
確かにプレイヤーの中でやる気がなかった私はレベルが中途半端なところで終わっているし、自分よりNPCの方が強いところがある。
つまるところ、仲間思いのモモンガさんは外に出さないようにという感じにしたのだ
モモンガさんが外で何をしているかの話はNPC達から聞いているし、見てはいる。
それでも、今の今まで何も動かなかったのはモモンガさん達にやや監禁のように中にいて欲しいと言われたから
そもそも、本に関しては外よりナザリック内の方が充実しているのもあるし、異世界転生して外に出てまで戦いたくなかった
傷つく恐れのあることより平和でいたいというオタク的思考のせいで気づいたらナザリックが国を起こすことになってしまった。
そのことをモモンガさんから聞いた時にはひどく驚いたものだ
あのストレスの塊でしかない玉座の間に行くのも拒否った
「アインズ・ウール・ゴウン魔道王陛下と斜線堂湊様がお見えになります」
その不釣り合いな名前に後で名前をかえる旨の話をモモンガさんにすべきか考えながら玉座の間に来る。
モモンガさんの玉座より立派ではないが、それでも座りたくないなぁと思う程度には立派な玉座が並び立つ。
「集まってくれたことに礼を言う。守護者達よ」
モモンガが音頭を聴きながら眼前に並ぶ守護者達を見て改めて胃が痛くなる。
彼らを見たのは転移してきた初日、挨拶も全て済ませてもうやりたくないって思いもした。
アウラとマーレは顔見知りだ。
自分がよく寛ぐ第六階層の階層守護者なので知らない方がおかしい。
自分が現れたことに守護者達は何故か緊張していた。
緊張しているのはこちらだというのに…
それからモモンガは王国をいかにして屈服させるか話し合っていた。
そんな中、斜線堂奏はひたすら読書のことやそれらのことで頭がいっぱいだった。
「……本屋に行きたい」
そうボソッと言うとモモンガさんが「はっ?」と言って来る。
相当響いたのか守護者達も見て来る。
「本屋に行きたいって…斜線堂さん…」
「…だって、この世界に転移してきてから一歩も外に出てないんですよ?モモンガさんや皆さんは外に出ているのに、私だけは籠の中にいるなんて、ちょっと不公平だなと思っただけよ?まぁ、レベルが低い私が何言ってるんだかと思いでしょうけど」
不貞腐れたように言うと守護者達は慌て出し、モモンガは深いため息を吐く
エランテルでの大虐殺の後、リ・エスティーゼ王国は大打撃を受けた。
その一方、帝国も王国ほどではないが大打撃を受けていた。
帝国が属国になるという草案を出してから日は経っていない。
そんな中、皇帝の元に届いたのは魔導王の"妹"が帝国の視察に来たいという話だった。
許可を貰う前にそんな話が飛び込んできて胃が痛くなる
「……あの魔導王陛下の妹となれば、魔導王陛下と同等のもてなしをしないといけないな。間違えれば滅ぼされる対象になる」
「そうですね、まぁ、どんな異形が来ても驚きませんけどね」
バジウッドの言葉に咳払いし、離れた所からやって来る黄金の馬車を見る
馬は相変わらず異形の馬だった。
「なんだと…!」
驚いたのは行者が座る位置にあの、魔導国宰相アルベドが乗っていた。
それだけで圧倒的に身分の差があるのが分かる。
アルベドは降りて来ると皇帝にお辞儀し
「魔導国魔導王の妹君であらせられるアリアナ・ウール・ゴウン・オーウェル様がお見えになります。殿下の視察は初めてですので、複数の護衛が付きます。どうぞその旨をよろしくお願いします」
「あ、あぁ…理解した」
そう言うとアルベドが横に避け、代わりにエルダーリッチがドアを開ける
どんな異形が出てきても驚かないと気を引き締める
ギィと扉が開き、その中から現れた人物に息を呑む
恐ろしい見た目ゆえに息を呑んだのではない。
その美貌の凄まじさに息を呑んだのだ。
長い透き通るような金髪に青い瞳、あの王国のラナー王女よりも絶世の美女だった。
(…何故、あの骸骨の魔導王と兄妹なんだ?)
純粋な疑問、そして、人間を辞めあのような恐ろしい魔王になったと言うのが現実味を帯びてきた。
「初めまして、私、アリアナ・ウール・ゴウン・オーウェルと申します。アリアナと呼んでください」
「では、アリアナ王女様と呼んでよろしいですか」
その言葉にビクッとなるアリアナ
何か不手際を起こしたかと思ったが
「王女…というのは聞き馴染みがなかったので…まぁ、妹ということなので王女でよろしくお願いします」
そうペコリと頭を下げる
「これからはよろしくお願いします。こちらは私の…なんと言いましょうか、創造した童磨と申します。こちらはセバス、何かあればこの二人にお願いします」
「…はい、アルベド様は…」
そう聞くとアリアナはアルベドの方を振り返る
「私は殿下の警護を致します。お構いなく視察をお楽しみください」
宰相が従者として侍るなど異例中の異例で仕方ない。
「では、ご案内致します」
外道仮面
NPC
【性別】??
【レベル】100
【属性】?
【種族】霊
【詳細】
こちらも外道なキャラをイメージしたらボンドルドになっちゃった。こちらも変更するのがめんどくさくてそのまま採用。
現在はナザリックでデミウルゴスの助手を務めている。自分を人間だと思ってはいるが、中身がない霊。