戦いは嫌なので音楽をしたいと思います。 作:名無し
ハルさんはこれを使ってどう立ち回るんでしょう?
……というかアンデッドの召喚って他の二次創作……それも防振りで一番総合評価の高い作品とダダ被りなことに書いてから気づいたんですけど大丈夫かな?
まあ大丈夫か……展開も主人公の能力や思考、容姿も大分違うし……
転移が終了し、ハルが目を開けるとそこは崖が近くにある岩場だった。
「ふむ……周囲に敵は居ませんね」
少なくともハルの視界の範囲にプレイヤーの姿はない。
音の聞こえる範囲でも足音などは聞こえなかった。
「では待ち構えるとしましょう……【冥府の門】」
ハルはいつでもアンデッドを召喚できるように門を召喚する。
もしプレイヤーが見ていたら警戒していただろうが、幸いにもスキルを使うところを見られることはなかった。
「【並列演奏】、そして【行進の詩】」
ハルは現在地を周囲に知らせるかのようにスキルで大音量を出す。
開けた場所だった上に、崖に反響して音は遠くまで響いていった。
「あらっつぁっつぁーやりびだびんらばりったんりんらんでらんどー♪」
そしてその曲に合わせてハルが歌い出す。
既に【歌唱】スキルをⅩまで上げているハルの歌声は風に乗って遥か彼方まで届き、プレイヤーを呼び寄せていた。
「覚悟!」
「ハルちゃんは推しだけど、許してね!」
歌声を聞きつけ、ずっと初期装備でライブをしていたハルならばやれると判断したプレイヤーが集まってくる。
「まばりっぱっぱーぱりっぱりーぱりりりびりびりすてんれんだんどぅー♪」
しかし、ハルはそんなプレイヤーを嘲笑うかのように歌いながらギリギリで回避し、受け流していく。
そんなことをしている間にもプレイヤーは集まってきて、ハルへ攻撃を仕掛けたり、戦い始めている。
「そろそろいいでしょうか?……開門!」
プレイヤーが集まってきたことを確認し、ハルは事前に出しておいた冥府の門を開け放つ。
「開門?何を言って……ってうわああああ!」
「なんで……なんでイベントフィールドにモンスターが居るのよ!」
「聞いてない……聞いてないぞこんなの!」
突如として現れたアンデッドの群れにハルを狙っていたプレイヤーたちは阿鼻叫喚に包まれる。
「【並列演奏】!【戦いの詩】、【護りの詩】、【行進の詩】、【脱力の詩】、【崩壊の詩】、【鈍足の詩】、【愚者の詩】、【癒しの詩】そして……」
そんなプレイヤーを横目にハルは大量のバフとデバフを巻き……
「【冥府の歌】!!!!」
死者を従える生者の歌を展開する。
その歌声にアンデッドたちはハルに従い、より効率的にプレイヤーへ襲い掛かる不死身の軍隊と化した。
「ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ!」
ライブでも中々見せないその力強い歌声にプレイヤーたちはアンデッドの大軍に飲まれていく。
「雨打つ心 彷徨う何処 枯れ果てず湧く願いと涙 解き放つ呪を紡ぐ言の葉」
「うわああああ!」
「ヒィ!」
歌を歌いながらアンデッドを率いるハルの姿に集まっていたプレイヤーたちは恐れおののき、なすすべもなく倒されていく。
抵抗したプレイヤーもデバフを喰らっている上にハルによりバフを盛られたアンデッドの大軍には敵わなかった。
「はは……こんなの、敵わねぇや」
この日、ハルは第3の伝説を作り上げた。
短くてすみません!ちょっとリアルが立て込んでるんです!
アンケート結果で蛇が馬に逆転している件。いや、一番やりにくい鷹じゃないだけいいですけど。
ただカスミと被るんだよな……系統は変えるつもりだけど。
今回の曲は
『イエヴァン・ポルカ』
Uta feat. Adoより『トットムジカ』
でした。
イエヴァン・ポルカはフィンランドの民謡で、ニコニコ動画にて初音ミクに歌わせたものが有名ですね。
作者のカラオケの十八番で、カラオケでは『夢見るドリー』で登録されているので是非歌ってみてください。
トットムジカは劇場版ONE-PIECE film REDの作中歌で、歌の魔王トットムジカを召喚する歌です(記憶が曖昧なので違ったらすみません)。
アンデッドを使役で真っ先に思いついた曲がこれと同じAdoさんの『唱』だったんですよね。
ルーンの歌詞とかカッコよすぎです。
次回 『イベント終了』
駆け抜けますよー
追記
投稿時間ミスしました。土下座で謝ります
ハルは相棒を手に入れる?
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蛇
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鷹
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牛
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馬
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七層まで待て