戦いは嫌なので音楽をしたいと思います。 作:名無し
メンテナンス回はスキップ。アンデッドの質の低下しかハルの弱体化はありませんし、真の脅威は質より数なので。
あ、短め(普段の半分くらい)です。
ハルたちが二層に入っておよそ一か月がたち、第二回イベントの日がやってきた。
「クロムさんには悪いですが、今回は1人で挑ませてもらいましょう」
そう、今回のイベントでハルはソロに挑戦した。
いつまでもクロムに頼り切りではいけないというハルなりの決意から、誘われたのを断ったのである。
そんなことを考えていると、運営のマスコットが現れてイベントの説明をしていく。
「探索型……PvPもありのようですね」
前回イベントの上位入賞者であるハルは賞品である金メダルを所持している。
これだけで狙われる理由にはなってしまったのだ。
「それにしても時間加速とは、技術の進化も凄いですね」
特にメダルに執着していないハルは、狙われることよりも時間加速の技術に興味が湧いていた。
音楽ファーストは変わらないが、再び前を向き始めた最近は、将来の夢に『NewWorld Online』の運営会社に入社を考え始めていることもあり、そういったことにも興味があるのだ。
「スタートですか」
考え事をしているうちに説明は終わり、体が光に包まれてハルはイベントフィールドへ移動した。
「寒っ!」
ハルが再び目を開けると、そこは雪国であった。*1
正確に言うならば雪国ではなく雪山なのだが、そこは余り関係ないことである。
「上着……はないんですよね……風邪をひかないだけいいでしょう」
吹雪で視界も遮られ、凍てつくような寒さの中、薄着のドレスで上着もないハルは耐えるしかなかった。
なお、【死の拒絶】が発動しているだけで本来なら寒冷ダメージが微量ながら入っているところである。
「普段ならば救助要請などをするところですがゲームですし、進んでみますか」
冷静に、雪山での対処を思い出しながらもその殆どがゲームでは使えないと気が付くと即座にそれまでの思考を捨て、探索へ出る。
暫く進むと洞窟があった。
「行ってみる他ありませんね」
そうしてハルは洞窟の中へ入っていく。
中はモンスターこそ居ないものの、かなり入り組んでいて謎解きのようなものもあった。
「脱出ゲームみたいで面白いですね」
しかしハルはそれを苦にもせずに進んでいく。
気分はさながら遊園地のアトラクションのようだった。
「ここが最深部ですか」
いくつかの謎解きを解いて進んでいくと、脱出用の魔法陣と宝箱が置いてあった。
ハルが宝箱を開けると中身は黄金に輝く剣と紅い外套と2枚のメダルだった。
「西洋剣と外套でしょうか?剣は私には不要なものですね。外套にメダル2枚とは幸先いいです」
『クリュサオル』
【STR+45】 【AGI+15】
『隠れマント』
【VIT+20】 【AGI+20】
スキル【透明化】
ハルが特に確認もせずにボックスの肥やしになることが決定した剣だったが、凄まじい性能を誇る当たり武器であった。
外套も同じく確認すらされず、今後、本領を発揮する機会があまりなさそうである
「では脱出しましょう」
そんなことは考えもしていないハルは魔法陣に乗ってダンジョンを脱出する。
次に目をあけると目の前には森が広がっていた。
新作書いたんでよろしくお願いします
弄られるのは嫌なので強キャラになろうと思います。
アンケートは両方とも第二回イベントが始まったので終了させていただきました。
沢山のご回答ありがとうございました。
しっかし攻撃手段がないのは不便だな……大砲の登場早めるか詩シリーズに攻撃用を追加するか?(イメージはFateのフェイルノート)
クリュサオルは今後登場しないでしょう……ギリシャ神話でメドゥーサの子供とされる怪物の名前を冠した黄金剣なのに……
隠れマントは北欧神話のジークフリートの持つ外套がモデルです。ド〇えもんから取ったところも否定しないけど。
どちらにせよ強アイテムなのにマトモに使われることは少ないでしょう……合掌。
次回 『死者たち』
相棒を……お迎えしたい!
第二回イベントで武器を手に入れる?
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いいよ!
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ハルさんが武器を持つわけないだろうが!