シャングリラ・フロンティア〜兄を超えんとする者、神ゲーへと挑む〜 作:凌介
空を制する戦いに挑む
ルストが現れる数分前ルストとコンビを組むプレイヤーモルドがタブレット端末を見て驚きの声を上げる
「この2人のプレイヤーは……!!間違いない本物だ!ルストに伝えないと!」
モルドはルストの元へ急ぐ
「『緋翼連理』……見飽きてきた」
「ルスト!大変だ!見てよコレ!」
「モルド朝から騒がしい」
「騒がしくもなるよ!ホラ見て!『サンラクとSUN・SHINE』だ!
あの2人が今まさに『スーパー玉男』と対戦してるんだよ!!」
ルストはモルドから端末をひったくると画面を食い入るように見る
「この機体は……キングフィッシャーとイービルクロウ!」
「もう観戦チャットも盛り上がっちゃっててさぁ...」
「返す」
「ちょっえ!?見ないの!?」
「どうせ勝つのはキングフィッシャーとイービルクロウ他のプレイヤーに先を越される...行くよ」
そうして緋翼連理と共に現れ今に至る
「次にサンラクとSUN・SHINEの2人と戦うのは私だ」
「よぉ久しぶりだなルスト」
「お久しぶりですルストさん」
「……あの引き分けたランキング戦以降なぜ2人ともログインしなくなったサンラク、SUN・SHINE」
「え?なぜって…そんなのいちいち覚えてねぇよ多分大作のクソゲーが見つかったとかじゃねぇかな」
「俺はラク兄に付き合わされてでしょうね」
「なんだと……そんな理由で……!!」
「そんなって俺にとってはなぁ...」
「''俺達''だね俺はラク兄を超えないといけないし」
なんて話しているとルストから決闘申請がラク兄に届く
「どうやらラク兄の方が先みたいだ俺はここから観戦させてもらうよ」
「サンラクの次はお前だSUN・SHINE」
「はいはい、まずはラク兄に勝ってからね」
「決闘だ!サンラク!そしてSUN・SHINE今度は完璧に叩き潰す...!!」
「ここのプレイヤーってお前らみたいなのばっかなのか?」
「血の気が多いって言うか戦闘狂みたいって言うか?」
「あ!?」
スーパー玉男が不満そうな声を上げる
「でもまぁランキング1位様からの挑戦状だ断る訳にはいかないよな!」
ラク兄がキングフィッシャーと一体化しルストとの対戦が始まる
「オイオイ!なに勝手に!おれともうひと勝負……!!」
『観戦エリアに移動します』と言うアナウンスとともにスーパー玉男は観戦エリアに飛ばされる
「あ!くそ!」
俺は次の対戦相手だからなのか観戦エリアには飛ばされなかった
「とりあえずネフィリムと一体化しておきますかね!憑依!なんてね!」
俺はネフィリムに乗り込みラク兄の後を追い観戦する
「ようやくこの時が来たか行くぞサンラク!!」
『キングフィッシャーVS緋翼連理』のアナウンスが響き渡ると同時に飛び交うレーザーとミサイルお互い不規則な動きでお互いを牽制しつつ勝機を伺いその後一瞬の交錯の後ラク兄が負けた
「あ〜あ負けちゃった...つっても俺も勝てる気しないな〜」
『WINNER緋翼連理』
「あーちょっと攻めすぎたな、なんつー不規則な動きしやがるスーパーボールかよとはいえSHINEどうだ?」
「やるだけやってみるしかないね...俺は銃火器なんぞ装備してないし近接特化だしな〜」
「色々言いたい事はあるが次はお前だSUN・SHINE」
「はいはい、やりますとも!」
「俺は俺でこっから観戦するわ」
「うん、とりあえず粘ってみるとしますよ」
「サンラクとお前だけが私を手こずらせた!この『緋翼連理』を追い詰めた!いくぞ!SUN・SHINE!」
「来なよ!負け戦になるとしても負け方ってもんがあるんでね!」
俺はぶっ放されるミサイルやらレーザーやらを躱して躱して躱しまくりつつ接近しレーザーソードを振り抜くが躱される
「読めてんだよ!」
俺はレーザーソード2本を連結させ双刃モードにし投擲
それすら躱されるが俺の目的は当てることじゃない俺はすれ違いざまに翼の高周波ブレードを振動させ斬りつけ腕を1本切り飛ばしたが加速しきれずレーザーの餌食になり敗北した
『イービルクロウLOOSE/ WINNER緋翼連理』
「あぁ〜負けた負けた。けど、腕1本取ったぜルストさん!」
「さすがSHINEだな」
そう話しているとルストがネフィリムから不満そうな顔して出てきた
「お前達...あの程度の攻撃も避けられないのか!真面目にやれ!2人共!!SHINEはあの時攻撃躱せただろ!」
「無茶言わないでくださいよ!超低空飛行して地面スレスレ行くしか躱せないじゃないですか!」
「ホントだぜむちゃ言うなよ!こっちは3ヶ月ぶりにプレイしてんだぞあんなキモイ動きする高速バトルすぐに順応できるわけないだろ!」
「同意、粘ってはみたけどあれが限界」
「そもそもあれだなカスタマイズから考え直さないと駄目だ」
「追加されたパーツも色々あるだろうしトレンドも前とは違うだろうしな」
「んぎ...もう1回...!!もう1回勝負しろ!そうだ!私でリハビリすればいいだろう!」
「「やだよ」」
「お前絶対容赦なく破壊してくるもん」
「そもそもやりたくない」
「何が悪い!」
「ちょっとルスト落ち着いて……!!みんな見てるから!」
そう言われてハッとなったルストは周りを見回すと他のプレイヤーがザワザワしている
「ん...」
「いや本当すいませんちょっとはしゃぎ過ぎてるみたいでこう見えて2人が復帰したのを喜んでるんですよ」
「モルドうるさい...!!」
「いたっ!!」
思わぬ反撃に痛がるモルドを横目に俺とラク兄は顔を見合せ頷き合いルストに向き直る
「……わかったよ今日中に【機衣人(ネフィリム)】を仕上げる明日の朝再戦って事でどうだ」
「俺も同じく今日中に【機衣人】を仕上げるので明日ラク兄の後にでも対戦しましょう」
「……いいだろうだが次また不甲斐ない戦いをしたら許さない!行くよモルド」
「失礼します」
モルドが頭を下げてどこかに行ってしまった
「許さないって言われてもねぇ」
「だよね〜こっちとらまだ全盛期には及ばないってのに」
「ってかアイツ3ヶ月前と同じ機体だったなずっと同じカスタムでやってんのか?」
「そういえばそうだね、ずっと変わってない」
「お前ルストの事何も知らねぇんだなアイツは誰かに負けるまで同じ機体を使い続けるって言う謎のポリシーがあるんだよ」
「「!?じゃあ俺(達)かログインしなくなってから一回も負けてないのか(ってことですか)!?」」
「あぁプレイヤー中から挑戦を受けて未だ無敗ムカつくぜ」
「へえー!!オンゲーで敵なしってわけだ!とんでもないなアイツ!」
「マジでとんでもないな〜ルストさん」
俺達は再度顔を見合せて頷き合うと決意を口にする
「よっしゃ決めた!」
「俺も!」
「「【緋翼連理】を衣替えさせるまでは『ネフホロ』続行だ!!」」
そうして俺達の目標が決まり新ネフィリムを仕上げる為の準備に取り掛かった。
27話目ネフィリム編です次くらいまでネフホロ編書いていてまたシャンフロに戻ります。
リュカオーン(影)との戦いを書しつつクターニッド挑戦&GGC編
を書いていきますので気長に待っててください
次回『新たな潮を招く者/天と地を翔ける剣獣』
GGC編も欲しいですか?
-
お願いします。
-
そのまま深淵の使徒を穿てを進めてください