シャングリラ・フロンティア〜兄を超えんとする者、神ゲーへと挑む〜   作:凌介

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憂さ晴らしを終えて戻った2人は新武器とともに新エリアの攻略を目指す


第29話やるべき事成すべきこと頼る存在

-兎御殿-

サンラクとSHINEの帰りを待つエムルとジーラ

「はぁ...もう何日経ったですわ?」

「まだ3、4日くらいだと思うけど、全然帰ってこないもんねぇ〜」

「早く帰ってきて欲しいですわ」

「ここにいたでござるかエムル、ジーラ」

「シークルゥおにーちゃん」

「シー兄なんでここに?」

「聞きたいのでござるが親父殿が何処にも見受けられない何処へ参られたか存じておるか?」

「アタシも分からないですわ」

「ウチもわかりませんよ」

「...そうでござるか」

「何か用事があるの?シー兄」

「実は『黄金の龍王』ジークヴルムに認められた実にあっぱれな人間がいるでござるよ」

「え?サンラクとSHINEさん以外にそんなすごい人がいるんですわ?」

「うむ、中々の強者でござるぞ親父殿に紹介しようと思っていたのでござるが...ほれこちらへ拙者の妹のエムルと弟のジーラでござる」

「あ、はい!始めましてエムルさん!!ジーラさん!!秋津茜です!」

また1人ラビッツの兎御殿を訪れたプレイヤーが現れた。

 

-ラビッツの宿-

久しぶりにログインした俺とラク兄に齎された情報は俺達以外に御殿を訪れたプレイヤーがいるという話だった。

「え?その話本当!?俺達以外の人が御殿にって」

「はい、『黄金の龍王』ジークヴルムに認められた強者だってシー兄が言ってました」

「ジークヴルムってユニークモンスターだよね?」

超高難度のフラグ発生条件を満たしユニークシナリオ『兎の国からの招待』を受注したプレイヤーがついに洗われた訳か...

このままじゃあまずい気はするけど運良くそのプレイヤーと会えた時に少し釘を刺す必要はあるかな?

俺は額に手を当てて嘆く

「ただでさえ『SF-Zoo』って不発弾抱えてんのになぁ〜ラビッツのユニークシナリオEXが発覚したら今の連盟クランが出張ってきて収拾つかなくなるだろうし」

まずもって明日の朝8時までに『フィフティシア』に行ってルストさんとモルドさんの2人と合流する約束あるし

「ん〜頭痛くなってきたな〜ジーラ、その開拓者の名前ってわかる?」

「確かアキツアカネって名乗ってました」

「トンボか...知らないプレイヤーだなぁ〜まだ御殿にいる?」

「それがですね、オカシラが戻ってくるまで寝るって言ってました」

「シー兄っていうお兄さんは?」

「シー兄はどっか行っちゃいました」

「そっかぁ〜」

そうなると乱数チャレンジしかない訳で...

「ジーラ、とりあえずまだしばらく御殿で留守番しててくれる?」

「置いてけぼりです!?」

「アキツアカネって人が戻ってきたら上手く足止めしてくれないかな?他にもこの御殿にいる開拓者が会いたいって言ってたとか何とか言ってさ、もちろんお礼はする」

俺は野菜の串焼き盛り合わせとたまたまラビッツで見つけた付与魔術書をジーラの前に置く

「これ貰っていいんですか!?」

「ちゃんと約束守ってね!」

「おまかせください!」

「じゃあ一旦ラク兄と合理して...」

「おう!SHINE!入るぞ!」

「ちょうど良かった今行こうと思ってたけどそっちも話着いた?」

「まぁな」

「何やら騒がしいと思うたらやはりワリャらが帰ってきちょったんじゃな」

声のした方を見るとビィラックが入って来た

「ビィラックさん!お久しぶりです」

「久しぶりじゃな!頼まれてたもん出来ちょるぞ」

「それって頼んでた籠手と脚鎧と長剣ですか!」

「うむ、わちの最高傑作【煌蠍の籠手】と【煌蠍の脚鎧(ギルタブルグリーヴ)】そして、【煌蠍の光剣(ギルダリアソード)】じゃ!」

「ラク兄のはかなりデカイですけど俺のは普通の鎧みたいですね」

「サンラクのを作り上げたあと改良を加えて軽量化に成功したんじゃ」

「色々と説得を聞きたいんですけど、急ぎの用がありまして、実戦で試して後で感想を伝えても?」

「制作秘話を聞かんのか?」

「悪いけど、急いでるんで!エムル!ジーラ!あとは任せた!」

ビィラックがまだなんか色々言っていたがとにかく急ぐので全部ジーラ達に押し付けてきた

「さて、問題はここ『エイドルト』からどうやって明日までに『フィフティシア』にたどり着くか...だ」

「レベル99になったとはいえここからは後半エリアだからねぇ」

「つかよ、SHINEこのレベルの後についてるExtendってなんだ?」

「俺もついてるけど、なんだろう?おそらく新大陸の方で後々3桁になれるとかじゃない?」

「あとで調べてみるか、しかしここから先は知らないことだらけだろうしほぼ初心者の俺たち2人での攻略立とかなり難易度が上がってしまうことはプレイしてきて良くわかった時間に余裕がない今出来れば協力者が欲しいけど...」

「イカルガ呼ぶ?」

「なんでアイツなんだよ!アイツも初心者だろうが!」

「良くない?まぁ、やる気があれば来いって事でメッセしとこ!」

「協力してくれそうなやつな〜」

頭に浮かんだのはペンシルゴンさんとカッツォさんだけど頭を振ってすぐさま切り捨てる

「ないわ〜」

「色々問い詰めてきそうだしな!やめとこう」

それ以外となると…あの場にいたヤツらか...momentとゼロかな?

「よし頼んでみますか!」

「あの人協力してくれるかなぁ〜まぁ、ダメもとで誘ってみるか!」

俺達はサイガ-0とThemomentにメールバードを飛ばした。

 

-黒狼拠点-

 

クランリーダーのサイガ-100にメールバードが手紙を運んでくる

「私宛の手紙か」

「誰から?」

「……Animaliaだリュカオーンについて興味が出たようだな」

「遂にリュカオーンにまで手を伸ばしたかあのケモナーってか俺達が情報知りたいっての」

「そういえば朝方私にも来たわ」

「きな臭いわね…何もなきゃ良いんだけど...」

不信感を抱くThemomentにメールバードが届くのと同時にサイガ-0にもメールバードが手紙を運んで来る

「サイガ-0とThemomentにmoment来たぞオイ」

「手当り次第探りを入れてるのか?」

「無視していいぞへん時は私が纏めて出しておく」

「いや、こっちは別件っていうか別方面のフレンドからね」

「……ちょっといったんログアウトする」

「……ゼロ〜...」

「なんだ?」

「あぁ〜団長?ちょっとアタシとゼロフレンドと遊んできていいかしら?」

「??あぁ、構わんがだれからだ?」

「お気にの相手」

「??まぁ、好きにすればいいさ用があればメールバードを飛ばそう」

「わかったわ、じゃあ行ってきます」

ゼロが戻ってくるのを待って返信を返し待ち合わせ場所に向かった。

 

サンラク、SHINE視点

 

何があったかは知らないがゼロの方が1度ログアウト知らみたいだがすぐさま返信がありイレベンタルで待ち合わせする事になった為とりあえず虚栄の残骸遺道を攻略する事にして

【煌蠍の籠手】と【煌蠍の脚鎧】を装備するため必要ステータスを確認すると必要ステータスがVIT300STR100TEC70となっている

俺の【煌蠍の脚鎧】はVITは300STR100TEC60だったのでSTRとTECとAGI、LUCに上手く振り分けこうなった

 

PN:SHINE

 

LV:99Extend

 

JOB:傭兵(片手剣使い)

 

所持金50000マーニ

 

HP(体力):80

 

MP(魔力):70

 

STM (スタミナ):120

 

STR(筋力):120

 

DEX(器用):80

 

AGI(敏捷):100

 

TEC(技量):80

 

VIT(耐久力):30

 

LUC(幸運):100

 

 

 

スキル

【天眼】【真眼】

【無尽連斬】【斬切舞】【獅子連弾】

【完全反転擊】【残線】【致命の刺突撃】

【縷々閃舞】【シューティングソニックLv3】

【歪曲反撃(ディストーションカウンター)】

【一撃反転撃(ファーストカウンター)】

【最終反転擊(カウンターファイナル)】

【剛力崩拳】【瞬天壊脚】

【ライトニングステップ】【ファントムフット】

【星々の舞踏(スターステップ)】

【次元残月破】【哮牙爪突】【孤高の餓狼】

【ブーステッドバーニングLv3】

【影狼の爪牙】

【天魔神天跳躍】【星天大跳躍】【頂天大跳躍】

【次元斬撃波(ディメンションカウンター)】

【禁忌の破断撃(カウンターブレイク)】

【ハンドオブフォーチュンLvMAX】

 

【ツインブーストLvMAX】【キラーパンツァーLvMAX】

 

【イグニッションブースト】【刹那ブースト】

 

致命秘奥【ウツロウミカガミ】致命剣術【半月断ち】 【幻影乱舞弐式】

 

装備

 

頭:舞踏の蝶面

 

右:【煌蠍の籠手】

 

左:【煌蠍の籠手】

 

胴:リュカオーンの呪い

 

腰:剛角の装具

 

足:【煌蠍の脚鎧】

 

アクセサリー:旅人のマント

アクセサリー:格納鍵インベントリア

 

「防御は兜面【四甲】で補えるし…俺も装備だけしておこうかなここのボスはRTAするのに良いみたいだし譲るよ」

「悪いな」

「良いって良いって」

ここのエリアボスはガラクタや瓦礫で生成された身体はランダムでその特性が変更され効果的な手段が次々と変わっていく加えて全身の瓦礫は堅牢な装甲を常に身につけているのと同じなためダメージが通りにくい後半エリアにふさわしい巨大ボスその名はオーバドレス・ゴーレム

「で...でけぇとは聞いていたがちょっとした山じゃねぇか!」

「まぁ、でもこのゴーレムが恐れられてたのは昔の話だから」

「だな!」

幾多のプレイヤー達によって『ある弱点』が判明したことにより今では第1エリアのボス『貪食の大蛇』の方が厄介とまで言われる始末

そのため上級プレイヤー達からRTAの対象にされている

「塗り替えてやろうじゃねーか1分切り!あ...いや待てよ?SHINE!お前も来い!2人でやって3~40秒クリアしようぜ!」

「天元斬から進化した次元残月破使えばもっと早いと思うけど?」

「今は新武器の性能で押してけ」

「了解!じゃあ新スキル【星々の舞踏】」

北斗七星を描くように舞踏を踏むスキル【星々の舞踏】で背後に回り【頂点大跳躍】と【星天大跳躍】で目当ての巨大重機の所にたどり着き【剛力崩拳】【ハンドオブフォーチュン】【縷々閃舞】でラク兄と同時に接続部を破壊し衝撃を避ける為【天魔神天跳躍】で飛び上がると片腕を突き出し水晶弾を放つ

「【発射せよ(Firig-up)】からの【瞬天壊脚】」

水晶弾をライダーキックの体制で蹴り出し叫ぶ

「【成長せよ(Growing -up)】」

特殊な振動波で水晶を急速成長させスキルを乗せた脚擊で水晶をめり込ませるのと同時にゴーレムが爆散しポリゴンの欠片になった

「ラク兄!タイムは?」

「45秒!新記録だぜ!」

「30秒以内に決めたかったけど次はもう一撃必殺かな?」

「またやるのか?」

「さぁ?やるならって話ね」

まぁ、とはいえSHINEのおかげで【晶弾】の効果というか色々応用利きそうな事がわかったしまた使ってない『とっておき技』もあるからなこりゃあ楽しめそうだ」

「そうだね!俺の場合は脚でも使えるからね〜その代わり代償もヤバそうだけど」

「フハハハハッ!!エリアボスごときで止まる我が道は無し!目指せ第11の街『イレベンタル』!!待っててくれよ!サイガ-0、

The・moment」

「だねぇ待たせちゃ悪いし少し速足で行こうか!」

「だな!行くぞ!SHINE!」

「はいよ!」

そうして俺達は虚栄の残骸遺道のエリアボスを攻略し次の待ち合わせイレベンタルへと向かうのだった。

 

 




29話目です。キリがいいのでここまでとします。
次回はリュカオーンと戦う少し前くらいまで書こうかなと思ってますのでお楽しみに投稿は多分また日曜かなと思ってますけどタイミングが良ければもう少し早いかもしれませんがとりあえずきながに待っていてください。
次回「最強2人と最狂2人」

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