シャングリラ・フロンティア〜兄を超えんとする者、神ゲーへと挑む〜   作:凌介

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リュカオーンに挑む4人に新たな助っ人が現れ戦闘が激化する


第32話大志の灯火を抱いて其の二

ビィラックさんに修理してもらった規格外エーテルリアクターを使いウェザエモンの遺産を目覚めさせたラク兄が戻ってきた

「さぁ初仕事だ!規格外戦術機鳥【朱雀】」

「規格外戦術機鳥【朱雀】?」

「ウェザエモンの遺産だよ!ラク兄!オーダーは?」

「ちょい待ち、ヘルムも稼働したから今からだ!頭パーツ単体で動くのかどうか心配だったけど問題なさそうだな!SHINEはどうだ?」

「俺は剣1本限界!スキルは問題無し」

「しゃあ!ようやく『シャンフロでロボ操作が出来るぜ!』」

『待機...命令を求めます』

「朱雀お前にやって欲しい事がある」

ラク兄が説明を始める中俺達は動き回りリュカオーンの攻撃を捌いて行く

「【一撃反転撃】!スイッチ!」

「【ホーリーブリンガー】」

「【アポカリプス】」

【アポカリプス】と【カタストロフィ】を5回頭痛当てる私の切り札と【ホーリーブリンガー】と【ダークスレイブ】を5回当て発動するスキル【セイントストライク】と【デススラッシュ】を一度ずつ当てて発動するmomentの切り札をリュカオーンにぶつけないといけない

その為には確実に攻撃を当てないといけないけどそれが一番難しい

でも今、サンラクさんとSHINE君のおかげで攻撃が3度ずつ当てられてる彼等の頑張りを無駄にはしない

「2人ともあと何回!?」

「お互いあと2回よ!」

「リキャスト終わるまで下がれ!こっちも囮が切れるラク兄!頼む!」

「任された!こっちだリュカオーン【発射せよ】!!SHINE!」

「はいよ!俺もいくよ!【発射せよ】!!」

水晶弾が柱と地面に突き刺さる

「さぁ!巻き返していくぜ!」

「勝ちにいくよ!」

「「【成長せよ】!!」」

リュカオーンの横っ面と顎を殴りつける

「頭は他の部位よりダメージが通りやすいみたいだな!」

「そのあごかち割ってやるよ!【剛力崩拳】!」

「2人とも透明分身が来ます...!!」

「大丈夫!感覚が研ぎ澄まされてるからねそれに【朱雀】がいる!」

『ブースター出力最大旋回起動へ移行』

「雲が散っていく」

「凄い」

「見えたな!分身攻撃は姿が見えれば問題ない!くらえ【ハンドオブフォーチュン】レイさん!moment!」

「【ダークスレイブ】」

「【カタストロフィ】」

攻撃を当てた瞬間前脚で吹き飛ばされる

「2人とも大丈夫!?」

「なんとかね!」

2人の動きで対処法は何度も見ているのに全然上手く捌けない...!!

「レイ氏!moment氏!今すぐ回復を」

「こっち見ろクソ犬!【獅子連撃】」

攻撃を当てたのにリュカオーンがこっちを向かない

「コノヤロー【ライトニングステップ】!!【縷々閃舞】!!【シューティングソニック】」

スキルを駆使してなんとかヘイトを向けようとするがmoment達に向かっていく

「ならお前以外にヘイト向ければ良いだろ!【武神の光剣】」

「葉隠し心得!【空蝉】」

「付与発動!【光属性】」

「ジーラ!なんでここに!?つかあの狐面の子誰?」

「あの人が秋津茜さんです!」

「やっぱり変わり身の術と言えば丸太ですよね!」

「変わり身の術?もしかして忍者?」

「えぇ、まぁそれよりも貴方がSHINEさんですか?」

「いや、アタシはThe・moment、今助けたのがサイガー0であっちで暴れてるのがSHINEよ!」

「そうでしたか、マント姿の仮面男と妙な格好の鳥頭と聞いていましたが想像と違って硬そうですしあと仮面が聞いてたのと違ったので!」

SHINEとサンラクさんの知り合いなの?もしかして会いたかった別ゲーフレンドってこの子?いやでも、それならわざわざ『フィフティシア』まで行く必要無いわけだし...

「な...なんでいるの?イカルガ...と秋津茜さん?」

「な...なんだアイツは!?プレイヤーだよな!?」

「あの子が秋津茜さんらしいよ!イカルガは...来るとは思ってなかった...」

なんて緊張感の欠けらも無い会話をしているとラク兄の頭にぶつかる白い毛玉...もといエムル

「なんだ!新手か!?ってエムル!?」

「ようやく会えましたわ遠かったですわ!」

「なんでこんな所にいるんだ!?兎御殿に居ろって言っただろ!」

「こっちにも色々事情があるんですわ!」

「秋津茜に引っ張って来られたってさイカルガは途中で合流したらしいよ」

「いやいやようやく追いついたでござるな」

「彼がジーラやエムルのお兄さんのシークルゥ秋津茜さんと行動してる兎だって」

「あそこにおる『秋津茜』殿がお主達に会いたいと言い出してなその付き添いでござる」

「!!んだとぉ!?それじゃあ...あいつが例の...!?」

「そうみたい」

話している間にもリュカオーンが攻撃してくるがそれを上手く躱しながらも笑顔を浮かべる秋津茜

「わぁー!凄い大きな...ワンちゃんですかね?」

「まぁ...犬ではあるけど...とりあえずさっきは助かったわ!アタシじゃ間に合わなかったからさ」

「助けて頂いてありがとうございます...!」

「いえいえ!」

「ところでその...!!あの二人とはどういったご関係なのでしょうか!?」

「...えと、そうですね『尊敬すべき先輩達』...でしょうか?」

「セン...パイ...?」

「後輩?...なの?」

秋津茜の解答に戸惑っているところをリュカオーンの前脚による攻撃がゼロを襲う

「危ない!葉隠心得...【空蝉】」

「へぇ〜やるねあの子!」

余所見をしているつもりはないがヘイトが向かない以上攻撃を当て続けるしかないけど、さてどうしたものか…

「つか待って!あの子俺達に会いに来たんだよね?イカルガは?」

「てめぇが呼んだんだろうが!来てみたらデケぇ犬とやり合ってるし!【戦国無頼】」

スキルを発動してリュカオーンを斬りつける

「イカルガ!そのまま攻撃続けろ!そんでもって秋津茜ー!!そのままレイ氏の援護をお願い出来るか!?いきなりで悪いがあんたにしか頼めない!」

「お願いしていいかな?秋津茜さん!」

「了解です!!任されました!!」

2人は思った頼もしいはずなのに何故か焦燥感が凄いと

リュカオーンはイカルガや俺達に目もくれずゼロさんのみを狙う

「クソ!こっち向けやクソ犬が!【咬牙爪突】」

リュカオーンのヘイトは向かない

「しかしまさか夜の帝王と戦っているとは思ってもいなかったでござるよ」

「サンラクさんは予測不能ですわ!」

「SHINEさんもですけどね!」

「それに関しては俺も驚いてるよ!」

「全くもって同意だよ!」

「とにかく今、問題なのはレイ氏が狙われてるって事だ!」

「時々momentも狙われてるから2人が危険だと思われたんだろうね!」

「どの道ヘイトこっち向けねーとダメだろうよ!なんかねーのか!SHINE!」

「あるにはある!とりあえずシークルゥもサポートに回ってくれ」

「あいわかった!」

「そんじゃ俺らも行くぞエムル!」

「やろうかジーラ!」

「ハイです!」

「どうするんですわぁ!?」

「とりあえず動きを止めてみよう!ジーラ!」

「エムル!」

「【マジックチェーン】」

「【ネビュラチェーン】」

金と銀の鎖が巻き付き一瞬動きが止まるが一瞬でチェーンが切れる

「よし、捕らえた!一瞬でも動きが止まれば十分だいくぞ!SHINE!」

「「【縷々閃舞】」」

左右から同時攻撃するがヘイトがこっちに向かない

「イカルガもヘイトが取れないし…参ったな〜かすり傷ですらないって?」

「この程度じゃあ気にするまでもないってか!」

「ならもう1発殴るまでだ!【ライトニングステップ】【剛力崩拳】!」

強力な一撃がヒットするがそれでもヘイトは向かないためイラッとする

「せめてカウンタースキルがもう少し使えれば……」

他にも使えるスキルはあるけれど、俺のスタイルは一撃必殺のカウンター戦士であるため強力なカウンタースキルに物言わせる形なためこういう場合決定打に欠ける

「もう1発【次元斬月波】をぶっぱなすか?」

「SHINE!グダグダ考えんな!とにかくこっちにヘイトを向けろ!」

「了解!となれば…まず蹴り飛ばす!【ファントムフット】【瞬天崩脚】」

「イカルガ!ラク兄とにかく攻撃あるのみだ!」

「「おう!」

「サンラクさんもSHINEさんもスキルがとてもかっこいいですね!まるでベルセルク・オンライン・パッションで使っていた【居合フィスト】と【パイルアサルト】みたいで!」

「おいおい!よりにもよってクソゲーのバグ技と比べるとは...」

「だよね...しかも作ったばっかバグ技を持ち出されるとね...」

「てか待って!?君、もしかしてベンPのプレイヤー!?」

「はいっ!私「ドラゴンフライ」というプレイヤーネームでお2人と手合わせした事があります!」

「「ドラゴンフライ」...?」

「新バク発見したあのドラゴンフライ!?」

「え...?もしかして...同じサンラクとSHINEってだけでここまで会いに?」

「はい!エムルさんとシークルゥさん、ジーラさんとイカルガさんにも協力してもらいサードレマから3エリア走破してきました!」

マジか〜カッツォさんやペンシルゴンさんとは違う意味でぶっ飛んでるな〜

そんな心配を他所にmomentとサイガ-0は自分達の心配が杞憂な事、自分達にもチャンスはまだある事を再認識しその上で攻撃をしっかり当てお互いの攻撃があと1度ずつ通ればmomentは次の段階へゼロは条件を達成し詠唱に入る事ができるが思うように事は運ばない

「ゼロさん!」

「葉隠し心得【空蝉】」

「すいません油断しました...」

「あれが分身攻撃ですか集中攻撃されると避けるのは難しいですね」

「まさか別ゲーからの飛び入り参加だったとはね.....」

あの子は多分明確な目標があるとパフォーマンスを発揮するタイプだな

「秋津茜さ〜ん!あの変わり身の術まだできる?」

「ごめんなさい!無理です!必要なアイテムがもう無くなってしまいました!」

思った通りにはいかないもんだな

「夜の帝王と戦う準備などしてないでござるからな」

「だよね〜っ!?危ない!」

石柱が飛んで来るがスキルのリキャストが終わっていないため速く動く事ができない

「秋津茜殿!」

シークルゥが飛び出し石柱を切り刻む

「助かりましたシークルゥさん!」

「危ないところでごさった」

「すいません!サンラクさん、SHINEさん私のレベルはまだ47でして!攻撃面ではお役に立てそうもありません!」

「イカルガ!レベルは!?」

「72だ!蠍を1匹だけ狩れたからな!」

「上手く1匹だけ狩れたのか!それでレベル72ね!詳しくは後で聞くとしててとりあえずは秋津茜さん!引き続きサポートお願いします!俺達で全力でヘイトは稼ぐ!ラク兄!エムル!協力して!」

「考えがあるんだな!エムル!【マナ・シェイカー】って魔法があったろそれを奴にぶち当てろ!」

「え?でもあれは...」

「ジーラは【マナ・スパイラル】!」

「信じますよ!SHINEさん!」

「【加算詠唱】【マナ・シェイカー】」

「【加算詠唱】【マナ・スパイラル】」

「ジーラ!続けてイケるか?【マナ・ブラスター】」

「無理ですよ!【マナ・ブラスター】はチャージ長いんです!」

「なら【ネビュラチェーン】の準備!効果はあったんだ!これで全てのピースが揃った!」

「SHINEがその台詞を言うってことは...勝利のピースが揃って全力出せるんだな!」

「スキル的に全力は無理!でも、イケる!」

「ならよし!ここからは全力だ!」

ヘイトがエムルとジーラに移ったからこそ取れる戦法だがリスクも高い!

「集中する!」

「OK!任せろ!」

俺は深く集中し思考をクリアにしてゾーンに入る

「散々コケにしてくれたな!こっからは俺達のターンだ!」

状況は整った、ここから更なる反撃に出る!

 




32話目です。次が影リュカオーン戦ラストになると思います。
色々構想を練りながら書いていますが、ラストは決まってますのでそこまでの展開をどう書くかどの部分を書いて何処を省いてどう伝えるかを考えながら書いてるので多少時間はかかるかもしれませんが何とか書いてまずは影リュカオーン編を完結させますのでお楽しみに

次回「話大志の灯火を抱いて其の三」

主人公のサブジョブ【神秘】についてのアンケートです。

  • 【神秘】は【愚者】で!
  • 【神秘】は【戦車】にしましょう!
  • 【神秘】は別のアルカナのオリジナルで!
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