シャングリラ・フロンティア〜兄を超えんとする者、神ゲーへと挑む〜   作:凌介

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神代の鐡遺跡でパワーレベリングを行う3人はそれぞれのプレイスタイルと武器がお披露目となる


第9話新武器と色砕徹拳

神代の鐡遺跡に到着した俺達はレベル上げを行うために

隠しエリアへと向かっていた。とりあえずレベル50は無いと問題外

そんでもって雪兎もラク兄の兎月も使えない

「レベル50かーレベリングに最適な隠しエリアがこの遺跡にあるらしいけど、どのくらい時間かかるんだかな」

「やってみないとなんともだね」

「どのくらい経験値が入るかもわかんないしね」

鐡遺跡の中は近未来的だが行き過ぎた結果滅びた感じがする

「なんか別ゲーみたいだ」

「黒い板がぐいーんって動いてますわ!」

「ああいう動くオブジェクトってバグると面白い挙動するよな」

「1回眼球丸ごと洗浄してそのクソゲーフィルター洗い落としてきなよ」

「ラク兄だからね〜」

「ってかさこの雰囲気どっかで見た気がすると思ったら『ブレイヴ・ギャラクシー・ファイター』のラスボスステージだ」

「ちょっと知らないゲームですね」

「右に同じく」

「全世界で評価されたSF格ゲーのきんじとうなんだけどなぁ」

「そんな神ゲー俺達が知ってる訳ないだろ」

「確かにね」

「ところでカッツォレベル幾つよ?」

「25だけど」

「あーらまだ20代出らっしゃったのちなみに俺達2人とも35」

「ごめんラク兄俺36」

「まじかよ!?いつの間に!?」

「ほんのちょっと前」

「2人とも大して変わんないじゃん!」

「つまりオイカッツォサンはか弱くて心配ってことですわ?」

「ていうよりまだ低すぎるんで心配なんと違います?」

「賢いなエムル」

「ジーラもさすが」

「ちがうって!ホラ変な誤解されたー」

「!!サンラクサン!なんかこっち来てますわ!」

「SHINEさんSHINEさんこっち向かってきてますよ!」

「だねぇ〜邪魔!」

俺は傭兵の斬剣を振り向かって来た敵を弾き返す

「SHINE君反応早!」

「まぁこのくらいはね!【自動反撃】」

俺は一撃で敵を屠る

「そこら辺に浮いてる板に敵も紛れてるのか?」

「サンラクは手を出さなくていいよたとえ低レベルでも戦えるのが『シャンフロ』でしょ!」

「手伝わなくていいんですわ!?」

「まぁいいんじゃない?」

「本当に良いんです?」

「大丈夫でしょ!」

カッツォさんは向かってくるドローンに向かって拳を打ち込む

【レペルカウンター】

「素直な動きだカウンター練習用のエネミーかな?」

【クラッシュアッパー】

「おおー!一撃」

「全然お強いですわー!!」

「さすがですね」

「強いんですね〜」

「その赤いオーラはなんかのバフ?」

「それとも相手にデバフ与えるほうですか?」

「バフだね、STRとVITに補正がはいる【拳気「赤衝」】って魔法」

「また来ましたよ」

「みたいだね!俺の職業は「修行僧(モンク)」の拳気使い武器を装備できない代わりにバフで強化しまくって殴る」

魔法職(物理)って事だよな?

「ステ振りはどんな感じです?」

「HPとVIT多めの軽戦士ビルドって感じかな」

多少のダメージを前提としたビルドか「殺られる前にやれ」格闘ゲーマーらしい考え方だ

「ちなみに俺は…」

「言わなくてもわかるよどうせSTR・AGI特化のペラッペラの紙装甲でしょ!」

「はずれーAGI・LUC特化の幸運戦士でした!ヒョヒョヒョ!」

「ヴォーパル魂全開ですわ!」

「SHINE君はSTR・AGI特化?」

「逆ですね、AGI・STR特化の一撃離脱タイプですラク兄程じゃないけど幸運も上げてます」

「SHINE君は一撃必殺のヒットアンドアウェイタイプかぁ〜思い切ったね!」

「SHINEさんもヴォーパル魂全開なんですよ!」

「ヴォーパル魂?何それ?」

「ヴォーパル魂はヴォーパル魂ですわ!」

「??」

「多分強者に挑む勇気とか姿勢的なものの表現と言うか比喩ですね」

「ああ、そういう」

「ラク兄、ルートは?」

「えーと?この先のフロアから隠しエリアに行けるみたいだな」

真ん中に穴の空いたプレートの左側を通って亀裂を飛び越し

四方が欠けたプレートに乗り地下二階と三階の隙間へと移動先に進む

「つかこれ見つけた奴すげえな!どういう頭してたらこんなルート見つけたんだか」

「というかペンシルゴンが見つけたんじゃない?流石というかなんというか…」

「あの人そういうの得意ですからね」

「最後に穴に飛び込め…か」

「実は俺達を暗殺するためのドッキリでした〜とか無いよね?」

「そしたらお前あの鉛筆女はケジメ案件よ」

「やられたら、やり返す。倍返しだ!」

「ケジメ!おと…カシラもケジメは大事って言ってましたわ!」

「そうだね〜」

「本当にケジメを付けるならですけどね」

「そりゃドッキリだったらね」

「下がどうなってるかわからないし紙装甲の2人を先に行かせる訳にはいかないか!それじゃあちょっと様子みてくるよ」

「悪いな」

「お願いしますね〜」

「優しい上に強くて勇敢でカッコいい女の人ですわぁ」

「同性なら憧れる人柄だもんねぇ」

「「…」」

俺達は顔を見合わせ頷き合う

「あいつ男だぞ」

「うん男の子だよ」

「?」

「何言ってるんです?」

「だから中身がって言ってもわかんないか…」

「見た目は女だけど魂の形が男なんだよあの人」

「「ええぇぇ!?」」

「生命の神秘ですわ…」

「生命と言うより人類の神秘ですよ〜」

「世界は広いのだよお二人さん」

「……れ〜…」

「ん?」

「なんか言ってるなとりあえずドッキリではなかったか」

「なんて言ってるかわかる?」

「「はよ来いヘタレ兄弟〜」だそうですわ」

「上等じゃねぇか!!ぶっ殺してやるあの野郎」

「えっちょ心の準備……ですわぁぁぁ!!」

「1発ぶん殴ってやるあの両生類が!」

「SHINEさん待ってくださぁぁぁい!!」

ラク兄に続いて俺も穴を降りる

「死ねぇ!」

「くたばっとけ!」

ラク兄の蹴りの後に続いて拳を打ち込むがスキルも何も纏わせてないのでさらりと躱される

「あっくそ!そうか兎の聴力で聞き取られてたか」

流石にこんなくだらない事でレッドネームになりたくないので素手な訳だが腐ってもプロゲーマー軽々回避する

「全くここがシャンフロじゃなかったらフルボッコだったぞ」

「ここがシャンフロじゃなかったら悩んでるところを穴に蹴り落としてたよ」

「その前に首チョンパしてますね俺なら」

「3人とも仲良く仲良くですわー!!」

この程度ならむしろ平和な方だろう本気で三つ巴なら1人5回は瀕死だろうし死ね-意︰こんにちはな世界がデフォルトな場所が存在するくらいだからな

「まぁ、何はともあれ到着って事で」

「ここがペンシルゴンの言ってた隠しエリアか!」

「この湖で「ライブスタイドレイクサーペント」ってモンスターが釣れるんだとソイツの経験値が美味いらしい」

「こんな釣竿でモンスター釣れんの?」

「物は試しとりあえずやりましょう」

「だなとりあえずやってみるか!」

「へ〜い」

ぽちゃんと音を立てて波紋が広がる

「よーし誰が1番多く釣れるか勝負しよう」

「うお早速掛かった」

「はやっ」

「あっ俺も!」

「父親に良く連れてかれてさぁ釣りのコツは知ってるんだ」

「幸運値のおかげでしょ!」

「まぁ絶対そうでしょうね」

「バレた?」

連れたのはライブスタイド・サーモン体力回復効果があるらしい

「サーモン…関係ないやつだね」

「ですねぇ〜俺もサーモンでしたし」

「お!こっちも来た!」

「どうせサーモンだろ」

「あー魚影小さいしかもねー」

「場所変えてみるか」

「いや、待って!魚影かなりデカいよ!」

「デッカイベビですわぁー!?」

「すっごいデカいですねー!」

「カッツォ!SHINE!コイツだ!」

「OK!」

「はいよ!」

「それじゃあそろそろ俺も新武器のお披露目といくか!SHINEもな!」

「あれ?レベル足りなくて装備できないんじゃなかった?SHINE君はあの初期武器の強化したやつ以外にもあるの?」

「作った武器が一つだけなんて誰も言ってないんだよな

帝蜂双剣!-エンパイアビーツイン-」

「そっち使うなら俺も合わせますかね〜」

俺はその手に槍を出現させると腰を落として構える

「蛇蜂槍!(じゃほうそう!)」

「毒々しい感じの槍じゃん!つかSHINE君片手剣使いだよね?」

「SHINEも俺に似て悪食だからな〜俺は今のとこ双剣だけだけどよ!」

「まぁ、良いや!やるよ!」

「おうよ!」

「それじゃあ早速…コイツの性能を試してみるか!」

「2人とも新武器なんてあったの?」

「ビィねーちゃん作ですわ!」

「?ビィ?」

「俺達の武器はね!攻撃した部位を汚染し破壊する''壊毒''属性ってのがついてんだよね!【スパイラルエッジ】」

「負けてらんねぇな!【スクーピアス】」

お互い時間経過で継続ダメージが発生する能力が武器に付与されてるため弱点を新たに作る事ができる

「鱗は剥がしたぞカッツォ!!」

「了解最大火力で行く!!黒!!」

攻撃がクリティカルヒットし大ダメージが入る

「いいねぇしっかり弱点部位になってる!」

「あ、アタシも加勢しますわ!」

「負けてられません!」

「待て!迂闊に飛び出すな!」

俺は蛇蜂槍を投擲すると上手く弱点部位にヒットし怯む

「カッツォさん!」

「任されたよ!【レペルカウンター】」

「ナイス怯み!畳み掛けるぞ!」

3人と2匹のクリティカルダメージが入りライブスタイドレイクサーペント…ああめんどくさいから沼蛇で!

沼蛇がポリゴンの欠片になって消滅する

「おっしゃ!」

「おお!早速レベルアップ!追い付いたぜSHINE!」

「みたいだね、俺はレベルアップしなかったし」

「いやぁしぶとかったなぁ…俺レベル4つも上がってるよ!あ!新スキル覚えたや!これは特技剪定所で連結できるタイプかな?」

「んー?まぁた別ゲーの話か?」

「え?」

「え?」

「え?」

「いやいや『シャンフロ』はスキルゲーなんだから自然習得したスキルを組み合わせて『合体特技』作るのは基本でしょ?」

「高レベル同士の組み合わせの方がいいって聞きますから俺はあえてスキルのレベル上げてますね」

「あ〜SHINE君はそのタイプか」

「お前らマジで何の話してんだよ!」

「最初の街-ファステイア-でチュートリアルあったでしょ?」

「ファステイアヨッテナイ…」

「俺も寄ってないけどジーラにもしかしてと思って聞いてみたらね」

「もしかしてサブジョブとかギルドも知らない?」

「一応知ってますよ俺はサブジョブは俺とかラク兄が最初に決めた出身と似たような物でカッツォさんは考古学者でしたっけ?」

「うん、SHINE君は?」

「サブジョブは一応武器マニアです」

「あれ、珍しいジョブなのによく取れたね」

2人で話しているとラク兄が発狂した

「んあああああ!!街1つ飛ばしただけでどれだけ見落とすんだ俺はぁぁあ!SHINEはなんだかんだしっかり情報収集してるし俺だけ遅れてるじゃねーか!」

「えぇぇいもういい!!過ぎたこと考えていても精神がやられるだけだぁ!!さっさとレベル上げ続けるぞ!!こういう時は『単純作業に没頭するが1番』あの鰻みたいなの狩りまくるぞ!野郎共!」

「あーあ思考停止モード入っちゃった」

「知ってると思ってたし言わなかった俺も悪いんだけどさぁ〜」

それから俺達は沼蛇を狩りまくった

「おお…レベル45に46に42とこの短時間でそこまで頑張るとはねなにかあった?」

「それがさこの2人チュートリアル飛ばして…」

ラク兄が止めに入る

「わかったわかった言わない言わない。いやぁ…蓋開けてみたらエムルちゃんとジーラ君の攻撃力半端ないっていうね」

「ふぃゆ〜疲れましたわー」

「ちょっと疲れましたね〜」

「ウチのエムルとジーラどっちもレベル50後半なんで」

「しかし便利だなこのテント」

「簡易的とはいえセーブポイント作れるからねこれでもこれ回数制限付きなんですよね?」

「そうなのよ!回数制限付きでバカ高くて畜生アイテムなんだよ

こんなに時間押してなきゃそう気軽に使う物じゃないんだから

ホラホラいつまでものんびりしてないで行くよ満月の今日じゃないと「セッちゃん」には会えないんだ」

「セッちゃん?」

「そう『墓守のウェザエモン』と戦う為にはユニークNPC「遠き日のセツナ」と話をする必要があるの」

「なるほど、そのNPCから話を聞く事が条件の1つなんですね」

「そういう事、ほら行くよ!」

俺達は神代の鐡遺跡から千紫万紅の樹海窟へと移動してきた

「満月の夜『千紫万紅の樹海窟』の壁に生えた蛍光苔の中で極一部だけ光らなくなる苔があるそこを調べれば…」

壁が崩れて隠し通路が出現する

「まさか攻略した樹海窟に隠しエリアがあったとは…なんか悔しい」

「よく気づいたよねこんなの」

「時間指定タイプの隠しエリアだから運ゲーだよ私も必要なアイテムを獲りに来た時偶然見つけたんだよね」

「まぁーつまりユニークを発見出来る奴は現実幸運(リアルラック)も持ってるってことだな」

「単にプレイスタイルの問題じゃないかな?それに俺達2人だって運ゲー要素多かったじゃん確かに理詰めがモットーのカッツォさんはユニークに向かないけどさ」

「よぉーしSHINE君からぶっ飛ばしてやろう!」

「今度はスキル使って殺りますよ!」

「ほら漫才やってないで、着いたよ」

「綺麗なお花ですわ〜」

「本当に綺麗だね」

「ユニーク抜きにしても私はこのエリアが好きなんだよねぇ」

彼岸花か…縁起のいい花とはお世辞にも言えないけれど花言葉には

『情熱』とか『再会』等縁起の良い言葉もあるから一概には言えないか

「サンラク、SHINE君あれ…」

「え?」

「ん?」

そこには幽霊のような透けたNPCがいた

「透けてますわ!」

「お化けですか!?」

「バグか?」

「いや、違うでしょ!」

「第一候補が仕様じゃなくてバグなのね」

「やぁセッちゃん1ヶ月ぶり」

あの着てる服ファンタジーらしさは感じないどちらかといえば現実世界でみるような

「サイエンスファンタジー旧文明の『神代』ってやつか?SHINE、お前の予想が当たってると考えてどう見るよ」

「多分関係はあると思うよ、何かしらね」

「今日はいつもとは違う人達なのね」

「あぁ紹介するよ」

「どうもペンシルゴンのゆかいな仲間達『技』の1号サンラ…」

「馬鹿の1号、2号、3号とマスコット2匹だよ」

「待てぇざつに紹介すんな!決めポーズまで考えてきたのに!」

「この3人がウェザエモンに引導を渡すための切り札」

「ヴァイスアッシュの娘のエムルですわ!」

「息子のジーラです」

「オイカッツォだよ〜」

「SHINEです。よろしく」

「…凄いのを集めたわねアーサー」

「心配しないで今は雑魚だけど決戦までには仕上げるつもり」

「そうじゃないわクロちゃんの強い気配を胴と足に2つも付けてる人なんて初めてみたわ、仮面の彼もクロちゃんの強い気配を感じるし灰被りちゃんの子供と一緒なんてねふふ、懐かしい人を思い出しちゃった」

「ええと…?」

「あぁ、気にしないでただの郷愁ずっとずっと昔のねもう彼女はとっくに死んでいるのでしょうけど…あなたのお陰で懐かしい記憶を思い出したわありがとう」

「どういたしまして?」

「セッちゃん3人にもあいつの事を話してあげて欲しいかな」

「わかった」

【ユニークシナリオEX『比岸寄り彼岸へ愛を込めて』を開始しますか?】

俺は迷わずOKを押す

「彼…ウェザエモンは私の恋人ちょっとしたすれ違いで私が死んで…彼はそれからずっと…ずっと私のお墓を守り続けいるの」

「墓を…」

「それで墓守…ね」

「私が死んでからどれだけの時間が経ったのかはわからないけど気づいた時には「こう」なっていた死んだ事を未練に思ってる訳じゃないのにね」

「死とは終わり終わってしまった過去であって誰かの今…未来を縛るものではないわ、あの人がいまもわたしの墓(過去)に縛られ続けていることが耐えられない…」

「彼は私が構築したプログラ…ん…『魔法』を使ってここに結界を構築した月光が宿す魔力を利用し座標を次元の裏側に「反転」させることで誰も干渉出来ないようにしたの」

今なんか妙な単語を言いかけたような…

でも新月の夜…月が光を失ったその時彼のいる裏座標へと通じる結界の綻びが生まれるわ

「次は新月の夜を待つってこと?」

「んで結界の向こうにウェザエモンがいるってわけだ」

「どうかウェザエモンを…あの人を眠らせてあげて下さい」

「任せてよセッちゃん私達は今までのヘタレ共とは違うセッちゃんを悩ませるあんにゃろーを必ず張り倒して来るからさ!」

その台詞を聞いた俺達は3人で顔を見合わせる

「聞いたかおい!」

「あれ本当にペンシルゴン?」

「いや偽物ではないにしろ疑いたくなるよね」

「『円卓-ユナイトラウンズ-』でNPCの王を馬車で引き摺り回してエネミーをおびき寄せる生き餌にしたり」

「NPCの姫をシャンデリアに吊るしてプレイヤーおびき寄せる生き餌にしてのけたり」

「最終的に磔にして王城の1番高い所に放置してのけたりしたあの人ペンシルゴンさんが…!!」

「NPCと談笑してるぞぉぉ!!遂に人の心を取り戻したというのかっ!?」

「コノキモチ…コレガココロ…?」

「コレガココロ…トテモ…アタタカイネ…ってまっずい!」

俺はペンシルゴンさんの攻撃を紙一重で躱すと両手を上げて降参のポーズを取る

「流石にそれは失礼ってやつじゃないかなー?キミたち!!」

「レベル上限の暴力を脳髄に刻み込んであげようか…!?」

「待て待て!今のでもう瀕死になっちゃってんだよ!」

「まずいよ二人とも目がマジだよあれ!PKする気だ!」

「ギリギリで回避間に合ったのにこっち巻き込むなよな!」

「はぁ全く…ウェザエモン挑戦前じゃなかったら5回はリスキルしなきゃ気が済まなかったところだよ」

「どうやらいつもの無情なペンシルゴンに戻ったようだな」

「ちょろいもんだね」

「これが本性だよ」

「やっぱり殺っとこうかなぁ」

「たまにはこう…NPC相手にカッコつけたいっていうかさー…

セツナって名前とか背景的に他人事に思えなかったりして…

えぇ…えぇそうですぅー!!私だってねぇ!!ゲームに本気で感情移入する事クラスあるわけでぇーっ!!」

「おう良いんじゃね?「ゲームに本気になる」大いにけっこうだろ何事も本気で取り組んだ方が楽しいに決まってる」

「そうそう本気で遊ぶから楽しいのさというかプロゲーマーの俺はそれがお仕事なんですけど」

「2人とは違うと思いますけど、何事も楽しんで全力でやってなんぼじゃないですか!それが例え1時の事でも良いじゃないですか」

「つか、プロかつ本気で取り組んでユニークの一つも自発出来ていないんですかぁ?」

「ユニーク自発出来てないの今のとこカッツォさんだけですしね」

「2人揃ってコノヤロー!」

「上等だかかってこいやぁ!」

「やったろうじゃねーか!」

3人でじゃれてるとペンシルゴンさんが爆笑し始めた

「あははははっああそうだった君達も大概大馬鹿だった

相手は古今東西どんな大ボスもビックリなレベル差150を強制するユニークモンスター…墓守のウェザエモン!それでも私達ならできる!本気でやって勝ちに行こう!」

「「「おう!」」」

拳を合わせ4人で改めてウェザエモンに挑むことを誓った。

 




ウェザエモン挑戦少し前になりますね。次回で挑む直前辺りまで書いてやはり11話位からウェザエモン戦かなと考えていますのでお楽しみに

次回「適材適所と戦前の準備」

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