放課後に、僕らは   作:やまざる

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もう冬だけど、まだ秋のつもりで

 

 

 期末テストの返却が一通り終わった月曜の放課後。

 空気は確かに冬のものだった。吐く息は白く、肩をすぼめる動作が教室内でもあたりまえになっている。

 

「……なんか、秋っぽいこと、しないまま終わった気がするな」

 

 澪のその一言は、誰にともなく零れ落ちた。

 

 窓の外では、校庭の木々がわずかに葉を残しながら、きらきらと乾いた色を散らしている。もう冬、と言っていい気候ではあったが、景色のなかには確かに“秋の名残”がまだ漂っていた。

 

「秋っぽいって、なに? 焼き芋? 紅葉? 栗? さんま? 芋?」

 

 席に投げ出されていた朝倉彰良が、元気に身を起こしてすぐさま食いつく。テンションの上がり方が異常に速い。

 

「二回芋って言ってるよ、彰良……」

 

「大事だから二回言いましたー!」

 

 澪は苦笑いで肩をすくめる。真面目な空気は一瞬で霧散して、気づけば教室の隅が少しだけにぎやかになっていた。

 

「秋っぽい、ねぇ」

 

 夏彦が片耳のイヤホンを外しながら、窓の外をちらりと見やる。「もう冬でしょ。12月だし、寒いし。」

 

「うん、でも……そう言い切っちゃうの、なんか寂しいなって」

 

「寂しいから、まだ秋ってことにしてみようか」

 

「うん、それでいこ」

 

 その言葉に、澪は少し笑った。無理やりな理屈も、こうして誰かと共有していると、少しだけ意味が宿ってくる。

 

「じゃあ、“秋のやり残し”を探すか?」

 

 窓際で本を閉じた想汰が、静かな声でそう言った。

 想汰は、テスト返却の間もずっと静かだった。ノートの隅に何かをメモしていたのを澪は見ていた。きっと、それも“記録”なのだろう。

 

「やり残しって、具体的に?」

 

「……逆に聞くけど、秋って、何する季節?」

 

「栗ご飯!」

 

「すぐ食い物に走るなよ……」

 

 彰良の声に笑いが漏れて、それを受けて夏彦が「紅葉狩りとか」と付け加える。「秋の味覚とか、読書の秋とか、芸術の秋とか……あとは、焼き芋?」

 

「また芋!」

 

「焼き芋は大事だろ」

 

 澪は、そんなやりとりのなかにいること自体が、既に心地よかった。季節に置いていかれたくない、という小さなわがままも、ここなら受け止めてもらえる気がする。

 

「じゃあ……放課後、図書室で“秋っぽいことリスト”でも作る?」

 

 提案したのは澪だった。わざわざ理由をつける必要もないけれど、何かを始めるには“かたち”が必要で、それが言葉だったり、紙だったりするだけだ。

 

「いいね、行こうぜ」

 

「俺は“焼き芋”って一番上に書くからな」

 

 いつもどおりのテンポで、四人は立ち上がる。

 

 教室を出る頃には、日が傾きかけていて、廊下に差し込む光が淡く、どこか冬の匂いを連れていた。

 

 図書室では、澪が便箋を借りて「秋のやりたいことリスト」とタイトルを記し、思いつくままにキーワードを並べていく。

・焼き芋(強調)

・紅葉を見にいく(もう散ってる可能性)

・秋の写真を撮る

・秋の味覚を食べる

・読書の秋

・落ち葉拾い/どんぐり探し/秋の音を集める

 

「これ、いけるんじゃね?」

 

「芋が2回あるんだけど」

 

「大事だからね」

 

「うん、わかってるよ」

 

 静かな図書室に、笑い声が小さく響いた。

 秋の終わりを惜しむように、四人の影が机に落ちていた。

 冬の入口に立ちながら、まだ秋にしがみついているような、そんな放課後だった。

 

───

 

「そろそろ、いいんじゃないか」

 

 アルミホイルに包まれたさつま芋を、枝で転がしながら、想汰はぽつりと呟いた。

 

 放課後の裏庭、ちょうど理科棟の脇にある、火器実験用のかまど跡。学校の設備というより、もう使われなくなった空き地のような場所だが、石を囲んで火を起こせば、どうにか“焼き芋会場”にはなる。

 

「煙、出てるけど?」

 

 椿原澪が若干眉をひそめる。制服の袖をひらりと翻しながら、芋を挟むトングを手に寄ってきた。

 

「火はちゃんと調べてきた。焚き火の三角積みのやつ。理科室にあった古い防災資料に載ってた」

 

「……そんなところまで準備してくれてたんだ」

 

 澪の視線が、どこか誇らしげに和らぐ。想汰は、それには特に返さず、小さく頷いた。焚き火の火のまわり方、空気の流れ、そして芋の焼ける目安。昨夜、図書館で調べた情報を、想汰は頭の中で順に並べて確認していた。

 

「いい匂いしてきた!」

 

 勢いよく走ってきた朝倉彰良が、両手をこすり合わせながら声を上げる。「俺の芋、たぶんいちばんうまく焼けてる。直感でわかる」

 

「でも、君の芋、焦げてるっていうか燃えてない……?」

 

 澪がトングでそっと持ち上げたそれは、確かに焦げ色というより“炭”だった。

 

「アルミホイルを巻きすぎて、逆に火が通らなかった説」

 

 夏彦が淡々と補足する。しゃがみ込みながら、火のそばで自分の芋を揺らしている。

 

「お前さっき『直火が一番うまい』って言ってなかったか?」

 

「言った。けど、焦げた」

 

「つまり、君も失敗してるじゃん……」

 

 そのやりとりに、想汰は口元だけで笑った。

 

 結局、全員それぞれ独自の方法で火を使い、結果は見事にバラバラだった。正統派の澪が一番安定しており、彰良のは燃え、夏彦のは“黒光り”。想汰の芋はたぶん、まだいける。

 

「開けてみるか?」

 

 夏彦が自分の芋をトングでつまみながら、ちらと目配せする。

 

「いこう」

 

 パリ、という小さな音を立ててアルミホイルを開くと、中から黄金色の芋が覗いた。想汰の芋だ。湯気がゆるやかに立ちのぼり、甘い匂いが鼻をくすぐる。

 

「おっ、うまそうじゃん!」

 

 彰良が身を乗り出す。夏彦も「これは当たりだな」とうなずき、澪が慎重に自分の分も開け始めた。

 

「熱っ……! でも、これ、うまい」

 

「なんだかんだうまいって言ってくれるのが、うまいんだよね」

 

 澪の一言に、誰かが軽く笑い、誰かが「それ、名言」と呟いた。

 

 手を温めながら頬張る焼き芋は、外気の冷たさをほんのり中和してくれる。空を見上げれば、夕暮れの名残が溶けかけた茜を残し、風は木の葉をさらさらと揺らしていた。

 

「……こういうの、ちゃんとやると、思ったより嬉しいな」

 

 夏彦が、口の端を少しだけ上げながらそう言った。焚き火の音と芋の甘さ、そして仲間の笑い声。全部が少しずつ、冬へ向かう季節の真ん中で、確かに“秋の記録”になっていた。

 

「次は、紅葉か?」

 

 彰良が言い出したその瞬間、四人の視線がふわりと重なる。

 

 秋の終わりに、拾い集めていく時間。

 

 それは誰か一人の声から始まって、全員で“いい時間”に変えていける。そういう空気が、今の四人にはある。

 

 想汰は、火のまわりを見ながら静かに記した。

 このあたたかさは、火の温度じゃない。

 

───

 

カシャ。

……カシャ。

 

「また指入ってんじゃん……」

 

 スマホを覗き込みながら、朝倉彰良は苦笑した。

 場所は、近所の公園。週末の昼過ぎ。

 

 四限組は揃って紅葉狩り。という名目の、秋っぽいこと消化イベントの第2弾に来ていた。

 

「想汰がさ、“秋の1枚を撮りたい”って言ってたから、俺がいっちょ腕を見せてやるかーって思ったんだけど」

 

「その時点で不安しかなかったけどね」

 

 澪がすぐ隣で、どんぐりを拾いながら小さく笑った。

 

「いや、俺の中では完璧だったの。黄金色のイチョウ並木を背景に、落ち葉がふわっと風に舞って、それをスローモーションで──」

 

「スローモーションってスマホの機能じゃん……」

 

「演出を感じてくれよ! 気持ちの話!」

 

 少し離れたベンチでは、文蔵がすでにシャッターを切り終えていたようで、画面を眺めながら表情をゆるめている。

 夏彦はカセットテープの録音ボタンを押し、ゆっくりとした風の音と葉の擦れる音を拾っていた。

 

「この公園、音が優しいな」

 

「風も穏やかだしなー」

 

「……そうやって会話してる間に、落ち葉のいい構図がまた飛んでくんだけどな」

 

「うわ、悪態が写真家っぽい」

 

 彰良は頬を膨らませながら、再びスマホを構えた。

 日差しはやや斜めになり、黄色と赤のグラデーションが足元の芝に濃淡を落としている。風が吹くたび、葉がカラカラと音を立てて舞った。

 

(いける──今度こそ)

 

カシャ。

カシャカシャ。

 

「……あれ?」

 

 写真フォルダを開いた彼の指が止まる。

 

 1枚、何かが違う。

 

 画面の中には、紅葉の中に佇む三人の姿。

 澪がしゃがみ込み、どんぐりを手に眺めている。その隣で夏彦が録音機を構え、やや俯いた姿勢。想汰は少し離れた位置で、立ったまま空を見上げていた。

 

 全部が、ふいに重なっている。

 ピントも露出も偶然。構図なんて考えてなかった。でも、その“何でもない瞬間”が、不思議と胸に残った。

 

「お。いいじゃん」

 

 後ろから覗き込んできた夏彦が、ふっと目を細める。

 

「風の音も、同じタイミングで録れてたわ」

 

「なにそれ……ダブル奇跡?」

 

「まぁ、たまたまだけどね」

 

 そう言いながら、夏彦は録音を止めて立ち上がる。

 

「やっぱさ、こういうのって、“撮ろう”って思った瞬間じゃなくて、“撮れちゃった”ときが強いんだよな」

 

「めちゃくちゃそれっぽいこと言ってんじゃん。天才風カセット男かよ」

 

「そういうお前は?」

 

「俺? ピンぼけ職人」

 

 笑いながら、スマホを持ったまま歩き出す。

 その写真を、想汰にも見せた。

 彼は無言で画面を見つめたあと、小さく「……いいね」とだけ呟いた。

 

「記憶より記録に残っちゃったね、これ」

 

 澪の言葉に、四人の視線が自然と交差する。

 

「あーあ、秋も終わるな」

 

「まだだよ。終わる直前が一番、いい音するんだから」

 

「落ち葉かよ」

 

 そうツッコんだ彰良の声にも、どこか柔らかさが滲んでいた。

 風に吹かれた木の枝が揺れ、その下を彼らは歩いていく。

 落ち葉が舞い、陽の光が斑に差し込む中で、たまたま撮れた1枚がポケットの中で眠っていた。

 

 それは、“たまたま”という名の、きっと宝物。

 

───

 

 図書室という静けさは、冬の始まりにちょうどよかった。

 放課後、昇降口で解散しかけた四限組は、ふとした提案でその足を図書室へ向けた。

 

 「読書の秋っていうけどさ、読書の冬ってのもありだよな」

 

 夏彦のそんな呟きに、澪が「季節が変わる前に、やることやっておきたいだけじゃない?」と笑う。

 

 重たい扉を引いて入ると、図書室にはすでに日が傾きかけた冬の光が差していた。

 窓際の席に腰掛けると、ガラス越しの光が暖かくて、なんだか眠たくなる。

 

 だけど今日は、「読書会」だ。名目は、あくまで。

 

「じゃあ、テーマは“秋のおすすめ”ってことで」

 

 最初に口を開いたのは澪だった。几帳面にまとめられたメモを開いている。

 

「『薄玻璃と遠花火』。京都の秋の描写が印象的で……あ、みんな読んだことある?」

 

 想汰が隣でそっと頷く。読み終えたページの角を指で撫でながら。

 

「タイトルだけ聞いたことあるかも」

 

「映画になってたやつだ」

 

 夏彦と彰良は軽く応えた。

 

「映画は観たけど、内容は忘れたなあ」

 

 夏彦が笑い、澪がやや呆れ顔を向ける。

 

「じゃあ意味ないじゃん」

 

 次に彰良が差し出したのは、意外にも絵本だった。

 

「これ、小さい頃好きだったやつ。『もりのそと』ってやつ」

 

 動物たちが静かに集まってくる、不思議な森の話。

 

「……かわいいな」澪が素直に言って、彰良が「だろ?」と得意げになる。

 

 夏彦が出したのは、薄い詩集だった。

 

「音のない本。でも、音が聞こえてくる感じがするんだ」

 

 手にした瞬間、その紙質からして柔らかい。声にならないことばが、頁の隙間から溢れてくるような、そんな詩だった。

 

「……やっぱり音フェチだな、日暮」

 

 彰良が笑って言い、夏彦は「褒め言葉として受け取っとく」と肩をすくめる。

 

 そして想汰が持ってきたのは、少し分厚い、歴史小説のような文庫本。

 

「……えっ、それ全部読むの?」

 

「いや。読むためじゃなくて、記録するために開いた」

 

 淡々と答えるその様子に、澪がふっと笑った。

 読書会というより、本を肴にした雑談会だった。

 話題はどんどん脱線して、

 

「小説の中に入れたら何したい?」

 

 という問いかけに、皆が一斉に妄想を始める。

 

 彰良は「バトル物の主人公になってみたい!」

 澪は「……静かな村に暮らす司書とかかな」

 想汰は、「記録係とか、だろうな」と自分でも苦笑する。

 夏彦は「音で魔法を使える世界とかいいかも」と答えながら、そっと録音モードに切り替えた。

 

 カセットテープがひときわ静かに回り始める。

 笑い声、ページをめくる音、窓をなぞる風。すべてが、音になって閉じ込められていく。

 

 ふと気づくと、澪が机に突っ伏して眠っていた。

 開いたままの詩集の上で、メガネが少しずれている。

 髪のすき間に、夕日の残り火のような光が宿っていた。

 

「……寝たな」

 

「読書の秋、完遂したってことか」

 

「冬の入口って感じだな」

 

 穏やかに流れる時間のなかで、

 

 想汰が「この静けさ、記録できたらな」と呟いた。

 

 その言葉に、夏彦がそっと頷く。

 

「音、撮っていい?」

 

「……うん」

 

 録音ボタンを、カチリと押す。

 それはまるで、誰かの記憶の中に、今日という1ページを刻む合図のようだった。

 ページをめくる音と、誰かの微かな寝息。

 冬の入り口で、ひとつの秋が静かに閉じられた。

 

───

 

 日が沈むのが早くなった。

 校舎裏の空は、もうすっかり冬の色をしていたけれど、木の枝先にはまだわずかに、赤や黄色の葉が残っていた。

 

「……結局、ほぼ全部やったよな」

 

 彰良が、ぽいっと足元の落ち葉を蹴るようにして言った。

 その横で、澪が肩をすくめる。

 

「“やった”というより、“遊んだ”に近いけどね」

 

「焼き芋、まあまあだったろ?あの焦げ具合がまたいいんだよ」

 

「いや、澄まし顔で“うまいな”って言ってたの、澪だったじゃん」

 

「う……言ったけども」

 

 少し笑いが広がったあと、誰ともなく、手元のスマホを見たり、ポケットの中をいじったりして、ふと沈黙が訪れた。

 

 その沈黙を破ったのは、夏彦だった。

 

「さっき録ったやつ、聞く?」

 

「録ったって……うたた寝読書会のやつか」

 

 想汰が頷き、澪が首を傾げる。

 

「寝てたけど、入ってるの?」

 

「寝息が最高に秋だった」

 

 

「……何その評価」

 

 笑いながら、夏彦が再生ボタンを押す。

 すこしザラついた音質で、ページのめくれる音、誰かのくすくす笑い、そして木枯らしのような風の音が重なって流れた。

 

 誰も何も言わず、耳を澄ませていた。

 

 この音は、あの午後の音。

 

 読みかけの本と、言いかけた言葉と、光と、それから空気ごと、記憶に繋がっている。

 音が止まって、再び静けさが戻ったとき、想汰がぽつりとつぶやく。

 

「……こういうのって、“勉強した時間”より残る気がする」

 

「それな」

 

 彰良が即答する。

 

「勉強のことは忘れてもさ、芋の味とか、あの写真とか……たぶん覚えてるんだよな。くだらないことって、残るんだよ」

 

「……くだらないけど、意味はあるよ」

 

 澪の声に、全員の視線が向く。

 

「やらなかったら、気づかなかったままだったし。でもやったら、なんとなく“今年の秋”になった感じがしてさ。……それが、ちょっと嬉しかった」

 

「……わかる」

 

 夏彦が、珍しく即答する。

 風が一度だけ、四人の間をすり抜けていった。

 制服のすそが、ひらりと揺れる。

 

「……秋、拾い忘れてたって思ってたけど、」

 

 彰良が空を見上げてつぶやいた。

 

「ちゃんと回収できたな、これ」

 

「ほんとは、全部拾う必要なんかないんだけどね」

 

 澪が笑う。

 

「でも、誰かが“やりたい”って言ったら、誰かが“いいね”って返す。その感じが……なんか、いいなって」

 

「来年も、また拾えばいいしな」

 

 夏彦がカセットテープを巻き戻しながら、呟くように言う。

 

「いや、それより……」

 

 彰良が悪戯っぽい笑みを浮かべた。

 

「どうせ冬もやり残すんだろ?俺ら」

 

「それ、また春に拾えばいいって話でしょ」

 

「……季節の借金方式かよ」

 

 文蔵はずっと黙っていたが、ふとポケットからノートを取り出した。

 何かを記して、それを閉じる。

 

「……なんて書いたの?」

 

 澪がそっと覗きこむと、彼は少し笑って答える。

 

「“またくだらないことしようぜ”って」

 

「……当たり前のように、な」

 

 校舎の陰から空を仰ぐ。

 ほんのりと色づいていた雲が、ゆっくりと冬の青に飲まれていく。

 

 秋は終わってしまうかもしれないけれど、

 それを一緒に過ごしたという記憶は、

 きっと、誰の中にも、まだ残っている。

 

 冬がすぐそこまで来ている。

 

 だけど、彼らの間には、まだ秋の空気が、ちゃんと残っていた。

 また明日も、誰かの“やりたい”が始まりになる。

 そんな予感とともに、四人はゆっくりと帰路についた。

 

 

 

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