お久しぶりの方はお久しぶりです。
もう覚えている方もいないと思いますが、かつてにじファンで『とある真紅の近衛兵』を連載していた親衛隊大佐です。
今回、また再び小説を投稿する事にになりました。
ただ、色々あって小説からしばらく離れていたのでちょっと書き慣れない部分もありますが、何とか頑張って書き上げました。
新しい再スタートの為に『とある真紅の近衛兵』とは設定が大幅に変更されている部分もありますが基本的にはにじファンの頃と一緒です。
そして、にじファンで公開予定であった主人公の詳細と装甲服などの裏設定を今回は掲載する予定です。
また今回は前作になかった恋愛などを一応付け加える予定ですの答えられないかもしれませんが、期待してください。
今作からアンケートを行うますので興味ありましたらどうぞ参加してください。
1月28日 ちょっと修正
―――銀河系から遥か遠く離れた場所に存在する惑星。
その惑星表面の鬱蒼としたジャングルの中に佇む古代シス帝国に存在していた寺院のような建造物の奥深い場所に設けられた至聖所と呼ばれる円形の部屋の中央に座禅を組み瞑想している男性がいた。
室内の壁には銀河系の激動の歴史を駆け抜け歴史的な事件に関わった歴代のシスの暗黒卿の石像が男性を見下ろすかのように威厳良く佇み、壁面には百年の闇、ハイパースペース大戦、第一シス大戦、大銀河大戦、クローン大戦、銀河内乱、そしてユージャン・ヴォング大戦での戦いの風景を刻んだ壁画が存在していた。
そんな室内の内部は男性の周りに置かれているシスの聖杯のお香によって焚かれた煙やこの室内に漂うダーク・サイドのパワーもあって不気味でありながら神秘的で独特な光景となっている。
男性はかつては大銀河を支配した銀河帝国のパルパティーンを守護した恐るべき兵士として帝国将兵から恐れられたインペリアル・ロイヤル・ガードにしてソヴァリン・プロテクターとして皇帝を守護し、ある時には帝国の将軍として勇敢なる将兵を引き連れて幾度の戦いに勝利し、帝国の地上軍大将軍として幾つもの戦闘を勝利を収め、ある時は銀河系外からやって来た恐るべき侵略者との戦いを銀河系の英雄たちと共に先頭に立って戦った。
それらを終えるとシスの暗黒卿の称号を彼自身不本意ながらも名乗り、この誰も知られていない惑星に密かに都市を築き上げ強大な軍隊や自らが激動の銀河系で得た政治力や数多くの謀略を駆使し多くの惑星や星系を制覇し強大な惑星間帝国を築き上げると古代シス種族を統一した偉大なる君主であるアダス王の名を取り『シス・アダス帝国』と名づける自ら頂点に君臨した。
一見歴代のシス卿と同じく破壊と支配を目的であると思われるが、その帝国を築いた最大の目的はユージャン・ヴォング以外にも存在するであろう、まだ見ぬ恐るべき脅威に対する対抗であり、多くの脅威に晒されている銀河系文明を守護する事だ。
言わばスローン大提督が結成され、彼の意思と理想を元にヴォン・スパーク提督や英雄フェルなどが所属したハンド帝国と同様な目的である。
そしてある程度の国家としての基盤を整えると後の統治を色々あって助けたプター・サナスなどの優秀な人物に任せると彼は帝国の表舞台から一旦は姿を消すとこの惑星に隠遁し、銀河内乱からユージャン・ヴォング大戦でのジェダイとシスの役割の詳細な記録の編纂と死んでいった者達の冥福を祈るなどの日々を送っていた。
しかし、隠遁してもなお新しく結成された銀河自由同盟や自らの築いた帝国への彼の影響力は大きく、特に今だ政情が不安定な銀河同盟に属する各勢力と銀河系の有力者は功労者の一人で英雄の彼のご意見を伺う事が多く、まさに影の存在とし今なお銀河系の政治に重きをなしていた。
そんな日々を送っていた男性は何時も通り習慣になっていた瞑想をこの自らが建設に関わった古代シス様式の寺院の歴代シスの暗黒卿のシス・ホロクロンなどを初めとする遺品・遺物が安置されたこの室内で行っていた。
そんな瞑想中に一体の石像から青白の光が現れ、男性の前にやって来ると光は人の形となった。
『―――久しいな。遠く未知の天からやって来た者よ』
―――マルカ・ラグノス。
かつて太古の昔に繁栄し栄えたが、古代銀河共和国との戦争であるハイパースペース大戦の激闘の末に滅亡した古代シス帝国と呼ばれる帝国の絶頂期の黄金時代を築き上げ厳格に統治した長いシスの歴史において偉大なるシスの暗黒卿の一人として数えられているシスの暗黒卿である。
そのカリスマと力は歴代シスの暗黒卿の中でも最も強力な力を持っていたとされるエグザ・キューンすら畏怖する程であり、未知領域において再建されたシス帝国の支配者で銀河共和国とジェダイ騎士団を崩壊寸前まで追いやったシス皇帝もかつてはマルカ・ラグノスの弟子の一人であった。
「一体どうしたのですかラグノス卿?」
『―――先代のダース・デートリッヒの遺産が蘇ろうとしている』
ラグノスの言葉に男性は思わず瞑想で閉じていた目を大きく見開き、驚愕の表情を浮かべていた。
かつてインペリアル・ソヴァリン・プロテクターの任務で古代シス帝国の神聖なる惑星で歴代シスの暗黒卿の御霊が眠るコリバンに訪れた際にとある隠されていた石室に入った瞬間に謎の空間に放り出され、その空間において繫栄していた頃の古代シス帝国と古代ジェダイ騎士団のビジョンと同じく多くのシス卿とジェダイの前に現れたシス卿特有の漆黒のローブで全身を覆ったダース・デートリッヒと名乗るシス卿が、ありとあらゆる場面で謎の暗躍を繰り返すというビジョンを見たのだ。
あの出来事は多くの未知の存在と出来事を見た彼でも何故か最も鮮明な出来事であり、後に銀河系各地において巧妙に隠されていたダース・デートリッヒの名前と彼によって魂のみ生きながらえさせられて眠らされていた第一次シス大戦で猛威を振るったマンダロアの戦士との出会いもあってダース・デートリッヒという存在は彼自身の中でも一番気になる存在となり、今もこのシス卿に関する知識を調べているが、今もなお半分すら分かっていない。
そして彼はマルカ・ラグノスに質問を投げかけた。
「―――ラグノス卿、彼は一体どの様な人物であったのでしょうか?」
は古代の記録を調べても謎が多い存在であるが、その教義や教えを僅かで断片的にではあるが知る事が出来たが、教義の内容はシスどころかジェダイですら異端と認識する程であった。
そんな異端のシス卿の事を恐らく極少数の知っているであろう存在である、マルカ・ラグノスにこの謎に包まれたシス卿の事を聞いた。
『―――私も全ては知らないが、彼は我ら暗黒面の使い手の中でも最も異端というべき存在であり、果てし無き無限の世界の中を時間も次元も関係なく自由に行き来する事が出来た』
『そして彼は幾つかの世界において彼は生命の種を蒔き、多くの文明を築き上げ道具を与えた。正しく神如き行為を平然とやってけた』
『彼は様々な世界で自らの力と遺産を数多く残している。そして今回目覚めようとするのは忘れ去れし遺産の中でも最もこの新しい帝国に脅威となるものだ』
『だが、もしもそれを貴公が得る事が出来れば、貴公には永遠なる名誉と栄光を新しき帝国には絶対な繁栄が約束させるであろう』
「―――その世界は何処でしょうかラグノス卿」
『アレを回収するのは容易ではないぞ。貴公のこの世界に降臨する前の貴公の世界で語られてきた数多くの物語が交わった世界にあるのだからな』
『―――下手すると貴公は自らの故郷というべき場所で憎まれ迫害され血に塗れる修羅の道を行く事になるぞ。それでも行くのか』
「私は本当なら死んでいる身です―――この死にぞこないが迫害され命を落とそうとそれは本望です」
―――そうだ、俺は本来なら、あのトラック事故で死ぬ筈であった。
それを神と名乗る存在に騙され、この銀河系に放り出され、この過酷な世界において暖かい家族も帰る場所も無くただ一人孤独に戦い続け成長した彼にとって例え自らの身が滅びようが、それは本来の自らの滅びの運命がようやく訪れた事であると考えていた。
もう彼は『死』というものに対して恐怖心を持っていない。
『―――その覚悟なら貴行の信じる道を行け、全てはフォースが定めた運命である』
ラグノスはテレパシーでその遺産がある惑星―――いや、世界というべき所の場所を男性に直接送り込んだ。
それを終えるとラグノスの霊体は彼から離れる。
『フォースと共にあれ――――遠く未知の天から来た者よ』
そう言うとマルカ・ラグノスの霊体は再び何処かの冥界へと還っていく。
それを見届けると彼―――ノギ―――いや、二人のシス卿の名前を持った異端者のシスの暗黒卿ゲオルギー・デートリッヒにして最強の兵士でもある一人のインペリアル・ロイヤル・ガードは、ダース・デートリッヒの遺産を回収するべく準備を行うべく寺院を後にした。
その目的地は彼の本来の生まれた惑星と酷似した惑星である太陽系第三惑星――――地球。
そして、この地球での出来事は、ノギがこの銀河系に現れてからずっと止まっていたある時間が再び動き出すきっかとなった。
あとがき
必読
この小説内の世界のこの時期の銀河系の情勢はユージャン・ヴォング大戦の影響で政情や治安などの混乱がある程度は収まってますが、大戦での新共和国政府の一部政治家の行為もあって銀河同盟に対する不信感や反感が根強い為に政情は外側から見れば安定しているようで、実際は非常に不安定な状況となっています。
ニュー・ジェダイ・オーダーは主人公の思惑もあって原典のような問題のあるジェダイはあまり存在していませんが、シス・オーダーはルミヤの勢力とダース・クレイストの勢力との間で熾烈な闘争が続いている状況でかつての内部抗争と同様な事態となっています。
一応、シス・オーダーは主人公がシディアスやパルパティーンなどから後継者として指名されてますが、主人公は自らがシスに相応しくないと認識している上に知っているのはルークやレイアなどのごく一部なのでルミヤやクレイスト側などは誰も知りません。その為、主人公は表向きにはシス卿とは認識されていません。
これからよろしくお願いします。