ポケットモンスターSpecial 冒険記録   作:KAZ1421

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『if』編 更新です。

今回はハナダシティへ向かう途中での出来事です。


※本編はまだ完成していません。 来週投稿予定です。 遅れる等ありましたが、活動報告にて報告させて頂きます。


クチバシティ〜ハナダシティ①

 

 

 ハナダシティへと旅をするレッド達は道中のある街で休息していた。 

 

 

「……懐かしいな。」

 

「ピカチュウ。」

 

 

サトシとピカチュウは懐かしそうに街を懐かしそうに見つめていた。

 

 

「懐かしいってこの街で何かあったのか?」

 

 

レッドがそうサトシに質問するとサトシは答える。

 

 

「ああ。 ここは()()()()()()()()()()()()()。」

 

「ゼニガメって事はサトシはフシギダネ、ヒトカゲの他にゼニガメもゲットしてたの?」

 

 

ブルーはサトシが御三家ポケモンを全てゲットしていた事に驚く。

 

 

「あー、確かにヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネは初めて旅をする時に貰うポケモンだからな。 それをみんなゲットしてるのは珍しいか。」

 

 

 レッド達の世界に行ったサトシだからこそ、今までの自分の状況が珍しいと自覚した故にそう話す。

 

 

「ゼニガメだけじゃない。 今、手持ちにいるキングラー、リザードン、フシギダネもハナダシティからクチバシティに向かっている時にゲットしたんだ、色々あってさ。」

 

 

現在、サトシはピカチュウ、リザードン、フシギダネ、ピジョット、キングラー、ケンタロスとかつてのメンバーでカントーを旅している。

 

 

「俺が初めてこの街に来た時、この街ではトレーナーに捨てられたゼニガメ達がイタズラとかして暴れてたんだ。 で、俺のゼニガメはそのゼニガメでさ──。」

 

 

サトシがこの街で会ったゼニガメについて話そうとしたその時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「火事だ!! 火事だぞ!!!」

 

 

 

突如、街の人々に伝える様に大声が響く。

 

 

「! みんな!!」

 

 

レッドの声に全員が頷く。 何かできるかもしれないと火事が起こっている現場へ向かう。

 

 

火事が起こっている場所へ向かっている途中、現場の方から水が放射されている光景が見えた。

 

 

「! 既に消火が始まっている様だな。」

 

「僕達も何か出来るかもしれません。 行きましょう!」

 

 

5人が多くの人が集まっている現場へ向かうと、ある5匹のポケモンが消火活動をしていた。

 

 

「! ゼニガメ!?」

 

 

消火活動をしていたのはかつてのサトシの仲間、ゼニガメがいるゼニガメ消防団だったのだ。

 

 

「ゼニガメってもしかして、さっき話してたサトシの!?」

 

「ああ! こうしちゃいられない!!」

 

 

そうサトシは言い、ゼニガメ達の所へ向かう。

 

 

「キングラー、“バブルこうせん”!」

 

「ゼニ!?」

 

 

突然現れたキングラーとその声にゼニガメは咄嗟に後ろに振り向く。

 

 

「手伝うぜ、ゼニガメ!!」

 

「ピカチュウ!」

 

「ゼニ!」

 

 

サトシと会った事に喜びつつゼニガメはまた消化活動を再会する。

 

 

 

「ニョロ」

 

「オムすけ」

 

「カメちゃん」

 

「ゴルダック」

 

 

4人もまた水ポケモンを繰り出し、

 

 

「「「「“ハイドロポンプ”!!」」」」

 

 

“ハイドロポンプ”で消火活動を行う。

 

 

 

 

「ゼニガメ! リザードンに乗って上から消火するんだ!!」

 

「ゼニ!」

 

「バァヴ!」

 

 

サトシの指示通りにゼニガメはリザードンに乗り、上空から消火活動を行う。

 

 

その後も必死な消火活動により、火も静まっていく。

 

 

「! フシギダネ、“つるのムチ”!!」

 

 

 サトシはある一点をみると、弱っている一体のポケモンが燃えている建物の近くにいるのを見て、フシギダネに救出する事を指示する。

 

 

 

「? ブースターか。」

 

 

そのポケモンは炎ポケモンのブースターだった。しかも相当弱っている。

 

 

「まずい! ごめんイエロー、力を貸してくれ!」

 

「はい!」

 

 

 イエローがトキワの力で弱っているブースターを治療する。 だが、

 

 

「……! これは怪我とかで弱っている訳じゃないみたいです! これじゃあ僕の力でもどうしようもありません。」

 

「ッ! なら俺が急いでポケモンセンターに運ぶ! みんなはゼニガメ達と一緒に此処を頼む!!」

 

 

4人は頷き、サトシはそのままポケモンセンターへ向かうのだった。

 

 

 

─── ポケモンセンター ───

 

 

 ポケモンセンターで弱っているブースターを預けて集中治療室で現在治療されているブースターを見守りながら、サトシとピカチュウは待機していた。

 

そんな中、

 

 

「サトシ!」

 

 

レッド達とサトシのポケモン達がポケモンセンターにやってきた。

 

 

「みんな! 火事はどうなったんだ?」

 

「静まったわ。」

 

 

サトシの質問に答えたのはレッド達についてきたジュンサーさんだった。

 

 

「火事の鎮火に協力してくれてありがとう。 まさか、世界チャンピオンのあなたに協力して貰えるとは。」

 

「いえ、ポケモン達を助けたかっただけですので。」

 

 

そうサトシが答えつつ、近くにいたゼニガメに近付く。

 

 

「久しぶりだなゼニガメ。 まさかここで会うとは思わなかったぜ。」

 

「ゼニ!」

 

 

 ゼニガメもサトシと再会し喜ぶも束の間、治療が完了したのか集中治療室のランプが消え、ジョーイさんが出てくる。

 

 

「! ジョーイさん! ブースターは!?」

 

「どうにか持ち堪えたわ。 あとはあの子次第。」

 

 

ジョーイさんの言葉にサトシ達は安堵する。

 

 

「ジョーイさん。 ブースターはどうして弱っていたんですか?」

 

 

 イエローのトキワの力は傷等を癒す力。 その力を持ってしてもブースターを癒すことができなかった。 故に疑問に思い質問した。

 

 

「……あの子に外傷は一切ないわ。 あれは()()()調()よ。」

 

「栄養……失調?」

 

 

 その言葉に一瞬頭が真っ白になったが、理解する。 ブースターが弱っていたのは火事による被害ではなく、全く食事をしなかった事で弱っていたのだと。

 

 

「どうして全く食べなかったんだ?」

 

 

グリーンは冷静にその理由を聞くが、ジョーイさんは首を横に振った後に言う。

 

 

「理由は分からないわ。 どうして全く食べていないのか不明なのよ。」

 

 

ブースターについて話をしている時、ジュンサーさんの所に連絡が入る。

 

 

「? もしもし──ッ! 何ですって!!」

 

 

ジュンサーさんの驚く様子に全員が振り向く。 

 

 

「ええ、分かったわ。 ……火事の原因が分かったわ。」

 

「火事の原因は何だったんだ?」

 

 

レッドは火事の原因が判明したという事で質問する。

 

 

 

「……言いにくいんだけど、火事の発生場所は()()()()()()()()()()との事よ。」

 

「……それって、まさか。」

 

 

ブルーはその言葉の意味に理解し、ジュンサーさんは頷きながら言う。

 

 

 

「あの火事は今寝ているブースターが原因の可能性が高いという事、ジョーイさん。 ブースターが目覚めたらすぐに連絡を。 そのブースターを確保、その後の事は警察で調査を致します。」

 

「ま、待ってください! 体調が悪いブースターが悪意があったとは思えない!!」

 

「ピカチュウ!」

 

 

ジュンサーさんの言葉にサトシは抗議するも、反応は薄い。

 

 

「でも、このブースターが原因である可能性は高い。 もちろん、栄養失調という事で情状酌量の余地はあると思うけど、多くの被害が出ている以上厳しい判断となる可能性が高いわ。 ごめんなさい。 では!」

 

 

ジュンサーさんはそう申し訳なさそうに言い、ポケモンセンターを後にする。

 

重苦しい空気の中、レッドは考える。

 

 

「……(絶対に何か理由があるはずだ。 どうして栄養失調になるまで何も食べなかったんだ?)」

 

 

それが分かれば、ブースターが有利な状況になる。 悩んでいると、

 

 

「(! そうだ!)」

 

 

その方法を思い付き、レッドが言葉を発しようとしたその時、

 

 

「ジョーイさん。 ブースターと直接会えないかしら?」

 

 

ブルーが突然質問もをする。

 

 

「直接?」

 

「私達は弱ったブースターを見てはいるけど、もっと近くで見たいの。()()()()()()()()()()()()。」

 

「「「「!!」」」」

 

 

ブルーの言葉の意図に察した4人も同様にお願いする。

 

 

「……今は寝ているだけだし、容態も安定しているから問題ないわ。 これから病室に運ぶからその後になるけど良い?」

 

 

 頷いた5人にジョーイさんはブースターに会う事を許可し、ブースターが安静している病室に入る。

 

 それぞれがブースターを心配し、順番に身体に触れる。 そして、()()()()()()()()()

 

 

「………。」

 

 

イエローはブースターに触れてしばらく黙った後、手を強く握っていた。

 

その後、ジョーイさんに感謝を述べ、ポケモンセンターを後にするのだった。

 

 

 

 

しばらく離れて、人が少ない場所へ向かい、イエローに質問する。

 

 

「なあ、イエロー。 火事の原因は本当にブースターなのか?」

 

 

レッドからの質問にゆっくりイエローは頷く。 だが相変わらず手を強く握っている。

 

 

「……イエロー? どうしてそんなに怒っているんだ?」

 

 

一体、ブースターの記憶の何にイエローは怒りを抱いているのだろうか?

 

レッドの質問にイエローはゆっくりと口を開く。

 

 

 

 

「……確かにブースターが火事を起こしたんです。 でも、ブースターは全く悪くありません。」

 

 

 

次のイエローの言葉に全員が驚く。

 

 

「あのブースターは、()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

そうイエローはゆっくりとだが確実に怒りを抱きながらゆっくりとブースターの記憶を語る。

 

 

 

 

 

 




次回ブースターの過去から解決の予定。



ではまたの機会に。
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