己とチームの球道編   作:しゃけふりかけ

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横浜5位転落…
最下位も見えてきましたね(憤慨)
暗黒時代と比べたらマシですけど…あー、辛いです…



否定

リント帰還から4日後。騒がしい朝の教室があったが、その一角は普段以上の盛り上がりだ。

「トッサーーン!!!」

「なんや?」

「え、聞いて驚くなよ!?なななんとー!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大会優勝しちゃいましたー!!」

 

「おー、おめっとさん。…は?」

「次全キヴォトス大会やで!ミレニアムやで!?」

「え、出るん?」

「おーん!!」

追いつけていないトウの元に、登校してきたばかりのモンタと、それに引っ付いてきたリント、ソウゴがやってくる。

「あー、ケイタもう言ってもうたんか」

「そこは溜めとけよー、せっかち」

「こういうとこだけ早いよな(^ω^)」

すでに報告を済ませていたケイタに、三人は落胆する。

「えー、トウさ、さっきこいつに聞いたと思うんやけど、俺ら優勝してさ、次全キヴォトスやねんな」

「まさか、やっつけのプログラムで行けると思わんて」

「俺ら初手で満点出して、後にやるやつら顔面蒼白やったな( 'ω')」

「ぶっちぎりで1位やで!」

他のメンツが冷静に言う中、1人自慢げにするケイタ君。

「で、そこの野菜炒めだけテンションレベチで喜んでるけど、何したんやったっけキミ?」

「せやん、ケイタほぼ便乗やん!」

リントの指摘にモンタも乗っかり、ケイタを糾弾する。

「い、いや!サキさん連れ戻したやん!」

「いやお前!それはそれとして、不具合やー!とか言ってロボット何回も作り直させた癖にさ、結局プログラムのミスやったん忘れてないで!?」

「それはごめんやん!」

「それにさーーー!」

「それはーーー!」

モンタとケイタで小競り合いが始まり、ソウゴは争いを見て笑う。

「…部活の手伝いはこれでええすか?」

そんな様子を背景にして、リントはトウに聞く。

「んー、一応大会終わるまでで宜しく。それに、どっちみちあんたは技術部でしょうが」

「ハイ」

「…あー、あと」

トウが思い出したようにリントに告げる。

「野球部の方もよろしく」

「…は?」

「どーも、お前が帰ってきたのが、良く知ってる先輩の耳に入ったようで、「後輩達をお願いなの」だってよ」

「…」

「ま、どーしても嫌って言うなら伝えとくで」

「…んー」

頭を捻って、ほんの数秒だけ考える。

「…ちょっと今は決めきれんけん、また考えとく」

「うい」

キーンコーンカーンコーン…

丁度いいタイミングで、チャイムが鳴り、各々自分の教室、席へ戻っていった。

 

 

 

 

 

その日、学校が終わり家に帰ったリントは、探し物をしていた。

「あれ〜?俺のグラブどこやったっけ…」

かれこれ3時間も探しているのは愛用していた投手用のグラブ。いつも置いていた場所になかったので家中探す羽目になっていたのだが、「あ」と、そのグラブの行方を思い出す。

「そういや売ったんやった…」

あの頃の状況を振り返る。いくら気が立っていた時期とはいえ、愛用グラブをこうすることはなかったろうと。

「…何してんやろな、俺」

ボソッとつぶやく。とりあえず、サブの二塁手用グラブを持って学校へと向かおうとする。出る前に時計を確認したが、間に合うかは微妙な時間。

 

 

 

 

 

「じゃ、今日のところはここで終わろうか」

「「「はい!!」」」

「気をつけ、礼、ありがとうございました!」

「「「ありがとうございました!」」」

新キャプテン、ユウナの言葉で解散する。

「タマ、一緒に帰らない?」

レイノがタマに声をかける。

「んー、今日はいいかな」

「そう、ならいいけど。おつかれー」

「お疲れ」

誘いを断り、荷物をゆっくりと纏めて、一人で帰るタマ。

校門への廊下を歩いているときだった。

「!!」

(もしかして、あの人…!)

向こうもこちらに気づいたようで、その場に立ち止まる。

(あぁ、知ってる。いつも画面の中にいて、いつも過去にいて、いつも輝いていて…)

(…いつも私には届かなかった)

「…探しましたよ。リント先輩」

「…」

立ち尽くすだけのリント。

「…なんで、今なんですか」

「?」

「なんで今表れるんですか!!」

大会が終わってからそう時間は経っていない。少なくとも、タマがすぐに思い出せるほどには。

「…なんで、と言われましても」

(ど、どう答えようか…嘘をつくわけにもいかんか…なら普通に先輩に後輩たちをお願いといわれたと伝えるべきだろう!)

コンマ数秒の思考。リントは全力で考え、答えをひねり出す。

「…先輩に言われたから?」

しかし、口から出たのは余りに言葉足らずで、タマを激高させるには十分だった。

「は?」

(…あれ?)

「…ふざけてるんですか?」

「あ、いや」

「先輩に言われたから帰ってきた…?」

「あの、言葉たらz」

 

「冗談もほどほどにしてください!!その先輩たちの夏はもう終わったんですよ!!」

 

(…やっべー、どうしよ)

「あなたも大会の日程くらい知っていたでしょう!?なのに今更なんて!!先輩達を馬鹿にしようって言うんですか!!」

「…」

「先輩たちは必死に努力してたんですよ!!私だって、他の子たちだって努力してたんです!!」

「そ、そんなことわかってr」

「わかってないです!!あなたに私たちのことなんてわかる訳ないです!」

タマの怒りは収まらない。

「図々しんですよ!言われて、帰ってきて、練習してきた人たちを押しのけてスタメン出場!?」

(…ん?なんか解釈がおかしいぞ!?)

「ヒーロー面ですか?ええ、できるでしょうね!!現に一人で栄冠をつかみ取った!!あなたは自分が主人公なんでしょうね!!」

「私は羨ましいです!あなたみたいな“天才”が!!」

「…」

(…天才…ね…)

その言葉に、リントは口を閉ざす。しばらく間が開く。

「…別に、野球部に復帰してもらっても構いませんが、私は絶対に認めません」

「では、先輩」

少し落ち着いた口調になったタマは、足早にリントの横を通り抜け帰っていった。

「…えっと、これどういうことや…タマさんとんでもない勘違いしていきませんでしたかねぇ…まあひとえに俺のミスなんですが…」

「ど、どないしましょ…俺の野球部お助け計画のかんぺき~な計画が速攻で破綻しました…」

「…ご、後日がんがえましょ…」

試合描写、どれが良い?

  • ダイジェスト形式多め
  • 細かい描写(打者投手の心理描写等)多め
  • なんでもいいから書いてくれ
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