己とチームの球道編   作:しゃけふりかけ

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ベイスは3位を目指しましょう…
あは


新聞記者は逃さない

週明け月曜日の休み時間。廊下でトウ、リント、モンタ、ケイタ四人が話している時、1年生が移動教室のようで、沢山横を通っていく。その中で、何人かが元気よくリントに話しかけてくる。

「あ、コーチ!」

「ん?あー、どしたん?」

「今日レイノちゃんから聞いたんですけど〜」

「ほーん?なんの話や詳しく聞かせてや」

「…野球部?」

「みたいやな、リントも大変そうや」

後輩の対応をするリントに、ヒソヒソと話し合うモンタとケイタ。だが刹那、その場にいる全員を驚愕させる言葉が飛び出た。

 

「ミイヤキャプテンと付き合ってるらしいですね!」

「ん!?!?!?」

「「「!?!?!?」」」

 

「あ、すいません!そろそろ授業始まっちゃうので!私は失礼します!」

周りの反応を意に介さず、それだけ残して場を去っていった。

「えっ、ちょ、爆弾だけ残してどこ行っ!!…ちゃった」

「…サキさん、次の休み時間たっぷり聞かせてもらうで!」

「え〜!まさかリントに〜?おめでとう!!」

「色恋沙汰は聞かせてもらうわ」

「あー、もう!!めんどくせぇ!!」

こうなってしまってはほぼ言い逃れはできない状況。話を濁しながら伝え、その日は何とか乗り切った。

 

~翌日、昼休み~

トイレ帰り、一人廊下を歩いていると、後ろから女子生徒が声をかけてくる。

「おやおや、これは副生徒会長さん、こんにちは」

「…?あぁ、新聞部の、誰だっけ?」

素で名前が出てこない。顔に見覚えはあるものの、出てきたのは新聞部ということだけだった。

「酷いですな!?私ですよ、見聞(みきき)ツタバです!選挙の時に助けてあげたじゃないですか!!」

「あー、そうそう、ツタバツタバ。で、何の用?」

「ふっふっふー…実は伺いたいことがありまして…お時間大丈夫ですか?」

「ちょっとだけなら、まぁ」

「ありがとうございます!…っていっても、一つだけなんですけどね。とりあえず、聞かれちゃまずいですし、ちょっと場所変えましょうか」

ツタバは、俺の手をつかんで屋上へと続く扉の前へ連れていく。

「んな大層な質問か?」

「いえ、気にするかどうかはリントさんの裁量ですよ」

「もったいぶらずにはよ言ってくれ、ダチを教室に待たせてんだ」

「そうですか、では」

 

「新沼ミイヤさんと付き合っているというのは事実ですか?」

 

「…」

「…どうなんですか?黙秘は肯定と捉えますよ?」

ニヤニヤとこちらを見つめるツタバ。いったいどこからリークしてくるのだろうか。

「知ってどうする?」

「さあ?私は特ダネが欲しいだけですので、回答によってはどうもしないかもしれないですし」

「…どうかする可能性はあるんだな」

「あらら?副生徒会長ともあろうお方が、たかが恋人の有無で動くような、そんな人でしたっけ?」

嘲笑を含めた笑みで語りかけてくる。

「分かってて言ってるだろ」

「ええ」

「…はぁ」

俺はため息をつき、階段をそそくさと降りようとする。

「付き合ってません。そもそも証拠もないでしょうが」

「…」

じっと、俺のほうを見つめてくる。

「…ははは、そうですか!やっぱり噂だったんですね」

ツタバが笑う。すると、場の緊張が解けた気がした。

「新聞部が噂に踊らされんなっての…」

…しかし、それも俺をおちょくるための彼女の戦略だったのかもしれない。

「では、こちらの写真はなんでしょうか?」

一枚の写真が、ツタバの手から零れ落ちる。俺は、それを拾い上げ、写っているものを見た。

「…いつ撮った?」

「大変だったんですよ?連日帰るルートを微妙に変更されるんですから」

「…ほかに何枚か絶対あるだろ」

「何枚かで済んだら良いですね?」

「…はいはい。降参降参。条件は?」

「新聞部の部室の拡張をお願いしたいですね」

こんな時だけ可愛げのある顔で頼んでくる。俺が断る選択肢は絶ったというのに。

「ありゃ?この前の時にだいぶ広げたろ、またなんで」

「やっぱり収集をしているとかさんできてですね~」

「ご苦労なこったな。その旨は分かった」

「ありがとうございます!」

「その代わり、情報の管理は厳重にな?特にこれは」

釘をしっかり刺すように、強気の語気で言う。

「しょーちしました!任せてください!」

「この前漏洩したらしいじゃん?」

「えっ!?どこでそれをっ!?」

「あ、嘘。カマかけただけ。ってか、ガチで漏洩しとんかい」

「あ、あれは事故ですから…不慮の事故」

「…ま、とりあえず頼むわな、じゃ」

「ではでは、また」

 

試合描写、どれが良い?

  • ダイジェスト形式多め
  • 細かい描写(打者投手の心理描写等)多め
  • なんでもいいから書いてくれ
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