己とチームの球道編   作:しゃけふりかけ

9 / 25
前書きがなくて違和感を感じましたか?
その通りだよ、書くの忘れてました。まあそんなことはどうでもいいですね。
大谷は今年も50本超えそう、2年連続の50本…?バケモンですね。輝は40本行けるかな?個人的には行って欲しいです。
日ハムとソフトバンクのゲーム差はほぼ無くなりつつあります、このまま優勝しようよ日本ハム。公ファンの私は待ってます。




野手も反省するところがあると思う②

反撃したいチス中学の4回裏だが、三者凡退。

5回表は、先頭打者にセカンドのエラーで出塁を許し、1アウトから四番に左中間へのタイムリーツーベース、なお気迫で後続を打ち取り1失点で留める。

5回裏、何も起こらず三者凡退。

6回表、ツーアウトから、先程ホームランの九番ミツにツーベースヒットを喰らい、一番ミサもヒットでピンチ拡大。…だが粘りの投球を見せるタマは、二番イヅミをレフトフライで無失点で切り抜けた。

6回裏、3球三振、3球三振、4球三振で、三者連続3球三振を阻止する。

 

「…なんか、だんだんボロが出てきてるような気がすんねんけど」

「4回からが酷いな」

「てかもう7回?普通にノーヒットノーランされそう」

子供に虐められる蟻を見るが如く、可哀想な目を向けだす技術部。

 

そして7回表。三番ユキにヒット、四番フミに四球。無死一二塁。五番はショートゴロも、高くバウンドしたせいでゲッツーとはならずそれぞれ1つ進塁、一死二三塁。六番ノルは、歩かせてゲッツーも考えられたが、さっきの場面がフラッシュバックしたので勝負を選ぶ。…とその前に、メグムがタイムをかけてもらい、キャプテンを呼ぶ。

「どうしたの?」

「守備、交代した方がいいと思います!」

「なるほど、分かったの!どこ変えるの?」

「ーーー」

「了解なの!」

ミイヤは審判に交代を告げる。

 

『ライト、光井アミに代わりまして、肩之瀬、レイノ』

 

「守備固めか?」

「かもしれんなぁ…」

「守備固め?( ᐕ)」

「守備固めんねん」

「成程(´-ω-`)」

 

ベンチからライトへ、レイノは戻ってくるアミと、すれ違いざまにタッチした。

審判は、守備についたのを確認してから試合を再び始める。

ノルへの初球。ストレート、高め見逃し。1S。

カーブ、低め。1S1B。

スライダー、外れる。1S2B。いわゆるバッティングカウント。

外へのカーブ、ノルはライトへ高く打上げる。

「頼むわよ…!」

もうメンタルはボロボロのタマ、自然と口に出てしまう。…が、思いは虚しく、ライトのレイノは落球する。

(…っ!まだ間に合う!)

しかし、諦めないレイノはすぐにボールを拾い直し、バックホーム。

 

 

 

 

 

「…アウトッ!!」

 

 

 

 

 

誰もが追加点を確信したが、審判から告げられるアウトコール。

「え、嘘やろ!?」

「はぁ!?」

「速っ( ꒪Д꒪)」

スタンドがどよめく。

レイノから放たれた送球は、レーザービームの如く地を這い一直線に、キャッチャーの元へストライク送球。三塁ランナーのスタートが遅れたわけでも、鈍足という訳でもないのに、ホームアウト。えげつない爆肩を見せる。

「…何kmぐらいでてた?アレ」

「わんちゃん160km超えてるんちゃう…」

「ᐠ( ᐛ )ᐟ」

 

「ナイスレイノ!ナイスメグム!」

危なっかしいし、ランナーも出たが、結果的に二死一二塁で得点は許さず。タマは非常に上機嫌で、次の打者。サードゴロとなり、ファースト送球。ライト側、横に大きくそれる大暴投。2塁ランナーは帰ってきて、二死二三塁。1失点、これで0‐7。

「(´・ω・`)」

ソウゴさながらの顔芸を披露してしまうタマ。

次の打者も、ショートのファンブルで1失点、二死一三塁。そして今度は、ファーストが打球を大きく上に逸らして、もう1失点。

一番打者に戻るも、何とかセンターフライでチェンジ。3失点で乗り切った。0‐9で7回裏へ。ちなみに3点を取らなければコールド負けの模様。

「この回、タマちゃんの為にも、気迫入れて打つの!!」

「「「オオーーーッ!!」」」

ベンチでは円陣を組んで、意気込みは十分。

「頼みます」

(この人達、打つ気はちゃんとあるのが辛いところかも…)

なおタマ。

 

「こりゃコールドかなぁ…流石にこっから3点は厳しいって」

「9回裏3失点があるから、野球は」

「コールドってなんや?」

「強制負けや」

「成程(´-ω-`)」

 

バッターボックスには、先頭打者であり、一番であり、女房役のメグム。

(絶対に出る!)

責任を感じて入った打席。相手ピッチャーのミズキも疲れてきて、制球が不安定になっているのもあり、スリーワンとカウントを作る。

(1球待つ!多分入らない!)

己を信じて、バットは振らない。投じられたのはストレート。

「フォアボール!!」

アウトローへ外れて、狙い通りの四球。

「いいよー!」

「つなげー!」

「反撃なの!」

ベンチから歓声。

 

「良し!良しっ!」

「まだ諦めたらあかんな!」

「逆転しよ!ᐕ)ノ」

スタンドからも歓声。

 

…二番のイクミは送りバントの構え。

 

コツン

 

上手いバント。3塁方向へてんてんと転がり、ピッチャーが取って送球。一死二塁のチャンスを作る。

そして、タマ。

(絶対にアウトは取らせない…!)

普段よりバットを短く持って、当てることに集中。

(球に球威が無くなってきてる!捉えにくいのは健在だけど、行ける!)

際どい球はカット、ボールはしっかりと見逃し…

「フォアボール!」

一死一二塁のチャンス。内野全員がマウンドに集まる。30秒ほど話をして、それぞれポジションへ。そして回ってくるのは、四番、ユウナ。

「ふぅ…」

自分の握っているバットを見つめる。狙いはもちろんスタンド。ミズキも、最後の力を振り絞って投げる。

 

カキンッ!

 

「ファール!」

カーブを滅茶苦茶に引っ張ってファール。しかし飛距離は今日一番。

 

「いけるんちゃう?コレ!」

「ホームラン打ったらコールド阻止か!」

「負けてることに変わりなくない?( ˙꒳˙ )」

「それ以上は言わんお約束やん」

「辛いです」

ザワつくスタンド。クマボシ中学の応援団は固唾を飲んで見守る。

 

2球目はスローカーブ。

 

カキンッ!

 

タイミングを大きく外されながらも、なんとか喰らいついて引っ張りのファール。ノーツーと追い込まれる。

(ツーストライク…次当たらなければ三振…でも!)

ユウナは迷わない。

 

カキーンッ!!

 

インコースのストレートを弾き返し、打球はレフトポール際へ、角度は十分。ユウナはその場に止まって行方を追う。

 

「えっ!!えっ!?」

「行ったんちゃう!?どうや!!」

「おおっー!Σ(・Д・;)」

球場の全員が打球を見つめる。

 

 

 

 

 

 

 

「ファールッ!」

 

 

 

 

 

 

 

しかし、打球は切れてファール。応援団は安堵の、技術部+その他チス中ファンは悔しがる、対照的な2つの声が球場を包む。

 

「惜しいの!」

「巻きませんか…」

「捉えてるよー!いいよー!」

 

(引っ張るなぁ…ここは外で凡打とるかぁ…)

ミズキの疲労的に三振は取れない。キャッチャーのアミは外低めに構え、サインはスローカーブ。ミズキも頷いてコース通りの投球。ユウナは先程のストレートもあってか、体制を崩されながらのスイング。

 

カキンッ!

 

だが四番の意地か、レフト前へ落ちる当たり。ランナーは走り出し…

「回って回って!!」

三塁ランナーコーチは腕を回す。二塁ランナーのメグムは、全速力で本塁へ。

 

「回った!!」

「いけるか!?」

「いけっ!ヽ(`Д´)ノ」

 

レフトからのバックホーム、タイミング的には厳しそうな雰囲気だったが、送球が高く浮いて、キャッチャーはボールを取るためにジャンプ。急いでタッチしようと、グラブを下げるも、メグムのスライディングの方が早かった。

「セーーーフッ!!」

 

「「「うおおおおおおおっ!!!」」」

「「「ワーーーッ!!!」」」

「初得点来たーーーっ!!」

「ナイスラーン!!」

「いえーい!ᐕ)ノ」

サヨナラでもしたんかってぐらい、チスファンはスタンドではしゃぐ。

 

「ライスラン!!」

「ヘイ!ハイターッチ!」

「いえーいメグムー!」ダキツキ

「ちょちょちょ!!」

帰ってきたメグムをベンチ総出で出迎え、揉みくちゃにする。

「ユウナもナイスバッティングなの!!」

「…」グッ

一塁のユウナも、親指を立ててニッコリ。

 

 

 

『選手の交代です。ピッチャー、根路銘ミズキに代わりまして、牧野、セキナ』

初の得点を許したこの回。6と1/3を投げたミズキを代える判断。練習試合とはいえ、あくまで勝ちに来ている。

(投手が変わろうと関係無いの!全力で行くの!)

打席のミイヤは気合十分。ランナーは一三塁、アウトは1つ。一方、投手であるセキナは、軸足を三塁側へ大きく踏み出し、サイドスローで投げる独特なフォーム。

初球空振り。次も空振り。ツーストライク。

(…)

なんとかカットで粘り、ツーボールまで見たが、最後の6球目は落とされて空振り三振。

(見たこともない変化してるの…)

当てることに定評があるミイヤが空振り、ベンチはザワつく。

「キャプテンが空振り…?」

「ど、どんな球でした!」

「なんか…スライダーとフォークを合わせたみたいな球なの」

ミイヤは見たままに、そう評する。

「なんなのその球!」

「私も投げたい!」

「最強じゃん!」

ミイヤの言葉に、目をキラキラ。無邪気な部員たちである。

「…それはそれとして、レイノ。本当に代打で良かったの?」

わいわいと話が盛り上がっている背景で、グラブを見つめながら座っているレイノに話しかける。

「えぇ、私、バッティングには自信ないですから」

「レイノがそう言うなら良いんだけど」

 

『…六番、肩之瀬レイノに代わりまして。代打、沖田、ミズコ』

代打で出てきたのは1年のミズコ。打率は.143(7-1)。

…うーん、他の代打を送った方が良い気が。

 

控え野手

(1年)楠橋スズメ .000(4-0)

(2年)葛野シオリ .083(12-1)

(2年)正野リアン .000(8-0)

(2年)晴柀ニナ .077(13-1)

(3年)中塚アイナ 0.118(17-2)

 

あ、いませんね。

 

「ストライク!」

…と、私がそうこうしている内にワンストライク。

「ストライク!」

高めの釣り球ツーストライク。

(な、なんなんだこの球!?訳わかんない軌道なんだけど!?)

「…」シュッ

(ふ、振るしかない!!)

 

ブンッ!!

 

 

 

 

 

 

試合描写、どれが良い?

  • ダイジェスト形式多め
  • 細かい描写(打者投手の心理描写等)多め
  • なんでもいいから書いてくれ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。