【再稿】ペルソナ3でハム子のヒーローアカデミア!   作:Cran

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私はかえってきたー。わたしがきたー。

下書きしていたやつで、スマホで手を加えました。これだけじゃあなあと置いていたのですが、まあ。
ここの前の合間に入れたい話はまだあるのですが、あとから実は裏ではでもありかなって。

タイトルのとおり、序盤の佳境にまいります。

あと、また入院が決定しました/(^o^)\

5月末頃予定なのですけど、2週間ほど。
つまり、創作に集中できるって言うこと!? という。

対象がまた頚椎あたりのなので書けるか不明ですが、スマホだろうがなんだろうがやってやるぜーみたいな。


USJ①~その1~

 バスの中で、ずっとキミちゃんは眠っているのです。

 今朝からもずっとですし、何なら、昨日もおとといもずっと、気が付いたら眠っています。

 

 どうしたのかなあと思いますし、こういうときはお父さんたちに意見を聞くのですけど、まあ、みんな首をかしげる感じですね。

 

 でも、私、なんかわかるんですよね。

 あの、藍より出でて藍より青しとかではないですが、あの青い青い青い青い。あの部屋を見てから、ずっと、心の中でうずくものが収まらないのです。

 

 これは、第六感とかいうのでしょうか。何か、ずんずんとおなかの中から響いてくる何か。今日、絶対に何かが起こるのです。そんな、予測でも予感でもない確信。

 

 υ´• ﻌ •`υ

 

 USJ。

 

 プロヒーロー13号の肝いりで作られた設備に案内されて、ここで。

 

 公子はぼんやりとしていた。

 

 先週末のいろいろとあったことでそれが継続していたが、週が明けて水曜日のこの日、そんな具合である。もとより、当初から朝がイコール公子は眠そうと直結するくらいには眠りこける姿を見せてきたこともあり、クラスメイトたちも、今日も眠いのかというかのようにあまり違和感を持っていないようだ。まあ、寝こけていたときにやらかした、一部のクラスメイト曰くの『死別した先輩への慕情』事件などもあって、公子が元気っ子ながら寝坊助属性持ち、という認識が生まれていたっぽいということもあるだろう。

 

 なお、とある謎の一般人の治療に伴って、身体が若返ったというか幼くなったことについてであるが。まず、それについて、当初より身内である被身子には違いが一瞬でばれたうえで、なんかさらに可愛くなっちゃいましたねー! と、愛でられまくった一幕もありはしたし、訓練仲間の克己や出久、人使も、なんだか変わったが、公子とかいうおかしな力を持つやつだからそういうこともあるかというくらいの体で受け入れていたので問題にはならなかった。次いで、訓練などを一緒にしていないクラスメイトたちについては、被身子調べだが多くのものがその程度の差異は気にする精神ではないといった程度な様子だ。

 

 まあ、そもそも、家族でもないクラスメイトの身長が数センチ程度、変わったところで、すぐに気が付くものがいるのかとか、気が付いたところで話題にするのかどうかという話だ。

 

 もちろん、例外はあった。

 

――おー、おは。

――おはよー。

――……ん? 相澤、お前……。

――んー?

――上から順に、マイナス2、1、2、身長も1.5ゴフゥっ!?

――おはようございます、エロブドウくん。あれー、いきなり気絶しちゃってどうしましょー。

 

 生きたスリーサイズ検知器とでもいえるような誰かがいたり、ほかにも観察力が鋭いものは気が付いたかもしれないが、そこはそれ、そもそも、いまの彼女が属している世界自体が、あたかも生きたびっくり箱のようなものであるし、それらの髄を集めたようなのが雄英高校ヒーロー科であるがゆえに、仮に気が付いたとしても深く質問するものはそういない*1

 

 先週まではちゃんと丈があっていた制服なのに、手首をそこそこまたいだ袖になっていることに突っ込むものもいないままだった。

 

 さて。改めて、この日に公子がぽんやりとしていた理由がなにかというなら、夢見が悪かったということに尽きる。そうして、何を見ていたのか、どうかということも本人が覚えていない。少なくとも被身子にはわからない。

 

(睡眠時間が短いというわけでもないんですけどねえ)

 

 例の、妙な青い夢を見たときも、寝起きはさわやかだった被身子としては、心配にもなろうというものである。

 それでも、バスは動いて、訓練場所までついて、授業は始まる。

 

「今回のレスキュー訓練の引率は、今回はオールマイト、13号、俺が務める」

 

 バスから降りて、ゆーえすじぇー、なる、何か地雷原でダンスでも踊るような名称の施設の説明や、それの建設にかかわった13号先生の話が進む。彼女の話に聞き入って歓声をあげるクラスメイトたちをよそに、公子や被身子、焦凍らの、プロヒーローである消太を中心としていかにヒーローたらんとするかを議論してきたものたちや、短期間ながらその面々に加わって学んできたものたちは、レスキューというお題を前に、各々でどう動くべきかの方針を探る。

 

 別に、これから何をするかをまだいわれてもいないが、各々の頭にあるのは、教科書的なお手本としての最悪の事態、つまりヴィランによる大規模の破壊事件で、そこかしこで火災や爆発が起きてヴィランが暴れているようなシチュエーションだ。常に最悪の事態を想定しろ、というのは担任であるとともにプライベートでの教官でもある消太からの薫陶でもある。

 

――救助、避難、撃退の原則か。けッ、いずれにしても重要なのは機動力。火災だろうが落盤だろうが、俺が一瞬で駆け付けて吹き飛ばす。ヴィランどもが来るなら正面から叩き潰す。それだけだ。

――火災なら冷やしゃいいが、俺の個性は大味に過ぎるからな。そうだな、要救助者がいるケースなら、まずはヴィランの襲撃にも耐えられる防衛拠点を造るのがいいか。俺には負傷した要救助者を治すことはできねえが、公子を除けば、保温も冷却もできるのは俺だけだ。

――僕にはみんなみたいな器用なことはできない。わかってる、だったら、“いつでも力を宿しているように動く”。相澤さんに教えてもらった、これで。とにかくひたすら走り回って、目の前にいる誰かを助ける。

――視野の広さと判断力でしたっけ。お父さんが太鼓判を押してくれてますしね、じゃあ、トガは高いところに行って臨機応変に動くのが一番ですかね。ふむ。モモちゃんが協力してくれるなら、色々できますねー。

 

 など。

 

 各々が思い思いのことを思っているなかで、公子はというと、何やらとても馴染みのある気配を感じて、ようやく顔を上げた。

 

 最近あまり寝付けていないようだと心配しながら、今日も寝ていたなと目の端で注意をしていた消太が一瞬気圧されるような光を宿して、公子は正体不明ながら、不意打ちされる際に直前に肌を刺すそれに対して、即座に臨戦態勢に入っていた。

 

「お父さん、何かいる!」

 

 それが“ある”まえに察知できたのは、あのときのあの場所で、何度も死線を彷徨った経験からくるものだったのかもしれない。

 

 公子が睨めつける先に対し、反射的に、続いて臨戦地勢に入るイレイザーヘッド、被身子、焦凍筆頭とした一部の生徒が視線をやるなかで、そこに黒い雲が渦を巻きはじめていた。

*1
「何かがあったのよね、きっと。けろけろ」




展開にもだいぶ迷ったりしてたのが、間が空いた原因です。平に、申し訳なく。年末と年度末と年度始めを越えて、なんとかやっていくぞーな感じです。

眠っていた、続きの下書きを出したので、いろいろおかしいかもです。
粗はあとから直せばいいやの精神で、とにかく投稿! でした。まずはこれと思うのが、バス前の描写ですよね…
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