連邦生徒会長の幼馴染―夜明けに2人は微笑んで― 作:笹の葉団子
タイトル変更します...
元々「連邦生徒会長の幼馴染―捻じれて歪んだ先の終着点―」のあとに、
「連邦生徒会長の幼馴染ーあまねく奇跡の始発点ー」を新しく出すつもりだったんですが、区切りがちょっとややこしくなるので、まとめてここにだすようにするためにタイトルを変えます
あ、お気に入り「35」本当にありがとうございます!
泣きそうになりました(嬉し泣き)
「何はともあれ。副会長、お疲れ様でした。ですが何も、副会長自身がやらなくても良かったんじゃないですか?」
リンはレイをい労わるようにそんなことを言い、疑問を口にする
「大丈夫だ。アロn....ん゙ん゙、会長が大事にしていた場所を攻撃されて、俺が黙っていられなかったからな」
「.........分かりました」
リンは無表情なまま、素っ気なくそんなことを言う
「そしたらシャーレに行こうか。先生たちも行くよな?」
「あ、うん」
「私たちも先生に何かあったら大変だからもちろんついていくわ」
レイが確認を取り、先生たちが肯定の意思を表してからシャーレへと向かおうとする
「副会長。私は指示を出しながら進みますので、先生をよろしくお願いします」
「了解。またあとでね」
「はい」
レイとリンがそんな会話をしてから、先生たちとレイはシャーレへと向かった
「それにしてもレイ君は凄いね。あの数の不良たちを倒しちゃうなんて」
先生がそんなことを言うレイはその言葉にレイは少し顔を曇らせ、けれど顔の向きは変えず、走りながら*1
「.....凄くないよ。会長のことも守り切れず、今もなお行方不明だからね」
その言葉に先生は焦ったような表情を浮かべ
「.....あ、ご、ごめん!」
「大丈夫だ、気にしてない」
レイは目を閉じながらそんなことを言う
「そんなことより!もうシャーレの部室は目の前よ!」
ユウカが声を上げる。それと同時にレイのスマホが鳴り、リンの声が聞こえる
『今、この騒ぎを起こしていた生徒の正体が判明しました』
「本当⁉」
リンの言葉に先生は声を荒げる
『ええ。その人の名前はワカモ。百鬼夜行連合学院で停学になった後、矯正局を脱獄した生徒です。似たような前科がいくつもある危険な人物なので、気を付けてください』
「そうか....ワカモか...」
その名前を聞いた途端、レイは呆れた顔になった
『....只今、シャーレの地下にてワカモを確認しました』
その言葉を聞いた瞬快、先生は決意をした顔になって
「私が一人で行くよ」
「先生⁉無茶ですよ!」
「そうですよ!先生は一発くらっただけでも致命傷なんですよ⁉」
「でも.....」
先生の言葉にユウカたちが反対する。
けれどレイはそんなことを気にする様子はなく、一人シャーレへと向かう
「ちょ、レイ君⁉」
「「「「副会長⁉」」」
「スゥ―――――」
レイは息を整え.......
「ワカモォォォォ!」
お お ご え で さ け ん だ
「ちょ、何をして....」
「あなた様ー!」
チナツが抗議の声を上げようとした瞬間、その言葉を遮るように、シャーレの地下室から一人の女子生徒が飛び出して、レイに抱き着く
「うぉっと」
「お久しぶりです!あなた様!」
その女子生徒は、目をキラキラとさせて挨拶をする
「ああ、久しぶりだなワカモ。まったくこんなことしたらダメだろ?」
「ですがあなた様、最近全然会いに来てくれなかったじゃないですか....」
ワカモは頬をぷくっと膨らませ、拗ねたような表情になる
「ああ、ごめんな。仕事が忙しくて....。あとで構ってやるから、俺の家にいってな」
「!わかりました!」
「またあとでな」
「はい!それでは!」
レイのその言葉を聞き再び目をキラキラさせ、走ってどっかに行った
「( ゚д゚)ポカーン」
その様子を先生たちは目を丸くさせ、ポカーンとした表情のまま、レイを見つめていた
「?どうしたんだ?」
『......副会長、ワカモと面識が?』
レイは疑問に思ったが、リンがそんなことも気にせずに、ワカモとの面識について聞いてくる
「ん?ああ、暴れてたところを止めに入って、倒したらなんかなついた」
『はぁ...そうですか......』
そんな言葉にリンは呆れたかのようにため息をつく
「ほら、先生!行くよ!」
「あ。う、うん」
レイはポカーンとしていた先生に声をかけ、シャーレの地下室へと走っていった
シャーレ・建物の地下
「お待たせしました」
「あ、リンちゃん」
「リンちゃんはやめてくださいと言ったでしょう。先生」
リンが地下室へと訪れ、そんな他愛もない会話をする
「ここに、連邦生徒会長の残した物が保管されています。」
リンはそう言葉をこぼしながら、地面に転がっている平べったい物質を拾う
「.....幸い、傷一つありませんね。受け取ってください」
「これはタブレット端末?」
「はい、これが連邦生徒会長が先生に残した物。シッテムの箱です。」
先生が不思議そうに顔を傾け、その疑問にリンは答える
「普通のタブレットに見えますが、実は正体の分からないものです。製造した会社もOSもシステム構造も、働く仕組みも全て不明です」
レイはそんな話を聞く様子もなく、シッテムの箱を感慨深そうに見つめる
「連邦生徒会長は、このシッテムの箱は先生のもので、これでタワーの制御権を回復させられるはずだと言っていました。私たちでは起動することも出来ませんでしたが、先生なら起動できるはずです」
そう言って、リンは先生の前にシッテムの箱を持っていき
「先生、お願いします」
だが先生は不思議そうにシッテムの箱をみる
(そう言われても、私も起動方法が......)
その時、先生の頭の中に文章が浮かび上がる
(?頭の中に文章が......)
我々は望む、七つの嘆きを。
我々は覚えている、ジェリコの古則を
先生はその文章を無意識に打ち込む
【ようこそ、先生】
「うわ!」
先生の視界は暗転した
???
「ここは......」
いつの間にか先生は水浸しの教室の中にいた
「くううぅぅ.....Zzzz」
(?女の子が寝てる....)
その教室の一つの机に突っ伏して寝ている、青とピンクの色が特徴的な、肩ぐらいに切りそろえられた髪が特徴の女の子がいた
「むにぁ、カステラには....いちごミルクより.....バナナミルクのほうが.....」
「それは分かる」
「うわぁ!レイ君⁉」
その女の子が寝言に共感の言葉をレイが零し、先生の隣に立つ
「な、なんでここに⁉」
「いや、なんか連れてこられた」
「そ、そうなんだ」
「うぅぅん。」
「むにゃ.....んもう....ありゃ?」
「ありゃ、ありゃりゃ?」
「え?あれ?あれれ?」
レイと先生が言いあい(?)をしていると、女の子が目を覚まし困惑した表情を浮かべ、あたりを見渡す
「せ、先生⁉」
「う、うん。そうだよ」
「う、うわああ!もうこんな時間⁉」
「うわ、わああ?落ち着いて、落ち着いて....」
女の子が先生に気が付くと、焦っようにあわあわしている
「えっと、まずは自己紹介から.....」
「私はアロナ!このシッテムの箱に常在しているシステム管理者であり、メインOS、そしてこれから先生をアシストする秘書です....ってなんか先生じゃない人がもう一人いる⁉」
アロナと名乗る女の子が自己消化をすると、レイに気が付き驚居と顏で見つめてきた
「あ、どうも。夜桜レイです。」
「あ、どうも...じゃなくて!どうしているんですか⁉」
「あ~多分俺連邦生徒会副会長だから連邦生徒会長が入れるように設定したんだと思う」
「な、なるほど...」
理解したようで、不思議そうな顔で見てくる
そんなアロナの表情を見て、レイは『アロナ』のことを思い出していた
(「A.RO.NA」か...まんま昔のアロナだな。まあ、そりゃそうか。アロナが自分をコピーし、子供の姿にして、シッテムの箱のメインンOSにしたからな....本当に作るとは.)*2
「そんなことより、先生!やっと会うことができました!私はここで先生のことをずっと、ずーと待っていました!」
「.....寝てたわけではなくて?」
「も、もちろんたまに居眠りしたりしたこともありましたけど.....」
そんなA.RO.NA.の焦った顔を見て、その光景が面白かったのかレイは手で口を押えてそっぽを向き、笑っている
「あー!レイさん、笑いましたね!」
「ご、ごめんごめん(笑)」
「まったくもう」プクー
「まあ、よろしくね。アロナ」
「よろしくお願いします。先生」
「まだ、バージョンが低い状態でして、特に声帯周りの調整が必要なのですが.....。これから先、頑張って色々な面で先生のことをサポートしていきますね!」
どや顔でA.RO.NA.は胸を張る
「あ、そうだ!ではまず、形式的ではありますが、生体認証を行います」
「こちらのほうに来てください」
「私の指に、先生の指を当ててください」
「こ、こんな感じかな」
先生とA.RO.NA.が近づき、指を合わせる
「はい!ありがとうございます!」
「念のため、レイさんもやっておきますか?」
「うん、お願いしようかな」
「う、うう。男の人だと少し恥ずかしいです....」
A.RO.NA.は若干、顔を赤くさせるがレイはそんなことを気にせずに指を合わせる
「よし、これでいいかな?」
「な、しゅ、羞恥心とかないんですか!」
「?これくらいのことやるのに羞恥心もクソもないだろ」
「う、ううぅぅ///」
A.RO.NA.は悔しそうな顔でレイのことを軽くポカポカと殴る
「とりあえず、事情を説明しようか」
「そ、そうですね」
先生の言葉で、A.RO.NA.は平静を取り戻したのか先生に向き直り話を聞く
説明中.......
「なるほど....お二人の事情は大体分かりました。」
「連邦生徒会長が行方不明になって、そのせいでキヴォトスのタワーを制御できる手段がなくなったですか......」
「連邦生徒会長についてなんか知ってる?」
「私はキヴォトスの情報の多くは知っていますが...連邦生徒会長についてはほとんど知りません。彼女が何者なのか、どうしていなくなったのかも....」
A.RO.NA.はしょぼん(´・ω・`)とした表情になるが、はっと閃いた顔になり先生に話しかける
「と言うか、一番知ってそうな人が隣に居るじゃないですか!」
「あ、確かに。レイ何か知ってる?」
「すまない、情報に関しては秘匿されているんだ。約に立てず、すまない」
「そっ.....か....」
「私もお役に立てずすみません....」
A.RO.NA.と先生は同時に苦い顔をするが、アロナは先生のことを励まそうとしたのか明るい声で
「ですが!サンクトゥムタワーの問題は何とかできそうです!」
「本当?!お願い、アロナ!」
「はい!わかりました。それでは、サンクトゥムタワーのアクセス権を修復します」
「少々お待ちください」
シャーレ・建物の地下
ウィィィィン
「!電気が....」
???
「サンクトゥムタワーの権限を取得完了....!」
A.RO.NA.は満足そうな顔をして、先生に話す
「先生。サンクトゥムタワーの制御権を無事に回収できました。今サンクトゥムタワーは、私アロナの統制下にあります」
「今のキヴォトスは先生の支配下にあるも当然です!」
どどーん、というようなどや顔でA.RO.NA.はそう言い放つ
「先生が承認さえしてくだされば、サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管できます。でも...大丈夫ですか?連邦生徒会に制御権を渡しても.....」
「一様、連邦生徒会の前で言わないでほしいな....」
レイは苦笑いをする
「大丈夫だよ。アロナ」
「分かりました。これよりサンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管します!」
少しして.....
「....はい。分かりました」
「サンクトゥムタワーの制御権の確保を確認できました。これからは連邦生徒会長がいところと同じように、行政管理を進められますね」
リンは満足そうな顔をして、先生に笑顔を向ける
「お疲れさまでした、先生。キヴォトスの混乱を防いでくれたことに、連邦生徒会を代表して深く感謝いたします」
リンは感謝の言葉を先生に言うと、すぐに真面目な顔になり、地下の出口へと体を向ける
「ついてきてください。これから連邦捜査部【シャーレ】についてご紹介いたします」
リンはそう言い、地下室を出ていく
「うし、先生。いくぞ」
「う、うん」
(......そういえば先生も男性だな.....はぁ、大将くらいしか知ってる男性はいなかったから安心感が....)
レイは一瞬そんな場違いことを思ったが、思考を切り替え出口へと向かった
3800文字...疲れました.....
昨日は休んでしまい申し訳ございませんでした。
まあ、塾ですね.....
本当にすいません
皆さんの反応が気になるので良ければ「感想」「評価」等よろしくお願いします
2025/07/12
リメイクが完了しました
文字数が5000文字に増えました
東方の二次創作を投稿していいですか?(理由は活動報告の場所で)
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いいよ!
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連邦生徒会長の幼馴染だけで!