連邦生徒会長の幼馴染―夜明けに2人は微笑んで― 作:笹の葉団子
そして、評価してくれた「B鼠」さん本当にありがとうございます!
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「ここがシャーレの部室です」
レイと先生はリンに連れられ、シャーレの部室に来ていた
「おお~。大きいね」
「無駄に大きさだけはあるからな....」
(いや、本当に広いんだよなぁ......アロナはどうしてこんなに広くしたのか.....)
「ここで先生は仕事を行ってください」
「.....リンちゃん、目の前にある私と同じ位の高さがある書類の山は何かな.....」
先生とレイの目の前には床から積み重なっている、先生と同じ位の高さの書類の山があった。ちなみにレイは隣で宇宙猫状態である
「先生が確認する書類です」
「......これ全部?」
「はい」
「.....先生俺も手伝ってあげるから.......」
いや、流石にこの量はな.......、先生の方をポンッと叩き、俯いてため息をこぼした
「うん.....ありがとう.....」
先生は一筋の涙をツーと流し、震えていた。.....先生、強く生きろ
「それでは先生、私はこれで....」
「リンちゃんバイバイ」
「リンちゃんはやめてください、副会長。それでは」
リンは目をそらすようにして、そそくさとシャーレの部室から出て行った
「レイ君は帰らなくていいの?一応、連邦生徒会の副会長でしょ?」
「ああ、そのことか。大丈夫だ、連邦生徒会長のお願いで先生にできる限り手を貸すことになってるからな。まあ、用は初のシャーレの部員だ」
「!本当⁉」
目をキラキラして先生は詰め寄ってくる。.....俺以外男性がいなかったから、嬉しいんだろうな.....
「ああ、これからよろしくな先生」
「うん!よろしく!」
俺は先生に手を差し出し、先生もそれを握り返してくる。
『よろしくお願いします!レイさん!』
「おう、A.RO.NAもよろしくな」
『はい!』
先生とA.RO.NA.は嬉しそうにそんなことを言った。.....そういえば、俺と先生にしかA.RO.NA.の姿は見えていないのか....どういう仕組みだ?
「.......それじゃあ、この書類を片付けよっか.............」
先生は遠い目をして書類を見つめる
「ああ、そうだな」
『アシストします!先生!』
◇
「........レイ君、早くない?」
書類をさばいていたら先生が突然そんなことを言いだした。
......?
「別に普通だろ、これくらい。先生やA.RO.NA.が遅いだけじゃないか?」
「ええ⁉そ、そんなことないよ!....ないよ....ね?」
『はい。先生の仕事の速さは一般の方と比べると早い方に入ります』
そうなのか?アロナは俺よりも早かったが......アロナは自分は少し早いくらいと言っていたんだけどな.......
..........今アロナを思い出すのはやめとこう
「お、終わった.....」
『さ、さすがの私も疲れました.....』
「お疲れ様。A.RO.NA、先生」
先生とA.RO.NA.はぐったりとしていた。そりゃそうか、今まで書類仕事をやってこなかった人には多い量だったのだろう
「な、なんでそんなにケロってしてるの....」
『そ、そうですよ....書類の7割はレイさんがやったんですよ......』
「いや...連邦生徒会ではこの3倍が普通だったが.....」
「お、おかしいよ!その量は!」
先生は驚いて声を荒げていた。いや、普通だろう.....?やっぱり書類仕事を今までやってこなかったのか?
『さ、さすが連邦生徒会副会長ですね.....』
A.RO.NA.もなぜそこまで驚いているんだ?あ、というか時間がやばい。早く帰ってワカモの相手をしてあげなくては
「じゃあ、そろそろ家に帰るわ」
「あ、うん。じゃあね!」
『お体にお気を付けて!』
「ん。」
少年帰宅中....
「ただいまー」
レイは家に帰宅していた。ほとんどはサンクトゥムタワーで寝泊まりしていたので、久しぶりの帰宅だ
「あなた様ー!」
玄関の扉を開けた直後、ワカモがレイに飛びつき、レイがそれを受け止める
「お、ワカモ。ただいま」
「おかえりなさいませ!夕飯は作っておきました!」
ワカモがレイから離れ、弾けるような笑みを浮かべる
「ありがとう。ワカモ」
2人はリビング移動する。既に机にはワカモが作ったご飯が並べられていた。レイとワカモは対面になるように座る
「では、食べましょう!」
「「頂きます」」
「どうですか?」
「うん、おいしいよ。ワカモ」
レイはワカモが作ったご飯を飲み込み、笑顔で答える
「よかったです!」
ワカモがその表情を見て、つられたように笑みを浮かべる
「ワカモはこれからどうするんだ?」
「一度百鬼夜行に戻ろうとおもいます」
「ん、そうか」
「必要な時は何時でも呼んでください!」
「ああ、ありがとうな」
「ごちそうさま」
「お粗末様です」
「お皿洗うよ」
「い、いえ!大丈夫です!」
ワカモは焦った表情になり、両手をブンブンと振る。その表情に少しいたずらがしたくなって
「じゃあ、手伝うってのはダメか?」
「う..わ、分かりました...お願いします」
そのレイの首を傾げた仕草にワカモは心を打たれ、渋々了承した
皿洗い中......
「ふう、終わったな」
「ええ、ありがとうございます」
「ワカモ」
ワカモはしばらく居なくなるからな....なんかしてあげるか!
「?なんですか?」
「しばらく居なくなるだろ?何かしてほしいこととかあるか?」
「ふ、ふぇ⁉」
?どうして顔を真っ赤にしているんだ?
「別に、無いなら無いでいいが.....」
「そ、それでは.....頭をなでてください.....」
なんだそんな簡単なことでいいのか。いつでも言ってくれればやるのに
「ん、いいぞ。来な」
「は、はい」
レイはソファーに座り、その膝にワカモは頭を乗せた。いわゆる膝枕である
「ふわぁ」
「やっぱり、ワカモの髪は奇麗だな」
レイはワカモの髪を丁寧に触り、撫で始める
「あ、ありがとうございます...」
「ほら」
「んん」
「よしよし」
「ふぇぁ」
ワカモの表情がとろけた顔になり、力なく声を出している。おいずるぞレイ!そこ変わr(ry
「あ、ありがとうございました」
「全然いいぞ」
ワカモはお辞儀をして礼を言う。
「それでは私はこれで...」
「ああ、またな」
「はい!」
シュバュッ
ワカモは家の窓から出ていく。......今更だがなぜドアから帰らないんだ?
「ふう、風呂入ってくるか....」
「明日も早いだろうし、早めに寝なくちゃだな......」
「あ、そうだその前にリンちゃんから送られてきた個人用の書類もやらなくちゃ.....」
連邦生徒会副会長は忙しい.......
次の日
「先生、A.RO.NAおはよう」
「うん!おはよう!」
『おはようございます!』
先生とA.RO.NA.と挨拶をする。今更だがA.RO.NA.は他の人には見えず、俺と先生にだけ見えているらしい。不思議だな....アロナはそこらへん詳しく教えてくれなかったからな.....
「今日も今日とて書類の山だな....」
昨日と同じように床から積み重なっている、先生と同じ位の高さの書類の山があった。
『なんでこんなに多いんでしょうか...』
「ま、まあそんなことよりパパっと終わらせちゃお!」
A few moments later *1
「終わったな」
「ご、ごめんね!また7割もやってもらちゃって....私がもっと早く書類仕事ができれば......」
『先生これに関してはどうにもできません.....レイさんが異次元なだけです....』
「異次元だなんて酷いな。常識の範疇だろ」
『コンピューターを超えるのが常識の範疇な訳ないじゃないですかっ!』
A.RO.NA.は大声で叫ぶ。.......他の人にも聞こえてたら普通に近所迷惑だぞ......それに俺は普通だ!
「ほんとにごめんね、レイ君.......」
「別にもう慣れてるから、そこまで負担じゃないよ」
「で、でも私は先生として生徒にほとんどの書類をやらせるのは罪悪感が...」
「じゃあ、もうやらないほうがいいか?」
「すいません。やめないでください」
先生は見事に頭を地面にこすりつけ、美しい土下座を披露した
「うお、食いつきがすごいな...」
『まあ、レイさんがいなかったらほとんど1日中書類コースですからね....』
「あ、そうだ」
先生は思い出したかのように手をたたく。
「どうした、先生?」
「結局レイ君はとどうしてワカモと仲良かったの?」
『あ、それ私も気になります!』
「倒したら懐いた。以上」
「もっと詳しく!」
「ええ...?じゃあ、あれは1年前のこと....」
1年前.....
百鬼夜行のとある場所にて、レイはワカモ接触した
『あら、あなたは誰ですか?』
『連邦生徒会副会長の夜桜レイだ。ワカモ、お前を止めに来た』
レイは刀を腰かけている方の手*2で刀の鞘を掴み少し上に傾ける。その姿は何時でも抜刀できますよ、と言ってるようだった
『あら、確か【キヴォトス最強】でしたっけ?』
『うん、それやめてくれ。うちの幼馴染が流した二つ名を言うのはやめてくれ。普通に恥ずかしい』
『あら、ですが皆さん口をそろえて最強最強、言ってますけど?』
『アロナの影響力がここまで......』
そんな軽い雑談をしていたが、レイは刀に手をかけ―――――
『まあ、お喋りはこれくらいにして、
お前を捕まえる』
『ふふ。やってみてください』
ワカモは獲物を見つけた獣のような目をして、銃を構える。そして........撃つ
ドンッ
キンッ
『.......ふぇ?』
撃った弾丸はレイにキレイな銀色の線をえがき飛んでいくが、レイが刀を抜刀すると、キンッという音と同時に銀色に輝いていた線が上下二つに分かれ、後ろに飛んで行った。
つまり、レイは飛んできた弾丸を切ったのだ
『?どうした?』
『ど、どうしたって...あなた銃弾を切ったんですか⁉』
?ワカモはどうしてそんなに声を荒げているんだ?こんなの誰でもできるだろ
『これくらい普通にできるだろ?』
『普通はできません!』
『まあいい。いくぞ』
次の瞬間、レイの姿がブレ.......消えた
『なっ........!』
そして気がついたらレイは目の前にいて―――――
ガキンッ
ワカモはとっさに反応し、レイが振るった刀を防ぐ。レイとワカモの刀と銃はぶつかり合ったが、離れることはなく、つばぜり合いの形になる。
『グゥ....』
『オ.....らぁ!』
力比べではレイの方が勝ち、僅かにワカモの体が浮き、後ろへ軽く飛ばされる。*3
『キャ!』
ワカモが無防備になったところを見逃さないはずがなく、レイは刀を一度鞘に戻す―――――
桜花流
『マズッ』
『時雨咲き』
レイが刀を抜刀し..............振りぬく。
たった一振り。だがレイはそのひと振りのうちに放つ、斬撃は――――――――――十連
『キャァ!』
ワカモはその斬撃を防御も出来ずに食らい、吹き飛ばされる
ドサッ
『グッ....』
『一度に十連撃の斬撃を浴びたんだ....しばらくは立てないぞ』
ワカモはうめき声をあげ、必死に立とうとするが、それは叶わず、指一本も動かせずに倒れていた
『うぅぅ......痛っ!』
『まったく.....』
レイはワカモに近づき.....
『へ?』
『よいしょ』
抱 き 上 げ た
『ふぇ....?///』
『軽いな.....』
『な、な、な、何をして....!///』
?なんで顔を赤くしてるんだろ?熱でもあるのかな?*4
『何って.....辛そうだったから抱えて連れて行こうとしているだけだが....』
(な、なんでお姫様抱っこ何ですか......////)*5
『う、うぅぅ////』
.......ってことがあったんだよ」
「......」
レイは懐かしそうな顔をするが、そんな何も気づいていないレイの顔を見て、先生は目のハイライトを消して、レイを見ていた
「先生?」
「とりあえずレイ君、一回殴っていい?」
先生がレイの方を掴み、もう片方の手を掲げ上げる
「....は?」
『そうですね、先生!その方がいいです!』
「よーしレイ君、覚悟してね」
「ちょ、ちょっと待って⁉何で⁉」
「歯、食いしばってね~」
『先生!私の分もお願いします!」
「OK!」
「ちょ、ちょっとまっt
「いったぁ.....」
「本当に何で殴ったんですか.....」
「いや...ねぇ....?」
『はい.....』
「そこ2人だけで通じ合わないでください.....」
ほんとに何で殴られたんだ.....?俺別に悪いことしてない気が.....
「ま、それよりほら!ご飯食べに行こ!」
『そうですね!レイさんの奢りで!』
「は?ちょっとまて!」
「レッツゴー!」
『ゴー!』
「いやぁぁぁぁ!」
結果、レイは先生にズルズルと引きずられて、お昼ご飯を奢ることになりましたとさ。
「うう....先生めちゃくちゃ食いましたね.....」
レイは肩を落とし、悲しそうにしているが先生はそんなレイの表情とは反対につやつやとした顔でにっこりと笑っていた
「ごちそうさま☆」
『よかったですね。先生!』
「うぅ.....食べすぎですよ......」
「出張することになりそうだから、今のうちにここの近くのご飯をいっぱい食べたかったからね!」
出張......?
「出張ってどういうことですか?先生」
そう聞くと、先生は一つの手紙を取り出して
「実はアビドス高等学校から助けてほしいって言う手紙が来たんだよ」
はい、どうも皆さんこんにちは。笹の葉団子です
次回からアビドス編始まりです。自分的にはここも好きだけど、エデン条約編いって早く皆曇らせたいです!
とは言ってもさすがに丁寧に書きますよ.....?
それでは、見て下さりありがとうございました!
感想、評価等、よろしくお願いします!
2025/08/06
リメイクが完了しました。文字数が4000文字から5200文字に増えました
東方の二次創作を投稿していいですか?(理由は活動報告の場所で)
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いいよ!
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連邦生徒会長の幼馴染だけで!