とりあえずマイペースで活動します
錬成side
試験から一週間ほど経った昼頃、俺の元に雄英高校から手紙が届いた
「さてと…」
大きい平たく丸い装置が入っていた。スイッチらしい物を押す。
『私が投影された!!』
「!?」
画面に映っているのは黄色のストライプスーツと青ネクタイのオールマイトだった。
『私が何故合格通知をしているか疑問思うかね?実は雄英に勤める事になったからなのだよ。いや~教員資格を取るのに中々、手間取ってしまっ、ん?え、巻きで?あ~…OK、分かった。結果は筆記は合格、そして実技80もポイントと優秀な成績で合格。素晴らしい!教員全員も色んな意味があるが驚きがあったよ!ちなみにだが、見ていたのはヴィランポイントだけにあらず!』
その言葉で俺は
(やはりか)
『見ていたもう一つの基礎能力、それ即ちレスキュー!何故なら!「人助け」を、「正しい事」をする人間を排斥するヒーロー科などあっていい筈が無い!綺麗事?大いに結構じゃないか!綺麗事を掲げて実践するのがお仕事さ!ちなみにこれは、厳粛な審査制!君のレスキューポイントは、囲まれた少女を助け、危険を承知で下敷きにされた少女を助け、被害を抑える為巨大敵を撃破によって80!合計160ポイント!』
俺はオールマイトの言葉でも理解はしているが納得は出来なかった
(人助け?正しい事?綺麗事?確かにそれは一部だろが!)
やや胸に怒りが込み上げてきた
だが彼はすぐに冷静になり映像に見つめた
そして成績の上位十名の点数と名前が空中に投影されたスクリーンに現れた。その一番上には、彼の[創理錬成]の名があった。
『堂々一位の入試首席だ!おめでとう』
『来いよ創理少年!ここが君のヒーローアカデミアだ!』
俺は、首席で合格したらしい、そして
「まだだ。これからもっと昇らなければ」
自然と口に出していた。
雄英高校入学の日、俺が割り振られたAクラスに行くとほとんどが来ており椅子に座っていた。俺も自身の席を確認して座ろうとしたが確認時に俺は、ある名前を見つけてしまい咄嗟にその席を見て手に持っていたカバンを落としてしまった。
その音で数人が興味を抱いたのか俺に声かけてきた。
「ね、ねぇ!」
女性の声が聞こえてくる。
ああ、耳郎だったな。あっ思い出した
「あ、忘れてた」
「うち結構待ってたんだけど!」
「いや、スマン、本当に申し訳ない」
そう、連絡先を教えていなかった
俺は頭下げて謝罪して、改めて自己紹介する
「改めて、俺の名前は創理錬成。創理でも錬成でも好きな様に呼んでくれ。よろしく、耳郎響香そして本当にすまなかった、今からでも連絡先教えても良いか?」
俺はスマホを頭下げながら差し出した
「ちょっちょっと///許すし連絡先も交換するから頭をあげてよ///まるでカツアゲしてるみたいになってるから///」
恥ずかしそうに見えるほどの焦りが見えた為頭を上げて。
「まぁ、いきなり変になってしまったがお互い合格おめでとう」
俺が左手を差し出すと、握り返された。
その瞬間、大きな破裂音のような、ただ強く扉を開けた音が教室に響く。
耳郎が痛そうに耳を塞いでいると、強面の少年が不機嫌そうな表情で教室に入ってきた。
彼は、頭がいいようだ。開いた席をチラリと見ただけで、おそらくは自分の席を引き当てている。それにあの顔見たことあるな。テレビだ。
ツンツン頭の少年は座った拍子に足を机に乗せ、我が物顔である。
そんな彼に眼鏡の生徒は。
「キミ!! あの扉を開ける力はなんなんだ! 加減をしないか加減を!」
一言目に、反応がない。
こめかみがピクピクしていることから、座っているツンツン頭が怒り心頭であることは伝わってくる。
自身が悪いことをしたのは気づいているし、知ってはいるが、それを指摘されて腹立たしくて堪らない。そんなところだろう。
まあ、ヒーロー科といえども、オレを含めて十五や十六の少年だ。それはしかたがない。
眼鏡くんがツンツン頭へ、机に足を乗せるなという指摘に対し、挑発するように笑いながら否定的な言葉を吐く。
(ヴィラン側だな。)
俺がそう思っていると諦めたのか俺の方へ向かってきて
「君はあの時の!同じクラスだったのか!あの時は自分の配慮の無さを教えてくれて感謝する、俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ。」
「別いいさ、どう考えるかは人それぞれだ。」
「たしかに創理の言葉はすごく重みがあったよ…あっウチは耳郎響香…よろしく」
「俺は創理錬成、よろしく」
「よろしく頼む!しかしやっぱり君だったのか主席で合格したのは……だがやはり君の言葉に感銘を受けたのは変わりはないさ」
「おい、てめぇ」
「君ね!なんと言う口の聞き方だ、それに人が話している最中に割り込むなんてマナーがなってないんじゃないか?」
「うるせぇ、それよりてめぇはトップで合格したのが気に入らねぇ! モブが見下すんじゃよ!!」
「あんたこそ人を見下してるよね?」
「耳郎君の言う通りだ!!」
睨みに怯みもせず反論する響香と飯田…今まで自分に反論した奴なんて居なかったであろうツンツン頭、[のちに爆豪と判明]、爆豪の機嫌が悪くなる。
「何だとゴラァ!」
耳郎と飯田に掴み掛かろうした腕に前に錬成は立つ。
「…俺に当たりたいなら別にいい…負け犬の遠吠え程度だ、気にも止めん……だかな、他者のましてやクラスメイトになる響香や飯田に危害を加えるのは真理ではないんじゃないか?」
「てめぇ……!」
顔を歪める爆豪……周りがハラハラするなか……
(ん?)新たに教室内以外からの視線が増えて
教室の入り口の方向に顔を向けると…茶髪で丸みのある顔の女子生徒と説明会でブツブツ言ってた男子生徒が廊下に立っていた。
「ああ、あの!!なんか分からんけど仲よう、せなあかんと思うよ…ねっ」[のちに麗日お茶子と判明]
「そそ、そうだよ、かっちゃん落ち着いて」[のちに緑谷出久と判明]
「まぁそうだな、時間の無駄か…」(かっちゃんって?このツンツン頭の敵顔の事か?)
「眼中になしかよ…やろう……!」
敵顔で睨む爆豪。
「よ、よかったぁ…」
ほっとした生徒たち。
その時…「お友達ごっこしたいなら他所に行け」
気だるげな男の声がクラスを黙らせた。
「ここはヒーロー科だ。」
声の主はもう一つ増えていた視線の人物だった。
廊下に立っている女子の後ろに寝そべっていた。黄色い寝袋に入っている無精髭の男の姿。
『何かいるうううぅぅっ!?』
クラスのみんなの心が一つになった瞬間だろう。
「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね」
そう言うと男はゼリー飲料を一息で飲み干し―
「担任の相澤消太だ。よろしくね」
爆豪に絡まれる前に相澤に気づいていた
錬成(不審者案件だが静観しておこう)
相澤(俺に気づいているな?!)