モイモイ、サルミアッキだぁよ! 作:サルミアッキ まずい
「さてさて、どうすりゃいいのかなぁ…」
安価でやらなきゃいけないのは沖田総司と佐々木小次郎とおっきー…とまあ、かなりの日本の有名なサーヴァントである。使いやすそう。
問題はエミヤだね。ちょっと使っちゃダメな気がしてならない。
(投影でのサポート以外には何も使用しない、がいいかな。下手に銃を乱射したりするとモルガンさんとか殺しちゃいそうだし)
細かいことはよくわからないけれど、先に物干し竿を調べておく。少なくとも刀は長すぎて使いにくそうだけれど、宝具も使えるようにしておいて損はない。
いろいろと下準備を終えて出発する日。ほぼ起きてないはずの時間帯に行こうとしたら玄関前にモルガンさんがいた。
「おや…もしかして戦闘をするのですか?」
「うん、ちょっとね。今回はモルガンさんもバーヴァンシーも誰も連れてきちゃいけないからさ」
少なくとも魅了が入ってしまうとどうしようもない。俺一人ならどうとでも料理できるけれど、他の人がいるとどうしても能率が下がってしまうのだ。
「そんな悲しそうな顔しないで。もしものときにはモルガンさんを頼るんだからさ」
「……そうです、か。帰ってくるんですよね?」
「確約はできないけど」
ここでちょっとだ頬にキスをする。どうせ死ぬ可能性があるならこっち側にやっても問題ないだろう。
「続きは帰ってきてからやるから…これで勘弁して」
「…夫の癖に生意気ですよ。次は私からやるので五体満足で帰ってきてください。いいですね?」
「そりゃあ帰って来るしかないね」
そんなことを言いつつ本拠地の目の前まで水鏡で移動する。
暗殺するならこちらの得意分野。どこまで引きずり込めるかが勝負だ。
「さて、と。沖田さんは本来なら病弱スキルがありますけれどここには解決するためのジェットパックがあります」
まずジェットパックをエミヤの投影で作り、そのあとに着用して空を飛ぶ。キアラさんのいる回についてはおっきーの式でもう把握済みだ。
「んん…?」
式から送られてくる映像が変化した。呪力で繋がっているのをいじったりしたら爆発するようにしてあるから、これはおそらく式ごと移動させたんだろう。
「…ふぅん。そういえばあっちに洗脳された3人がいるって言ってたよな」
今回の任務ではほぼキアラの暗殺ぐらいしか考えてないから他の人は極力殺さないようにしたいけど…さて、どうしようか。
「まー、言われた通りの場所に行こうか」
明らかに暴れやすい広場に誘導されているが知ったこっちゃない。寧ろ刀が長すぎて扱えないことがなくなるので万々歳だ。
「皆様、どうか落ち着いてくださいませ…これは政府からの陰謀です!私たちの教義が政界を揺るがす可能性があると見て、このような刺客を再三送ってくるのです!!」
大きな歓声が上がる。完全にカルト集団として統一されているのでほぼ対話とか交渉は考えないほうがいい。
つまりもし呪術師に会ったとしても相手の話は聞かずに殺したほうが速い。
(集団発狂に対しての対処法は一人ひとりにやるには難しいしね)
悩んだ末に先手必勝でTSUBAME返しを放つ。この距離と射程ならキアラだけを殺せるはずだ。
「やめなさい、哀れな政府に洗脳されたお方よ!!呪霊を放ったとしても我らが屈することも教えを変えることもありません!」
しかし横からでてきた誰かに呪力を弾かれた。…殴ってなんとかしようとするのは加茂家か。大丈夫、名前も知らないから問題ない。
「ああ、仔羊を救うために同胞が教示を授ける。なんてステキな光景なのでしょうか!」
爆速で接近してこちらの首を刈り取ろうとしてくる。禪院家だが特に顔も知らない。FGОのキャラじゃない以上殺しても変なものを撒き散らさない。
ひとまずは心配なさそうでほっとした。
「皆様!!一度こちらへと避難してください!」
…大丈夫。まだおっきーの式は機能している。問題は先に三人をやらないと。
こちらにナイフを投げてきた五条家の誰かはわからないが間違いなく名前があるモブでもないはず。
「尼さん殺すのになんでボディーガードがいるんですかね…っと!」
TSUBAME返しで全員のフードを斬って確認したが間違いない。近くの教団員は四度目のことで慣れているのか既に退避している。
これなら宝具が撃てるから殺せるかな。
「まあじゃあこれを使うとは思ってなかったけど…いや、まだ使っちゃダメか」
相手の行動をさせないようにするなら固有結界で処理できる…と、思っていたが流石に無理か。それよりも強い力で押さえつけられているようだ。
「そりゃ程よい修羅場にはならないもんね…」
弾丸らしきものを撃たれているがどこからかはわからない。もしかしてこれ詰んでるのかな?誰もこちらに接近してこないということはこのまま殺せるってことだし…
「とりあえず接近しないとね」
無理やり固有結界もどきを発動して武器を大量に戦場に出しておく。元から環境破壊とかは気にしないし、これくらいで御三家を殺せるのなら安いものだ。
雑に出しておいた刀を抜き放ち近くの禪院家の足首を断ち切る。気持ち悪い音が鳴るけどそのまま肺を貫いて次を殺しにいく。
「これくらいならまぁ…うん、やれるんだけど…」
しかし気持ち悪いことにその状態でこちらへと襲いかかってきた。ゾンビのように頭を潰さないと蘇り続けるのかもしれない。
「なっ…!?」
「驚いているとこ悪いけど次はお前だよ?」
三段突きの応用の歩法で近づき燕返しで首を断つ。滑らかな断面から血は出ない…ってことはそもそも全部人形かな。もしかしたら殺生院が外から操っているのかもしれないけど。
そこまで考えたところで口から血を吐く。限界を超えた宝具の展開のせいだけどしょうがない。スキルとか使えないんだもん。
「死ねぇ!」
こちらからかなり離れたところにいる加茂家が殺しに近づいてくる。その展開はギリギリ読めていた。
「擬似宝具展開」
故に相手の内側だけに絞ってエミヤの宝具である。呪力はそこまで出ないから弱いが、位置的に内蔵に刺さる位置で使ったので瀕死のはずである。しかしやけに少ない出血で動き出した。
「そういうことか…!」
相手が動く時点で殆どこの結界の縛りは読めた。
《死んだ呪術師が動くようになる領域展開》…恐らくは仏教の極楽浄土の再現でもしてるのだろう。相性は悪いけどなんとかなりそうだな。
燕返しが有効みたいだからさくっとやろうか。
「…あら、油断しているのなら焼いちゃいましょう。泡沫の夢なんて見続けるものじゃないわ」
「貴様の意見に同意するのは業腹だが仕方あるまい。死者は土に還るが摂理だ」
「!?」
突如として燃えた死体の三つに驚いたわけではない。なんでオルタ二人が来てるんだよ、そもそもジャンヌは無理じゃないのか…?
困惑したせいか体の呪力のコントロールが甘くなり、暴発して周囲に撒き散らす。ということは当然持っていた指輪にも力が流れ込むということであり。
「オーケー、マヨからの頼みだし…ちっ、なんだ色目使ってんのかこのアマ?オレのモノに近づくんじゃねぇよ」
「ふむ、我が夫の為ならばここまで来るのもやぶさかではありませんが…しかしこの愚昧たちまでいるのは少しいただけませんね。じっくり説教しましょう。もちろんベッドの上で、ね?」
悟さんとモルガンさんが呼ばれるということである。
九十九さんの予言では確かに程よい修羅場って言ってたけどさ…
「…とりあえずマヨをどうするかを言ってから話そうじゃねぇか。このままだとマヨもかわいそうだろ?」
…本当にこれが程よい修羅場ならどんな運命を歩んできてるんですかね(諦観)
ほぼ地獄のような場所での舌戦をしなければならないことに悲しみつつ、最低限の平和を保つために尽力するのだった。
ちなみにおっきーの式は外されていた。解せぬ。
ジャンヌ・オルタが当たっちゃったんだぁよ。おっきーもなんなら二人来てるんだぁよ。
こんなに当たるなんて喜ばしいことさね、サルミアッキをあげようね。
誰が来るんだろうね?
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FGОのフォーリナーが来るんだぁよ
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適当なコテハンが来るんだぁよ
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ムッコにお任せだぁよ
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サルミアッキだぁよ