東京喰種:私立探偵   作:ティガファン

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タイトルの通り、オリ主が東京喰種の主人公の金木研と接触します。

では、どうぞ!

OP『W-B-X 〜W-Boiled Extreme〜』


無印編
第1話「主人公と接触するS」


 荘吉side

 

探偵業を始めて6年の月日が経ち、俺は24歳になった。

 

(そろそろ本編に入っている頃か…)

 

そう思いながら喫茶店「あんていく」の中へと入った。

 

今日が初めてのあんていくなので少し緊張するが、立ち止まっていても始まらないので静かに入店する。

 

「いらっしゃいませー」

 

出迎えてくれたのはこの店の看板娘と言っていい女性、霧嶋(きりしま)董香(とうか)だった。

 

そして、董香の隣にいるのは東京喰種の主人公、金木(かねき)(けん)

 

まだこの店に働いてまだ間もないのでまだ緊張している様子だ。

 

「すみません。コーヒーを一つください」

 

「分かりました」

 

俺はコーヒーを一つ注文し、持って来た本を見る。

 

それは、高槻泉が書いた小説「拝啓カフカ」だ。

 

高槻泉。

 

有名なミステリー小説家で、彼女の作品の評価は高く、作品だけじゃなく、作家本人のファンもいる程の有名人だ。

 

しかし、その正体はアオギリの樹の創設者にして「隻眼の梟」の二つ名を持つ半喰種、芳村エトだ。

 

そして、このあんていくの店主、芳村功善の実の娘で、俺の双子の妹だ。

 

俺が拝啓カフカを読んでいると、董香がコーヒーを運んで来てくれた。

 

「お待たせしました」

 

「あぁ、ありがとう」

 

コーヒーを運んで来てくれた董香に感謝し、コーヒーを一口飲む。

 

(流石はあんていく…ここのコーヒーは美味しいな)

 

俺はそう思いながら拝啓カフカを読んでいると、金木に声を掛けられた。

 

「あ、あの…」

 

「なんですか?」

 

「それって…拝啓カフカですよね?」

 

「はい。そうですが。まさか、貴方も高槻先生の作品を読んでいるんですか?」

 

「は、はい…!」

 

(そう言えば、金木も高槻泉の作品を読んでいたな…)

 

俺はその事を思い出していると、金木が董香に声を掛けられた。

 

「おい、ケン。あんまりお客さんに迷惑をかけるな」

 

「ご、こめん…トーカちゃん。すみません、突然声を掛けちゃって…」

 

「いえ、全然気にしていないので別に良いですよ」

 

俺は金木に返事をした後にコーヒーを再び飲む。

 

(やはり、この店に来て正解だったな。また来るとしよう。)

 

そう思いながらコーヒーを飲み終え、代金を払い、金木に挨拶する。

 

「俺は鳴海探偵事務所で探偵をやっている荘吉だ。何か困った事があったらここに連絡してくれ」

 

そう言って俺は金木に鳴海探偵事務所の住所と電話番号が書かれたメモ用紙の一枚を渡し、この店を去った。

 

———————————————————————————

 

 金木side

 

「俺は鳴海探偵事務所で探偵をやっている荘吉だ。何か困った事があったらここに連絡してくれ」

 

そう言ってその人は僕に住所と電話番号が書かれたメモ用紙の一枚を渡し、あんていくを出た。

 

「あいつ、あの鳴海探偵事務所の探偵さんだったのか…」

 

「トーカちゃん、知ってるの?」

 

「知らねぇのか?この20区で数々の事件を解決した有名な探偵さんだぞ」

 

「そんなに凄い人なんだ」

 

「あぁ、警察からもかなり信用されている」

 

本当に驚いた。

 

まさか、あの人がそんな有名な探偵さんだったなんて知らなかった。

 

(それにしても、なんであの人は僕にこれを渡してくれたんだろう…)

 

先程、渡されたメモ用紙の一枚を見ながら僕はそう思い、メモ用紙をズボンのポケットの中へと仕舞った。




因みに、オリ主が使用しているスカルメモリはT2の方で、普段着は鳴海荘吉と同じ服を着ています。
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