では、どうぞ。
OP『W-B-X 〜W-Boiled Extreme〜』
三人称side
スカルによって脚を負傷した真戸はしばらくの間、入院となった。
「すまない。亜門くん。私のせいでこうなってしまって…」
「いえ、真戸さんが悪い訳じゃありません」
「医者の話によれば、しばらくの間、安静にしていれば後遺症もなく治るそうだ」
「そうですか」
「しばらくの間は私は君の隣にいないが、頑張れるか?」
「はい」
「そうか。それを聞いて安心した」
「真戸さん…」
「亜門くん、くれぐれも無茶しないように」
「分かりしました」
亜門はそう言って病室を出た。
(自分の罪を数えろ……か。
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荘吉side
リョーコさんの手当てを終えた俺は二人を鳴海探偵事務所で匿い、俺は事務所で作業をしていた。
すると、ヒナミが俺の所にやって来る。
「荘吉さん」
「どうしたんだ?ヒナミ」
「どうしてお母さんを助けてくれたの?」
「君が助けを求めたからだ」
困っている人を助ける。
それが俺だ。
たとえ、それが喰種であったとしてもだ。
「ただ、それだけの事だ」
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ヒナミside
初めて荘吉さんを見た時、不思議な人だなと思った。
それに、不思議な匂いがした。
まるで、どこか落ち着かせてくれる…そんな匂いがあの人からした。
(荘吉さん……一体何者なんだろ……)
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リョーコside
私が荘吉さんと初めて会ったのは今から5年前。
落とし物をしてしまった私は有名な探偵さんである荘吉さんに依頼した。
依頼を聞いてくれた荘吉さんは一緒に落とし物を探してくれた。
しばらくすると、荘吉さんのおかげで落とし物が無事に見つかった。
『本当にありがとうございます』
『いえ、ただ頼まれた依頼をこなしただけですよ』
私はこの人に感謝した。
この人が探すのを手伝ってくれなければ私の大事な物は見つからなかった。
私は本当に感謝している。
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三人称side
「ねぇ、タタラさん」
「なんだ?エト」
「あの噂の骸骨男についてどう思う?」
「骸骨男……あぁ、あの男か」
タタラと呼ばれた男の脳裏に浮かぶのは、骸骨男——仮面ライダースカルとの戦いの記憶だった。
あの戦いでは彼が間違いなく有利だった。
だが、
『スカル!マキシマムドライブ!』
タタラは予想外の反撃を受けた。
そして、戦闘前に言われたあの言葉を思い出す。
『さぁ、お前の罪を……数えろ』
スカルに言われたあの言葉。
そして、スカルの反撃によって受けた傷。
今になっても癒えはしない。
(あの男は……必ず仕留める……!!)
心の中でそう誓うタタラであった。
そんな中、エトと呼ばれた全身に包帯を巻き、フード付きの赤い衣装を着た女性は、
(ふふふ……やっぱり、
(兄さん……)
鳴海探偵事務所。
本家と同じ外観と内装。
スカルボイルダーやスカルギャリーを収納するための倉庫もある。