アナザーTimeホロウ   作:蹴りこそ全て

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星流れ、神鳴の奔るが如く

セイズ「……ふぅぅぅ」

 

ある廃墟の中……セイズはホロウレイダーから奪った煙草を吸っていた

 

 

青衣「今戻ったぞ」

すると廃墟の窓から青衣が入ってきた

 

セイズ「成果は?」

青衣「申し訳あるまいが、ほとんど情報が何もなかった」

青衣からの報告を聞いたセイズは煙草をクウガの''超自然発火能力''で灰にして立ち上がった

 

セイズ「…悪い意味で思った通り、か。」

青衣「…というと?」

 

セイズ「パエトーンの情報がそんな簡単に分かったら、プロキシなんか出来る訳がない。逆に罠かと疑っちまうぜ」

青衣「…作用、であるか」

セイズ「おい青衣、これから出掛けるぞ。導く者から既に情報は貰った」

そう言うとセイズは、身支度を整え始めた

 

青衣「承知した」

セイズ「それと青衣、これ捨てといてくれ」

 

セイズから投げ渡されたのは、やけに重い黒いゴミ袋だった

 

 

青衣「これは…」

セイズ「俺が殺したホロウレイダーとその近くにいた子供と女性のバラバラ死体」

セイズはさり気なく言った

 

青衣「…ホロウレイダーならまだしも、何故親子まで?」

セイズ「決まってんだろ?証拠隠滅だよ。俺のこの拠点近くに近づく者は誰であろうと始末する。分かったらさっさと捨てろ。」

青衣「…承知した」

 

青衣は廃墟の近くにある工事現場に捨てた

 

 

 

 

セイズ「出発するぞ、青衣」

青衣「仰せのままに」

 

導く者『行ってらっしゃいませ』

こうしてセイズと青衣は、導く者から得た情報から、その目的地であるホロウに入っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホロウ内の高速道路にて……

 

 

セイズ「…感じるか?青衣」

青衣「うむ…凄まじいエーテル反応だ」

 

現在セイズはロケットエネルギーモジュールで空を飛び、青衣はその背中にしがみついていた

 

青衣「…む?セイズ殿…あれは…」

青衣が指差す方を見ると、そこには会った事のある面影が

 

 

 

セイズ「確か…ヴィクトリア家政だったか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィクトリア家政side

 

ヴィクトリア家政は、パエトーンからの依頼で、ホロウ内に入り、エーテリアスを駆逐していた

 

エレン「……ん?」

すると、エーテリアスを狩っていたエレン・ジョーが何かに気付く

 

リナ「エレン?どうかしましたか?」

エレン「…今、何かがこっちに向かってくる」

ライカン「…何?」

 

エレンの言葉に反応するかのように、突如としてヴィクトリア家政の背後から爆発音が鳴り響き、砂煙が舞い上がり、エーテリアスが吹っ飛んだきた

 

カリン「ひゃあっ!?」

カリンは爆発音にびびっていた

 

ライカン「あれは…!!」

ライカンの目には、写っていた

 

 

セイズがこちらに向かって全速力で突っ込んできてるのを

 

ライカン「ッ!!エレン!!リナ!!カリン!!構えてください!!」

三人共「「「!!」」」

 

四人はセイズがすぐ攻撃してもすぐに攻撃出来るよう武器を構えたが……

セイズ「目的はお前らじゃねえよ!!」

 

セイズは四人の間を通り過ぎてしまった

 

四人共「「「「!?」」」」

四人は困惑したが、セイズが向かった方角を見て、すぐにセイズの目的を理解した

 

リナ「あの方角は…!!」

 

 

ライカン「クッ…!狙いはプロキシ様か!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パエトーンside

 

プロキシと星見雅含めたホロウ六課と邪兎屋、シーザーは、ブリンガーと対峙していた…が、そこに連絡が来た事によって、また物語は捻じ曲がった

 

 

ライカン『プロキシ様』

 

アキラ「どうしたんだい?」

アキラは何やら慌ただしい事になってるカリンの声を聞き、すぐに何かがあった事は分かった

 

ライカン『実は…私らがエーテリアスの対処をしていたら……セイズが現れたのです』

 

 

 

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

セイズという単語に、ホロウ六課以外は驚愕した

それもそうだろう。何せその相手は自分達を殺そうとしてきた奴らだ

 

ニコ「ちょっ、どういう事よ!?アイツまだ生きてんの!?」

エーテル爆弾を積んだ列車で倒したと思っていたニコはポンプに詰め寄る

 

ライカン「私も何が何だか…」

プロキシ達が喋っていると……

 

 

ブリンガー『貴様ら!!この私を無視するな!!』

ブリンガーが星見雅が襲い掛かろうとしたが……

 

 

 

 

 

 

 

 

セイズ「この俺も混ぜさせてもらうぜ!?」

ロケットエネルギーモジュールでブリンガーに突っ込んだ

 

ブリンガー『ぶがっ!?』

 

ブリンガーはそのまま吹っ飛び、大きな腕に激突した

 

「「「「「「「「「「「!!?」」」」」」」」」」」

 

ブリンガーがいきなり吹っ飛んだのに驚いたプロキシ一行だったが、その傍らにいる人物を見てホロウ六課以外は分かった

 

リン『あんた…セイズ!!』

セイズ「久しぶりだなパエトーン!!それと、懐かしい面子もいるじゃねえか!」

 

懐かしいなぁと腕を組みながらうんうんと頷くセイズだが、パエトーン一行はセイズに対し敵意を剥き出しにしていた

 

ニコ「アンタ…死んだんじゃなかったの…!?」

ビリー「列車の下敷きにしたってのに…!?」

アンビー「……」スチャ

猫又「えっ?えっ?誰アイツ?」

 

猫又以外セイズに会った事がある邪兎屋は、セイズに対し警戒心を露わにしていた

 

シーザー「アイツは、あん時の…」

シーザーは、覇者ポンペイを救ってくれた事もあり、複雑な感情をしていた

 

 

そして対ホロウ六課は……

 

柳「あれは…!」

雅「…なるほど。お前がセイズだったのか」

セイズ「お〜!VR以来だなぁ!!対ホロウ六課!」

 

リン「雅さん、気を付けて!アイツは色々とヤバいから!」

セイズ「おいおい人聞きの悪い事を…俺は別にお前にはまだ何もしてないぞ?なあ青衣」

 

 

 

「「「「「!!!」」」」」

 

セイズの横に青衣が現れると、パエトーンと対ホロウ六課の皆は驚愕した

 

リン『青衣さん…!!そんな…!!」

アキラ『…朱鳶さんの話は本当だったのか』

 

雅「……何用だ?」

セイズ「あ?」

 

雅「何故、ここに来た?」

 

セイズ「勘違いするなよ?俺は別にお前らと戦う為に来たんじゃない。あいつに用があるんだぜ?まっ、それでも俺と戦いたいなら参加料500ディニー貰うぜ?」

セイズは冗談混じりで喋るが、そんなセイズの背後から大きな''手''が振り下ろされていた

 

セイズ「うおっと」

その事に気付いたセイズと青衣は一瞬でその場から飛び退き、ブリンガーに睨み返す

 

青衣「…野蛮、であるな」

セイズ「全くだぜ。人が会話してる最中に攻撃するなんてよぉ?」

 

セイズと青衣はすぐさま戦闘態勢に入る

 

だが、そんな二人の横から星見雅が入る

 

 

雅「悪いが、奴は私の獲物だ」

セイズ「ほほう?この俺から獲物を奪おうってのかい?」

「…ま、そんなに倒したいなら別に良いぜ?むしろ俺は何もせず目的を達成できるんだからな。だが、倒した後俺を倒そうとするなよ?そういうの面倒だから」

 

雅「…良かろう」

柳「課長!?」

 

雅「だが、約束しろ。お前も我らに手を出したら…その瞬間、斬る」

セイズ「おぉ怖い怖い。ま、せいぜい頑張れ」

 

 

そうして、パエトーン一行と対ホロウ六課は、セイズに見られながらも、ブリンガーとの最終決戦に挑むのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは、新エリー都とは別の次元に存在するアパート……

 

逆さまの顔をした男「───という訳なので、しばらく彼等をお預かりしてもよろしいですか?」

 

「なるほど…分かりました。あいつらは自由に使っちゃってください」

逆さまの顔をした男「えぇ、感謝します」

 

そうして逆さまの顔をした男はアパートの二階へ向かっていった

そして、そのアパートの看板には、こう書かれていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───荒木荘、と




ようやく書けた……
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